« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月

2012/02/29

2012.02映画鑑賞総括

2月の劇場での映画鑑賞は11本。今年の累計18本。今月は、多めの本数で推移しました。

0201   きみはペット
0201   麒麟の翼 劇場版・新参者
0207   もすごくうるさくて、ありえないほど近い(試写会)
0210   BEASTLY/ビーストリー
0210   ドラゴンタトゥーの女
0213   リミットレス
0220   TIME/タイム
0223   メランコリア
0223   戦火の馬(試写会)
0224   ペントハウス
0227   顔のないスパイ

今月は、アクション、ホラー、ラブストーリー、ドラマ、サスペンスとバラエティに富んだ作品がありました。また、試写会が2本も当たるという珍しい月でもありました。昨年はほとんど試写会・チケプレは当たりませんでしたが、今年はすでに3本当たっていますから、ありがたいことです。

今月良かったのは、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」。911同時多発テロ事件をきっかけに父を失い、閉じこもってしまった少年とその母親の絆を描く作品でした。少年の希望は父が残した謎の鍵。それを頼りにニューヨーク中を駆け回り、謎を解きますが、これが実に良い。苦手なモノを克服しつつ、新しい世界を模索する。その中に希望を見いだしていた少年。しかし、その苦労も報われることはないかのようでしたが、もっと側に大切なモノがあったのでした。感動的な作品でした。

また、「戦火の馬」も良かったです。スピルバーグ作品では珍しい動物が主人公という作品。馬と少年の物語ではありますが、次々にパートナーが変わっていくという面白い展開をします。戦争を見つめつづけた馬の瞳にはいったい何が映っていたのでしょう。愚かな人間の行為だったのかもしれません。

「戦火の馬」の試写会が少々変わっていました。「落語付き試写会?ん?」。そうなんです、上映の前に落語があったのです。三遊亭白鳥という新潟県出身の落語家さんが来て、劇場で「戦火の馬」にまつわる三題噺をしゃべる。何とも変わっていました。30分ほどの高座でした。本編が2時間半ほどありましたから、終わったのが22時過ぎ。長かったあ。

「ビーストリー」も良かったですし、「リミットレス」も面白かったですし、「メランコリア」も良かったです。あまり、情報を入れない私としては、この3作は驚きの連続の作品でした。「メランコリア」に至っては、衝撃的とも言えました。「ドラゴンタトゥーの女」はリメイク版ですが、オリジナル版とは似て非なる作品という印象でした。サスペンス色がより強くなっていましたし、ラストの余韻がまた良かったです。次回作があるのかどうか、期待が募ります。

来月3月は、今月公開してまだ見ていない作品を見た後は、「シャーロックホームズ シャドウゲーム」「スターウォーズ ファントムメナス3D」「マーガレット・サッチャー」「ヘルプ」と続きます。アカデミー賞関連の作品が続々と公開されるので、楽しみです。

2012/02/28

「メランコリア」鑑賞

先日、「メランコリア」を観てきました。ラース・フォン・トリアー監督作品。出演:キルスティン・ダンスト (「スパイダーマン」) 、シャルロット・ゲンズブール (「アンチクライスト」)、キーファー・サザーランド (「24 TWENTY FOUR」) 、シャーロット・ランプリング、ウド・キアー 他。カンヌ国際映画祭主演女優賞受賞(キルスティン・ダンスト)作品。

新婦ジャスティン(キルスティン・ダンスト)は、新郎マイケル(アレクサンダー・スカースガード)とともに結婚パーティーが姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)夫婦の家で行われた。クレアとその夫ジョン(キーファー・サザーランド)が私財を投じて開いてくれた盛大なパーティーだったが、母ギャビー(シャーロット・ランプリング)の悪意に満ちたスピーチなどを目にして、ジャスティンは次第に虚しさを覚えてゆく。結婚式後、うつ病になっていたジャスティンは、再び姉夫婦の邸宅を訪れるが、そこで、地球に異常接近する惑星メランコリアの存在を知るのだが・・・。

壮大な雰囲気でイメージ映像が続くオープニングは、音楽のみで紡がれていきます。登場人物や印象的な風景(月が二つあるかのような映像や有名な絵画のような映像等)がスローモーションで描かれ、最後は巨大な惑星が地球に近づき衝突するというショッキングな映像が続きます。もしかして無声映画?と思っていると第1部が始まり、台詞が普通にありました。

「第1部ジャスティン」「第2部クレア」の2部構成になっていて、第1部はジャスティンの結婚パーティーが描かれ、第2部では接近する惑星メランコリアをめぐる物語になっています。結婚パーティでは、祝福されている彼女でしたが、母の発言を境に奇行に走り、次第にエスカレートしていきます。

惑星は5日後に通過し、地球に衝突することはないとの報道がありますが、ネットでは迷走軌道を取った惑星が地球に衝突するとの噂も飛び交っています。クレアは近づく惑星に恐怖を抱きますが、ジャスティンは全裸でうっとりと微笑みかける場面もあり、歓迎しているかのよう。対照的なふたりが描かれますが、ジャスティンはうつ病もあり、世界が滅ぶことを何とも思っていないのでしょう。

巨大惑星衝突までの日々をどう過ごすのか?世界の終わりが近付いた時、人々はそれをどう受け止め、どう行動するのか?を描いていますが、自分ならどうするのだろう?と鑑賞中に思いました。逃げる場所がなく、どこへ行っても同じであれば、家族と共に、平穏に暮らしたいと思えますが、実際は劇中の登場人物のように焦り、逃げ惑うのかもしれません。

とはいえ、あれだけ巨大な惑星が近づいたら、長い期間にわたって天変地異が発生するとは思いますが、その辺りは目をつむりましょう。SF考証されていない分、世界の人々の行動も全く描かれず、邸宅のみという一種の密室劇になっているのも本作の魅力の一つなのかもしれません。

地球に異常接近を続ける巨大惑星・メランコリアの影響を受け、“世界の終わり”に直面する姉妹の姿を描いた人間ドラマ。

2012/02/27

第84回アカデミー賞決定!

