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2010/04/16

「ヴィクトリア女王 世紀の愛」私的映画考Vol217

先日、「ヴィクトリア女王 世紀の愛」を観てきました。ジャン=マルク・ヴァレ監督作品。出演:エミリー・ブラント(「プラダを着た悪魔」)、ルパート・フレンド(「プライドと偏見」)、ミランダ・リチャードソン、ポール・ベタニー(「ダ・ヴィンチ・コード」)、ジム・ブロードベント他。第82回アカデミー賞衣装デザイン賞受賞、美術賞、メイキャップ賞ノミネート作品。

18世紀、英国。ウィリアム王の姪ヴィクトリア(エミリー・ブラント)は王位継承者として権力争いの真っ只中にいた。実母であるケント公爵夫人(ミランダ・リチャードソン)でさえ野望を抱く愛人のコンロイと共に娘を操ろうと、摂政政治を推し進めるが、ヴィクトリアは断固として拒否し続けた。前王が死去し、18歳で即位した年若い新女王・ヴィクトリア。頼りにしたのは首相のメルバーン卿(ポール・ベタニー)だった。さらに、政略結婚を企むベルギー国王が従弟のアルバート(ルパート・フレンド)を送り込む。そして、ふたりは次第に恋に落ちるのだったが・・・。

美しい英国の風景、特にイングリッシュ・ガーデンはきわめて美しい。そして絢爛豪華な衣装。戴冠式のシーンは圧巻です。大勢に囲まれて祝福を受けるヴィクトリア。ここまでの辛かったことを思えば、自由を手にいたような気持ちもあったのでしょうが、さらに自由が無くなっていくことになります。政略結婚の相手は後を絶たず、首相や議会との関係も上手くいかず、市民の不満は募る一方。

そんなヴィクトリアの元にベルギー国王の従弟であるアルバートが訪れます。最初は政略結婚の相手の一人かと思っていましたが、何か違うモノを感じ始め、次第に惹かれ合っていきます。結婚するまでは、文通が続きますが、いろいろとチャチャが入ります。実にもどかしい。即位による忙しさと、距離とがふたりの関係に歯止めを掛けているかのようです。

そして、結婚。しかし、女王としての立場と、妻としての立場にとまどうヴィクトリア。ふたりの関係はこじれていきます。そして、ある事件が発生。

ズバリ、泣き所はやってきます。事件をきっかけに愛を確かめ合い、絆が強まっていったのは間違いのないところでしょう。恋を愛に昇華させ、信頼の絆をさらに力強く結んだふたり。その後、ヴィクトリアとアルバートは、ふたりで20年間にわたり共同統治しました。ラストシーンの仲睦まじいふたり、とても幸せそうな女王でした。

偉大な女王ヴィクトリアの自由と独立を望んだ若き日々を描く。音楽も非常に美しく、サウンドトラックをあらためて聞いてみたいと思えましたし、歴史物としても、ラブストーリーとしても楽しめる作品になっています。

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