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2010/07/02

「悲しみよりもっと悲しい物語」鑑賞

先日、「悲しみよりもっと悲しい物語」を観てきました。ウォン・テヨン監督作品。出演:クォン・サンウ(「宿命」「青春漫画」)、イ・ボヨン、イ・ボムス、チョン・エヨン他。

孤児として育ったケイ(クォン・サンウ)と、事故で家族を亡くしたクリーム(イ・ボヨン)は、お互いの境遇に共感したふたりは、同居を始める。毎日食事をともにし、悩みを打ち明けているうちにお互いを特別な存在と思うようになる。だがケイは、自分の体が不治の病に侵され余命わずかということを隠していた。そして、自分の代わりにクリームを、愛する男性と結婚させようと願っていた。そんなある日、クリームはジュファン(イ・ボムス)という男性と出会う。

ケイはラジオ局のプロデューサー、クリームは作詞家となっても奇妙な同居生活は続いていました。そして、ケイの身体は不治の病にむしばまれていました。自分には時間がない。ケイは焦っていました。ふと目に入る数字は残りの日数のように思えても来ます。

そして愛して止まないクリームに、良い相手を見つけて結婚しろと告げるケイ。お互い愛し合っているはずなのに。

時間が止められたら、どうする?周りが止まって、自分だけが動けるのであれば、死ぬこともない。しかし、それもそれでせつないです。愛する人のために残された時間を捧げようとするケイ。その想いが日増しに募っていきます。ジュファンとの関係も順調に進むクリームは、結婚に向かって行きますが・・・。

終盤、謎解きのように遡る時間。ここからがまたせつないです。真実が明らかになっていくのですが、ここまで自己犠牲とも言えるような愛があって良いのでしょうか?もっとわがままになって、自分の本当の気持ちを打ち明けても良いのではとさえ思ってしまいます。

愛に言葉はいらないし、遠くで見つめるだけで良い。それがたとえ、悲しいことになろうとも幸せだと。愛ってなに?結婚ってなに?本当の愛ってなに?ストレートな台詞が胸を打ちます。

不治の病に侵されながらも“無言の愛”に生きる主人公と愛を一身に受ける女性。それぞれの愛のカタチを紡ぎだしていく感動のラブストーリー。

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