第84回アカデミー賞の授賞式が本日2012年2月27日(現地時間2月26日)、開催され、各賞が決定されました。主要部門は以下の通り。

●作品賞「アーティスト」
●監督賞ミシェル・アザナビシウス(「アーティスト」)
●主演男優賞ジャン・デュジャルダン(「アーティスト」)
●主演女優賞メリル・ストリープ(「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」)
●助演男優賞クリストファー・プラマー(「人生はビギナーズ」)
●助演女優賞オクタビア・スペンサー(「ヘルプ 心がつなぐストーリー」)

今年は「アーティスト」が主要部門である監督賞、作品賞、主演男優賞、を受賞し、本命通りとなりました。他にも作曲賞と衣装デザイン賞を受賞。フランス映画が作品賞に輝くのは、オスカー史上初の快挙。第69回ゴールデングローブ賞で6部門にノミネートされ、映画コメディ・ミュージカル部門の作品賞、主演男優賞、作曲賞の3部門を制している作品ですし、モノクロの無声映画「アーティスト」がどんな作品なのか、実に興味が湧きました。

主演女優賞は2度目の受賞となるメリル・ストリープ(「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」) 。最近、映画館で予告編が流れていて、それを見るだけでも凄いなあと思っていましたが、受賞となりましたから、本編を見るとさらにそのすごさが分かるのかもしれません。

毎年思いますが、アカデミー賞授賞式時点では、ほとんどの作品を見ていない状況です。今年はわりと観た作品がノミネートされているなあと思っていましたが、結果からすれば、主要部門を受賞した作品は1本も見ていません。まだ観ていない作品については何とも言えませんが、随時、公開されていくでしょうから、その時までの楽しみに取っておくことにしましょう。

2012/02/24

「戦火の馬」私的映画考Vol.260

先日、「戦火の馬」の試写会へ行ってきました。スティーヴン・スピルバーグ監督作品(「タンタンの冒険」)。出演:ジェレミー・アーヴァイン、エミリー・ワトソン、デヴィッド・シューリス、ピーター・ミュラン、ニエル・アレストリュプ、トム・ヒドルストン、パトリック・ケネディ他。第84回アカデミー賞作品賞、作曲賞他全6部門ノミネート作品。

第一次世界大戦時下の英国。農村に住む少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまう。その後、戦地を転々とし数奇な運命をたどるジョーイ。消息不明のジョーイに会いたいがため、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、激戦下のフランスへ旅立つのだが・・・。

美しい田園風景が続く英国の農村。ジョン・ウィリアムズの美しく雄大な音楽もさらに映像の美しさを引き立てます。後にジョーイと名付けられるサラブレッドの誕生から見つめ続けていたアルバート。農耕馬を買うはずが、サラブレッドを勢いで買ってしまったアルバートの父。

アルバートは友達か兄弟のように接しながら、ジョーイを馴らしていきます。それはもう犬のように。ユーモラスなシーンもありますが心温まるシーンになっています。そして、一家の窮地を救ったのもジョーイでした。が、戦争が始まり、ジョーイとアルバートは離ればなれになってしまいます。

第一次大戦は騎馬隊vs歩兵隊なんてことがまだまだありましたし、機関銃等の重火器もありましたから、何万頭という馬が犠牲になったんだとか。そんな戦争時に、奇跡の旅をしていくジョーイ。実に名演技です。また、戦場を駆け抜けるシーンや、塹壕の中を疾走するシーンは大迫力。本当に危険なシーンはCGがあったようですが、そのほとんどが実写ということで、この迫力を読んでいるのでしょう。

戦場を渡り歩いていったジョーイには、その時々にそれぞれのパートナーがおりました。中でもフランスで出会ったエミリーという少女とその祖父とは穏やかに過ごせたひとときだったでしょう。イギリス軍とドイツ軍がにらみ合いを続ける中、中間地帯で動けなくなってしまったジョーイ。それを双方の軍人が助けるシーンも実に良かったです。敵味方に分かれた戦争の中でも、ジョーイを通して協力できるなんて素晴らしい。

数奇な運命をたどったジョーイは、アルバートと巡り会うことができるのか?戦争という時代の中で、たくましく生きた人々と奇跡の馬・ジョーイとの交流の中から、家族とは、絆とは、愛とは、勇気とはを描く感動作。

2012年3月2日ロードショー。

2012/02/23

リーガエスパニョーラ11-12シーズン第16節

2011年8月27日(日本時間28日)、スペインサッカーリーガ・エスパニョーラ11-12シーズンが開幕しました。今年もWOWOW(191ch)で放送中。

昨シーズンは驚異的な強さでバルセロナが優勝を果たし、3連覇を達成して幕を閉じました。今年は、アレクシス・サンチェス、セスクら補強をしたバルセロナは、さらに攻撃力を増し、快進撃が続くのか?それとも、C・ロナウド、カカを有する、レアル・マドリードが4連覇を阻むのか?今シーズンも目が離せません。

WOWOWでは、注目のバルセロナ、レアル・マドリードの試合を中心に毎節5試合を、生放送、ハイビジョンで放送。リピートもあり。第16節は以下の1試合を鑑賞しました。

R・マドリード- バルセロナ

ついにやってきました伝統の一戦クラシコ。R・マドリードのホームでバルセロナと戦います。騒然とした雰囲気のスタジアム。世界的に注目される一戦ですから、否が応でも盛り上がってきます。万全の体制で臨んだ両チーム。いよいよキックオフです。

先制したのはレアル。開始23秒、バルセロナGKビクトル・バルデスのミスキックから、ベンゼマが押し込みあっさりと先制します。この大一番で、ミスからの得点を許すとは、何とも情けない。しかし、試合は大きく展開します。29分、バルセロナはメッシのスルーパスを受けたアレクシス・サンチェスがゴールネットを揺らし同点とし、試合を振り出しに戻します。

後半に入りパスが回り始めるバルセロナは攻勢を強めていきます。52分、シャビの放ったシュートが相手に当たり、そのままゴール。65分にも、クロスボールをセスクがダイビングヘッドできめ、3点目。試合はそのまま終了し、前半の天王山であるクラシコをバルセロナが制しました。

これにより、暫定ではありますが、バルセロナが首位になりました(バルセロナは、この後、行われたFIFAクラブワールドカップに参加のため、先に17節を終えているため)。

開始早々、得点を上げたレアルがこのまま行くのかと思いきや、かんたんに得点を上げてしまったための気の緩みもあったのか、その後はあまり良いところがなく、バルセロナに翻弄され続けたという印象でした。クラシコになると良いところのないC・ロナウドがもろに出てしまった感じでした。

バルセロナは新加入の選手が実に見事に融合し、パスワークから繰り出される、強力な攻撃力を備えました。クラシコに勝利したバルセロナは、良いカタチでFIFAクラブワールドカップに出場し、圧倒的な力の差を見せつけて、優勝。世界一となりました。史上最強のバルセロナを観ることができ幸せでした。

しかし、リーガ・エスパニョーラの11-12シーズンはまだまだ続きます。折り返しまであと少し。この先、首位争いはどうなるのか?楽しみが続きます。

第17節は、2011年12月17,18日(現地時間)の開催。

2012/02/22

それゆけ!アクアくん Vol.2

Dsc01016 2012年2月、トヨタの新型ハイブリッド「アクア」が納車されました。長年乗り慣れたプリウスくんに変わり、念願のもろもろ込み200万円のハイブリッドカーとなるアクアくんが登場です。

購入までの道のりは、「プリウスくんが行く! トヨタ アクア編」をご覧いただくとして、納車された以降は、タイトルあらため「それゆけ!アクアくん」にてご紹介していくことにします。

