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2012/01/23

「ミケランジェロの暗号」鑑賞

先日、「ミケランジェロの暗号」を観てきました。ヴォルフガング・ムルンベルガー監督作品。出演:モーリッツ・ブライブトロイ(「ソウル・キッチン」)、ゲオルク・フリードリヒ(「アイガー北壁」) 、ウルズラ・シュトラウス 、ウーヴェ・ボーム、マルト・ケラー他。

1938年。ユダヤ人画商一族・カウフマン家は、国宝級の代物「ミケランジェロの絵」を密かに所有していた。ある日、一家の息子ヴィクトル(モーリッツ・ブライブトロイ)は、親友ルディ(ゲオルク・フリードリヒ)に絵の在りかを教えてしまう。ルディは、軍で昇進するためにそれを密告、一家は絵を奪われ収容所へと送られる。1943年。ナチスは絵を取引の材料にイタリアと優位な条約を結ぼうとするが、奪った絵が贋作であることが発覚。本物の絵をどこかに隠した一家の父はすでに収容所で死亡していた。ヴィクトルは絵の在りかも分からぬまま、母の命を救うためナチスを相手に危険な駆け引きに出るが・・・。

独特の雰囲気のある作品で、緊迫した状況の中にも、ユーモラスなシーンが散見されます。「ミケランジェロの暗号」と言うのですから、絵に隠された謎を解くのかと思いきや、そんなことはなく、「ミケランジェロの絵」を探すと言う物語でした。

ヴィクトルとルディは、子どもの頃からの親友。画廊の息子とその使用人の息子と言う関係ではありましたが、兄弟同然に過ごしてきていたのですが、ルディは数年前に家を飛び出したかと思えば、ユダヤ人迫害が始まった今になって戻ってきたのです。

次第にユダヤ人迫害が進み、カウフマン家は窮地に立たされていきます。そこにつけ込むのがルディ。恩を忘れて、ナチスに密告し、「ミケランジェロの絵」を差し出すのでした。そして、一家は離散し収容所へ。ヴィクトルの恋人だったレナ(ウルズラ・シュトラウス)もルディの婚約者となってしまいます。親友を裏切り、すべてを奪ったルディ。

しかし、物語は大きく展開します。ヴィクトルとルディの乗った飛行機が撃墜され二人だけが生き残ります。ケガをしたルディを助けるヴィクトル。レジスタンスに見つかれば殺されるかもしれないと言う状況でしたが、ナチス軍が到着。そこで、ヴィクトルのとった行動は、ナチスの軍服を身にまとい、ルディと入れ替わることでした。ここら辺りから、何とも言えないおかしさがありました。すぐにばれると思いきや、上手い具合に作戦が功を奏しますが・・・。ヴィクトルたちは生き延びることができるのか?「ミケランジェロの絵」の行方は?

ユダヤ人が主人公で、第二次大戦が舞台となる作品としては、悲壮感があまりなく、最後には爽快感さえ感じることができる作品でした。ユーモラスな展開も見せますが、緊迫感もあり、ミステリー・サスペンスとしても楽しめます。ヴィクトルが、ナチスの軍服を着て、ルディに尋問をする場面に、レナが現れるシーンはなかなかのモノでした。

第80回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した「ヒトラーの贋札」の制作会社プロデューサーが手掛けた本作。第二次世界大戦のさなか、ナチスと命を賭けた取引をするユダヤ人の物語。

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