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2010/07/24

「エアベンダー」鑑賞

先日、「エアベンダー」を観てきました。M.ナイト・シャマラン監督作品(「シックス・センス」「サイン」「ハプニング」)。出演:ノア・リンガー、デヴ・パテル、ジャクソン・ラスボーン、ニコラ・ペルツ、ショーン・トーブ、アーシフ・マンドヴィ、クリフ・カーティス、セイチェル・ガブリエル他。

4つの王国-気、水、土、火-によって均衡を保っていた世界。各国には、それぞれ4つのエレメントを操る能力を持つ“ベンダー”が存在し、彼らの中で、すべてをマスターした者が“アバター”と呼ばれていた。そのアバターによって世界の秩序は保たれ、人々は平和に暮らしていた。火の王国が反乱を起こすまでは・・・。100年前、アバターがいなくなり、世界は戦争に満ちていた。そして、南の水の国に住む兄妹カタラ(ニコラ・ペルツ)とサカ(ジャクソン・ラスボーン)の前に、「気の王国」最後の生き残り、“エアベンダー” のアン(ノア・リンガー)が現れる。そして、世界の命運をかけた壮大な物語が幕を開ける。

これまでの、奇想天外な切り口の様々なサスペンス作品を届けてくれたM・ナイト・シャマラン。今回の作品は、異世界を舞台にしたファンタジー作品。戦乱の世に調和をもたらすというエアベンダーの少年アンの戦いと成長の物語。いったいなぜ?と言う疑問がわき起こります。今までは、日常に潜むサスペンスをリアルな人間描写で、どきどきワクワクさせてくれる作品が多かったですが、今回は「ロード・オブ・ザ・リング」か「ハリー・ポッター」かという雰囲気の作品。

しかし、そこに描かれている人物は、弱い人間。アバターとして迎えられる少年アンにしても、修行を逃げ出した過去を持ち、気を操ることは出来るモノの、精神的にはまだまだ。自分が逃げ出した後、気の国は滅ぼされてしまい、そのことがトラウマとなっていきます。アバターとして生きることを宿命づけられた少年アン。その宿命から逃げてしまった。しかし、宿命からは逃れることは出来ない。自分の宿命とはいったい何なのかを探すことが人生であるかのよう。

また、怒りに駆られて戦うアンでしたが、上手く水をコントロールできません。怒りでは何も変えられない。怒りを感情で洗い流すことが、成長への第一歩なのだから。

アンと旅を共にする兄妹カタラとサカ。カタラは水のベンダーですが、いつも失敗ばかり。サカは能力はないモノの、アンをサポート。北の水の国の女王ユエと良い仲になりますが、悲しい別れが待っていました。愛とは犠牲を払うモノ。愛のためにもっと大きな心で世界を救う。それもまた一つの人生に違いありません。

ファンタジーアドベンチャー作品ではありますが、人間描写が秀逸なシャマラン脚本らしい成長物語になっています。おなじみの本人登場や、最後のどんでん返しに期待してしまいますが、今回はありませんでした。従来の作品とはあまりにもイメージが違うので、面食らってしまうかもしれません。それに、設定が結構複雑ですし、展開もかなり早いので、ある程度前情報を入れて、予習してから観る方が良いかもしれません。

気、水、土、火という4つの国が存在する世界を舞台に、戦乱の世に調和をもたらす“戦いの物語。この壮大な物語は幕を開けたばかり。これからどんな展開を見せてくれるのか。「ロード・オブ・ザ・リング」のスタッフによる、驚異のスペクタクル映像もみごたえがある本作ですが、続編に期待しましょう。

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