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2012/10/16

「推理作家ポー 最期の5日間」鑑賞

先日、「推理作家ポー 最期の5日間」を観てきました。ジェイムズ・マクティーグ監督作品(「Vフォー・ヴェンデッタ」)。出演:ジョン・キューザック (「シャンハイ」「2012」)、ルーク・エヴァンズ(「インモータルズ」「三銃士」)、アリス・イヴ、ブレンダン・グリーソン、ケヴィン・マクナリー 、オリヴァー・ジャクソン=コーエン、ジミー・ユイル、パム・フェリス、ブレンダン・コイル 、サム・ヘイゼルダイン他。

1849年のアメリカ、ボルティモア。闇夜の中で凄惨な殺人事件が発生する。現場に急行したエメット・フィールズ刑事(ルーク・エヴァンス)が目にしたものは、血まみれの母娘の無残な死体だった。その事件は、トリックも殺害方法も、エドガー・アラン・ポー(ジョン・キューザック)の推理小説『モルグ街の殺人』に酷似していた。第2、第3の殺人事件が起こる中、ポーの恋人であるエミリー(アリス・イヴ)の誕生日に仮面舞踏会が開催され、そこで忽然と姿を消すエミリー。あとには、ポーに対する挑戦状が残されていた。恋人を救うために、殺人鬼に従うしかないポー。模倣殺人犯の目的は一体、何なのか?

史上初の推理小説作家であるエドガー・アラン・ポー。不可解な死を遂げたポー。その最期は未だに謎であり、最期の日々をフィクションを織り交ぜながら描いています。

夜のシーンが多く、19世紀は、あれほどまでに夜が暗かったのかと思わせるほど、漆黒が忍び寄り、恐怖感を煽ります。また、現場の捜索は今の技術からすれば稚拙なモノですが、少ないながらも手がかりを探していく場面を詳細に描いていて、興味深いです。そして、ポーのものの見方が他の人とは全く違う点も描かれていて良かったです。時代の先を行く人は、ああなんだろうなあと思えました。

数十年前(たぶん高校生の頃)に「モルグ街の殺人」を読もうと手に取った覚えがありますが、内容自体はあまり覚えていませんでした。他にも劇中に登場する沢山の作品がありましたが、タイトルさえ知らないモノが多く、読んでから観るとさらに面白かったのかもしれないと思わせてくれます。

が、本作はサスペンスとしては一級品で、ポーの作品を読まなくても十分に楽しめますし、実にハラハラドキドキ観ることが出来ました。惨殺シーンも多く描かれていまして、かなり凄惨なので、鑑賞には注意が必要です。

新作を発表しない作家を挑発する小説模倣犯。自らの優位性を誇示し、ここは誰の世界か?と問います。犯人にも、そしてポーにさえも狂気が忍び寄ります。一人殺す毎にエミリーに繋がるヒントを与えていきますが、常に後手後手に回る警察とポー。彼女を助けることができるのか?死をも覚悟したポーの決意とは?

1849年に不可解な死を遂げた世界初の推理作家、エドガー・アラン・ポーが自分の小説を模倣した連続殺人事件に立ち向かうポーの姿を描くサスペンスミステリー。

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