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2011年6月

2011/06/30

2011.06映画鑑賞総括

6月の劇場での映画鑑賞は8本。今年の累計48本。今月はまずまずの本数でした。

0601   SOMEWHERE -サムウェア-
0603   手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ美しく!
0606   アジャストメント
0613   イリュージョニスト
0614   X-MEN:ファースト・ジェネレーション
0620   スカイライン-征服-
0624   SUPER 8/スーパーエイト
0627   ロシアン・ルーレット

今月は、サスペンス、アニメ、ドラマ、SFとバラエティに富んだ作品がありました。

良かったのは、「SUPER 8/スーパーエイト」。今月で今年も半年過ぎましたが、ここまで見た作品の中でもピカイチで、2011年私的映画大賞の有力候補です。ジャンルで言えばSFに入るのでしょうが、やはりJ.J.エイブラムス監督の他作品と同様に、人間ドラマが物語の中心となっていて、そこには、愛と勇気と夢と冒険と希望が詰め込まれた作品になっています。ドキドキして、ワクワクして、最後にほろっと感動出来る、こんな作品に出会えるのは大変喜ばしいことです。

「SOMEWHERE -サムウェア-」もなかなか良かったです。派手さはありませんが、人生の悲哀を感じさせる物語になっていて、見終わってから、ほのぼのと言う感じもありながら、身につまされると言う印象を受けました。今のままの人生で良いのか?もっと何かできるのでは?やらなければいけないのでは?と。私自身が、そういう年代に入ってきているのでしょう。しかし、将来をイメージするというのはなかなかに難しいのですね。現実の壁はそうたやすく越えられないのでしょう。

この2作品に出演しているのが、エル・ファニング。名前から推察できる通りダコタ・ファニングの実妹です。現在13歳ですが、2歳でデビューしたので、それなりのキャリアを積んでいるようです。姉譲りの美しい少女ですが、演技力もなかなかで「スーパーエイト」では、ヒロインを好演。自主映画の撮影場面では、主人公たちと同様に見とれるほどでした。今後のさらなる活躍が期待されます。

来月7月は、今月公開されてまだ見ていない作品を見たあとは、「マイティ・ソー」「アイ・アム・ナンバー4」と続きます。また、「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」と人気シリーズの最新作もあります。「ハリー・ポッター」は長かった旅の完結編。原作小説を読んだことのない私にとっては、どんな結末が待っているのか楽しみです。

7,8月は夏休み期間に入り、子ども向け作品が多くなりますので、鑑賞本数が落ち込む予定です。

2011/06/29

「ロシアン・ルーレット」鑑賞

先日、「ロシアン・ルーレット」を観てきました。ゲラ・バブルアニ監督作品。出演:サム・ライリー(「コントロール」)、ジェイソン・ステイサム(「アドレナリン」「トランスポーター」)、ミッキー・ローク(「レスラー」「エクスペンダブルズ」)、レイ・ウィンストン、カーティス“50セント”ジャクソン他。

入院中の父を抱えながら、電気工の仕事で家族を養う貧しい青年ヴィンス(サム・ライリー)。ある日、大金が入る仕事があるという話を仕事先の家主から盗み聞きしたヴィンスは、封筒を盗み出し、中に入っていた指示書に従い、ある館へ辿り着く。そこでは、17人の男たちが円になっていた。その周りにいるのは、多額の金を各プレイヤーに賭ける男たち。ここでは、命を賭けた集団ロシアン・ルーレットが行われようとしていたのだった。

プレイヤーそれぞれの手には1丁の拳銃と弾丸が手渡され、進行係の指示により、弾倉に弾を込めます。弾倉を無秩序にまわし、自分の前に立っている男の後頭部へ狙いを定め、ライトの点灯と共に引き金を引くという集団ロシアン・ルーレットによる殺人ゲーム。高額な賭け金が取引されていて、生き残った優勝者にも高額な配当があるという。

殺人者になるのか、被害者になるのか、勝てば大金が転がり込みますが、運が悪ければ死が待っています。極限状態に追い込まれるプレイヤーたち。主人公のヴィンスも、訳も分からずにゲームに参加することになりますが、家族のために命を賭けます。そして、次第に変わっていきます。

プレイヤーには、牢屋を出された囚人のパトリック(ミッキー・ローク)や、死に瀕した兄・ロナルド(レイ・ウィンストン)を病院から連れ出す、弟ジャスパー(ジェイソン・ステイサム)らがいました。そこには人間ドラマがあり、過去を垣間見ることができます。

本編は音楽が非常に少なく、生音が響くだけで、張り詰めた空気の中、緊張感が漂います。瞳孔は開きっぱなし、吹き出す脂汗、震える腕、そして、響き渡る銃声。ワーと言う歓声もなく、拍手もなく、ドヨッと言ううめき声のようなものしか聞こえません。確かに残酷描写はあまりないのですが、これでPG12指定でしかないのが不思議でなりません。内容が内容なだけに、R指定にしても良かったのでは。

金に踊らされる者、金のために人を踊らす者、最後に笑うのは一体誰なのか・・・。緊張感漂う殺人ゲームの顛末は、いかに。

2011/06/28

「SUPER8/スーパーエイト」私的映画考Vol.246

先日、「SUPER8/スーパーエイト」を観てきました。J・J・エイブラムス監督作品(「LOST」「FRINGE/フリンジ」)。製作:スティーブン・スピルバーグ。出演:ジョエル・コートニー、エル・ファニング(「SOMEWHERE-サムウェア-」)、カイル・チャンドラー、ロン・エルダード、ノア・エメリッチ、ガブリエル・バッソ 他。

1979年の夏。オハイオの小さな町で保安官の父(カイル・チャンドラー)と暮らす少年ジョー(ジョエル・コートニー)。ある夜、仲間たち5人と家を抜け出し、スーパー8ミリカメラを使って映画の撮影に出かける。だが、その撮影中に偶然、米軍の貨物列車の大事故に遭遇。アメリカが絶対に秘密にしなければいけない、“何か”を輸送する途中だったのだ。少年たちが事故現場に落とした8ミリフィルムの空き箱を発見したネレク大佐(ノア・エメリッチ)は、極秘情報が何者かに目撃されたと判断して町中の捜索を開始する。やがて、町では不可解な出来事が連続して発生。犬たちが一斉に消え、行方不明者が多発していくが・・・。

謎が謎を呼ぶ展開、何かがそこにいるが見えないと言う恐怖感は、J.J.エイブラムス監督お手の物という感じで、ドキドキ感満点に物語は進行します。スピルバーグやエイブラムス監督やが少年時代に使っていたという「スーパー8」カメラを中心に据えた作品で、撮影された映像が、大きなポイントになっていきます。

ジョーたちの仲間はゾンビ映画を撮影中。自主映画のヒロインに抜擢されたアリス(エル・ファニング)。無免許で車を乗り回す闊達な少女ですが、どこか影があります。ジョーもまた4ヶ月前に母親を事故で亡くしています。その原因がアリスの父親にあるようなのですが・・・。

主人公のジョー少年を演じるジョエル・コートニーの眼差しが実に良いです。まっすぐに見つめる瞳が実に美しいです。ジョーを励ますのはアリスでした。そして、恋に落ちるふたり。そのふたりを見つめる自主映画の監督でもあるチャールズがまた良い。あこがれの少女をめぐって、ひがんでいるんだけれど、仕方がないと言うもどかしい感じがいかにも、その年代の少年らしいです。愛すべき少年たちばかり登場するのが良いところでしょう。

時代は1970年代というちょっと懐かしい雰囲気が漂う時代背景にし、そこに「エリア51」の事件を絡め、スピルバーグ監督の「未知との遭遇」や「E.T.」へのオマージュを感じさせつつ、エイブラムス監督お得意のサスペンスでまとめ上げたような作品になっています。日常の風景から非日常へと展開し、少年たちが少女を救うために立ち上がるSF冒険活劇になっています。

