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2012/08/17

「トータル・リコール」鑑賞

先日、「トータル・リコール」を観てきました。レン・ワイズマン監督作品(「ダイ・ハード4.0」)。出演:コリン・ファレル(「マイアミ・バイス」「フライトナイト」)、ケイト・ベッキンセール(「アンダーワールド」「ホワイトアウト」)、ジェシカ・ビール(「ニューイヤーズ・イブ」)、ビル・ナイ(「タイタンの逆襲」)他。

“記憶”が簡単に売買される近未来。世界は大きな戦争の果てに、正常な環境を失い、人々はわずかな土地で裕福なブリテン連邦と貧しいコロニーという二つの地域に分かれて暮らしていた。ある日、ダグラス・クエイド(コリン・ファレル)は、退屈な毎日に嫌気がさし、刺激を求めてリコール社の人工記憶を買いに行く。だが、彼の記憶が書き換えられようとしたその時、ブリテン連邦の連邦警察官の襲撃を受ける。そこで自分の知らぬ戦闘能力を知り、困惑する。帰宅したクエイドは、今度は彼の妻ローリー(ケイト・ベッキンセール)に襲われる。いったい何が起きているのか?分からぬまま逃げ、情報を掴み、謎に迫るのクエイドだったが・・・。

SF作家フィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」を映画化した本作。1990年に製作されたポール・バーホーベン監督版は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演でヒットしました。が、私は未見なので今回のリメイク版との比較はできませんが、前作の知識が少ないながらも、だいぶ世界観が変わっているという感じは受けました。

コロニーは「ブレードランナー」の世界観に似ていて、荒廃した世界で、さらに雑多にした感じ。いつも雨が降っているようで、そこも似ています。中国というかアジアの色が濃く出ていて、やはり現在の世界情勢を反映させているようです。そのコロニーでの追走劇は大迫力。美しくやさしい妻が突然襲いかかってきて、「ダグラス・クエイドなんて人間はいない」といわれ、逃げ回ります。住居はかなりの階層になっていて、そこを駆け抜け、飛び降り、銃弾が飛び交います。

もう一つ面白い設定が、コロニーとブリテン連邦をつなぐ、列車。オーストラリアとイギリス辺りらしいですが、地球のほぼ真裏なのでしょう。なので、まっすぐ降下し、地球の中心核を通り抜けます。そこでの描写が面白いです。重力が反転し、一瞬、無重力状態になります。序盤にこの描写を見せておいて、クライマックスでは伏線となってアクションの面白さを出しています。

最新の技術でできあがった映像を見るだけでも興味深いのですが、しっかりとしたテーマも見て取れます。過去よりも現在、そして未来が大切なんだと。これからをどう生きるか?それが大切。現在の世界情勢は、良いとはとても言えませんが、それでも希望はあるはず。そんな、強さを感じられる作品になっていました。

近未来の地球で、記憶を操作され、自分自身をも信じることができない主人公が、自分のやるべきことを見つける様を描く、SFアクション大作。

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