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2011/06/01

「ジュリエットからの手紙」私的映画考Vol.241

先日、「ジュリエットからの手紙」を観てきました。ゲイリー・ウィニック監督作品。出演:アマンダ・サイフリッド(「マンマ・ミーア!」)、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ガエル・ガルシア・ベルナル、クリストファー・イーガン、フランコ・ネロ他。

ニューヨーカー誌の事実調査員ソフィ(アマンダ・セイフうライド)は、婚約者ヴィクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)とともに旅行でイタリアのヴェローナを訪れる。だが、料理人のヴィクターは、間もなく開店する自分のレストランのためにワインや食材の仕入れに夢中。

そこで、ソフィアは別行動でヴェローナの散策へ。『ロミオとジュリエット』のジュリエットの生家があり、恋の悩みを綴ったジュリエット宛ての手紙が、世界中から年5000通も届いていた。そこでは、“ジュリエットの秘書”と呼ばれる女性たちが集めた手紙に返事を書いていたのだ。

ひょんなことから、50年前の手紙に返事を書く事になるソフィア。数日後、その手紙の差出人であるクレア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)とその孫のチャーリー(クリストファー・イーガン)がソフィアを訪ねてやってくる。そして、3人での50年前の恋人探しの旅が始まるが・・・。

シェイクスピアの不朽の名作「ロミオとジュリエット」。その“ジュリエット”の生家には、今も世界中から恋の悩みを相談する“ジュリエット・レター”が届いているんだとか。そこを訪れた記者を目指す事実調査員のソフィア。婚約者とのプレハネムーンだというのに、別行動になってしまいます。仕事にも限界を感じていましたし、彼との結婚も悪くないだろうとは思っていました。

恋に悩んでいないはずのソフィアでしたが、英国から来た老婦人・クレアの50年前の初恋の相手・ロレンツォを探す旅に出てからは、ちょっと様子がおかしいです。記事を書くチャンスだという打算もない訳ではないですが、どうこうしていた孫のチャーリーが気になるご様子。反発していた相手に惹かれるのは世の常なのでしょう。それに、婚約者のヴィクターと離ればなれでも気にならなくなってしまっていました。

しかし、ロレンツォはなかなか見つかりません。その過程が、ロードムービー的に描かれますが、3人は次第に互いの人生を語り合い、絆を深めてもゆきます。諦めかけ、帰国の時間が迫る中、何とはなしに立ち寄ったブドウ農場。そこで、運命の再会が・・・。

ズバリ泣き所は、ラスト近くの結婚式でのスピーチ。クレアが読み上げる、ソフィアの書いた手紙。50年前の少女時代の想いを断ち切れないでいるだろうクレアに対する気持ち、今の彼女があるのも事実には違いありませんが、その想いも彼女の一部には違いない。その想いを励まし、一歩足を踏み出す勇気を示してくれた手紙でした。そして、またその手紙は今の自分(ソフィア)に対する手紙にもなっていたに違いありません。確かに、人生は苦労の連続です。だから、小さな喜びを積み重ねていくことが幸せなんだと思えます。そそて、どんなときも愛に遅すぎることはないのです。そのために、新たな一歩踏み出す勇気を。

そして、最後は、バルコニーでの名場面の再現。ここがまた良かったです。

イタリア・ヴェローナにあるジュリエットの生家に届く世界中からの手紙をきっかけに、かつての恋人に再会しようとする女性とその孫、彼女の手紙を読んだ若い女性の旅を描くラブストーリー。

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