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2011/09/28

「ラスト・ターゲット」鑑賞

先日、「ラスト・ターゲット」を観てきました。アントン・コービン監督作品(「コントロール」)。出演:ジョージ・クルーニー(「マイレージ、マイライフ」)、ヴィオランテ・プラシド、テクラ・リューテン、パオロ・ボナチェリ、ヨハン・レイゼン他。

暗殺を生業として生きるジャック(ジョージ・クルーニー)は、“組織”の連絡係、パヴェル(ヨハン・レイセン)と連絡を取りつつ、イタリアの田舎町に身を隠していた。しばらくは平穏な日々が続き、神父のベネデット(パオロ・ボナチェッリ)と知り合うようになる。潜伏中の仕事として、狙撃ライフルの制作を依頼されたジャックは材料を集め、作業に没頭する。そんな中、ジャックはなじみの若い娼婦クララ(ヴィオランテ・プラシド)と愛し合うようになっていく。そして、今回のライフル制作を最後に、この世界から足を洗うとパヴェルに告げるのだが・・・。

あのジョージ・クルーニーが、寡黙で孤独なスナイパーを演じる本作。スウェーデンで狙撃され、その時一緒にいた女性も撃ち殺してしまったジャック。そのことが彼を苦しめます。愛する者さえも、疑わなければいけない裏家業。鋭敏さが欠け、年老いてしまった自分。そんな時、潜伏中の田舎町で、様々な人々と出会います。「友人は作らない方が良い」と言うパヴェルの忠告もありましたが、あまりに孤独だった人生に変化が見られたのかもしれません。

物語の大半は追っ手から逃れて潜伏していますから、緊張感が漂います。些細な物音や、人の視線、言動。何もかもを疑ってしまう自分に気づきます。感覚を研ぎ澄まして、周囲の状況を伺うシーンなんかは、日常の中に非日常が潜んでいるようで、かなりのドキドキ感です。

派手な撃ち合いは、ほとんどありませんが、じっくりと主人公の心境の変化を描いていますので、人間ドラマと言えるかもしれません。クライマックスとなる“聖体行列”のシーンでは、これまた派手さはありませんが、ドラマとしても見応えがあります。

イタリアの城塞都市の名残のある美しい風景を舞台に、裏社会からの引退を決意した孤高の暗殺者の姿を描くアクション作品。

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