「トヨタアクア」、グレードG、ボディカラー:ブラックマイカ。オプションは、スマートエントリーパッケージ、アドバンストディスプレイパッケージ+ナビレディパッケージ、スペアタイヤ。フロアマットベーシック、ETC車載器、スマートナビ「NSZT-W61G」他、スタッドレスタイヤ&アルミホイール。その他諸費用を含め241万円也。下取り価格41万円で、差し引き200万円。

アドバンストディスプレイパッケージ装着車なので、インフォメーションDsc01027ディスプレイがありますが、これはかなり気に入っています。スピードメーター脇にディスプレイがあり、切り替えることによって、エネルギーモニター、ドライブインフォメーション、エコジャッジ、エコウォレット、5分間燃費、燃費履歴等が表示されます。

エネルギーモニターと5分間燃費は、プリウスくん(2代目)にもありましたが、 その他は新しいモノです。

ドライブインフォメーション(写真4)は、平均車速、走行時間、EV走行比率、航続可能距離等が表示されます。エコジャッジ(写真2)は、「エコ発進」「安定走行」「エコ停止」の3種類の運転状況を、エコ運転レベル5段階でリアルタイムに表示し、100点満点で採点してくれます。また、走行中はやや曲線を描いた棒グラフが上がり下がりしまして、EVで走行時はEVインジケータマークが表示されます。ECOエリア内での走行時は黄緑色で、PWRエリアに入ると赤色になります。減速時は下向きにCHGエリアがあり、青色で表示されバッテリに充電されます。現在はこれを目安に走行しています。

Dsc01023エコウォレット(写真3)は、ガソリン価格と、比較したい車の燃費を入力し、それと比べて現在の状況で、どれだけお得に走っているかを価格で表示してくれます。今現在は、ターゲットにしている車がプリウスくんの23km/Lなのであまり差がなく、1回の運転で0円の時もあります し、1円、4円、10円程度しか表示されず、お得感は小さいです。写真の状態は、エンジン始動からの燃費が26.7km/Lで、お得13円という表示です。

表示切替はステアリングのDISPスイッチとTRIPスイッチで行なうのですが、これが少々難しいというか、ややこしいです。設定画面の入力がまずはややこしく、決定=DISPスイッチ長押しというのが、慣れません。また、それぞれの表示画面で、TRIP1、TRIP2、スタートからの表示ができるのですが、それによって、表示のDsc01020 意味が変わってくるので、理解するのに時間が掛かりました。

現在はエコジャッジを常に表示させながら、ドライブインフォメーションやエコウォレットを時々見るという感じです。エコジャッジでは、80点台か90点台では走っているつもりなのですが、平均燃費は23km/Lとなかなか良くなりません。

また、パワースイッチをオフにすると、毎回、今回の走りのまとめよろしく走行距離、燃費、お得金額等が表示されますので、反省することもできます。

エコ運転へと導いてくれる多彩な情報が表示されますので、ゲーム感覚で楽しみながら、勉強していこうと思っています。これからアクアくんの購入を検討される方は、ぜひ、アドバンストディスプレイパッケージを選ばれることをオススメします。楽しいですよ。

つづく

2012/02/21

「TIME/タイム」鑑賞

先日、「TIME/タイム」を観てきました。アンドリュー・ニコル監督作品(「ロード・オブ・ウォー」「ターミナル」)。出演:ジャスティン・ティンバーレイク (「ステイ・フレンズ」「ソーシャル・ネットワーク」) 、アマンダ・サイフリッド(「親愛なるきみへ」「ジュリエットからの手紙」)、キリアン・マーフィ(「インセプション」)、ヴィンセント・カーシーザー、オリビア・ワイルド他。

近未来。科学技術の進化により老化は完全に無くなり、全ての人間の成長は25歳でストップする。その後の寿命は、唯一の通貨“時間”。限られた一部の“富裕ゾーン”の住人が永遠の命を享受する一方で、圧倒的多数の“スラムゾーン”の人々の平均余命は23時間。ある日、スラムゾーンに住む青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、富裕ゾーンからやって来た、男ハミルトン(マット・ボマー)から116年という時間を譲り受ける。しかし、ウィルの目の前で、母親のレイチェル(オリビア・ワイルド)がわずか1秒という時間のために息絶えてしまう。残酷な運命に怒りを覚えたウィルは、この世界の謎に挑むことを決意し、タイムゾーンを超えて富裕ゾーンへ向かうのだが・・・。

“時は金なり”を文字通りに基本設定にした近未来SF。25歳になった瞬間から、左腕に埋め込まれたボディ・クロックが余命時間を刻み始め。時間が0:00になった瞬間、絶命してしまいます。賃金の受け取りや、コーヒー一杯、バス代金の支払はすべて時間。世界はタイムゾーンで仕切られており、スラムゾーンでは、生き続けるために、日々の重労働によって時間を稼ぐか、他人からもらう、または奪うしかないのです。

ひょんことから、1世紀もの時間を手に入れたウィルは、不条理なこの社会に怒りを覚え、富有ゾーンへ向かいます。そこで出会った、大富豪とその娘・シルビア(アマンダ・セイフライド)。彼女は永遠の命とも言える時間をもてあまし、変化のない日常生活に辟易していました。

そして、時間を監視する時間監視局員のレオン(キリアン・マーフィー)が、ハミルトン殺害の容疑でウィルを執拗に追います。シルビアを人質にしたウィルは逃亡。ふたりは様々な危機に直面し、切り抜ける中で、本当に生きる意味を気づき始めるのだが・・・。

スラムゾーンと富有ゾーンの格差は絶大です。スラムゾーンでは、日々生きるためにあくせく働き、時間を節約するために走る、走る。一方の富有ゾーンでは、走る人もなく、カジノやパーティが賑わい、日々優雅に過ごしています。しかし、セキュリティの甘さはいかんともしがたいずさんさ。裕福な人はボディガードを付けていますが、それもあまり強そうではありません。富有ゾーンでは人の時間を奪うような暴漢はいないという前提なのかもしれませんが。

すべての人間の成長が25歳で停止して、余命が通貨として使われるようになった世界で、ひとりの青年がその世界のシステムの謎に挑むSFサスペンス。

2012/02/20

それゆけ!アクアくん Vol.1

Dsc01008_2 2012年2月、トヨタの新型ハイブリッド「アクア」が納車されました。長年乗り慣れたプリウスくんに変わり、念願のもろもろ込み200万円のハイブリッドカーとなるアクアくんが登場です。

購入までの道のりは、「プリウスくんが行く! トヨタ アクア編」をご覧いただくとして、納車された以降は、タイトルあらため「それゆけ!アクアくん」にてご紹介していくことにします。

「トヨタアクア」、グレードG、ボディカラー:ブラックマイカ。オプションは、スマートエントリーパッケージ、アドバンストディスプレイパッケージ+ナビレディパッケージ、スペアタイヤ。フロアマットベーシック、ETC車載器、スマートナビ「NSZT-W61G」他、スタッドレスタイヤ&アルミホイール。その他諸費用を含め241万円也。下取り価格41万円で、差し引き200万円。

