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2011/02/07

「[リミット]」鑑賞

先日、「[リミット]」を観てきました。ロドリゴ・コルテス監督作品。出演:ライアン・レイノルズ(「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」)他声の出演。

イラクで働くアメリカ人トラック運転手のポール・コンロイ(ライアン・レイノルズ)は、突然何者かに襲われ、しばらく意識を失っていた彼が目を覚ますと、そこは閉ざされた箱の中だった。しかもその棺らしい箱は、土に埋められているらしい。容易には脱出不可能な状況の下、手元にあるのは、充電切れ間近の見慣れない携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒。果たしてポールは脱出できるのか?そして、彼がそこに埋められた理由とは、いったい?

画面に実際に登場するのはポールのみ。その他には声の出演が何人かいるだけという、ほぼ一人芝居に近い状態で、物語は展開します。冒頭などは、真っ暗闇の中、ポールの息づかいが聞こえるだけと言うのが数分間続きます。その後も、ライターの明かりや、携帯電話のディスプレイの明かり等でぼんやりと顔だけが浮かび上がるようなシーンが続きます。

焦りからか、外界に電話を掛けても会話にならず、もどかしさが募ります。しかし、そこには、彼の日頃の行いの悪さが影響していることも否めません。また、FBIや会社に電話しても、たらい回しにされるのが、リアルです。焦っているのに、保留にされ、気になるのは携帯電話のバッテリー残量。

時間もリアルタイムで進んでいるかのように、棺の中に残された空気で生命を維持できるタイムリミットは、わずか90分程度。上映時間もそのくらいで、短めなのですが、シーンは変わらないけれども、緊張感を維持できました。外界との唯一の連絡手段である携帯電話があって、相手と必死に会話をし、活路を見いだそうとするからなのでしょうが、それにしても興味深い作品でした。

終盤、ポールに希望の光が見え始めますが・・・。本当に、最後まで息の付けない実験的な作品でした。

理由もわからず突然、土中の箱に閉じ込められた男が、死へのタイムリミットが迫る中、わずかな道具を頼りに脱出を試みるシチュエーションスリラー。

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