それでいて、ラストは実に感動的。悲しい過去に縛られていたジョー。しかし、様々な経験を通して、辛くても人は生きていけるのだと気づきます。想い出は心の中にあるのだから。そして、新たなる旅立ち。明るい未来が待っているに違いありません。そんな幸せな気分を予感させてくれるラストシーンでした。

自主映画制作中の少年たちが米軍の極秘事項を撮影したことから大事件に巻き込まれてゆくSF大作。

2011/06/27

SONY「Reader」で電子書籍デビュー!その6

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2010年12月、ソニーの電子書籍“Reader” を購入しました。

昨今の電子書籍ブームに乗り、ソニーからも電子書籍端末「Reader(リーダー)」が発売され、購入したのが、5型/800×600ドットの「Reader Pocket Edition(PRS-350)」。

ソニーストア iconで注文しまして、到着後、さっそく初期設定を行い、基本的な使い方が一通りできるようになりました。書籍データのダウンロードの準備が終わり、ダウンロードする書籍タイトルが決まりましたので、いよいよダウンロードです。

インターネット上のソニーのeBookストアである「Reader Store」に接続し、該当のタイトルをカートに入れます。その際にはログインが必要です。

このとき毎度、思うのですが、お気に入りタイトルリストを登録できると良いなあと。気になる本があった場合、覚えておけと言われてもそんなに覚えておくことはできません。そんな時、お気に入りのタイトルをReader Storeサイト上に一時的に記録できるようなシステムがあると良いなあと思います。とりあえずそのサービスは今現在はありませんので、いったんカートに入れて、その画面を印刷して取っておくようにしています。そうしないとカート内のデータは一定期間で消えてしまいますから。

ちょっと脱線しました。カートに入れたら、次に画面下部にある、「購入手続きに進む」ボタンを押します。再度ログイン後、カード情報を入力します。購入はクレジットカードか、ソニーポイントでの購入になります。購入方法を選択したら、購入決定ボタンを押して、購入完了です。あとはいつでもダウンロードできます。

ダウンロードする際は、「Reader」本体をパソコンに接続します。ダウンロードボタンを押すと、「eBook Transfer for Reader」が起動します。ダウンロード方法を選択し、ダウンロード開始。小説1冊分のデータ容量はページ数にもよりますが300~800KB程度ですので、光回線であればあっという間に終わります。

ダウンロードしたデータは「Reader」本体とパソコン上に同時に保存されます。「eBook Transfer」上では、ダウンロードした一覧が表示されますが、本文を読むことはできません。USBケーブルを取り外して、「Reader」本体の画面を確認します。書籍一覧の新しくダウンロードされたタイトルには、“New”マークが表示されています。

今回、購入したのが、以下の3冊。

  • 道尾秀介「ソロモンの犬」
  • 三崎亜記「バスジャック」
  • 森見登美彦「有頂天家族」

無事ダウンロードされたようですので、さっそく読んでみます。

つづく。

ソニーストア 送料無料

2011/06/24

「アイガー北壁」鑑賞

今日、ご紹介するのは、「アイガー北壁(DVD)」です。フィリップ・シュテルツェル監督作品。出演:ベンノ・フユルマン、ヨハンナ・ヴォカレク、フロリアン・ルーカス、ウルリッヒ・トゥクール、ジーモン・シュヴァルツ、ゲオルク・フリードリヒ他。

ベルリンオリンピック開幕直前の1936年夏。ナチス政権は国威発揚のためドイツ人による前人未到の難所アイガー北壁の初登頂を強く望んでいた。ドイツの若き登山家トニー(ベンノ・フユルマン)とアンディ(フロリアン・ルーカス)、そしてオーストリア隊のヴィリー・アンゲラー(ジーモン・シュヴァルツ)とエディ・ライナー(ゲオルク・フリードリヒ)の2名が大いなる期待を背負って北壁に挑むことになる。彼らは競い合いながらも、順調に登っていくが、落石によるメンバーの負傷に始まり、悪天候に見舞われていくが・・・。

物語は、トニーのかつての恋人でベルリン新聞社の記者見習いであるルイーゼ・フェルナー(ヨハンナ・ヴォカレク)の回想のカタチで展開します。命を落とす可能性のある危険な登頂。それを見守るルイーゼ。同郷の幼なじみでもある三人。記者に同行したアシスタントではありましたが、記者になりたい。そのためのスクープとして成果を上げたいという想いもあり、複雑な思いで一刻一刻と動いていく状況を見守ります。

しかし、トラブルが頻発。落石に始まり、嵐が訪れます。夏とは言え、夜になれば極寒の山の上。アイガー北壁初登頂を目指す、4人の運命は?無事生還することはできるのか?

名峰アイガーの雄大な景観は実に美しく、撮影は実際の山で行われた部分もあるのでしょうが、どれほど大変だったのだろうと思えるシーンが連続します。高所恐怖症の方は鑑賞に注意が必要です。また、実話を基にした物語であるだけに、その過酷な状況は、実にスリリングで、身につまされます。あれが、リアルと言うのでしょうが、それにしても寒々しい。

ルイーゼの語りで綴られているように、そこに描かれているのは男たちの闘いとは一線を画した愛の物語。誰かのことを愛したと実感できる時が本当に生きた時。自分の命を感じることが出来るのは、人を愛したからこそ。愛は生きる理由なのですから。そして、希望を持ち、夢を持ち、愛を胸に抱き、充実した人生を送ることの素晴らしさを問うているようでした。

ナチス政権下、前人未到だったアルプスの難所アイガー北壁に挑んだ若き登山家たちの壮絶な運命をつづる山岳ドラマ。

2011/06/23

「高速道路 無料化社会実験」終了、その後

2010年6月28日(月)からスタートした「高速道路 無料化社会実験」が、2011年6月19日(日)をもって終了しました。新潟県では、通称・日東道の日本海東北自動車道(新潟中央JCT~荒川胎内IC)が対象となっていました。

社会実験が終了した翌日の月曜日。さっそく道路状況が変わっていました。

私が通勤時に使う新潟バイパス。新潟市を東西に走る大動脈です。黒埼IC - 竹尾ICの各インター間は全国の一般道路の中でも交通量が非常に多く、常に上位10位以内にランクされているほどです。

社会実験期間中も緊急時だけは、高速道路を利用していましたが、通常、新潟バイパスを走行していました。黒埼ICから乗り、海老ヶ瀬ICで降り、その後旧7号線を新発田方面へ向かい泰平橋を渡るという通勤経路です。社会実験中は、プリウスくんで25~30分ほどの通勤時間でしたが、現在は35分強掛かるようになりました。

社会実験が終わり、バイパスを利用する人が増えたため、軒並み交通量が増えているのが原因の一つでしょう。下り線(新発田方面・東行き)で渋滞まではいきませんが、少々スピードが落ちる箇所は各ICで、海老ヶ瀬ICでの渋滞は顕著です。新発田方面への車線が3車線から2車線になることもありますが、社会実験中はスムースに流れていましたから、やはり交通量が増えているのでしょう。

私は海老ヶ瀬ICで新潟バイパスを降りますが、降り口でも渋滞が発生しています。今冬、海老ヶ瀬ICの改良工事が行われ、降り口が拡張されましたが、それでも、交通量の多さにはかなわないようで、信号を通過するまでに5分ほど掛かります。今までは、1階信号に掛かるかどうかという感じでした。

その先の泰平橋ものろのろ運転になり、やや渋滞します。1kmほどある橋を通過するのにこれまた5分ほど掛かります。以前は、1,2分で通過できていましたから、タイムロスです。

