「ソルト」鑑賞

先日、「ソルト」を観てきました。フィリップ・ノイス監督作品。出演:アンジェリーナ・ジョリー(「ウォンテッド」「チェンジリング」)、リーヴ・シュレイバー(「ウルヴァリン」「クライシス・オブ・アメリカ」)、キウェテル・イジョフォー「2012」、ダニエル・オルブリフスキー他。
優秀なCIAの分析官イブリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)は、突然現われたロシアからの亡命者・オルロフ(ダニエル・オルブリフスキー)を尋問する。特殊スパイ養成機関の元教官だという彼は、アメリカに長年潜伏してきたロシアのスパイが、訪米中のロシア大統領を暗殺すると予告する。そして、そのスパイの名は「イブリン・ソルト」だと告げる。一転して二重スパイの容疑をかけられたソルトは、身の潔白を訴えるが聞いてもらえず、最愛の夫の身を案じてCIA本部から逃走。だが自宅に夫の姿はなく、何者かに連れ去られた形跡が残っていた・・・。
息を持つかせぬアクションの連続の本格スパイアクション。ロシアのスパイ養成機関のKAプログラム。優秀な子どもたちを集めて徹底したスパイ教育を施し、その精鋭たちは、アメリカ人として潜入、国内に暮らし、いつかくるXデーを、何年も何十年も待つという。その存在を裏付けるかのように、次々とミッションが始まります。
前半は、ソルトの逃走劇。知識と行動力をフルに発揮したソルトはCIAから脱出。その後の、ハイウエイでのラックからトラックへと飛び移るシーンは手に汗握る大迫力。バイクで疾走するシーンや、高架から車ごと落ちるシーンは凄まじい。そりゃあスタントや、CGなのでしょうが、本人が演じている部分もあるようですから、それにしても凄いです。
副大統領の葬儀におとずれたロシア大統領の暗殺計画。それを実行するのがソルトだという。何が元で発動するのか?発動しないまでも、それだけ周到に積み上げられたプログラムなのでしょう。ロシアのスパイであることを知られぬまま、CIAに入ることが出来るのですから、それは緻密と言わざるを得ません。
そして、葬儀が厳戒態勢の中、行われますが、ソルトはまんまとそこに現れます。本当にソルトは、暗殺を実行するのか?本当にロシアのスパイなのか?
最後まで怒濤のアクションはつづき、ロシアのスパイは至る所に潜入していたのでした。次から次へと現れるスパイたち。Xデーは実行され、最終戦争は始まってしまうのか?「仲間はいない。奴らは手に負えないほど無数にいる」。いったい誰を信じればいいのか?
アクションもストーリーも格段にハードボイルドな、タフでミステリアスなスーパーヒロイン“ソルト”の誕生です。
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サッカーさん、こんにちは。tobioです。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
「ソルト」は“スパイと言えば男性”というイメージを吹き飛ばしてくれる作品です。それだけ強くて格好良いと言う印象を受けるヒロインでした。女性ならではの愛があるからなのかもしれません。
ご覧になったら、感想も聞かせてください。よろしくお願いします。
tobio
投稿: tobio | 2010/08/03 16:49
ブログ拝見させてもらいました!
ソルトは見ようか本当に迷ってる映画何ですけどレヴュー見ると観た方がいいなって思っちゃいました♪
今週末にでも観に行きます、後押しあざっす
投稿: サッカー | 2010/08/03 14:39