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2012/05/17

「英雄の証明」鑑賞

先日、「英雄の証明」を観てきました。レイフ・ファインズ作品。出演:レイフ・ファインズ (「ハリー・ポッター」シリーズ、「タイタンの逆襲」)、ジェラルド・バトラー (「完全なる報復」「幸せの1ページ」)、ヴァネッサ・レッドグレイヴ (「ジュリエットからの手紙」) 、ブライアン・コックス、ジェシカ・チャステイン、ルブナ・アザバル、アシュラフ・バルフム、ドラガン・ミカノヴィッチ他

小国のリーダー・オーフィディアス(ジェラルド・バトラー)はローマ侵略を狙い、幾度となく戦いを繰り返すが、ローマのコリオレイナス(レイフ・ファインズ)を打ち負かせずにいた。コリオレイナスは着実に権力をつけていくが、彼の独裁性に危機を感じた政治家の策略により、ついに国を追放される。ローマに絶望したコリオレイナスは、1人で宿敵オーフィディアスのもとを訪れ、協力するようになるのだが・・・。

実に静かで、何とも言えない雰囲気の作品でした。音楽がほとんどありません。ここぞというシーンでのみ音楽がありますが、後はじっくりと演技を見せるという演出意図なのかもしれませんが、実に静かです。音楽も映画にとっては重要な要素の一つだとは思いますが、それを極力減らすことによって、緊張感を醸し出しています。

市街戦のシーンでは、緊張感がみなぎり、手に汗握りますし、コリオレイナスが政治的野心溢れる母ヴォルムニア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)と対峙するシーンでもピリッとした空気感を感じます。

ただ、説明不足の点が多く観られ、物語を難解にしています。また、終盤の母と妻ヴァージリア(ジェシカ・チャステイン)と息子がコレオレイナスを説得に来るシーン等、心情的に理解に苦しむシーンが多々ありました。なぜだろうと思っていたら、エンドロールが始まった時に「シェイクスピア」の文字がありました。原作はシェイクスピアの「コリオレイナス」。ローマ時代を現代に置き換えた悲劇作品。稚拙な政治的なやりとりや、聞き慣れない名前、前時代的な雰囲気はここから来ていたのでした。

シェークスピア最後の悲劇「コリオレイナス」を現代に置き換え、ローマの独裁者と敵国のリーダーによる宿命の戦いを描くアクション作品。

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