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2011/12/12

「新少林寺/SHAOLIN」鑑賞

先日、「新少林寺/SHAOLIN」を観てきました。ベニー・チャン監督作品。出演:アンディ・ラウ(「ウォーロード男たちの誓い」)、ニコラス・ツェー(「密告・者」)、ファン・ビンビン、ジャッキー・チェン(「ダブル・ミッション」) 、バイ・ビン他。

20世紀初頭、中華民国。少林寺の僧侶たちは、おびただしい数の死骸の中から、まだ息のある人々を救助していた。そんな中、逃亡した敵の大将を追い、馬に乗った軍人たちが少林寺に土足で踏み込む。粗暴で傲慢な将軍・候杰(アンディ・ラウ)は、少林寺の中で敵の大将を無残に撃ち殺し、少林寺を愚弄して去る。権力拡大の野望を抱く候杰だったが、腹心の部下・曹蛮(ニコラス・ツェー)に裏切られ、愛する幼い一人娘も失い、自身も懸賞金のかかったお尋ね者となってしまう。全てを失った候杰は、かくまってもらった少林寺の料理係(ジャッキー・チェン)の家で髪を切り、出家することを決意するが、追っ手はすぐそこに迫っていた。

カンフー映画の歴史的金字塔的作品「少林寺」を、29年の時を経て新たな物語として構築した本作。奇しくも舞台は1912年の中華民国。ジャッキー・チェンが出演した「1911」の翌年が物語の舞台になっています。20世紀初頭の混乱期の中国が舞台であり、外国列強の脅威に晒された時代になっています。この辺りは「1911」を観たばかりなので予習になっていたので、わかりやすかったです。

粗暴で傲慢な将軍・候杰が、すべてを失い出家すると言う物語。そんな人間でさえも受け入れる素晴らしさ。そして、変わっていく候杰。今の自分があるのは過去の行いが招いたことかもしれない。そんな自分の罪を悔い改め、自分を憎む相手さえも受け入れ、悔い改めさせようとします。たとえ自分が犠牲になっても。

アクションは圧倒的な迫力です。クライマックスとなる少林寺での戦いは大迫力。CGもあるのでしょうが、あの砲撃シーンは凄まじかったです。今回のジャッキー・チェンのアクションシーンは特別出演という感じで、おまけ程度ですので、あまり期待してはいけません。

アンディ・ラウが、悪から善に転じて人としての道を模索する主人公を演じていますが、ニコラス・ツェーの強烈な悪役ぶりが際立っています。おどおどしていた暗いの彼の中に、あれほどの悪が宿っていたとは恐ろしいモノです。人民にとって苦難と不安が蔓延する中、人としてどう生きなければならないかを考えさせられる作品でした。震災後の今の日本の状況と重なるようで、今観るべき作品だと思えました。

悪の限りを尽くした男が愛する者を失った悲しみから改心し、人々のために生き抵抗とストする姿を描くと共に、近代武器と伝統武術の壮絶な戦いを描くカンフー・アクション。

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