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2010/02/18

「ラブリーボーン」鑑賞

先日、「ラブリーボーン」を観てきました。ピーター・ジャクソン監督作品(「ロード・オブ・ザ・リング」)。出演:シアーシャ・ローナン(「つぐない」)、マーク・ウォールバーグ(「ハプニング」)、レイチェル・ワイズ(「ナイロビの蜂」)、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチ他。

スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は、14歳のときに殺された。父・ジャック(マーク・ウォールバーグ)は犯人捜しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛娘を守れなかった罪悪感に苦み、家を出してしまう。そして、スージーはこの世と天国の間の世界にたどり着く。そこは何でも思った通りに描かれていく場所で、家族や友達を見守れることができた。次第に壊れていく家族。やがて、犯人の魔の手が迫っていく・・・。

スージーを演じるシアーシャ・ローナン。透き通るように美しく、愛らしく、はかなげな少女を好演しています。予告編で何度も聞かされた「14歳で殺された」という言葉。殺されるのがわかっていて観ているというのはつらいモノ。両親と弟妹二人と幸せに暮らしていたスージー。ほのかな恋心を抱いていたあこがれの先輩もいました。それなのに・・・。追い詰められるスージー。作品全体に漂う緊張感が、最高潮に達していきます。

ファンタジックな天国の情景とは対照的に、現実世界には辛いモノがありました。父親は犯人を必死で探し、家族をないがしろにしていき、母親は精神的にまいっていきます。父親は祖母を呼び寄せ、母親を助けようとしますが、そんな思いもむなしく家族は崩壊していきます。祖母・リン(スーザン・サランドン)が、良い味を出しています。やることなすことむちゃくちゃではありますが、生前のスージーや、残された弟妹たちにも方向を示してあげていたのです。

幻想的な天界の映像は、美しいですが、どことなく違和感が感じられます。思い出や、家族への想い。心に描いた感情が物質化していきます。そして、それすらも崩壊していく様は、とても切なく悲しいです。

様々な伏線が絡み合いながら、クライマックスへと向かっていきます。人は一生に一度の素晴らしい思い出があるからこそ、生きていける。その想いがかなえられたとき、やり残したことを叶えられたとき、先へと進めるに違いありません。残された家族の絆と再生を描いた感動作。

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