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2012/02/24

「戦火の馬」私的映画考Vol.260

先日、「戦火の馬」の試写会へ行ってきました。スティーヴン・スピルバーグ監督作品(「タンタンの冒険」)。出演:ジェレミー・アーヴァイン、エミリー・ワトソン、デヴィッド・シューリス、ピーター・ミュラン、ニエル・アレストリュプ、トム・ヒドルストン、パトリック・ケネディ他。第84回アカデミー賞作品賞、作曲賞他全6部門ノミネート作品。

第一次世界大戦時下の英国。農村に住む少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまう。その後、戦地を転々とし数奇な運命をたどるジョーイ。消息不明のジョーイに会いたいがため、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、激戦下のフランスへ旅立つのだが・・・。

美しい田園風景が続く英国の農村。ジョン・ウィリアムズの美しく雄大な音楽もさらに映像の美しさを引き立てます。後にジョーイと名付けられるサラブレッドの誕生から見つめ続けていたアルバート。農耕馬を買うはずが、サラブレッドを勢いで買ってしまったアルバートの父。

アルバートは友達か兄弟のように接しながら、ジョーイを馴らしていきます。それはもう犬のように。ユーモラスなシーンもありますが心温まるシーンになっています。そして、一家の窮地を救ったのもジョーイでした。が、戦争が始まり、ジョーイとアルバートは離ればなれになってしまいます。

第一次大戦は騎馬隊vs歩兵隊なんてことがまだまだありましたし、機関銃等の重火器もありましたから、何万頭という馬が犠牲になったんだとか。そんな戦争時に、奇跡の旅をしていくジョーイ。実に名演技です。また、戦場を駆け抜けるシーンや、塹壕の中を疾走するシーンは大迫力。本当に危険なシーンはCGがあったようですが、そのほとんどが実写ということで、この迫力を読んでいるのでしょう。

戦場を渡り歩いていったジョーイには、その時々にそれぞれのパートナーがおりました。中でもフランスで出会ったエミリーという少女とその祖父とは穏やかに過ごせたひとときだったでしょう。イギリス軍とドイツ軍がにらみ合いを続ける中、中間地帯で動けなくなってしまったジョーイ。それを双方の軍人が助けるシーンも実に良かったです。敵味方に分かれた戦争の中でも、ジョーイを通して協力できるなんて素晴らしい。

数奇な運命をたどったジョーイは、アルバートと巡り会うことができるのか?戦争という時代の中で、たくましく生きた人々と奇跡の馬・ジョーイとの交流の中から、家族とは、絆とは、愛とは、勇気とはを描く感動作。

2012年3月2日ロードショー。

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