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2011/11/22

「コンテイジョン」鑑賞

先日、「コンテイジョン」を観てきました。スティーヴン・ソダーバーグ監督作品(「オーシャンズ13」)。出演:マリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ」)、マット・デイモン(「アジャストメント」「ヒア・アフター」)、ケイト・ウィンスレット (「愛を読むひと」)、ローレンス・フィッシュバーン(「アーマード武装地帯」)、ジュード・ロウ (「シャーロック・ホームズ」)、グウィネス・パルトロウ(「アイアンマン」)他。

ベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)が香港出張の帰宅後急死。夫のミッチ(マット・デイモン)が途方に暮れていると、彼女の連れ子も突然の発作で死んでしまう。同じような症状の人間が香港、ロンドン、東京など各地で次々と亡くなっていた。その事件に疑惑を抱いたフリー・ジャーナリストのアラン・クラムウィディ(ジュード・ロウ)は、政府が伝染病を隠しているのではないかとブログで指摘する。世界保健機構のドクター・レオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)や、疾病予防センターが調査に乗り出すが原因も分からず対応に追われる。ワクチン開発に全力が注がれるものの、ウィルスは変異し、恐るべき速度で感染拡大してゆくが・・・。

死亡患者の家族、ウイルスの蔓延する現場でパンデミックを阻止しようと戦う医師、ラボでウイルスの治療薬を開発しようとする医師、パニックに陥り暴動を起こす一般市民たち、新種のウイルスに対する政府の嘘を報道しようとするジャーナリスト・・・。それぞれの立場で物語は展開します。

各都市の人口が表示されますが、その数だけでも恐ろしいです。接触感染するために、被害は急激に拡大。対応するすべがなく、次第に街はパニックへとなっていきます。それにしても、無意識に自分の顔に触り、手に触り、不用意に様々な外部のモノに触っているのですね。鑑賞中も、何度顔や手に触ったことか。

インターネットが普及した今日、噂を抑えることは難しくなっています。米仏が治療薬を極秘に製造していると噂がたてば、中国の農村ではワクチンとの引き換えとして調査員を拉致。情報を知る立場にいる者が、恋人に極秘情報を漏らしてしまえば、その噂もネットで広まってしまう。恐怖はウィルスよりも早くインターネットを伝って感染し、パニックは暴動へと繋がっていきます。あれだけ荒廃し、食糧も配給制になっている位なのですから、停電になってもおかしくないと思うのですが、なぜか電気だけは通り、ネットは有効な情報収集の手段として残っているのでした。

マット・デイモン、ケイト・ウィンスレット、マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウといった名優たちが、緊迫した演技を見せる本作。様々な立場にある人々の危機への対し方を通して、人間の弱さを描いているのでしょう。

新種のウイルスの感染爆発を通し、様々な立場の人々がそのウイルスに立ち向かおうとする姿を描いた群像ドラマ。

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