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2010/05/25

「グリーン・ゾーン」私的映画考Vol.219

先日、「グリーン・ゾーン」を観てきました。ポール・グリーングラス監督作品(「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」)。出演:マット・デイモン(「インビクタス」「グッド・シェパード」)、グレッグ・キニア(「リトル・ミス・サンシャイン」)、ブレンダン・グリーソン(「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」)、エイミー・ライアン他。

イラク戦争開戦から4週間後、バグダッド。ロイ・ミラー(マット・デイモン)の部隊は、砂漠地帯に隠された大量破壊兵器の行方を追っていた。大量破壊兵器が隠されていると言う情報に基づき、倉庫に踏み込むが空振りに終わる。そんなことが度々あり、国防総省の動きに不信感を覚えた彼は、重大な情報をつかむ。そして、同じ疑念を抱いていたCIA調査官ブラウン(ブレンダン・グリーソン)と共闘することになる。部隊を離れ単独で調査を開始し、謎の核心に迫っていくが・・・。

イラク・バグダッドのアメリカ軍駐留地域“グリーン・ゾーン”。そこは廃墟と化したバグダッドの中でもオアシスのような存在だった。そこから一歩でれば、電気もなく、水もなく、食料もなく、略奪やテロは頻発する、無政府状態。そんな環境の中、大量破壊兵器の所在を探る極秘ミッションを遂行するロイ・ミラーの部隊。

序盤から、緊張感いっぱいで、銃撃戦が繰り広げられます。ミラーの部隊は、役者は2人のみで、他の隊員は本物。これがまず良い。そして、ハンディカメラによる映像が、臨場感を増していきます。しかし、たどり着いた倉庫には何もありませんでした。そんなことが何度かあり、ミラーは情報源を疑い始めます。

ある事件を通して、イラク人のフレディと親しくなり、通訳として同行するようになります。彼は、彼なりにイラクの未来を慮っています。そのための行為を誰が非難できるのでしょう。

フレディと共に重大な情報をつかんだミラーは、CIAのブラウンの元で調査を進めますが、事態は急転。米政府の陰謀を暴き始めたミラーに危機が迫ります。クライマックスは、迷路のような町並みで繰り広げられるチェイス。緊迫感も絶頂で大迫力。そして・・・。

勝つため、自分たちの行いを正当化するためには、何をしても良いのか?たとえ、それが間違っていたとしても、一度、振り上げた拳をおろすためには、勝利するしかないのでしょうか?

政治システムとその矛盾を暴こうとする男の孤独な戦いを描くサスペンス・アクション。ただの戦争物ではなく、国家を上げての巨大な陰謀に迫り、暴きだしていく姿に爽快感さえも感じられます。

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