まだ、新車の香りがするアクアくん。プリウスくんとはシフトレバーとサイドブレーキの位置が違っていて、最初はとまどっていましたが、ようやく慣れてきました。が、時々ハンドル脇のシフトレバーに空を切ったり、左足で踏むサイドブレーキが空踏みしたりと言うことはたまにありますが。(^-^;

さて、納車されて1週間が過ぎました。1週間経った時点での平均燃費は22.4km/L。走行距離は265km。あまり延びません。雪の日もありましたし、寒い日が続いていましたので、エアコンを入れることもありました。まあ、これはプリウスくんの時もそうでしたから、あまり変わりはないはず。特に先週末の新潟市は大雪に見舞われ、必要以上に走行時間が長く、おまけに寒かったので、かなり燃費を悪化させました。それまでは24km/L台でしたが、あっという間に22km/Lまで下がってしまいました。

通勤経路も変わっていません。新潟バイパスを利用しての通勤ですが、まだ慣らし運転の段階なので、以前よりもゆっくり目に走っています。それなのに、ほぼ同等か、それ以下の数値にしかなりません。ちなみに、ECOモードはオフです。

アクアくんに乗ってみての感触ですが、電気モーターのバッテリーの充電が遅い気がします。確かにバッテリ容量はプリウスくんに比べて小さくなっています。それにしても同じような運転をしていても、充電のされ方が違うのです。なので、EVモードスイッチを押しての走行距離が短くなっているように思われます。

また、プリウスくんよりも路面の凹凸を感じるようになりました。ざらざらというタイヤが路面と接触いている音や感触、ガタンという段差なんかも前よりはっきりと分かるようになった気がします。ここらは、サスペンションのの問題なのかもしれませんし、防音・遮音性能の違いによるモノなのかもしれません。

つづく

2012/02/17

リーガエスパニョーラ11-12シーズン第15節

2011年8月27日(日本時間28日)、スペインサッカーリーガ・エスパニョーラ11-12シーズンが開幕しました。今年もWOWOW(191ch)で放送中。

昨シーズンは驚異的な強さでバルセロナが優勝を果たし、3連覇を達成して幕を閉じました。今年は、アレクシス・サンチェス、セスクら補強をしたバルセロナは、さらに攻撃力を増し、快進撃が続くのか?それとも、C・ロナウド、カカを有する、レアル・マドリードが4連覇を阻むのか?今シーズンも目が離せません。

WOWOWでは、注目のバルセロナ、レアル・マドリードの試合を中心に毎節5試合を、生放送、ハイビジョンで放送。リピートもあり。第15節は以下の2試合を鑑賞しました。

バルセロナ - レバンテ
S・ヒホン - R・マドリード

バルセロナはホームでレバンテ戦。開始早々の前半4分、ゴール前でボールを受けたセスクがゴールを決め先制します。その後、バルセロナは33分、37分に立て続けにゴールを奪い、3-0で折り返します。後半に入りレバンテの猛攻は続きますが、GKビクトル・バルデスのファインセーブが光り、得点を許しません。55分、61分にバルセロナがさらに追加点を上げ、勝負あり。5‐0でバルセロナが快勝しました。

R・マドリードはアウェイでS・ヒホン戦。前半にディ・マリアのゴールで先制したレアル。後半に入っても攻撃の手を緩めず、63分にはディ・マリアのスルーパスからC・ロナウドがゴールを決め2-0。なんとか1点を返したいS・ヒホンでしたが、退場者を出し、さらに苦しくなります。ロスタイムにはマルセロが駄目押しのゴールを上げ、3‐0で勝利を収めました。

翌週に控えた伝統の一戦“クラシコ”の前の一戦に、両チームとも快勝し、良い状態で望めることになりました。バルセロナは先に第17節を消化していて、暫定ではありますが、勝ち点差は3で、首位レアル・マドリードを追走しています。クラシコの結果次第では、暫定首位が入れ替わるかもしれません。前半戦の天王山となるクラシコは、いよいよです。どうなるのか首位争い!

第16節は、2011年12月10,11日(現地時間)の開催。

2012/02/16

「リミットレス」鑑賞

先日、「リミットレス」を観てきました。ニール・バーカー監督作品。出演:ブラッドリー・クーパー (「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」) 、ロバート・デ・ニーロ (「ニューイヤーズ・イブ」)、アビー・コーニッシュ 、アンドリュー・ハワード 、アンナ・フリエル他。

作家志望のエディ・モーラ(ブラッドリー・クーパー)は出版契約を交わしたにもかかわらず、原稿を一行も書けていない。ホームレスのような風貌で酒に溺れ、恋人のリンディ(アビー・コーニッシュ)も彼の元を去っていった。エディは街で、元妻メリッサの弟ヴァーノン(ジョニー・ホイットワース)と偶然再会し、開発されたばかりの新薬NZT48を受け取る。通常20%しか使われていない脳を100%活性化する薬だという。エディがその薬を飲むと、脳に埋もれていた過去の全ての記憶から情報を集める能力が覚醒し、一晩で傑作小説を書き上げる。エディの人生は一変し、さらに証券取引に挑戦し成功を収めるのだが・・・。

薬を飲んでいる時は映像は青みがかっていて暗めなのですが、薬を飲み効果が現れると世界は明るく暖色系の色味に変わります。視野が広がり、脳内のシナプスが結合を始め、アイディアが次から次へと湧いてきます。小説を一晩で書き上げてしまうことに始まり、危機的状況を打開したり、投資で大儲けしたりと、脳内に潜んでいた可能性を開花させていくのです。薬の効果を、見事に映像化しています。何十手も先を読むこともできるようで、それはまさに予知能力。しかし、中毒性があるようで、飲み続けなければ死んでしまうことも明らかに。

ポイントとなるのは、圧倒的な存在感を見せるロバート・デ・ニーロ演じる大物投資家カール・ヴァン・ルーン。派手に稼いでいたエディに近づきますが、そこには罠が潜んでいました。ラストは、どんでん返しにつぐどんでん返し。果たして、エディの行き着く先に待つ運命は・・・?!

