« まもなく開幕!UEFA EURO 2012 | トップページ | 2012夏VAIO 発表! »

2012/06/08

「人生はビギナーズ」鑑賞

先日、「人生はビギナーズ」を観てきました。マイク・ミルズ監督作品(「サムサッカー」)。出演:ユアン・マクレガー (「ゴーストライター」「スターウォーズ」シリーズ) 、メラニー・ロラン(「イングロリアス・バスターズ」「オーケストラ!」)、クリストファー・プラマー (「ドラゴン・タトゥーの女」「プリースト」)、メアリー・ペイジ・ケラー、 チャイナ・シェイバーズ、カイ・レノックス、ゴラン・ヴィシュニック、キーガン・ブース他。第84回アカデミー賞助演男優賞(クリストファー・プラマー)受賞作品。

オリヴァー(ユアン・マクレガー)は、ある日突然、父・ハル(クリストファー・プラマー)から「私はゲイだ」とカミングアウトされる。母がこの世を去り、癌を宣告された父にとって、これからの人生を楽しみたいという告白であった。父の死後、自分の殻に閉じこもってしまったオリヴァーを心配した仲間は、あるホームパーティにオリヴァーを無理やりに連れ出し、彼はそこでアナ(メラニー・ロラン)と出会う。まるで初恋の時のような強さでお互い惹かれ合っていく似た者同士の二人。幸せな日々が続いていたが、アナがオリヴァーの家で暮らし始めた頃から、何かが今まで通りにいかなくなっていくのだが・・・。

父を亡くしたオリヴァーの喪失感を、父の愛犬であったアーサーと会話や、その当時の写真の連続、仕事で描くイラストを見せることによって表現しています。そこはかとない、ユーモアもあるのですが、どうしてもはしゃげない自分がいて、哀しみがつきまといます。そんな時思い起こすのは父との日々。カミングアウト後に、ゲイの友人たちとオリヴァーも関わっていきますが、そんな日々が走馬燈のように流れていきます。

また、幼い頃の母との記憶も甦ります。父と母との関係、母の想い等々。それさえもカミングアウトと関連していき、母の哀しみを再認させるのでした。

アナもまた人との距離をおいて生きてきました。そして、少し風変わり。そんな二人が出会い、アナの優しさが、オリヴァーの心を癒し、そして心を委ねていくのでした。本当にティーンエイジャーのような恋人同士でした。何気ない風景でさえも、心が温かくなるような感じがして、素敵なシーンの連続です。

しかし、別れの時は来てしまいます。同棲を始めてはみたものの、何かが違う。泣き出すアナ。そして、またしてもオリヴァーは一人になることを選んでしまうのでした。また以前のように、アーサーと取り残されたオリヴァー。そんな時、父の最期の“教え”が彼の背中を強く推すのですが・・・。人生は誰もがビギナー。戸惑うことも、後悔することもあるでしょう。それでも、きっとやり直しはきくはず。そして、自分の殻を打ち破って正直に生きることの大切さも。迷いながらも、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる作品でした。

アカデミー賞助演男優賞を受賞したベテラン俳優クリストファー・プラマーの演技もなんともチャーミングで良かったですが、愛犬アーサーの名演技も素晴らしかったです。

自分の気持ちに正直に生きた父と、彼の影響を受けながら自らの生き方を模索する息子の姿を描く人間ドラマ。

« まもなく開幕!UEFA EURO 2012 | トップページ | 2012夏VAIO 発表! »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102027/54888313

この記事へのトラックバック一覧です: 「人生はビギナーズ」鑑賞:

« まもなく開幕!UEFA EURO 2012 | トップページ | 2012夏VAIO 発表! »

2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