上り線(内野方面・西行き)はさらに混雑が酷いです。海老ヶ瀬IC~女池ICまでは延々混雑が続いているようで、中でも竹尾IC~紫竹山IC間がもっとも混雑が酷いです。そういえば1年前までは、こんな景色だったなあと、懐かしく見ていました。ICの降り口も軒並み渋滞が続いていて、以前に比べて渋滞の列はかなり長くなっています。

確かにこれが、通常の姿なのでしょうが、これだけでも、「高速道路 無料化社会実験」は効果があったのだと言えるでしょう。新潟県地方も梅雨入りしましたが、今週に入って雨の日はなかったのに、かなりの混雑ぶりでしたが、今朝は大雨で、至る所で渋滞が発生し、普段より5分早く家を出ましたが、結局45分掛かり、無事、時刻せずに済みました。雨でこの混雑ぶりですから、雪の日ともなれば、大渋滞にるのかと思うと、ほとほと嫌になります。

まあ、渋滞するのが嫌ならば、少しだけ家を早く出るとか、別の道を使うとか工夫が必要でしょうし、渋滞するのがわかっているのだったら、その時間を有効に使うのが得策かと。私の場合は、文庫本を出して読んでいますが・・・。(^-^; そう考えると、「無料化社会実験」様々だったのですねえ。

2011/06/22

「スカイライン -征服-」鑑賞

先日、「スカイライン -征服-」を観てきました。グレッグ・ストラウス&コリン・ストラウス監督作品(「AVP2 エイリアンズvsプレデター」)。出演:エリック・バルフォー、クリスタル・リード、スコッティ・トンプソン、ブリタニー・ダニエル、ドナルド・アデオサン・フェイソン他。

ロスの高級マンションに住む親友のペントハウスを訪ねていたジャロッド(エリック・バルフォー)とエレイン(スコッティ・トンプソン)は、早朝、ブラインドから差し込む青白い光と不気味な音で目を覚ます。そして、その光を見た友人の一人が、一瞬にして光の中に吸い込まれて姿を消すのを目撃する。そして、朝になると窓の外には、これまでに見たことのない巨大な飛行物体や、謎の物体が無数に蠢いていた。謎の物体は次々に地上から人間を吸い上げていたのだ。逃げるのか、とどまるのか、生き残ることができるのか?それは絶望的な3日間の始まりだった・・・。

高級マンションの最上階から、周囲で起こる惨劇を、望遠鏡の映像で見るしかないと言う状況が面白いです。ブラインドを開ければ、見つかってしまう。青い光を見れば、誘蛾灯に集まる蛾のように吸い寄せられてしまう。一歩、外に出れば、様々なタイプのクリーチャーが待ち受けていました。

本作では、主人公は無力な一般市民で、ヒーローでもなければ、軍人でもなく、博士でもないのです。目の前で次々と友人や隣人が吸引され殺されていく。なすすべがない絶望的な状況が続きます。軍隊の反撃もありはしましたが、圧倒的な力の差は歴然としていました。逃げるべきなのか、とどまるべきなのか、葛藤します。ジャロッドは現実として認められず、その状況から逃げようとします。そして、エレインが妊娠していることが判明し、ジャロッドは家族を守るべく決意しますが・・・。

とにかく、「アバター」や「2012」のVFXを手掛けたチームによる圧倒的な驚愕映像が見どころではありますが、戦うすべのない無力な人々の葛藤を描くドラマも注目です。B級感たっぷりな感じを受けますが、迫力の映像は圧巻です。

ロサンゼルスの高級マンションに集まった、ごく普通の人々が目撃した、刻一刻と進行する地球征服の3日間の黙示録。これって続編があるの?と言うラストシーンには期待が掛かりますが、どうなのか?

2011/06/21

新潟市映画館事情 2011年版 File.01

新潟市内には4つのシネコン(シネマコンプレックス・複合映画館)があります。複数のスクリーンを持つ大型の映画館が4つもあるとは、つくづく良い時代になったなあと思います。

新潟市シネコンリスト 2011年版 File.01は、「ユナイテッド・シネマ新潟」です。1999年10月開館。新潟市中央区、デッキィ401内、10スクリーン、1908席。新潟市内で初めて出来たシネコンです。全国21ケ所に展開するユナイテッド・シネマの一つ。

「デッキー401」内に併設され、駐車場は他店舗と共有で約1500台。建物外にも第2,第3駐車場がありますが、休日はかなり混雑していて、建物内、屋上駐車場に停めるのは一苦労です。

スクリーンは2011年1月に2つ増え10スクリーンになりました。以前は、2階に1~3番スクリーン、4階に4~8番スクリーンでしたが、2011年1月に増設した際に、2階と4階の奥に増床し、2階の新しいスクリーンが、4番となり、4階のスクリーンは順次繰り下がり、5~9番となり、4階の新しいスクリーンが10番となりました。1番2番スクリーンは382席、309席と収容人員が多く、スクリーンもかなりでかいです。

2階にチケット売場、グッズ、飲食物の売店があります。4階にも売店はありますが、平日は営業していません。トイレは2階と4階にそれぞれ1箇所ずつ。開場10分前にアナウンスが入り、各スクリーン前でチケットを切ります。

2番スクリーン(309席)と9番スクリーン(219席)にデジタル3Dシネマシステムが導入されました。3Dは、「リアルD 3D方式」。3Dメガネは無料で配布中です。

座席シートは大きめで、肘掛けが1シートに対して2個ずつあります。混雑しているときには肘掛けはどっちのモノ?なんて困るときがありますが、ゆとりのある座席の左右にありますから、非常にゆったりとして映画鑑賞ができる良いシートです。

スクリーン後方にはペアシートがあります。各スクリーン最後部にあるペアシートは、2座席が繋がったシートになっており、真ん中の肘掛けは上げ下げが可能です。一般座席に比べて背もたれの傾斜が緩いようで、映画を見終わると疲れることがあります。

各種割引サービスを実施し、レイトショー(20:00以降の回1200円)を除くサービスデーが2011年4月より変更になっています。

毎週月曜日は、メンズデー男性1000円及びペア割デー2000円(ウオロクカードorコメリカード)、毎週水曜日はレディースデー女性1000円、毎週金曜日は会員デー1000円、シネマ感謝デー毎月14日、映画の日毎月1日1000円等があります。

また、デジタル3Dシネマ作品は各料金+300円で鑑賞ができます。

「CLUB-SPICE」会員制度があり、入会すれば通常料金より300円のカード割引もあります。入会手数料500円、更新手数料500円。また、会員であれば、有料鑑賞1本で1ポイントが付与され、6ポイント1本無料鑑賞が出来ます(有効期間有り)し、2ポイント交換で1000円鑑賞のサービスもあります。

土曜、休日の初回上映を除き、作品限定で指定席になります。メンズデーやレディーデー等でも同様。指定席になるのは、公開して間もない作品が多いようです。それ以外の作品は自由席となります。

パソコンや携帯電話から映画館の鑑賞チケットが取れるサービス「U-ONLINE(ユナイテッドシネマオンラインチケッティング)」が特徴の一つです。事前にパソコンや携帯電話でチケットを購入し、指定席がピンポイントで取れます。劇場に行き、発券機でチケットを取得します。チケット売場が混雑するときがありますが、かなり便利です。

私のホームグラウンドの映画館ではありますが、昨年2010年はやや本数が落ち、年間鑑賞本数98本中41本となり、ワーナーマイカルシネマズ2館の合計45本を下回ってしまいました。とはいえ、単館ではダントツの本数には違いありません。いずれにしても、生涯で一番多くの映画を観る映画館となることでしょう。

