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2010/04/02

「ハート・ロッカー」鑑賞

先日、「ハート・ロッカー」を観てきました。キャスリン・ビグロー監督作品。出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モース他。第82回アカデミー賞作品賞&監督賞他全6部門受賞作品。

2004年、イラク・バグダッド。駐留米軍のブラボー中隊・爆弾処理班の作業中に爆発が起き、班長のトンプソン軍曹が爆死してしまう。トンプソン軍曹の代わりに派遣されてきたのは、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)。爆弾処理のエキスパートではあるが、その自信ゆえか型破りで無謀な行動が多かった。部下のサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とエルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)は彼に反発する。ある事件をきっかけに次第に打ち解けていくが・・・。

ほぼ全編、爆弾処理班の戦場を描きます。その命がけの処理の様子は、緊張感たっぷり。手に汗握ります。最初はあまりにも破天荒なジェームズの行動に対して、嫌悪感さえ示す、サンボーンとエルドリッジ。葛藤を繰り返しながら、次第に打ち解け合う三人。カウントダウンする任務の日数。しかし、残酷な人間爆弾の姿を見たときから、ジェームズの言動がさらに、加速してしまいます。

「戦争は麻薬だ」という冒頭のメッセージ。確かに、 生と死の間で危険な賭けを繰り返すような、爆弾処理班。命のやりとりでもあるのでしょう。しかし、そのやりとりを勝ち抜いたとき、何とも言えない達成感や、高揚感があるのでしょうが、反面、虚しさもこみ上げてくるのでしょう。そして、その終わりのない戦争は今日もまた続くのでした。人間は戦争を始めることはできても、終わらせることはできないのでしょうか?

臨場感たっぷりの戦場のシーンはリアルで、発狂寸前のような恐怖感さえ感じられます。ドキュメンタリー風の映像は、手持ちカメラのなせる技なのでしょうが、私としては、あのぐらぐらと揺れる画面、突然のズームアップ等はどうにも苦手です。

イラク戦争での、爆弾処理班として従軍し死と間近で対面している兵士たちの葛藤を描く人間ドラマ。

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