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2011/06/24

「アイガー北壁」鑑賞

今日、ご紹介するのは、「アイガー北壁(DVD)」です。フィリップ・シュテルツェル監督作品。出演:ベンノ・フユルマン、ヨハンナ・ヴォカレク、フロリアン・ルーカス、ウルリッヒ・トゥクール、ジーモン・シュヴァルツ、ゲオルク・フリードリヒ他。

ベルリンオリンピック開幕直前の1936年夏。ナチス政権は国威発揚のためドイツ人による前人未到の難所アイガー北壁の初登頂を強く望んでいた。ドイツの若き登山家トニー(ベンノ・フユルマン)とアンディ(フロリアン・ルーカス)、そしてオーストリア隊のヴィリー・アンゲラー(ジーモン・シュヴァルツ)とエディ・ライナー(ゲオルク・フリードリヒ)の2名が大いなる期待を背負って北壁に挑むことになる。彼らは競い合いながらも、順調に登っていくが、落石によるメンバーの負傷に始まり、悪天候に見舞われていくが・・・。

物語は、トニーのかつての恋人でベルリン新聞社の記者見習いであるルイーゼ・フェルナー(ヨハンナ・ヴォカレク)の回想のカタチで展開します。命を落とす可能性のある危険な登頂。それを見守るルイーゼ。同郷の幼なじみでもある三人。記者に同行したアシスタントではありましたが、記者になりたい。そのためのスクープとして成果を上げたいという想いもあり、複雑な思いで一刻一刻と動いていく状況を見守ります。

しかし、トラブルが頻発。落石に始まり、嵐が訪れます。夏とは言え、夜になれば極寒の山の上。アイガー北壁初登頂を目指す、4人の運命は?無事生還することはできるのか?

名峰アイガーの雄大な景観は実に美しく、撮影は実際の山で行われた部分もあるのでしょうが、どれほど大変だったのだろうと思えるシーンが連続します。高所恐怖症の方は鑑賞に注意が必要です。また、実話を基にした物語であるだけに、その過酷な状況は、実にスリリングで、身につまされます。あれが、リアルと言うのでしょうが、それにしても寒々しい。

ルイーゼの語りで綴られているように、そこに描かれているのは男たちの闘いとは一線を画した愛の物語。誰かのことを愛したと実感できる時が本当に生きた時。自分の命を感じることが出来るのは、人を愛したからこそ。愛は生きる理由なのですから。そして、希望を持ち、夢を持ち、愛を胸に抱き、充実した人生を送ることの素晴らしさを問うているようでした。

ナチス政権下、前人未到だったアルプスの難所アイガー北壁に挑んだ若き登山家たちの壮絶な運命をつづる山岳ドラマ。

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