指定席がカンタンに取れたり、メンズデーがあったり、映画館自体のサービス全般も気に入っていますので、今後も、私のホームグランドであることは間違いありません。

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2011/06/20

SONY「Reader」で電子書籍デビュー!その5

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2010年12月、ソニーの電子書籍“Reader” を購入しました。

昨今の電子書籍ブームに乗り、ソニーからも電子書籍端末「Reader(リーダー)」が発売され、購入したのが、5型/800×600ドットの「Reader Pocket Edition(PRS-350)」。

ソニーストア iconで注文しまして、到着後、さっそく初期設定を行い、基本的な使い方が一通りできるようになりました。書籍データのダウンロードをしている途中ですが、閑話休題。

先日(2011年6月13日)、ソニー、パナソニック、楽天、紀伊国屋書店から、電子書籍端末・ストアを相互接続する旨の発表がありました。電子書籍サービスの利便性向上に向け、各社の電子書籍端末や販売ストアを相互接続していくことで合意したということです。

2011年後半から4社が販売・運営する電子書籍端末と電子書籍ストアが相互に接続できる環境の構築を目指すというこです。また、各電子書籍ストアから購入したコンテンツは、ユーザーが一元的に管理できるようにし、端末・ストアの垣根を越えた利用環境の実現を目指すとのこと。

今後、実現に当たっては、さらなる協力を、出版社にも求めていくほか、電子書籍配信プラットフォームを運営するブックリスタとの連携も検討しているんだとか。

現在の「Reader Store」はやや書籍データが少な目ではありますが、実現された暁には、さらに拡充されることでしょう。実に頼もしい発表でした。ちなみに、パナソニックは「VIERA Tablet」を年内に発売する予定のようです。電子書籍ブームはまだまだ続くのでしょうか?楽しみです。

つづく。

ソニーストア 送料無料

2011/06/17

まもなく終了「高速道路 無料化社会実験」

2010年6月28日(月)からスタートした「高速道路 無料化社会実験」が、2011年6月19日(日)をもって終了します。新潟県では、通称・日東道の日本海東北自動車道(新潟中央JCT~荒川胎内IC)が対象となっていました。

紆余曲折があり、始まった「無料化社会実験」。当初、実験期間は2011年3月31日まででしたが、開始からおよそ1年後の6月19日までとなりました。それと合わせて、ETCの休日特別割引も同じく19日で終了となります。ETC車のみではありましたが、土日祝祭日は、上限1000円で乗り放題でしたから、良いサービスでした。

2011年6月20日以降は、無料化社会実験開始以前のETC特別料金が残るようで、通勤割引や、深夜割引、平日昼間割引等になります。

新潟県内で唯一行われていた無料化社会実験区間である日東道、新潟中央JCT~荒川胎内IC間。随分利用させてもらいました。普段、通勤時に利用している新潟バイパス。交通事故があれば、大渋滞でとても間に合いません。そんな時、新潟バイパスと並行して走っている日東道へとスイッチし、遅刻せずに済みました。

雪が降った日もそうです。暖冬少雪とは言え、雪の降り積もる朝は何日かありました。早めに自宅を出てはいますが、それ以上に渋滞が発生した時も、日東道へ。少し通り過ぎるものの会社近くの豊栄SAのスマートICを利用すれば、渋滞した雪道も何のその。

また、会社帰りに映画館へ行きますが、ワーナーマイカル新潟南があるイオン新潟南ショッピングセンターがあるのは、日東道・新潟亀田ICのすぐ近くでしたので、こちらも便利でした。豊栄スマートICから高速に入り、亀田ICで降りる。新潟バイパスで行くよりも最短距離を行けるように、ショートカットです。今までは少々無理のあった上映開始時間にも間に合うようになりました。

無料化が終わると、通勤時、新潟バイパスの混雑が少し増えるかもしれません。結構な台数が高速道路を利用していたようですから、それがバイパスに戻ってくるのでしょう。なので、20日以降は少し早めに自宅を出ないと行けないかもしれません。

今回の「無料化社会実験」は、どういう成果を提示してくれるのでしょうか?震災の影響もあり、それどころではないのかもしれませんが、公約に謳われていた全区間無料化への道はほど遠いのか?むずかしい問題なのでしょうね。

2011/06/16

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」鑑賞

先日、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」を観てきました。マシュー・ヴォーン監督作品(「キック・アス」)。出演:ジェームズ・マカヴォイ(「ウォンテッド」「つぐない」)、マイケル・ファスベンダー(「イングロリアス・バスターズ」)、ケヴィン・ベーコン、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト他。

国際情勢が緊迫する1960年代。裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだった。ある日、強力な磁力を発生させ、金属を自在に操ることのできるエリック(マイケル・ファスベンダー)と出会う。彼らは親友となり、CIAに協力しながら、自分たちと同じような若者たちを探し始めるが・・・。

X-MEN」3部作よりも以前の物語を展開していく新シリーズ。なぜ、マグニートーとプロフェッサーXは敵対するようになったのか?あのヘルメットは?X-MEN結成の秘密とは?プロフェッサーはなぜ歩けなくなってしまったのか?マグニートーはなぜ人類を憎むのか?

様々な謎を解明しつつ物語は展開。そして、物語の軸となるのは、戦時中にエリックの母親を殺した元ナチスの科学者ショウ(ケヴィン・ベーコン)への復讐を誓ったエリックが、マグニートーとなるまでの物語でもあります。

1960年代のキューバ危機になぞらえて進行します。その時代の雰囲気を出す美術セットも良いですが、CGも見事で、クライマックスとなる、ミュータント同士の戦いは大迫力。エリックが、能力を使って潜水艦を上空へと持ち上げるシーンは秀逸でした。他にも、驚異的な特殊能力を秘めたミュータントたちが多数出演。訓練する様子などはちょっとコミカルに描かれています。

ウルヴァリンも1シーンのみ登場し、他にも子どもだった頃の「X-MEN」メンバーが数人出演しているのも楽しい。台詞の端々に飛び出す、シリーズとの繋がりを見つけるのもまた楽しいです。親友同士だったふたりがチェスをするシーンもその一つでしょう。以前のシリーズから見ている人も、これから見ようという人の入門編としても楽しめます。

遺伝子の突然変異で超人的パワーが覚醒したミュータントの苦悩と冒険を描いたSFアクション作品。ミュータント第一世代のドラマを描くSFアクション・サーガ第1章。

2011/06/15

「イリュージョニスト」鑑賞

先日、「イリュージョニスト」を観てきました。シルヴァン・ショメ監督作品。声の出演:ジャン=クロード・ドンダ、エルダ・ランキン、ダンカン・マクネイル、レイモンド・マーンズ、ジェイムズ・T・マイヤー他。

1950年代、パリ。昔ながらのマジックを披露する初老の手品師タチシェフ(ジャン=クロード・ドンダ)は、かつての人気をすっかり失い、三流の劇場や場末のバーでドサ回りの日々を送っていた。そんなある日、スコットランドの離島に着いた手品師は、片田舎のバーで貧しい少女アリス(エルダ・ランキン)と出会う。彼を何でも願いを叶えてくれる“魔法使い”と信じ、島を離れるタチシェフについて行くことになる。言葉も通じない二人は、やがてエジンバラの片隅で一緒に暮らし始めるが・・・。

言葉の通じないふたり、老手品師タチシェフと少女アリス。奇妙な同居生活を始めます。少女は彼を魔法使いだと信じ、何でもできるのだと思っています。しかし、そんなことはなく、劇場での稼ぎだけでは暮らしていけず、昼間は働きに出ます。アリスは、甲斐甲斐しく世話を焼きます。しかし、そんな生活は長くは続きませんでした。

