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2010/05/15

「運命のボタン」鑑賞

先日、「運命のボタン」を観てきました。リチャード・ケリー監督作品。出演:キャメロン・ディアス(「私の中のあなた」「ホリデイ」)、ジェームズ・マースデン(「幸せになるための27のドレス」「X-MEN」)、フランク・ランジェラ(「フロスト×ニクソン」)他。

1976年、ヴァージニア州。郊外に住むノーマ(キャメロン・ディアス)とアーサー(ジェームズ・マースデン)の夫妻の元に、謎の箱が届けられた。箱を開けてみると、そこには赤いボタンの付いた謎の装置が入っていた。その日の夕方、今度はノーマの元に謎の男が訪ねてくる。・スチュワード(フランク・ランジェラ)の名乗った男は、「ボタンを押せば現金100万ドルを手にする。しかしどこかであなたの知らない誰かが死ぬ」と告げる。夫妻は最初は疑うが、しかし、生活が苦しいこともあり、迷いながらもスイッチを押してしまうが・・・。

制限時間は24時間、スイッチを押せば、100万ドルを手にしますが、第三者が死ぬと言う。スイッチを押さなければ24時間後に回収され、権利は他の人に渡ります。そう告げるのは、謎の老紳士・スチュワード。事故が元で顔の半分がそげ落ちている、なんとも不気味な風貌。しかし、立ち居振る舞いは紳士そのもので、疑う余地がありません。

それでも、その話自体がうさんくさすぎる。そりゃあ、夫婦は悩みます。何よりも、家計が苦しかったのですから。夫のアーサーはNASAに勤務し宇宙飛行士を目指していますが、候補生から落選。妻のノーマは、教師をしていて、息子の学費を免除されていましたが、それも打ち切られてしまいます。

そんなときに、ボタンが届いたのです。ぎりぎりまで悩みますが、とうとうノーマはスイッチを押してしまいます。そこから、奇妙な出来事が起こり始め、悲劇はドミノ倒しのように次々と訪れてしまいます。家族の運命はいかに!

奇妙な味わいのサスペンスとなっています。SFでもあり、ミステリーでもあるサスペンスという感じでしょうか。伏線があちこちに散らばっていて、それが次第に明らかになるようでもありますが、実際のところ、はっきりとした結論には至りません。

どこの誰だかわからない人が死に、自分たちは100万ドルを手に入れられる。罪の意識にさいなまれるのはほんの一瞬に違いない。そう思ってしまいます。そして、「どこの誰」に自分たちがなるなんてことは、全く思いもしない。人間とは実に愚かで、弱く、脆い生き物なんだと思ってしまいます。

自分の理性は揺るぎないモノだと、誰しも思っているかもしれません。しかし、理性は一度崩れると、もう後戻りはできずに、次々に崩れ落ちていくのです。他人の犠牲の上に、自分たちの幸せはあり得るはずはありません。

自宅に届けられたたった1つのボタンから始まる驚愕の出来事。究極の選択を迫られた夫妻がたどる運命を描く恐怖サスペンス。自分に置き換えたら、とても怖いです。

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