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2012/04/11

「アーティスト」鑑賞

先日、「アーティスト」を観てきました。ミシェル・アザナヴィシウス監督作品。出演:ジャン・デュジャルダン 、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル 、ペネロープ・アン・ミラー、ミッシー・パイル、ベス・グラント、ジョエル・マーレイ他。第84回アカデミー賞作品賞、主演男優賞、監督賞他5部門受賞。

1927年、サイレント映画全盛のハリウッド。大スター、ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、人気絶頂だった。時代はトーキー作品へと移行していくが、あんなモノは芸術でなくお遊びだと言い放つジョージは、トーキー作品への出演を拒む。一方、ジョージに憧れていた新人女優ペピー・ミラー(ベレニス・ベジョ)は、時代の波に乗り、主演作品を得るまでになっていた。ジョージは頑なに監督・製作も兼ねたサイレント作品にこだわっていったが、当たらず、落ちぶれていくのだった。

音楽こそ生演奏ではありませんが、画面サイズは4:3で、モノクロで、サイレント(無声映画)という本作。ほぼ台詞はなく、口パクの後、黒地に台詞が書かれた映像が出る。という昔ながらのサイレント作品風に作られています。面白かったのは、効果音だけが出るシーンがありました。ジョージの悪夢の中、自分だけ声が出ず、周りの物音だけがすると言うシーン。トーキーに乗り遅れてしまった自分の状況を表しています。

ラストはさわやかな感動が駆け抜けてくれます。派手な効果音や音響効果が無く、モノクロでサイレントでも、これだけ感動を届けられる、素晴らしい作品が作れるのだという事でしょう。そして、現在は、2Dから3Dへの移行期。これが時代の流れで、それに乗っかることが良いことのようになっていますが、そんなことはないんだと。脚本が、演出が、演技が素晴らしければ、3Dにしなくても素晴らしい作品は作れるのだという警鐘のようにも受け取れました。

1920年代、映画がサイレントからトーキーへと移行する時期のハリウッドを舞台に、サイレントの大スターとトーキーの新進女優の恋物語を情感豊かに描くモノクロサイレント映画。

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