言葉が通じないふたりのためもあるし、寡黙に演じる手品師と言うこともあり、全体に、台詞が少な目で、ほとんどがキャラクターの動きで魅せてくれます。クラシックでノスタルジックな映像ではありますが、CGもふんだんに取り入れられており、面白い雰囲気を醸し出しています。

「この世に魔法使いなんていないんだよ。」再三、タチシェフはアリスに何度も伝えようとしますが、この想いは歯がゆいほどに伝わりません。タチシェフが、ときおり眺める写真には、生き別れた娘が映っており、アリスにその面影を見ていたのでしょう。

悲劇的な終わり方を想像してしまいましたが、そこまでには至らず、感情をあまり外に出さないタチシェフの想いはどこか別の方向へ向かっていたのかもしれません。列車の行き着く先は娘の元なのかもしれません。人生の儚さと美しさが詩情豊かに描かれていて、とても優しい気持ちにさせてくれます。

昔ながらのマジックを披露する老人と、彼を魔法使いと信じる少女との心の交流を描くアニメーション作品。

2011/06/14

SONY「Reader」で電子書籍デビュー!その4

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2010年12月、ソニーの電子書籍“Reader” を購入しました。

昨今の電子書籍ブームに乗り、ソニーからも電子書籍端末「Reader(リーダー)」が発売され、購入したのが、5型/800×600ドットの「Reader Pocket Edition(PRS-350)」。

ソニーストア iconで注文しまして、到着後、さっそく初期設定を行い、基本的な使い方が一通りできるようになりました。書籍データのダウンロードの準備が終わりましたので、書籍データの検索開始です。

インターネット上のソニーのeBookストアである「Reader Store」に接続します。トップページには、「特集」「ランキング」「ジャンル別」「著者別」というタブがあります。その下には、検索窓がありますので、キーワード検索もできます。

ジャンルは多岐にわたり、文学、名作・古典、社会・経済・法律、語学、人文・教育・歴史、 児童書、コンピュータ/デジタル機器、医学・福祉等々になります。私は主に小説を読みますので、「文学」ジャンルの中の、小説(国内)、小説(海外)、ミステリー/推理/サスペンス(国内) 、ミステリー/推理/サスペンス(海外) 、SF/ファンタジー(国内)辺りから探すことができそうです。

私は、好きな作家の作品を読み続ける傾向がありますので、まずは著者別に書籍データを見てみます。ここ数年よく読んでいる「伊坂幸太郎」の項を見てみます。「アヒルと鴨のコインロッカー」と「クリスマスを探偵と」の2作品のみでした(2010年12月オープン当初)。価格は「アヒルと鴨の・・・」が1,155円、「クリスマスを・・・」は210円となっています。

その他の書籍を見てみると、紙媒体の文庫本より幾分安価になっているようですが、「アヒルと鴨の・・・」は単行本の価格(1,575円)を基準にしているようで、文庫本が680円ですから、かなり高価に思えます。

「クリスマスを・・・」は、18歳のときに書いたはじめての小説を、20年ぶりに完全リメイクし、「文藝別冊 伊坂幸太郎 (KAWADE夢ムック):1,260円」に書き下ろしとして収録された短編です。単行本等には、未収録ですので、この価格も納得のいくところでしょう。

2011年6月現在では、その他「死神の精度(420円)」「終末のフール(630円)」も登録されています。文庫本の価格は「死神の精度(2008年出版)」が570円、「終末のフール(2009年出版)」が660円となっていて、発行年によって、価格の下がり方が違うのかもしれません。

私がここ数年でよく読んでいる作家の中では、阿刀田高は2冊、有川浩1冊、坂木司5冊、荻原浩1冊、森見登美彦1冊と言った感じで、東野圭吾や朱川湊人、機本伸司、初野晴、藤崎慎吾はいずれも0冊でした。データのありなしは、作家の意志もあるのでしょうし、出版社にもよるようです。電子化され、紙媒体での出版が減っていくことの脅威を感じているのか、海賊版が電子データで流通される事を恐れているのか、理由は良くわかりませんが、まだまだこれからという感じです。

それでも、毎週金曜日には、数十冊の新作が登録されていますので、ダウンロードできる書籍数はどんどん増えていくことでしょう。電子データでも印税には変わらないのでしょうから、海賊版対策をしっかりすれば何とでもなるようには思うのですが。まあ、世の中には凄い人がいるもので、どんなに対策をしても、巧妙に切り抜けることもできるのでしょうが。

と言うことで、書籍データの数は少な目なのは否めませんが、今後増えることを期待して、今回は、あるモノの中から選ぶことにします。

私は普段、書店に赴き、面白そうな本がないか物色し、気になるタイトルは、携帯電話のメモ帳機能を利用し記録し、帰宅後、オンライン書店で検索し、お気に入りに登録。タイミングを見計らってネットで購入するというのがパターンでした。なので、オンライン書店のお気に入りに登録してあるデータを見ながら、「Reader Store」で検索をしてみます。

で、購入しようと決めたのが、以下の3冊。

  • 道尾秀介「ソロモンの犬」
  • 三崎亜記「バスジャック」
  • 森見登美彦「有頂天家族」

読んだことのある作家もあり、初めての作家もあり。ようやく、タイトルが決定しましたので、いよいよダウンロードです。

つづく。

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2011/06/13

新潟市映画館事情 2011年版

新潟市内には4つのシネコン(シネマコンプレックス・複合映画館)があります。複数のスクリーンを持つ大型の映画館が4つもあるとは、つくづく良い時代になったなあと思います。

2009年に「新潟市映画館事情File.0104)」と言うことで、ご紹介しましたが、その後、3D化を含めて、少々変わってきていますので、あらためてご紹介していくことにします。

現在、新潟市内では、以下のように4つのシネコンが営業中です。

  • ユナイテッドシネマ新潟(新潟市中央区、デッキィ401内、10スクリーン、1908席、1999年10月開館)
  • ワーナーマイカルシネマズ新潟 (新潟市西区、新潟サティ内、9スクリーン、2,160席、2000年10月開館)
  • T・ジョイ新潟万代 (新潟市中央区、万代シテイビルボードプレイス2内、8スクリーン、1577席、2001年7月開館)
  • ワーナーマイカルシネマズ新潟南 (新潟市江南区、イオン新潟南ショッピングセンター内、9スクリーン、1,702席、2007年10月開館)

2011年1月にユナイテッドシネマ新潟が8スクリーから10スクリーンに増え、シネコン4館で合計36スクリーンとなりました。同一の作品を上映することは多いですが、それでも単館での上映作品もあり、本数が増えることに繋がり、さらにシネコンという良い環境で観られるようになったことは喜ばしい限りです。

この2年間で大きく変わったのは3D上映館が増えたこと、それと、サービスデーが変更になったこと等が上げられます。

ということで、2011年版「新潟市映画館事情」として、現在の各シネコンの特徴・特色等を最新の情報に基づきご紹介していくことにします。

つづく。

2011/06/10

「新しい人生のはじめかた」私的映画考Vol.245

今日、ご紹介するのは、「新しい人生のはじめかた」です。ジョエル・ホプキンス監督作品。出演:ダスティン・ホフマン(「ネバーランド」「クレイマー、クレイマー」)、エマ・トンプソン(「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」「パイレーツ・ロック」)、アイリーン・アトキンズ、ジェームズ・ブローリン、キャシー・ベイカー他。

CM音楽家ハーヴェイ(ダスティン・ホフマン)は、離婚後、ニューヨークで気ままな1人暮らし。ある週末、イギリスで働く一人娘がの結婚式出席のためにロンドンを訪れる。しかし、結婚式では、蚊帳の外。仕事もトラブルに見舞われ干されてしまう。一方、空港の統計局で働くケイト(エマ・トンプソン)は、婚期を逃した40代。過干渉な老いた母親マギー(アイリーン・アトキンス)を抱え、未来に期待することもなく、諦めて楽に生きる道を選んでいた。そんなふたりが偶然にも空港で出会い、ロンドンの街で一緒に過ごすことになるが・・・。

ハーヴェイとケイトは出会ったばかりの他人同士。しかも、初対面の印象は最悪でした。それでも、言葉を交わしていくうちに、話しは尽きることなく楽しい時間が過ぎていきました。次に会う約束をしたり、待っている間にも相手のことを考えていられる。初々しい恋人同士のようでした。しかし、ロンドンとニューヨークと海を隔てて暮らす二人に、将来はあるのでしょうか?口うるさい母親を抱えるケイトは、どう決断するのか?

