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2011/01/20

「キック・アス」私的映画考Vol.233

先日、「キック・アス」を観てきました。マシュー・ボーン監督作品(「スターダスト」)。出演:アーロン・ジョンソン(「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」)、ニコラス・ケイジ(「魔法使いの弟子」)、クロエ・グレース・モレッツ(「(500)日のサマー」)、マーク・ストロング、クリストファー・ミンツ=プラッセ他。

NYに住むデイヴ(アーロン・ジョンソン)は、コミックオタクでスーパーヒーローに憧れる目立たない平凡な高校生。「映画やコミックの世界ではこれだけヒーローがいるのに、何で誰もやらないのだろう?」といつも思っていた。そこで、インターネットで買った自前のスーツとマスクを身に付け、自分もヒーローとして街で活動を開始する。

何の特殊能力も武器も持たない彼は、初出動であっさり犯罪者にやられてしまい入院。が、懲りずにパトロールを再開し、その時の活動が見物人によって撮られ、やがて“キック・アス”の名で街中に知られるようになる。しかし、キック・アスは同じく街を守る“ヒット・ガール”(クロエ・グレース・モレッツ)と“ビッグ・ダディ”(ニコラス・ケイジ)と出会うが・・・。

何の能力も持たないスーパーヒーローに憧れる高校生の成長物語。序盤は、ただのヒーロー風のスーツを着て、格闘技も特技も何もないデイヴが、へたれ感たっぷりで、スーパーヒーローになろうと必死にもがく様子がユーモラスに描かれます。スーパーマシンがある訳ではありませんし、空を飛べる訳ではありませんから、当然歩いて現場に駆けつけますし、ギャングにはぼこぼこにされ、おまけにナイフで刺されるわで、瀕死の重傷を負ってしまいます。

そのことがきっかけになり、唯一の能力とも言える痛みを感じないと言う身体になってしまいます。で、懲りずにパトロールに出掛けます。偶然、遭遇した事件を撮影・公開され、あっという間にキック・アスは有名になります。そして、謎の協力者ヒット・ガールとビッグ・ダディと出会います。殺人マシーンと化した小学生くらいの女の子であるヒット・ガール。デイヴの目の前であっさりとギャングを惨殺。

デイヴは、一度はヒーローをやめようと誓いますが、最後の出動の際、大事件が発生します。街の犯罪帝国を仕切るフランク・ダミコの卑劣な罠が三人を追い詰めますが・・・。

終盤は怒濤のアクションシーンの連続です。明滅する灯りの中での銃撃戦は大迫力。長すぎると、具合が悪くなるのでは?と思わせるほどの明滅。戸惑うマフィアたち。そして・・・。その後のクライマックスの戦いも見応えがあります。残酷なシーンが多々ありますので、鑑賞には注意が必要です。

何もしないでただ見ているだけではいけない。行動を起こすことが大切。見て見ぬふりをして後悔するよりも、今の自分に出来る精一杯のことをすれば良い。しかしながら、動機は、いつの世も異性なんですが。

コミックオタクの高校生が、特殊能力はない、スポーツは苦手で度胸もないけれども、自前のスーツとマスクを身に付け、ヒーローとして活躍する姿を描くアクション・コメディ。フツーのアメコミヒーローものとは一線を画しているのだけれども、鑑賞後のこの爽快感は何なのだろう。

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