人間の脳の限界を超えることができる新薬を巡る陰謀を描くサスペンス・スリラー。

2012/02/15

「ドラゴン・タトゥーの女」鑑賞

先日、「ドラゴン・タトゥーの女」を観てきました。デヴィッド・フィンチャー監督作品(「セブン」「ベンジャミン・バトン」)。出演:ダニエル・クレイグ (「カウボーイ&エイリアン」)、ルーニー・マーラ (「ソーシャル・ネットワーク」)、クリストファー・プラマー、スティーヴン・バーコフ、ステラン・スカルスガルド他。

スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながらも、名誉棄損で敗訴したミカエル・プロムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)。ある日、財閥の元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人(クリストファー・プラマー)から家族史編纂の依頼が舞い込む。しかしそれは表向きで、ヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。肩口から背中にかけて、異彩を放つ龍の刺青が彫られているリスベット・サランデル(ルーニー・マーラー)という名の女性と共に真相に迫るのだが・・・。

世界的なベストセラーを記録したスウェーデン発のミステリー「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」の2度目の映画化作品。「セブン」「ゾディアック」のデヴィッド・フィンチャーが監督をすると言うことで、期待して観に行きました。ハリウッド製作と言うことで、もしかしてアメリカに舞台を移してって事になるのかと思っていたら、そんなことはなく、原作通りスウェーデンでした。作品の舞台となる、島の寒さやらスウェーデン自体の雰囲気がでないと物語が成立しないからなんだとか。

印象的なテーマ曲に、おどろおどろしいイメージ映像が続くオープニングは、何とも言えない恐怖感というか、常軌を逸した世界へと足を突っ込んでいくという感じがします。物語自体も40年前に発生した失踪事件にまつわる連続猟奇殺人事件の謎を解明していくという話しですから、その通りなのでしょう。ミカエルの相棒となるリスベットの言動や風貌もエキセントリックで、何をしでかすか分からない異常な感じも面白さの一つなのでしょう。それでいて、天才ハッカーであり、頭脳明晰なのですから、紙一重です。

2時間40分ほどの上映時間が気にならないくらい、ドキドキしながら鑑賞ができました。以前に、スウェーデン版を鑑賞しているので、大筋は分かっているはずなのですが、スピード感と緊迫感のある演出に気圧されているという感じでした。サスペンス作品を得意とするD・フィンチャー監督さすがの作品でした。また、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされているルーニー・マーラの迫真の演技も鬼気迫る感じで圧巻でした。

本作は、シリーズ3部作の第1部なので、今後の展開にも期待大です。

40年前の少女失踪事件の謎を、敏腕ジャーナリストと高い資料収集能力を持つ龍の刺青の女が追うサスペンス作品。

2012/02/14

「ビーストリー」鑑賞

先日、「ビーストリー」を観てきました。ダニエル・バーンズ監督作品。出演:アレックス・ペティファー (「アイ・アム・ナンバー4」) 、ヴァネッサ・ハジェンズ (「エンジェル ウォーズ」)、メアリー=ケイト・オルセン、ニール・パトリック・ハリス、エリック・ナドセン他。

17歳の高校生カイル(アレックス・ペティファー)は、高校では絶大な人気を誇り、まるで王子様のように振る舞っており、自分の容姿にうぬぼれ、自信過剰になっていた。ある日、カイルは、が、魔女と噂されているクラスメイトのケンドラ(メアリー=ケイト・オルセン)に悪行を戒められ、呪いを掛けられてしまう。カイルの外見を内面と同等の醜い姿に変えてしまう。そして、一年以内に愛してくれる人を見つけなければ、一生その姿のままになるという。ただ一つの望みは、控え目で今まで存在も気づかなかったクラスメイトのリンディ(ヴァネッサ・ハジェンズ)だった。リンディの愛によって元の姿を取り戻すことができるのか?

父親は有名なニュースキャスターで、裕福な生活を送っているカイル。容姿端麗頭脳明晰な彼は、外見こそがすべてと公言してしまうような尊大な性格。取り巻きや恋人は、彼の外見を愛し、人気にあやかろうとする人々だけ。しかし、醜い姿になってしまったカイル。学校にも行けず、家政婦と共に、隠れるように生活を始めます。最初は閉じこもっているばかりでしたが、呪いは着々と進み、時は待ってはくれませんでした。

ある事件をきっかけに、クラスメイトのリンディと同居することとなったカイル。正体を隠しての生活が始まります。少々お節介だけれども優しい家政婦ゾラと、盲目の家庭教師ウィル(ニール・パトリック・ハリス )、カイルとリンディとの4人の生活は、少々奇妙ではありますが、やすらぎのある生活でした。また、そこには笑いも溢れていました。盲目なウィルですが、実にひょうきんで、カイルの良き相談相手。良い味を出しています。ゾラも子どもの時からカイルのことを見ていますから、母親代わりのような存在で、やさしく良き道へと導いてくれます。

そんな生活の中で、人を思いやる気持ち、本当に愛するという気持ちを知り、変わっていくカイル。しかし、タイムリミットは刻一刻と迫っているのでした。果たして、リンディは“愛している”と言うキーワードを告げてくれるのか?

自信過剰で身勝手な性格が災いして、魔法で醜い姿に変えられてしまった高校生が、魔法を解くために真実の愛を探し求めるラブストーリー。

2012/02/13

プリウスくんが行く!Vol.107 トヨタ アクア編

Dsc01011 先日、ついにトヨタ新型ハイブリッド「アクア」が納車されました。

大雪に見舞われている新潟県内。新潟市内でも例年に比べて、かなりの積雪ではありますが、大雪の合間を縫って、トヨタ店へ行ってきました。当然のように、納車費用なんかも代金から削ってありますから、プリウスくんに乗って引き取りに向かう訳です。

最後のお勤めのプリウスくん。2004年5月に納車され、2012年2月上旬までおよそ7年9ヶ月の総走行距離は132,769km、総平均燃費は23.8km/Lでした。私がこれまで乗った車の中で最長期間、最長走行距離となりました。いろいろなところへプリウスくんで出掛けました。想い出が走馬燈のようにめぐります。本当に、ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。さよなら、プリウスくん。

そして、待望の新車が納車です。「トヨタ アクア」、グレードG、ボディカラー:ブラックマイカ。オプションは、スマートエントリーパッケージ、アドバンストディスプレイパッケージ+ナビレディパッケージ、スペアタイヤ。フロアマットベーシック、ETC車載器、スマートナビ「NSZT-W61G」他、スタッドレスタイヤ&アルミホイール。その他諸費用を含め241万円也。

外装の傷等を確認し、注文時の内容と違いはないか確認します。それから、細かな使い方等の説明を受けます。こんなに説明を受けたことはないってくらい、細かく説明をしていただきました。

初めてのモノは、アドバンストディスプレイパッケージ+ナビレディパッケージになりますから、重点的に説明していただきました。インフォメーションディスプレイはハンドルについている、スイッチで操作するのですが、これがかなり操作しにくいです。エコウォレット設定で、比較する車両の燃費を設定できるのですが、プリウスくんの23km/Lをセットしました。バックモニターも新鮮です。まだ信用できないので、結局は目視するのですが。

カーナビもざっくりと説明していただきました。これはまあ普通の使い方です。カーナビのオーディオ機能が気になりましたので、確認しました。カーナビのオプションケーブルである、「iPod対応USB/VTRアダプター」も注文していたので、さっそく持参したiPodを接続しました。動作確認しましたので、終了です。

最後に、ぴっかぴかの状態で、記念写真を撮って、納車は完了です。

シフトレバーと、サイドブレーキの位置が違っているので、運転には若干の戸惑いはありますが、いざ出発。長年乗り慣れたプリウスくんに別れを告げ、帰宅の途につきました。(プリウスくんが行く!・了)

2012/02/10

第84回アカデミー賞ノミネート発表!