もちろん、人生にも、恋愛にも確証なんてものはありません。これまで、充分過ぎるほど落胆し、悔しい思いもしてきたケイト。そして、ハーヴェイもまた、娘の結婚式で落胆し、仕事もなくなり、自分はもう必要とされていない人間なのではないかと思っていました。確かに、傷つくのを恐れ、諦めて生きる方が楽なのかもしれません。でも、先のことは誰にも分からないのですから、努力することが大切で、諦めない人生の方がきっと幸せに近づけるはずです。

ズバリ泣き所は、娘の結婚披露宴でのハーヴェイのスピーチ。人生を諦めかけていたハーヴェイ。しかし、新しい人生を始めることができるかもしれないと言う、喜びと希望がそこにはありました。そして、感謝の気持ちも。感動的なシーンになっています。また、全編を流れるピアノの優しい調べは、木々を揺らす風のようでもありました。

夢よりも諦めを口にしてしまう大人の男女の心の機微を、繊細さとユーモアを交えて描いた大人のラブストーリー。ラストチャンスは誰にでもあるに違いありません。

2011/06/09

SONY「Reader」で電子書籍デビュー!その3

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2010年12月、ソニーの電子書籍“Reader” を購入しました。

昨今の電子書籍ブームに乗り、ソニーからも電子書籍端末「Reader(リーダー)」が発売され、購入したのが、5型/800×600ドットの「Reader Pocket Edition(PRS-350)」。

ソニーストア iconで注文しまして、到着後、さっそく初期設定を行い、基本的な使い方が一通りできるようになりましたので、次に書籍データのダウンロードを行います。

本機は、パソコンと接続して、書籍データのダウンロードを行います。購入するためにはインターネット上のソニーのeBookストアである「Reader Store」に接続します。Reader Storeを利用するためには、My Sony Club(入会費、年会費無料)に登録したメールアドレスとパスワードが必要です。

以前から、My Sony Clubには登録していましたので、この手順は必要ありませんしたので、続いて製品登録を行います。最近のソニー製品は、本体をパソコン経由でインターネットに接続し、登録するパターンが多くなってきました。パソコン及びインターネットありきの利用方法になってきたのでしょう。

製品登録が終わりましたので、いよいよ製品購入の準備です。

まずは、Readerの機器認証や、購入済みの電子書籍をReaderにダウンロードする専用のソフトウェア「eBook Transfer for Reader」をインストールします。

「eBook Transfer for Reader」は、書籍、写真、オーディオなどのコンテンツを転送するためのソフトウェアで、eBookストアで購入した書籍のダウンロードや、パソコンに保存されているファイルをReader本体に転送することができます。 また、Reader本体に保存されているコンテンツを確認したり、パソコンにコンテンツファイルのコピーを保存したりすることもできます。

インストールが終わったら、Readerに付属のUSBケーブルを使って、パソコンと接続します。ヘッダーの「マイページ」をクリックし、左メニューの「利用機器の登録/解除」ページより、機器の登録を行います。これで準備は完了です。

Reader Storeで購入した場合の支払いには、クレジットカード及びソニーポイントが利用できます。ソニーストアでの購入や、My Sony Clubでの製品登録により発生するソニーポイントを利用して書籍データが購入できる訳です。ただし、所持しているソニーポイントの一部を使うことができませんので、全額をソニーポイントで支払うか、ソニーポイント不足分をクレジットカードで支払うことが可能になります。

購入の準備ができましたので、さっそく書籍データの検索開始です。

つづく。

ソニーストア 送料無料

2011/06/08

「アジャストメント」私的映画考Vol.244

先日、「アジャストメント」を観てきました。ジョージ・ノルフィ監督作品。原作:フィリップ・K・ディック。出演:マット・デイモン(「ヒアアフター」「インビクタス」)、エミリー・ブラント(「ウルフマン」「ヴィクトリア女王 世紀の愛」)、アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、マイケル・ケリー他。

選挙で敗れた上院議員候補デヴィッド・ノリス(マット・デイモン)は、敗戦会見の準備をしていた時に、エリース(エミリー・ブラント)と出会い、たちまち恋に落ちる。そんな彼の行動を逐一モニターする謎の集団がいた。社会の裏で能力を駆使して、人間の運命を操作する運命調整局のエージェントたちだった。その存在を知ってしまったデヴィッドは、口外しないこと、エリースとは2度と会わないようにと忠告される。諦めきれないデヴィッドは3年間探し続けて、ついに再会するが・・・。

ブレードランナー」「マイノリティ・リポート」のSF作家フィリップ・K・ディック原作の小説を映画化した本作。現代社会に潜む恐怖を描きます。謎の存在「運命の書」。そこには各人の運命が綴られ、逸脱しそうになると運命調整局のエージェントたちによって、調整されてしまうのです。突然圏外になる携帯電話、止まらないタクシー、乗り遅れてしまったバス・・・。それは皆、調整されていたのだとしたら・・・。そして、運命は決められていて、帰ることができないのだとしたら・・・。

しかし、そんな事実を知りながらも、デヴィッドは、一目惚れした女性エリースを探し求めます。そして、偶然の2度目の出会い。運命は時にすれ違い、離れていくのですが、それを引き寄せるのは、人間の意志なのでしょう。しかし、逐一モニターされているため、トラブルは続き、調整されてしまいます。それを手助けするのは、エージェントの一人であるハリー(アンソニー・マッキー)。良き理解者として、デヴィッドを助け、その先の大きな運命を告げるのですが・・・。

誰しも一度くらいは疑問に思ったことがあるはず。自分の存在。自分は本当の自分ではなく、自分の意思で決めているというのは見せかけで、第三者が決めているのではないか?と。確かに、そこには何か“特別な力”が存在していると思えます。そして、それが事実だとしたらこんなに怖いことはありません。どうあがいても、抗っても、どうにもならないのだとしたら・・・。

愚かな人類を見守っている存在、運命調整局。そのトップである議長とはいったい誰なのか?神か天使か?デヴィッドは、そんな大きな存在に対抗し、決められた運命に抗い、自分の愛を貫いていきます。自由意思を貫くことで、運命さえも変えられるはず。

ヒロインであるエリースを演じるエミリー・ブラントが実に魅力的に描かれています。恋に落ちる瞬間。待ち焦がれた少女のような瞳。愛する人を信じる心。芯が強く、愛に溢れた存在。このヒロインがいたからこそ、主人公・デヴィッドは運命に打ち勝つことができたのでしょうし、未来をより良きものにする存在へとなっていくのでしょう。こんな時代だからこそ、指導者としてのヒーローの存在は重要だし、それを助けるヒロインが必要なのでしょう。

謎の組織が密かに人々の運命を支配する世界で、その事実に気付いた男が、自らの未来を賭けて組織と戦うSFサスペンス。

2011/06/07

「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」鑑賞

先日、「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」を観てきました。森下孝三監督作品。原作:手塚治虫。声の出演:吉永小百合、堺雅人、観世清和、吉岡秀隆他。

