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2011/09/05

「BIUTIFUL ビューティフル」鑑賞

先日、「BIUTIFUL ビューティフル」を観てきました。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品(「バベル」「21グラム」)。出演:ハビエル・バルデム(「ノーカントリー」「食べて、祈って、恋をして」「それでも恋するバルセロナ」)、マリセル・アルバレス、エドゥアルド・フェルナンデス、ディアリァトゥ・ダフ、チェン・ツァイシェン他。第63回カンヌ国際映画祭主演男優賞受賞、アカデミー賞主演男優賞・外国語映画賞ノミネート作品。

スペイン・バルセロナ。ウスバル(ハビエル・バルデム)は、離婚した情緒不安定で薬物中毒の妻マランブラ(マリセル・アルバレス)を支えながら、2人の幼い子供たちと暮らしていた。決して裕福とはいえず、生活のためにあらゆる仕事を請け負っていたウスバルは、ときには麻薬取引、中国人移民への不法労働の手配など非合法な闇の仕事も厭わなかった。ある日、ウスバルは末期がんであることがわかり、余命2ヶ月と宣告される。ウスバルは家族に打ち明けることもできず、死の恐怖と闘いながらも、残された時間を家族の愛を取り戻すために生きることを決意するが・・・。

バルセロナ、その華やかな大都市の片隅では、こんなにも厳しい現実があるのでしょうか。不法移民は溢れ、麻薬取引も行われ、警察官への裏金が横行する。しかし、それでも人々は、皆、必死に生きているのです。が、あがけばあがくほど、深みにはまっていってしまうのが厳しい現実をさらに悪化させていきます。

ウスバルは死期を知り残された時間どう生きるのか悩みます。子どもたちのために非合法な仕事にも手を染めてきた。良かれと思ってやったことも裏目にでたり、妻とも兄ともわだかまりを抱えていましたし、顔を知らない父への想いもありました。そんな、ウスバルはしばしば罪の意識も抱えてました。また、自分の能力が恨めしく思う時もありました。観ている内に、もどかしくもせつない想いに包まれます。

タイトルの「Biutiful」は、劇中、ウスバルが娘に教えた「beautiful」の綴りの間違い。しかし、それは彼が娘に残した生きた証のひとつになっていくのでしょう。そして、魂の安らぎの場所へたどり着いた時、懐かしくも、会いたかった人に会えるのかもしれません。

バルセロナの闇社会で生きる男が余命2ヶ月と知らされ、子供たちのために懸命に生きる父親の姿を描く人間ドラマ。生きること死ぬことの意味を考えさせられる作品。

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