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2011/10/17

「夜明けの街で」鑑賞

先日、「夜明けの街で」を観てきました。若松節朗監督作品(「沈まぬ太陽」「宿命」)。原作・東野圭吾(「白夜行」「さまよう刃」)。出演:岸谷五朗(「キラー・ヴァージンロード」) 、深田恭子(「幻夜」)、木村多江(「東京島」)、石黒賢、黄川田将也他。

大手建設会社のエリート社員、渡部和也(岸谷五朗)は、美しく従順な妻、有美子(木村多江)と一人娘に囲まれて、幸せな生活を送っていた。ある日、バッティングセンターで派遣社員の仲西秋葉(深田恭子)とばったり遭遇し、仲を深めていく。そして一線を越える2人。秋葉の自宅で15年前に殺人事件があったことを仄めかす秋葉。第一発見者は秋葉で、犯人は未だ捕まらず、間もなく時効を迎えるというのだ。その後も、罪悪感を肝心ながらもズルズルと関係を続けていく渡部。そして時効の日を迎え、明かされる衝撃の真実。秋葉が15年間抱え込んできた秘密とは一体・・・?

人気ミステリー作家・東野圭吾の同名原作小説を元に、よりラブストーリーの面を強調した作品になっています。原作に登場した主要登場人物、刑事と被害者の妹をばっさりカットした結果、ミステリー色はほとんどなくなった感じになってしまいました。原作小説は、ミステリーとしても楽しめましたが、こちらはラブストーリーといった趣き。

まあ、あくまで原作は原作、映画は別の作品と言うことですから、それで良いのでしょうが。密室のトリックや、迫り来る時効、家族の動揺等が希薄になり、ミステリー、サスペンスの部分はどこかへ行ってしまいました。

「不倫をする奴なんて、馬鹿だと思っていた」という印象的な台詞でスタートします。40歳を過ぎて家族を持つ者は、もはや男ではない。悪友の新谷(石黒賢)と話す渡部。しかし、出会ってしまったふたり。その瞬間では、不倫ではなく、それはまさしく恋なのでしょう。幸せな家庭を壊すかもしれないという気持ちが少しずつ膨らんでいきますが、そこからは逃げ出せない。逃げ出したくない。それこそ「甘い地獄」なのでしょう。しかし、一番怖いのは妻だったというオチはうなずけます。怖い怖い。

ヒロインを演じる深田恭子は、WOWOWで放送された東野圭吾原作のドラマ「幻夜」に続いての主演です。「幻夜」では謎めく美女を妖艶に演じていましたが、本作ではどこか陰のあるかわいらしい女性を演じています。大胆なベッドシーンこそありませんでしたが、さらなる新境地というべき役柄といえるでしょう。

幸せな家庭を持つ大手企業の会社員が、偶然知り合った若い女性と不倫関係に落ちてゆくが、彼女には殺人事件にまつわる秘密があった・・・。狂おしい情熱と、迫りくる不安の中で、男はどこまで女を愛せるのか?そして女は男を本当に愛しているのか?それとも利用しているだけなのか?

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