今年もアカデミー各賞のノミネートが発表されました。主要部門は以下の通り。

●作品賞
「アーティスト」
「ファミリー・ツリー」
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」
「ヒューゴの不思議な発明」
「ミッドナイト・イン・パリ」
マネーボール
ツリー・オブ・ライフ
戦火の馬

●監督賞
ミシェル・アザナヴィシウス 「アーティスト」
アレクサンダー・ペイン 「ファミリー・ツリー」
マーティン・スコセッシ 「ヒューゴの不思議な発明」
ウディ・アレン 「ミッドナイト・イン・パリ」
テレンス・マリック 「ツリー・オブ・ライフ」

●主演男優賞
デミアン・ビチル 「明日を継ぐために」
ジョージ・クルーニー 「ファミリー・ツリー」
ジャン・デュジャルダン 「アーティスト」
ゲーリー・オールドマン 「裏切りのサーカス」
ブラッド・ピット 「マネーボール」

●主演女優賞
グレン・クローズ 「アルバート・ノッブス」
ヴィオラ・デーヴィス 「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」
ルーニー・マーラ 「ドラゴン・タトゥーの女
メリル・ストリープ 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
ミシェル・ウィリアムズ 「マリリン 7日間の恋」

●助演男優賞
ケネス・ブラナー 「マリリン 7日間の恋」
ジョナ・ヒル 「マネーボール」
ニック・ノルティ 「ウォリアー(原題)」
クリストファー・プラマー 「人生はビギナーズ」
マックス・フォン・シドー 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

●助演女優賞
ベレニス・ベジョ 「アーティスト」
ジェシカ・チャステイン 「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」
メリッサ・マッカーシー 「ブライズメイド(原題)」
ジャネット・マクティア 「アルバート・ノッブス」
オクタヴィア・スペンサー 「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」

ここ数年作品賞のノミネート数が増え、10作品となりましたが、今年はなぜか9作品。数年前までの5作品では選ばれないようなSFやアクション等のエンタテインメント作品までノミネートされていますから、興味深い作品も多くなって、おもしろくなっています。

今年の本命は、「アーティスト」「ファミリー・ツリー」と言うところでしょうか。アカデミー賞の前哨戦と言えるゴールデングローブ賞で、最優秀映画作品賞(ドラマ部門・ミュージカルコメディ部門)を受賞した2作品ですから、期待が持てます。他には、マーティン・スコセッシ監督作品の「ヒューゴの不思議な発明」が作品賞、監督賞他最多となる11部門にノミネートされています。

主演女優賞では、「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラがノミネーとされています。まだ作品自体は見ていませんが、迫真の演技を見せているとか。楽しみなところです。

うれしいのは、助演男優賞にノミネートされた「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のマックス・フォン・シドー。台詞のない難しい役どころを見事に演じきっていましたから、結果が楽しみです。作品賞もノミネートされていますから、どうなりますか?

毎年、思いますがアカデミー賞が決定する時期には日本で公開されている作品が少ないのですが、今年はそれなりの本数を鑑賞しています。近々公開の作品も多いので、授賞式前後には見られることでしょう。とはいえ、本命作品を見ていないので、いずれにしても、思い入れがイマイチなのには変わりがありません。

授賞式は現地時間2012年2月26日(日本時間では27日)。毎年、WOWOWで放送されますが、エンタテインメントショーとしても楽しめますから、こちらも楽しみです。

2012/02/09

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」試写会へ

先日、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の試写会へ行ってきました。スティーヴン・ダルドリー監督作品(「リトル・ダンサー」「めぐりあう時間たち」「愛を読むひと」)。出演:トム・ハンクス (「天使と悪魔」)、サンドラ・ブロック (「しあわせの隠れ場所」) 、 トーマス・ホーン、マックス・フォン・シドー、ヴィオラ・デイヴィス他。第84回アカデミー賞、作品賞、助演男優賞ノミネート作品。

9.11同時多発テロで父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。父の突然の死を受け入れられずに一年が過ぎていた。ある日、彼は父の部屋のクローゼットで、封筒の中に1本の“鍵”を見つける。この鍵は父が残したメッセージかも知れない。オスカーはその鍵の謎を探しに、封筒に書かれた「BLACK」の文字を頼りに、ニューヨークの街へと飛び出していくが・・・。

父は生前、人づきあいが苦手なオスカーのために、宝探しのような、研究のようなことをさせていました。最後のテーマはニューヨークにあった第6区の痕跡を探すこと。その途中で、父親は突然いなくなってしまいました。遺体も見つかっていない状況でする葬式。理解したくない、そんな気持ちは分かります。しかし、オスカーには父の死に係わる、誰にも話していない秘密がありました。

父の残した鍵。その鍵穴を探せれば、なんらかの父からのメッセージ、父の遺したモノが見つかるのかもしれないと思ったオスカーは一人、ニューヨークの街をさまよいます。これが痛々しい。公共交通機関やエレベーター等、密閉され場所には入らない、大きな音は嫌い、老人は苦手等々。そして、はやる鼓動を落ち着かせ、勇気を振り絞り、行動するための必須アイテムはタンバリン。ジャラジャラと音をさせながら歩きます。時には雄叫びを上げながら。

途中から祖母の間借り人(マックス・フォン・シドー)と行動を共にするオスカー。この間借り人は、言葉を話せず、筆談をします。が、この老人の存在がオスカーを安心させたのでしょう。台詞はひとつもありませんが、実に名演技でした。第84回アカデミー賞助演男優用ノミネートはさすがです。ほとんどが筆談ですが、左右の手のひらに「YES」「NO」と書いてあり、それを見せての会話は実にユーモラスでした。

ズバリ泣き所は、終盤。父の死以降、母親(サンドラ・ブロック)を遠ざけていたオスカー。鍵穴探しも内緒でしたが、母親はしっかりと見守っていたのでした。そして、初めて気持ちを吐露するオスカーを暖かく、強く、抱きしめるのでした。母親の大きな愛に感涙。実に感動的でした。あんな風に家族に愛されたい、愛したいという気持ちがわき上がってきます。そうしたら、どんなに幸せなことなのか。

2011年。日本は大きな災害に見舞われ、多くの人が愛する人を失いました。その事実を受け入れることは、本作のオスカーのように、誰にとっても容易な事ではないはずです。ある日突然、理不尽に奪われるのですから。それでも、そんな中でも、希望はきっと見つかるはず。オスカーにとっての鍵がそうであったように。

9.11同時多発テロにより父との別れを余儀なくされた少年が、父の最後のメッセージを探すためニューヨークを駆け巡る様を描く、喪失と再生の物語。まもなく大震災から1年。今だからこそ観る作品として、オススメの一本です。

