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2011/12/29

私的読書考2011

今年を振り返るシリーズ。今日は読書です。

今年2011年に読んだ本は20冊でした。すべてが文庫本。月に2冊弱平均です。2002年に54冊読んだ以降は年々減ってきていて、2003年以降は30冊前後が続いていて、さらにここ数年は減ってきていて、ついに20冊になってしまいました。集中力が落ちてきているのか、時間の使い方が下手になってきたのか・・・。うーん、問題です。

20冊の作者別内訳で多いのは、東野圭吾氏6冊、伊坂幸太郎氏が3冊、有川浩3冊、坂木司氏2冊、機本伸司氏2冊となっています。

今年は東野圭吾氏の作品を多く読みました。今年は東野氏の小説が映像化されることが多かったのが、原因の一つでしょう。「白夜行」に始まり、「11文字の殺人」「ブルータスの心臓」「回廊亭殺人事件」「夜明けの街で」と映画・ドラマ化作品が続き、さらに「ガリレオの苦悩」の6冊。

好きな作家の映像化作品は、読んでから見る様に心掛けていますので、映画館へ行く前には読み終わるようにしています。今年はほとんどの作品が読んでいない作品でしたので、1年間の割合が増えました。

内容的には、「白夜行」は大河ドラマ的な様相を呈したサスペンスミステリーになっていて、ボリュームもさることながら、引き込まれるように読み続けました。あれだけの長い作品を2,3時間で表現するのは難しいのでしょうね。「夜明けの街で」は東野作品には珍しいラブストーリーを軸にしたミステリー。原作は謎解きの部分を強調した作りになっていますが、映画はラブストーリー中心になっていて、違う印象を受ける作品になっています。

「ガリレオの苦悩」は、湯川准教授シリーズの短編集。原作では、TVドラマ「ガリレオ」でおなじみの内海刑事が初登場します。警察とは前の事件以来、一線を引きたいとおもっている湯川でしたが、何かと事件に関わっていきます。そして、恩師との対決もしなければいけなくなってしまいます。苦悩を描きます。

2012年2月からは、WOWOWにて、「分身」の連続ドラマW化が決定しました。こちらはすでに既読のモノなので、放送を待つばかりです。好きな作品の一つですので、楽しみにしています。

伊坂幸太郎氏の作品は、「ゴールデンスランバー」と「モダンタイムス(上・下)」の3冊。同時期に書かれた作品のようで、テーマが似ているようでもありました。「ゴールデンスランバー」は、首相暗殺事件の犯人に仕立て上げられた主人公を描いていますし、「モダンタイムス」では、検索から始まるおぞましい事件とその裏に隠された陰謀を描いています。どちらも政府やその裏に潜む大きな組織があり、我々はいつも監視されているであろうことを暗示しています。軽妙な会話のやりとりや、伏線が絡み合い謎が謎を呼ぶ展開は伊坂氏特有の雰囲気を醸し出していて、面白く読み進められました。

他には機本伸司氏の「神様のパラドックス(上・下)」も良かったです。「神様のパズル」のスピンオフ作品ですが、飛行機に搭載した量子コンピュータを使い、占いをおこなうという、あいかわらず奇想天外で大仕掛けな物語にワクワクさせられました。しっかり、「パズル」の主人公・穂瑞沙羅華も重要な役どころで出演しています。現在は「パズル」の続編となる「究極のドグマ」を読んでいるところです。遺伝子操作された猫が逃げだし、それを探すと言うお話しで、こちらも面白いです。

有川浩作品も良かったです。「シアター!」シリーズ2冊と、映画化された「阪急電車」を読みました。「シアター!」シリーズは赤字続きの弱小劇団を採算が取れるように立て直す、鉄血宰相とその弟の仲間たちの青春物語。いつも、有川氏の作品は読んでいて元気になれるますし、さわやかに感動させられます。読後には、小さな劇団を応援したくなり、新潟にある劇団のホームページをあちこち見たほどです。舞台演劇は好きなので、見に行きたいとは思いますが、なかなか重い腰が上がりません。

阪急電車」は阪急今津線の乗客を主人公にした連作短編集。これがまたまた感動的。読んでいてじーんと来るようなシーンが多々あります。映画作品も良かったですが、私としては原作小説の方が好きです。

他にも、坂木司氏の「ホテルジューシー」「夜の光」も良かったですし、初野晴氏の「初恋ソムリエ」も、朱川湊人氏の「わくらば追慕抄」も良かったです。シリーズものが多かったのが今年の特徴かもしれません。また、随分久しぶりに、ディーン・クーンツ氏の作品を読みました。これまたシリーズ作品ですが、1作目となる「オッド・トーマスの霊感」。怒濤の展開は、感動的なラストシーンへ向かい、新たな冒険の幕開けを感じさせられる作品でした。来年以降、続編も読んでみようと思っています。

今年は、電子書籍の本格始動の年ではありましたが、結局、電子書籍端末SONY「Reader」で読んだのは1冊でした。それもサンプル版でしたので、途中までしか読んだことにはならないので、読んだ本にはカウントしませんでした。普段、好きな作家の作品を続けて読むようにしていますので、それらの作家の作品が電子書籍化されていないと新作を読むことができないと言うのが、電子書籍のネックでしょうか?

読もうと思い購入し、ダウンロードした作品はいくつもあるのですが、皆読みかけで、読み終わることが、今のところないんですね。現在は、ベッドサイドに置いてあり、寝る前にちょこっと読むくらいですから、やはり、常に持ち歩くようにしないとダメでしょうね。

読書は自分では考えつかないこと、体験できないようなことを見せてくれ、そして、テーマについて考えさせてくれます。映像作品もそれはそれで良いのですが、読書は、より想像力をかき立ててくれます。来年もそれほど多くは読めないでしょうが、無理のない程度にいろんな本を読んでいきたいと思っています。電子書籍も読むぞー!

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