「ミッション:8ミニッツ」鑑賞
先日、「ミッション:8ミニッツ」を観てきました。ダンカン・ジョーンズ監督作品(「月に囚われた男」)。出演:ジェイク・ギレンホール(「ブロークバック・マウンテン」「プリンス・オブ・ペルシャ」)、ミシェル・モナハン(「イーグル・アイ」)、ヴェラ・ファーミガ(「マイレージ、マイライフ」) 、ジェフリー・ライト、キャス・アンヴァー 他。
陸軍大尉のコルター(ジェイク・ギレンホール)は列車の座席で目覚める。目の前の女性(ミシェル・モナハン)が、親しげに話しかけてくる。だが、コルターには自分がなぜここにいて、彼女が誰なのかわからなかった。死者の死ぬ直前8分間の意識に入り込むことができる“ソースコード”というプログラムを利用したコルターの任務は、乗客であるショーンとなって車内を捜査し、列車爆破事件の犯人を特定することだった・・・。
別の人間の意識となって、何度も何度も繰り返す同じ時間。前回とは少しずつ違っている。そう、これは過去に起こった仮想現実の世界。自分のとった行動により、少しずつ変わってくる、しかし、現実は変えることはできない。
爆発により8分間が終わり、目覚めるとそこは薄暗い箱の中。モニターで外部と会話ができる。モニターに軍服姿の女性・グッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)と、開発者のラトレッジ博士(ジェフリー・ライト)。開発中のプログラムの実証実験ともいえるこの任務。法律的にも道徳的にも許されないことなのかもしれません。次第に明らかになっていく事件の真相と、コルターの身に起こった事実。そして、未来・・・。
ダンカン・ジョーンズ監督の前作でありデビュー作であった「月に囚われた男」に似た印象を受ける作品でした。主人公には、孤独で不条理な抗えない事実があり、それでも最後には救いがありました。
列車爆破事件の乗客の死の8分前に潜入して爆破犯を突き止める極秘任務を受けた男が、ミッションの謎に迫っていくサスペンス・アクション。
« 「パラノーマル・アクティビティ3」鑑賞 | トップページ | 「ブルーバレンタイン」私的映画考Vol.255 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 2015.10映画鑑賞総括(2015.10.30)
- 2015.09映画鑑賞総括(2015.09.30)
- 2015.08映画鑑賞総括(2015.08.31)
- 2015.07映画鑑賞総括(2015.07.31)
- コパ・アメリカ2015終わる(2015.07.06)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102027/53103776
この記事へのトラックバック一覧です: 「ミッション:8ミニッツ」鑑賞:
コメント