2012年2月18日全国ロードショー。

2012/02/08

大林宣彦監督作品「この空の花 長岡花火物語」公開日決定

大林宣彦監督作品「この空の花 長岡花火物語」の公開日が決定しました。

新潟県内の先行公開は2012年4月7日(土)となりました。新潟県内のすべてのシネコンで公開予定。

ワーナー・マイカル・シネマズ新潟
ワーナー・マイカル・シネマズ新潟南
ユナイテッド・シネマ新潟  ○
T・ジョイ新潟万代  ○
T・ジョイ長岡  ○
ワーナー・マイカル・シネマズ県央
J-MAX THEATER ○

ワーナーマイカルを除く各劇場で前売り券も絶賛発売中です(○印)。

また、公式ホームページから、予告編もご覧いただけます。幻想的な大林監督作品らしい、ファンタジックな世界観が垣間見られます。

また、新潟ローカルですが、大林宣彦監督がNHK新潟の番組「きらっと新潟」に出演します。映画に関するインタビューを交えながら、大林宣彦監督が、本作品の撮影地など思い出の地を訪ねます。放送日時は、2012年 2月24日(金)午後 7時30分~。

●番組名:きらっと新潟「話 はずんで『この空の花』に込めた思い~映画監督 大林宣彦さん~」(仮)

こちらも楽しみです。

新潟県内でロケされた「この空の花」。古里映画の先駆者・大林宣彦監督作品だけに、大林作品のファンの私としては感慨もひとしおです。公開日も決まり、いよいよ本格始動です。2012年夏には全国公開になりますので、楽しみが続きます。

2012/02/07

プリウスくんが行く!Vol.106 トヨタ アクア編

先日、2012年1月21,22日に新潟市産業振興センターで行われた新潟トヨタ自動車の「新春大商談会」に行ってきました。

会場には、新型ハイブリッドカー「トヨタ アクア」の全10色の展示車を始め、現行車両から中古車まで展示されていました。試乗車も何車種かありましたので、「アクア」の試乗をしてきました。

「アクア」の試乗車は3台用意されていました。1時間ほど待ちまして、試乗開始です。試乗車は、Sグレード、ボディカラーはクールソーダメタリック。

会場となった産業振興センターからビッグスワン近くの交差点でUターンし、会場へ戻るという、走行距離は3kmほどでしたが、気になる燃費は24.6km/Lでした。 今回は、エアコンをオフに、ECOモードはONにしての走行でした。ほぼ平坦な直線コースを信号に数ヶ所止まっただけでした。が、このイマイチな燃費はどう受け止めれば良いのでしょう。

なるべく、プリウスくんで普段走行しているように走ったつもりですが、試乗車と言うこともあり、ちょっと遠慮したり、アクセルペダルのオンオフの踏み加減が違ったりする訳ですから、同じように走行していても勝手が違うのでしょう。それに、走行距離が短いと言うのも原因の一つでしょう。実燃費は、もっと距離を乗らないと分からないには違いありません。

しかし、カタログ値35.4km/L(JC08モード)からみれば、24.6km/Lが低い数字だというのは事実です。この辺りは、実際に納車され、ある程度の距離を走行した結果を、またご報告しようと思います。

乗り心地で言えば、非常に静かでした。プリウスくんと遜色のないほどの静かさでした。今回ECOモードでの走行でしたが、これの是非も課題でしょう。走りを優先すれば、ECOモードはアクセルに負荷が掛かっているようで、走り辛かったです。燃費優先で走るのであれば必須なのでしょうが、オンオフによって数字がどこまで変わるのかも、今後検証していきたいところです。

エンジンを切りますと、今回の走行による数値がインフォメーションディスプレイに表示されます。お疲れさまでしたという感じで、燃費やガソリン代、お得になった価格等です。今回は走行距離が短かったので、得した価格1円でしたが。他にもエコジャッジ、燃費履歴等いろいろな数値が表示されるようですから、楽しみながらエコドライブができそうです。

帰りに、試乗車と同色(クールソーダメタリック)のプルバックカーをいただいて、この日の試乗は終了です。ありがとうございました。

後は納車を待つばかりですが、先日、トヨタ店の担当者から電話がありました。納車日が2012年2月9日以降ならOKだと。ただ、新潟県地方は現在、雪に覆われていますし、2月8日から、また大雪の予報になっています。こんな時に納車もなあという感じでもありますが、早く乗りたいという気持ちもあります。天候と相談しながら、引き取りに行ってこようと思っています。いよいよ、アクアデビューです。

2012/02/06

「麒麟の翼~劇場版・新参者~」鑑賞

>

先日、「麒麟の翼~劇場版・新参者~」を観てきました。土井裕泰監督作品。原作:東野圭吾。出演:阿部寛、新垣結衣、黒木メイサ、溝端淳平、田中麗奈他。

東京・日本橋で男性が殺害される事件が発生。被害者はカネセキ金属の製造本部長、青柳武明(中井貴一)。彼は、腹部を刺されたまま8分間も歩き続けた後に、日本橋の翼のある麒麟像の下で力尽きていた。なぜ、誰の助けも求めず、彼は一体どこへ向かおうとしていたのか。一方、事件の容疑者、八島冬樹(三浦貴大)は現場から逃亡しようとしたところを車に轢かれて意識不明の重体だった。日本橋署の刑事、加賀恭一郎(阿部寛)は、捜査が進むにつれて、それぞれの家族や恋人の知られざる一面を知る。加賀は事件の裏に隠された謎を解き明かし、真実を見つけ出すことができるのか。

2010年4月から阿部寛主演で放送されたドラマ「新参者」。続いて放送された「赤い指」に続く、東野圭吾の人気ミステリー・加賀恭一郎シリーズ最新作が早くも映像化。ドラマのキャストそのままで映画化された本作。加賀といとこでもある松宮脩平(溝端淳平)のコンビが、予想外の事件の真相へと近づきます。おなじみの黒木メイサ演じる青山亜美や、お節介な看護師金森登紀子(田中麗奈)も登場し楽しませてくれます。

加賀は、遺族たちに丁寧に向き合いながら、被害者や容疑者の周囲を調べ、彼らの行動の謎を解き明かしていきます。事件の真相を探っていくうちに、被害者・容疑者それぞれが秘めていた家族への想いが明かされるます。息子と上手くつきあえない父親の苦悩、そして、その想いは感動的。麒麟像に秘められた願いと、その象のしたで力尽きた父親の想いに気づいた時、事件の真相は思わぬ方向へと展開していきます。そして気づきます。死者の残したメッセージを受け取るのは生きている者の義務だと。そこには、加賀の亡くなった父親の想いも重なっていくのでした。

