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2011/07/19

「127時間」鑑賞

先日、「127時間」を観てきました。ダニー・ボイル監督作品(「スラムドッグ$ミリオネア」)。出演:ジェームズ・フランコ(「スパイダーマン」シリーズ)、アンバー・タンブリン、ケイト・マーラ、リジー・キャプラン、クレマンス・ポエジー他。第83回アカデミー賞作品賞、主演男優賞他全6部門ノミネート作品。

アーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は、金曜の夜、いつものように1人でロッククライミングを楽しむため、慣れ親しんだユタ州、ブルー・ジョン・キャニオンに向けて出発する。そして、ロッククライミングを楽しもうとしたその瞬間、岩と共に落下し、気づいた時には、落石に右腕を挟まれ、狭い谷底から一歩も動けなくなってしまったのだ。助けを求める叫び声は無人の荒野に虚しく響き渡り、知識と経験を総動員して岩を撤去しようとするが、ガッチリと挟まった岩はピクリとも動かない。なすすべもなく、生命の限界を越えた127時間後が迫っていた。

開放的で陽気な青年、アーロン。週末は一人で、ロック・クライミングに行く。しかし、人と深く関わらずに生きてきた彼は、母親からの電話を無視し、行き先を誰にも告げず未明に家を出ます。途中で迷っていた女性2人組を案内しがてら、楽しいひとときを過ごします。日曜日の夜にパーティに行くと約束して。

しかし、突然、彼に過酷な運命が襲い掛かります。狭い谷底に落下し、谷の幅と同じほどの岩に右腕を挟まれ、身動きの取れない状態になってしまいます。所持品はビデオカメラにデジカメ、切れないナイフ、ロープ等。食料はなくわずかな水は水筒に半分ほど。呼べど叫べど誰にも声は届かず、むなしくこだまするだけ。

なんとか脱出しようと試みますが、巨大な岩はびくともしない。時間が刻一刻と過ぎていく。はさまれた腕は感覚を失い、水分も底をつく。そんな時、走馬燈のように、大切な人々が思い起こされます。あの時こうしていれば、後悔が募ります。自分勝手に生き、両親にも、友達にも、恋人にも決して心を開かなかった。初めて自分の人生と向き合うアーロンでした。そして、最期の時が迫った時、アーロンの取った行動とは・・・。

シチュエーションスリラーの様相を呈していますが、これがノンフィクションだと言うのですから、驚きです。絶体絶命の状況。しかし、それは自分の行いが招いたこと。後悔しても仕切れないほどの状況です。自分がもしこんな状況になったらどうするんだろうかと考えてしまいます。忍び寄る死の恐怖とは、どれほどのものなのか。

ほぼ一人芝居となる状況。陽気な彼がビデオカメラに話しかけるシーンもむなしいだけ。それにしても、ジェームズ・フランコの陽気さとクールさを演じ分けた演技力には驚嘆です。

単独でのロッククライミング中の事故により、谷間で身動きの取れなくなった青年の極限状態での体験を、実話に基づいて描かれた人間ドラマ。生きることへの情熱を思い起こさせてくれる作品。

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