2500年前、インド。カースト制度により奴隷に生まれた者は一生その運命を背負い、身分の低い者は貧しさに喘いでいた。シュードラ(奴隷)として生まれた少年チャプラ(竹内順子)はコーサラ軍に家族を殺されたタッタ(大谷育江)は出会う。チャプラは負傷したブダイ将軍(玄田哲章)を助け、ブダイの養子の地位を手に入れる。また、その頃、シャカ国では待望の王子が誕生、シッダールタと名付けられる。

21歳になったチャプラ(堺雅人)は数々の武勲を打ち立て、昇進していき、コーサラ国はさらに強大な国となっていた。一方、シッダールタ(吉岡秀隆)はバンダカ将軍(藤原啓治)の訓練を受け、武芸にも秀でた若者に成長していたが、身分差別への疑問は消えず、家臣の目を盗んでは城を出て街をさまよい、懸命に生きる人々を見つめていた。やがて、シャカ国とコーサラ国が開戦。シッダールタとチャプラ。二つの魂が戦場で交錯する・・・。

手塚治虫版ブッダ伝である「ブッダ」を、初めて長編アニメーションとして映画化した作品。本作は、3部作の第1部で、原作コミックの第1部、2部を映像化しています。「火の鳥」とならび、人間とは何か、生命の尊さを描いた本作。手塚治虫のもう一つのライフワークと言って良い作品でしょう。

いずれブッダとなる青年シッダールタの苦悩が描かれています。王族として生まれた故に、世の中を知らず、身分制度に疑問を抱き、生きる事、死ぬことの意味を問い続けます。しかし、戦は待ってはくれません。シッダールタの目の前で殺し合いが始まるのでした。

昨今のアニメ作品における俳優による声の出演。本職の声優も多く出演しているので、そのテンションの違いがあからさまに分かってしまうので、どうにもいただけません。特に、感情を露わにするシーンでは、絵に声が追いついていないというシーンが多々あり、もったいなさ過ぎると思わずにいられません。DVD化する時には、ぜひとも本職の声優版での音声も収録していただけると嬉しい限りです。

仏教の開祖・シッダールタの生涯を描いた内容ではありますが、宗教的なイメージは少なく、戦乱の時代を生きた人々の苦悩を描く作品になっています。出家したシッダールタの運命は?不思議な能力を使うタッタはどこへ?数奇な運命をたどる魂は、どこで巡り会うのか?こうご期待!

2011/06/06

「月に囚われた男」私的映画考Vol.243

今日ご紹介するのは「月に囚われた男」です。ダンカン・ジョーンズ監督作品。出演:サム・ロックウェル(「フロスト×ニクソン」)、ドミニク・マケリゴット、カヤ・スコデラーリオ、ベネディクト・ウォン、マット・ベリー、ケヴィン・スペイシー(「ラスベガスをぶっつぶせ」)他。

地球のエネルギーは底をつき、新たな燃料源を月で採掘することになった時代。“ルナ産業”の従業員サム・ベル(サム・ロックウェル)は燃料源採掘のため、月に派遣される。会社との契約期間は3年間、一人での任務であった。地球との直接通信は故障中で、話し相手は一台の人口知能ロボット(声:ケヴィン・スペイシー)だけ。孤独な任務が続く中、地球で彼の帰りを待つ妻と子供への思いがサムの心を支えていた。そして任務終了まで2週間を切ったある日、サムは自分と同じ顔をした人間に遭遇する。果たして単なる幻覚なのか、それとも・・・。

月の採掘基地にただ一人。話し相手は人工知能のみ。ときおりビデオメールにて通信がある、家族の近況を知らせる内容が、心の慰めとなっていました。いわゆる密室劇のほぼ一人芝居。閉塞感たっぷりの環境で、任務終了まで2週間と言うのが、またリアルです。まもなく家族の元に帰れると言う時に起こった事故。そこから、奇妙な出来事が起こり始めます。

「2001年宇宙の旅」のような古典本格SFに通じる雰囲気が漂うのは、採掘基地の色使いが白を基調としているからなのか、コンピュータと会話するシーンが多いからなのか、謎めいたストーリーのためなのか、良くわかりません。低予算で作られた作品とは言え、月面での採掘のシーンはチープな感じもありながら、それなりに納得のいく映像になっています。

1人2役を見事に演じるサム・ロックウェルの演技力もさることながら、人工知能ロボットの声を演じたケヴィン・スペイシーも良かったです。当然ですが、沈着冷静で感情を全く感じさせない声でしゃべりますが、何か秘密を抱えているコンピュータ。これが、心理的に圧迫感を感じ、得も言われぬ緊張感を醸し出していき、サムの精神を蝕んでいったのかもしれません。

伏線がしっかりしているので、ミステリーとしても楽しめる作品になっています。昨今、SFと言う言葉が陳腐化してきている様な気がしますが、それでも、科学的設定で非日常の世界で巻き起こる物語には、やはりSFと言う言葉が当てはまるのでしょう。最近、このような古典SF作品が少なくなってきたのは21世紀になったからなのかもしれません。でも、20世紀と比べて、日常はあまり変わっていないんですよね。

月で孤独にたえながら、エネルギー採掘に勤しむ男に起きた奇妙な現象を描いていくSFスリラー。感動的なラストをご堪能下さい。

2011/06/03

「SOMEWHERE-サムウェア-」私的映画考Vol.242

先日、「SOMEWHERE-サムウェア-」を観てきました。ソフィア・コッポラ監督作品。出演:スティーブン・ドーフ(「パブリック・エネミーズ」)、エル・ファニング(「SUPER8/スーパーエイト」)、クリス・ポンティアス、ベニチオ・デル・トロ、ミシェル・モナハン他。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。

ハリウッドの映画俳優ジョニー・マルコ(スティーヴ・ドーフ)は、ロサンゼルスのホテルで暮らし。フェラーリを乗り回し、パーティで酒と女に溺れる彼の日々は、表面的な華やかさとは裏腹に、孤独で空虚だった。そんなある日、前妻レイラと同居する11歳の娘クレオ(エル・ファニング)が訪れ、レイラが家を空けるため、しばらくジョニーのもとで暮らすことになるのだが・・・。

ジョニーの毎日は、乱痴気騒ぎに明け暮れ、映画俳優として、新作の取材対応や特殊メイクの型取りなど、俳優としての仕事をこなす日々でした。忙しい毎日の様でしたが、時に、家族もなく孤独を感じる瞬間や、からっぽの自分に気づいてしまいます。そんな日常に、娘クレオとの日々が始まります。

ふたりで過ごす穏やかな時間。ジョニーの肩にもたれ、うたた寝するクレオ。ジョニーが寝ている間に朝食の支度をするクレオ。ふたりでゲームをして過ごす時間。プールサイドでただ日光浴。何気ない父娘の日常を描いているだけなのでしたが、素敵なシーンでした。

これまでにも、たまにはそんな時もありましたが、これほど長く過ごすことはありませんでした。しかし、クレオには母親がいつ帰ってくるのか分からない不安もありました。

そして、別れの時。悲しんで泣くクレオを抱き寄せるジョニー。別れ際、騒音にかき消されて、聞こえているかどうかは分かりませんが、ジョニーは、一緒にいられないことを謝罪します。その後、長年住み慣れたホテルをチェックアウトし、フェラーリをどこかへ走らせて行くのでした。いったい彼はどこへ行こうというのか?