劇中、登場する、人形町や七福神巡りをしてみたくなる作品でした。下町情緒の残る街並みを歩くのもまたオツナモノ。

命が終わるその時に、人は何を想い、何を伝えようとするのか?愛する人に何を残そうとしたのか?それぞれの想いは交錯する事件の真相の裏にあったモノとは・・・。日本橋橋上殺人事件をめぐるスリリングな謎解きと濃密な人間ドラマが楽しめる作品。

2012/02/03

「きみはペット」鑑賞

先日、「きみはペット」を観てきました。キム・ビョンゴン監督作品。出演:チャン・グンソク 、キム・ハヌル、チェ・ジョンフン、リュ・テジュン、チョン・ユミ他。

31歳で留学帰りのキャリアウーマン、チ・ウニ(キム・ハヌル)は、ファッション誌の編集者として働いている。しかし仕事で左遷されたり、友達は子育てや結婚の話ばかりでうんざりしていた。ある日、ウニは自宅のバスルームに見知らぬ男の子がいるのを見つける。彼はカン・イノ(チャン・グンソク)という名前のダンサーだった。自分がペットになるとウニに告げ、呆れながらも了承し、2人の同居生活が始まる。そんな時、ウニは、初恋の人チャ・ウソン先輩(リュ・テジュン)と再会するのだが・・・。

日本でドラマ化もされた同名コミックを、ドラマ、バラエティ、CMなど、幅広いジャンルで活躍している韓流スター、チャン・グンソクと、韓国のTOPスターとして輝き続けている名女優キム・ハヌル主演で、韓国で映画化した本作。

奇妙な同居生活の中、次第に惹かれあい、気になる存在になりつつある中、ウニの初恋の人が帰国。ウニの心は揺れます。イノの存在を隠しながら、ウソンとの恋愛を模索しますが、そんな関係がうまくいくはずもなく・・・。

映画というよりは、チャン・グンソクのプロモーションビデオではないかと言うほど、魅力がはじけている本作。しっかりとドラマも見せてくれていますので、ラブストーリーとしても十分楽しめる作品になっています。

キャリアウーマンと年下のダンサーが“主人”と“ペット”となる奇妙な同居生活を描くラブストーリー。

2012/02/02

「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」鑑賞

先日、「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」を観てきました。オリヴァー・パーカー監督作品。出演:ローワン・アトキンソン、ジリアン・アンダーソン、ドミニク・ウェスト 、ロザムンド・パイク、ダニエル・カルーヤ他。

諜報機関MI-7の敏腕スパイ、ジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)もモザンビークでの任務でヘマをしたことから、チベットの僧院に引きこもり修行を積んでいた。そんな折、イングリッシュはMI-7から新たなミッションの要請を受け、帰国。様変わりしていた本部にとまどいながらも、エース級諜報員アンブローズ(ドミニク・ウェスト)が健在であったことがせめてもの慰め。新しく上司となった女性、通称ペガサス(ジリアン・アンダーソン)は英中首脳会談に出席予定の中国首相に暗殺の動きがあるという。イングリッシュは、陰謀を阻止することができるのか・・・。

動きと表情で笑わせてくれる作品でした。また、計算されたカメラアングルでも笑えるという珍しい作品でもありました。とにかくハチャメチャな、行動のイングリッシュは笑わせてくれますが、クライマックスの英中首脳会談での、右手と左手の攻防は特に面白かったです。反面、オープニング映像は本家のパロディではありますが、妙に格好良いという、そのギャップもまた笑えます。

陰謀を阻止すべく諜報活動を続けるイングリッシュ。相棒となるタッカー(ダニエル・カルーヤ)も頼りになるのかならないか良くわからない存在。心理学者のケイト(ロザムンド・パイク)も彼をしたい、協力してくれます。しかし、8年前のモザンビークでの出来事には真相が隠されており、今回の事件にも関係していることが判明。修行の成果を活かし、真相を暴き、暗殺を阻止できるのか?

エンド・ロールでは、アトキンソン演じるイングリッシュの軽妙な芸を堪能できますので、すぐに席を立たないように。

「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンが、スパイに扮するブリティッシュ・コメディ第2弾。

2012/02/01

「私だけのハッピー・エンディング」鑑賞

先日、「私だけのハッピー・エンディング」を観てきました。ニコール・カッセル監督作品。出演:ケイト・ハドソン、ガエル・ガルシア・ベルナル、ローズマリー・デウィット、ルーシー・パンチ、ロマーニー・マルコ、ウーピー・ゴールドバーグ他。

広告代理店に勤務する30歳のマーリー・コベット(ケイト・ハドソン)は、大好きな仲間たちに囲まれ、仕事も順調、恋も気ままに楽しんでいる。ある日、検診で、医師ジュリアン・ゴールドスタイン(ガエル・ガルシア・ベルナル)から、突然の“がん”の宣告を受ける。友達はハレモノに触るようにマーリーに接し、母・ヴェバリー(キャシー・ベイツ)はただ悲しみオドオドするばかり、父は離れて暮らしていたために、どう接していいかも分からない。マーリーを静かに受け止めてくれるジュリアンの存在がいつしか彼女の心を溶かし始めていたのだが・・・。

真剣に恋をし、心を開いて傷つくのが怖いマーリー。いつも、ジョークで武装し、決して手の内は見せずに、ひらりとかわします。しかし、マーリーは余命の宣告を受けます。最初は明るく振る舞いながらも、治療を続けていましたが、効果が出ず、苦しむばかり。医師のジュリアンは気になる存在でしたが、患者と医師という立場が二人を遠ざけていきます。せっかく真剣に恋をしようと思っていたのに、悲しいことです。

面白いのが、天国に足を踏み込んでしまうマーリーが出会った天使の存在。天使の見かけはウーピー・ゴールドバーグそのもの。本人役で登場します。マーリーは、そこでも死の宣告を受けるのですが、やりたいことがたくさんあったというマーリーに、天使は三つの願いを叶えてあげると言われます。二つは思い付くのですが、三つ目は思い付かないマーリー。仕事に遊びに充実した日々を送っていたマーリーでしたが、本当に欲しいモノが思い付かなかったのです。何とも悲しいことです。

友人たちとの関係も壊れていきます。親友の一人だったルネ。マーリーは、子どもの面倒を見たりもしていましたが、苦しむマーリーを見かねたルネは距離を置くようになります。そんな想いをはき違えたマーリーは逆ギレ。友情にヒビが入ります。これまた悲しい。

そんなマーリーを支えたのは、ジュリアンでした。彼が側にいてくれるおかげで友人や両親、愛する人に心を開き、素直になる大切さを知っていきます。しかしその喜びに気付いた時、彼女に残された時間はあとわずかとなってしまいました。三つ目の願いは、“小さな幸せ”でした。愛する人々に囲まれて、過ごせるということがどんなに幸せなことか。心を閉ざしてきたマーリーは愛することで変わっていったのでした。

“がん”を宣告されたキャリアウーマンと、彼女を不器用ながら温かく見守る主治医の姿を描くラブストーリー。

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