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2012/02/28

「メランコリア」鑑賞

先日、「メランコリア」を観てきました。ラース・フォン・トリアー監督作品。出演:キルスティン・ダンスト (「スパイダーマン」) 、シャルロット・ゲンズブール (「アンチクライスト」)、キーファー・サザーランド (「24 TWENTY FOUR」) 、シャーロット・ランプリング、ウド・キアー 他。カンヌ国際映画祭主演女優賞受賞(キルスティン・ダンスト)作品。

新婦ジャスティン(キルスティン・ダンスト)は、新郎マイケル(アレクサンダー・スカースガード)とともに結婚パーティーが姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)夫婦の家で行われた。クレアとその夫ジョン(キーファー・サザーランド)が私財を投じて開いてくれた盛大なパーティーだったが、母ギャビー(シャーロット・ランプリング)の悪意に満ちたスピーチなどを目にして、ジャスティンは次第に虚しさを覚えてゆく。結婚式後、うつ病になっていたジャスティンは、再び姉夫婦の邸宅を訪れるが、そこで、地球に異常接近する惑星メランコリアの存在を知るのだが・・・。

壮大な雰囲気でイメージ映像が続くオープニングは、音楽のみで紡がれていきます。登場人物や印象的な風景(月が二つあるかのような映像や有名な絵画のような映像等)がスローモーションで描かれ、最後は巨大な惑星が地球に近づき衝突するというショッキングな映像が続きます。もしかして無声映画?と思っていると第1部が始まり、台詞が普通にありました。

「第1部ジャスティン」「第2部クレア」の2部構成になっていて、第1部はジャスティンの結婚パーティーが描かれ、第2部では接近する惑星メランコリアをめぐる物語になっています。結婚パーティでは、祝福されている彼女でしたが、母の発言を境に奇行に走り、次第にエスカレートしていきます。

惑星は5日後に通過し、地球に衝突することはないとの報道がありますが、ネットでは迷走軌道を取った惑星が地球に衝突するとの噂も飛び交っています。クレアは近づく惑星に恐怖を抱きますが、ジャスティンは全裸でうっとりと微笑みかける場面もあり、歓迎しているかのよう。対照的なふたりが描かれますが、ジャスティンはうつ病もあり、世界が滅ぶことを何とも思っていないのでしょう。

巨大惑星衝突までの日々をどう過ごすのか?世界の終わりが近付いた時、人々はそれをどう受け止め、どう行動するのか?を描いていますが、自分ならどうするのだろう?と鑑賞中に思いました。逃げる場所がなく、どこへ行っても同じであれば、家族と共に、平穏に暮らしたいと思えますが、実際は劇中の登場人物のように焦り、逃げ惑うのかもしれません。

とはいえ、あれだけ巨大な惑星が近づいたら、長い期間にわたって天変地異が発生するとは思いますが、その辺りは目をつむりましょう。SF考証されていない分、世界の人々の行動も全く描かれず、邸宅のみという一種の密室劇になっているのも本作の魅力の一つなのかもしれません。

地球に異常接近を続ける巨大惑星・メランコリアの影響を受け、“世界の終わり”に直面する姉妹の姿を描いた人間ドラマ。

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