冒頭、フェラーリで周回コースをぐるぐると回るジョニーが延々長回しで映されます。何の意味があるのだろうと思っていましたが、人生はいつも堂々巡りで、抜けだせないと言うことを表現しているのではないかと思えてきました。そして、そこから抜け出すためには、何かを捨て、人生を変えなければいけないのではと。それには強い意志が必要なんだと。

独特の雰囲気の作品で、見終わった瞬間にソフィア・コッポラ監督作品だったと思い出しました。日常を描きながら、何とも言えない焦燥感、閉塞感を描く作風は本作でも健在でした。

空虚な日々を送るハリウッドスターと、別れた妻と暮らす娘とのひと時の交流を優しい眼差しで描いた人間ドラマ。

2011/06/02

SONY「Reader」で電子書籍デビュー!その2

icon

2010年12月、ソニーの電子書籍“Reader” を購入しました。

昨今の電子書籍ブームに乗り、ソニーからも電子書籍端末「Reader(リーダー)」が発売され、購入したのが、5型/800×600ドットの「Reader Pocket Edition(PRS-350)」。

ソニーストア iconで注文しましたので、発売日の到着を待ちます。

到着後、さっそく開梱。145.4×104.6×9.2mm(縦×横×厚み)の本体は思った以上に小さいです。本体色はシルバー。実際に文庫本と比べてみると、ほぼ同じくらいの大きさです。厚さは9.2mmとその薄さは際立ちます。重さは155gですから、文庫本の厚さにもよりますが、スーツの内ポケットに入れても苦にならない重さです。

今回一緒に購入したのが、ソニーストア限定の、5型用「吉田カバン“Reader”(リーダー)カバー」とACアダプターのセットです。

さっそく同梱の「クイックスタートガイド」を見ながら使ってみます。「ユーザーガイド(取扱説明書)」は、紙媒体での提供はなく、本体内にPDFファイルとして収録されています。

本体上部にあるスライド式の電源スイッチを入れます。モノクロの起動画面が浮かび上がります。他社製品にはカラー液晶もありますが、活字中心で、小説を読むならモノクロで十分です。初期設定で、日付等を入力し終了。

ホームタブには、書籍の一覧があり、手書きメモ、テキストメモ等のアプリケーションタブや、設定タブがあります。基本操作はタッチパネルをタップすることで行います。キーはページめくりボタン、ホームボタン、サイズボタン、オプションボタンしかなく、シンプルです。本体、右側面にはタッチペンが収納できるようになっています。画面操作はタッチペンを使っても良いですし、指でも操作ができます。

本体には、購入時にサンプル版が何冊か入っています。サンプル版なので、途中までしか読むことはできませんので、気に入って続きが読みたくなったらダウンロード・購入することになります。

本機は、パソコンと接続して、書籍データのダウンロードや充電を行います。その際には本体下部にあるマイクロUSB端子に、付属のUSBケーブルを接続して使います。また、充電だけであれば、別売りのACアダプタを使ってもできます。

内蔵メモリ容量は約2GBで、使用可能領域は1.4GB。約1400冊の本を保存することができます。

バッテリは、内蔵型リチウムイオン充電池。USB充電で約3時間、別売りのACアダプタ充電で約2時間。充電持続時間は、約10,000ページで約14日間保ちます。これがありがたいです。旅行時にもバッテリ残量を気にせずに多くの本を持ち歩くことができます。

というのも、表示ように使われる“電子ペーパー”は、画面切り替え時以外は電力をほとんど必要としない省電力設計になっているのです。たくさんの本を持ち歩き、約2週間は使い続けられるというのは、本機の魅力の一つです。

また、電子ペーパーは紙のような白と、墨のような黒で高コントラストを実現していますし、16階調のグレースケールなので、文字も画像も自然に美しく表現されています。バックライトを使用していないため、長時間見ていても目が疲れにくいので、快適に読書が続けられるようになっています。実際、画面を見ていてもあまり目が疲れる気がしません。パソコンの液晶とは違う印象を受けます。

画面に触れて直感的に操作できるタッチパネルを搭載していますので、画面を軽くなぞるだけで、ページがめくれます。それは、まさに本をめくるかのように、です。また、ダイレクトに手書きのメモを書きこんだり、ハイライトを追加したりすることも可能です。書籍にブックマークが付けられるので、読みかけのページにブックマークを付けられます。お気に入りのページにしおりをはさむ感覚です。また、読みかけの書籍の場合、次回以降起動時には、続きから読み始めることもできます。

電子書籍らしい使い方としては、検索機能を使って、書籍を検索したり、書籍内の単語を検索したりすることができます。

基本的な操作は理解しましたので、次は、書籍データのダウンロードです。

つづく。

ソニーストア 送料無料

2011/06/01

「ジュリエットからの手紙」私的映画考Vol.241

先日、「ジュリエットからの手紙」を観てきました。ゲイリー・ウィニック監督作品。出演:アマンダ・サイフリッド(「マンマ・ミーア!」)、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ガエル・ガルシア・ベルナル、クリストファー・イーガン、フランコ・ネロ他。

ニューヨーカー誌の事実調査員ソフィ(アマンダ・セイフうライド)は、婚約者ヴィクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)とともに旅行でイタリアのヴェローナを訪れる。だが、料理人のヴィクターは、間もなく開店する自分のレストランのためにワインや食材の仕入れに夢中。

そこで、ソフィアは別行動でヴェローナの散策へ。『ロミオとジュリエット』のジュリエットの生家があり、恋の悩みを綴ったジュリエット宛ての手紙が、世界中から年5000通も届いていた。そこでは、“ジュリエットの秘書”と呼ばれる女性たちが集めた手紙に返事を書いていたのだ。

ひょんなことから、50年前の手紙に返事を書く事になるソフィア。数日後、その手紙の差出人であるクレア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)とその孫のチャーリー(クリストファー・イーガン)がソフィアを訪ねてやってくる。そして、3人での50年前の恋人探しの旅が始まるが・・・。

シェイクスピアの不朽の名作「ロミオとジュリエット」。その“ジュリエット”の生家には、今も世界中から恋の悩みを相談する“ジュリエット・レター”が届いているんだとか。そこを訪れた記者を目指す事実調査員のソフィア。婚約者とのプレハネムーンだというのに、別行動になってしまいます。仕事にも限界を感じていましたし、彼との結婚も悪くないだろうとは思っていました。

恋に悩んでいないはずのソフィアでしたが、英国から来た老婦人・クレアの50年前の初恋の相手・ロレンツォを探す旅に出てからは、ちょっと様子がおかしいです。記事を書くチャンスだという打算もない訳ではないですが、どうこうしていた孫のチャーリーが気になるご様子。反発していた相手に惹かれるのは世の常なのでしょう。それに、婚約者のヴィクターと離ればなれでも気にならなくなってしまっていました。

しかし、ロレンツォはなかなか見つかりません。その過程が、ロードムービー的に描かれますが、3人は次第に互いの人生を語り合い、絆を深めてもゆきます。諦めかけ、帰国の時間が迫る中、何とはなしに立ち寄ったブドウ農場。そこで、運命の再会が・・・。

ズバリ泣き所は、ラスト近くの結婚式でのスピーチ。クレアが読み上げる、ソフィアの書いた手紙。50年前の少女時代の想いを断ち切れないでいるだろうクレアに対する気持ち、今の彼女があるのも事実には違いありませんが、その想いも彼女の一部には違いない。その想いを励まし、一歩足を踏み出す勇気を示してくれた手紙でした。そして、またその手紙は今の自分(ソフィア)に対する手紙にもなっていたに違いありません。確かに、人生は苦労の連続です。だから、小さな喜びを積み重ねていくことが幸せなんだと思えます。そそて、どんなときも愛に遅すぎることはないのです。そのために、新たな一歩踏み出す勇気を。

そして、最後は、バルコニーでの名場面の再現。ここがまた良かったです。

イタリア・ヴェローナにあるジュリエットの生家に届く世界中からの手紙をきっかけに、かつての恋人に再会しようとする女性とその孫、彼女の手紙を読んだ若い女性の旅を描くラブストーリー。

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