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2011/12/15

「リアル・スティール」私的映画考Vol.258

先日、「リアル・スティール」を観てきました。ショーン・レヴィ監督作品(「ナイトミュージアム」)。出演:ヒュー・ジャックマン(「X-MEN」シリーズ)、ダコタ・ゴヨ(「マイティ・ソー」)、エヴァンジェリン・リリー(「LOST」)、アンソニー・マッキー(「ハート・ロッカー」)、ケヴィン・デュランド他。

2020年。チャーリー・ケントン(ヒュー・ジャックマン)は、ボクサーだったが、ロボットたちが死闘を繰り広げる“ロボット格闘技”の時代に突入し、人間のボクサーは生きる場所を失っていた。そんなある日、赤ん坊の時に別れたきりの息子マックス(ダコタ・ゴヨ)が、母を亡くし、11歳になった今、初めて彼の前に現れたのだ。一夏を過ごすこととなった二人だったが、親子関係は最悪の状態。そして、2人はゴミ捨て場でスクラップ同然の旧式ロボット“ATOM”を発見するが・・・。

近未来の2020年を舞台に、離れていた親子の心温まるふれあいを描く本作。ロボットはほとんどがCGで描かれています。これが実にリアルに実に良く動きます。昨今増えてきたグリーンバックでの撮影も多いでしょうし、そこにいないロボットとの演技も多いのでしょうが、そんなことを感じさせません。

チャーリーとマックスの関係が実に良かった。初めて会ったに近いふたり。最初はギクシャクしていましたし、チャーリーの思うようにマックスは動きませんから、頭にもきます。マックスの反発したい気持ちは良くわかりますし、そういう年代でもあるのでしょう。しかし、ふたりで、ロボットボクシングの遠征に行く間に、しっかりとした絆で結ばれていき、信頼関係を築いていったのです。

そのサポートをしてくれたのが、チャーリーの恩師の娘であり、恋人のような関係でもあるベイリー(エヴァンジェリン・リリー)。実によいポジションでした。チャーリーの過去をマックスに語るシーンでは、感動的でもありました。マックスの父に対する憧れ、尊敬の念をさらに強めるように後押ししていたように見えました。その姿に、今は亡き父に対する自分の想いを投影させてもいましたし。

クライマックスは世界チャンピオンとの対戦。大迫力の熱戦が繰り広げられます。そして・・・。泣き所は、随所にありますが、このラストは特にそうでしょう。チャーリーは確かな絆と愛を手に入れたに違いありません。たとえ、離れて暮らそうとも。

近未来を舞台に、ロボット・ボクシングを通して心を通わせていく父と息子、少年とロボットの姿を描く感動作。今冬、オススメの一本です。

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