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2011/04/19

出崎統氏、逝く

アニメーション監督の出崎 統氏(でざき・おさむ)が、お亡くなりになりました。2011年4月17日午前0時35分、肺がんのため東京都三鷹市の病院で死去、67歳。

「あしたのジョー」「エースをねらえ!」「ベルサイユのばら」「ガンバの冒険」「家なき子」「宝島」の監督・出崎統氏。私がもっとも好きなアニメ監督でした。透過光や「止め絵」と呼ばれる手法を多用し、ドラマチックな独自の演出スタイルで、画面分割や光を効果的に使い、静と動を見事に魅せる、映像美とも言えるほど、独特の美しい画面作りが好きでした。また、往年では、脚本も担当することもあり、ロマン溢れる劇的な作品を作り続けてくれました。

ここ数年の作品では、「劇場版AIR(2005年2月5日)」、「劇場版CLANNAD -クラナド-(2007年9月15日)」、「雪の女王 The Snow Queen(2005年5月22日~2006年2月12日)」、「ウルトラヴァイオレット:コード044(2008年7月1日~9月16日)」 、「源氏物語千年紀 Genji(2009年1月15日~3月26日)」等がありました。

最近は、新作がないなあとは思っていましたが、こんなことになってしまうとは、悲しいことです。確かに、手塚治虫の主宰する虫プロ世代の出崎氏。テレビアニメ創生期から活躍し、「あしたのジョー」で初監督。1970年(昭和45年)のことですから、そりゃあ、この世代は、サラリーマンで言えばとっくに定年退職を迎えているはずです。とはいえ、フリーの作家には定年はありませんから、自らで引退をしない限り、終わりはないのでしょう。

昨年は、「ポケットモンスター劇場版」や、「魔法のプリンセス ミンキーモモ」「戦国魔神ゴーショーグン」等の脚本家の首藤剛志氏(しゅどう・たけし)が亡くなりました。61歳でした。大好きな脚本家・小説家でしたから、こちらもショックでした。

子供の頃に観ていたアニメ作品に関わっていた人々が亡くなっていく。自分の年齢を考えれば、当然のことなのかもしれませんが、それにしても惜しい人々を早くにして亡くしてしまったものです。

今頃、宇宙のどこかを、矢吹丈やオスカル、コブラ、ルパン等々演出してきたキャラクターたちと旅しているのかもしれません。ご冥福をお祈りいたします。

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