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2010/12/18

私的読書考2010

今年も早いモノで、残すところ2週間となりました。そこで、今年を振り返るシリーズ。今日は読書です。

今年2010年に読んだ本は23冊でした。すべてが文庫本。月に2冊平均です。2002年に54冊読んだ以降は年々減ってきていて、2003年以降は30冊前後が続いていて、さらにここ数年は減ってきています。うーん、問題です。

23冊の作者別内訳で多いのは、東野圭吾氏4冊、伊坂幸太郎氏が3冊、高千穂遙氏2冊、阿刀田高氏2冊、機本伸司氏2冊となっています。

今年は久しぶりに東野圭吾氏の作品を多く読みました。今年は東野氏の小説が映像化されることが多かったのが、原因の一つでしょう。加賀恭一郎シリーズ2冊は「悪意」「赤い指」。2010年4月からTBS系で放送された「新参者」に関連する作品でした。

2011年1月3日に新春特別ドラマとして「赤い指」が放送される予定にもなっています。沈着冷静な加賀恭一郎氏が次々と謎を解いていく、東野氏デビュー以来の人気シリーズ作品ですが、「赤い指」では、ここに来て、恭一郎と父親との絆が題材となる内容でした。

さらに、現在、WOWOWで放送中の「幻夜」も面白かったです。大河ドラマ的に時代が移り変わっていきながら、二人の主人公である美冬と雅也がおりなす愛憎劇と美冬に翻弄される刑事や周囲の人々を描く長編。放送中のドラマも盛り上がってきているところで、妖艶な美しさを放つ深田恭子演じる美冬が良いです。

現在読んでいるのが、「幻夜」の姉妹編となる「白夜行」。ようやく半分を読みましたが、年内に読み終わらないような感じですが、こちらも面白いです。すでにドラマ化はされていますが、映画化もされ2011年1月29日公開予定となっています。

伊坂幸太郎氏の作品では「砂漠」が良かったです。ちょっとした能力を持っている5人の大学生が社会という「砂漠」に旅立つ前のオアシスで過ぎゆく青春のもがきを描いた作品。西嶋というかなり無茶をするキャラクターが実に良い。仲間を思っているのか、それともたまたま偶然なのか良くわかりませんが、傷つき、苦しむ仲間たちを助けています。他にも個性的で愉快な登場人物が生き生きと描かれています。その気になりさえすれば、何でも出来るはずと思わせてくれる作品でした。

今年はSF作品が多かったです。機本伸司氏の「パズルの軌跡」「スペースプローブ」、高千穂遙氏の「クラッシャージョウ」シリーズ等々。中でも良かったのが有川浩氏の「空の中」。SFと呼ぶのかどうかも微妙なところですが、謎の生命体がでてくる以上、SF何ではないでしょうか。謎の生命体をめぐる大筋も良いのですが、人物の心理描写が秀逸でした。

他にも、朱川湊人氏の「花まんま」や、坂木司氏の「ワーキング・ホリデー」、荻原浩氏の「さよならバースディ」も読むうちに、物語に引き込まれていき、それでいて感動出来る作品に巡り会うことが出来ました。

気に入った作品があったら、その作家の作品を続けて読むように心掛けています。そうすることによって、その作家の言いたいこと、テーマが別の面から感じられるかもしれませんから。

読書は自分では考えつかないこと、体験できないようなことを見せてくれ、そして、テーマについて考えさせてくれます。映像作品もそれはそれで良いのですが、読書は、より想像力をかき立ててくれます。来年もそれほど多くは読めないでしょうが、無理のない程度にいろんな本を読んでいきたいと思っています。

そして、昨今ブームになりつつある電子書籍も始まっています。ソニーの電子書籍端末「Reader」を購入したのですが、まだ本格的に使っていないので、後々ご紹介していきます。お楽しみに。

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