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2010/03/20

「ジュリー&ジュリア」私的映画考Vol.213

先日、「ジュリー&ジュリア」を観てきました。ノーラ・エフロン監督作品(「奥様は魔女」「ユー・ガット・メール」)。出演:メリル・ストリープ(「マンマ・ミーア!」「恋するベーカリー」)、エイミー・アダムス(「サンシャイン・クリーニング」「魔法にかけられて」)、スタンリー・トゥッチ、クリス・メッシーナ、リンダ・エモンド他。第82回アカデミー賞主演女優賞ノミネート(メリル・ストリープ)

1949年、ジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)は外交官の夫ポール(スタンリー・トゥッチ)の任地パリで、芸術的なフランス料理の洗礼を受ける。好奇心旺盛で食べることが大好きなジュリアは、大胆にも名門料理学校コルドン・ブルーのプロ養成クラスに飛び込むのだった。それから半世紀を経たニューヨークで、ジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)は夫エリック(クリス・メッシーナ)に励まされながら、ジュリアの料理本の全レシピを1年365日で制覇し、ブログに掲載することを決意するのだが・・・。

長身と甲高い声を持ち、決まり文句は「ボナペティ!」。時折みせる愛らしい仕草も魅力的。それが、ジュリア・チャイルド。膨大な量のレシピを料理本に収録したことにより、パリ仕込みのフランス料理を、アメリカの食卓に持ち込んだジュリア。のちにテレビにも出演した実在の人気料理研究家。その彼女は、結婚当初はゆで卵しかできなかったと言いますが、とにかく食べることが大好きで、負けず嫌い、好奇心旺盛なことが幸いし、めきめきと腕前を上げていきます。そして、料理本を作ることに。

一方、何をやっても中途半端な自分に苛立っている主婦ジュリー・パウエル。こちらも、2002年に実際にあった出来事を追います。ジュリアの500以上のレシピを365日で再現し、それをブログに書くことで、何かを成し遂げようと志します。ジュリーもまた、食べることが好きで、負けず嫌い、そして、素晴らしい夫に恵まれていました。

ジュリアのレシピ本製作過程と、ジュリーのレシピ再現の過程を交互に描いていきます。いつしか、ジュリアの気持ちと自分の気持ちが、繋がっているような気持ちになっていくジュリー。そして、昔見た夢を思い出していきます。

泣き所は、挫折したジュリーが立ち直るシーン。どうして、このレシピ再現を始めたのか?自分のため?認められたかったから?そうではなかったはず。料理をすること、そして、それを愛する人々に食べてもらい、喜んでもらいたかったから。なにより、目的を達成することにより、何かが得られるかもしれないと思ったから。果たして、ジュリーはすべてのレシピを再現できるのか?

信念を持って、目的達成を目指せば、誰かが共感してくれて、手をさしのべてくれる。それは、きっと幸せなこと。そして、そのことに気づくことが、もっとも幸せなことかもしれない。二つの実際の出来事に基づいて綴られる感動作。

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