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2012年11月

2012/11/30

2012.11映画鑑賞総括

11月の劇場での映画鑑賞は10本。今年の累計111本。今月は、まずまずの本数で推移しました。

1101   パラノーマル・アクティビティ4
1101   トガニ 幼き瞳の告発
1102   シャドー・チェイサー
1105   リンカーン/秘密の書
1110   ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋
1112   ゲットバック
1113   009 RE:CYBORG
1126   ロックアウト
1128   声をかくす人
1130   人生の特等席

今月は、SF、アクション、ドラマ、ラブストーリー、サスペンス、アニメとバラエティに富んだ作品がありました。

今月良かったのは、「トガニ 幼き瞳の告発」。韓国で実際にあった出来事を基にした作品です。聴覚障害者たちと赴任してきた教師、その障害者たちを虐待する学校関係者を描いた問題作。数年前に本当にあった事なのですから、実に恐ろしいことです。新任の教師は自分の立場を省みず、実に勇気のある行動をします。それがどんなに愚かと罵られようが、自分が今、やらなければ、将来はないと言うくらいに。こんな事があってはいけないのですから、その事実を知ることから始めなくてはいけないのでしょう。

「リンカーン/秘密の書」は、若き日のリンカーンがヴァンパイアハンターであったという物語。新感覚のアクションも見応えがありましたが、歴史を振り返る意味で、伝記ドラマとしても楽しめました。「声をかくす人」は、リンカーン大統領暗殺の一味を巡る物語。こちらは新潟では、本公開から遅れていましたが、歴史上の時系列で見られたので良かったです。面白い偶然でもありました。

「009 RE:CYBORG」は、石ノ森章太郎の代表作である「サイボーグ009」をモチーフにしたフルCGアニメ作品。良くも悪くも興味深い作品でした。最近のアニメ作品ではCGと手書きの部分が混在していることが多いですが、CGだけ異質な感じがして、常に違和感がありました。が、本作では様々な工夫をして、フルCGではありますが、手書きの質感を出しつつ作られました。新しい試みと言えるでしょう。しかし、まだまだ表情等はどこか不気味で、違和感はありましたから、今後さらに創意工夫を以て、進化していくことでしょう。

来月12月は、今月公開してまだ観てない作品を見た後は、「007 スカイフォール」「ウーマン・イン・ブラック」「ホビット思いがけない冒険」「レ・ミゼラブル」と期待作が続きます。今年も残すところあと1ヶ月となりました。年間100本鑑賞はすでに達成してはいますが、まだまだ楽しみは続きます。

2012/11/29

「声をかくす人」鑑賞

先日、「声をかくす人」を観てきました。ロバート・レッドフォード監督作品。出演:ジェームズ・マカヴォイ (「つぐない」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」)、ロビン・ライト(「マネーボール」)、ケヴィン・クライン、トム・ウィルキンソン、エヴァン・レイチェル・ウッド、ダニー・ヒューストン 、アレクシス・ブレーデル、 ジャスティン・ロング他。

1865年、南北戦争の終結直後、リンカーン大統領が南軍の残党に暗殺される。俳優だった主犯のジョン・ウィルクス・ブースは逃亡中に射殺され、8人の共犯者が次々と逮捕される。その中にメアリー・サラット(ロビン・ライト)という女性がいた。彼女の弁護を頼まれたフレデリック・エイキン(ジェームズ・マカヴォイ)は、被告たちは民間人でありながら、陸軍省が仕切る軍法会議にかけられ、国家再建のために、暗殺に関わった全員を容赦なく裁く事を知る。またその強引な手法に憤りを感じ始める。フレデリックはサラットの無実を信じ、できる限りの弁護をするのだが・・・。

リンカーン大統領暗殺の一味としてアメリカで初めて処刑された女性、メアリー・サラットの姿を、担当弁護士との絆を絡めて描く本作。予告編を見ることもなく全く内容も知らず、知識もないまま鑑賞しましたが、「リンカーン秘密の書」のラストで描かれた、観劇に向かうシーンの直後の物語として見ることが出来ました。

南北戦争に勝利したリンカーンでしたが、南軍の残党に暗殺されるところから本作は大きく展開していきます。負け戦と分かっている裁判。全ての人民の平等を説いたリンカーン。その暗殺の一味の裁判が公平に行われないことを知るエイキンは、懸命に弁護しますが、何もかもが思うように行かなくなっていきます。

そして、隠されていた真実、母親としてのメアリー・サラットの想い、気高さを知っていきます。これまで女性は死刑になったことはありませんで。だからといって、この裁判では通らないかもしれない。国民の悲しみを癒すためには誰かが責任を取らなくてはならないのです。

最後の最後まで、エイキンは努力をしますが、それも実ることはなく、虚しく刑は執行されてしまうのでした。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観た時のような重苦しくやるせない感情が駆け巡ります。あまりに無情すぎる。しかし、母親の気持ちとしては、それが望みだったのかもしれません。それで、息子が助かるのであれば。

深く静かに、心に何かを秘めつつ最期まで気高く振る舞うメアリー・サラットを演じるロビン・ライトの演技や、熱血なんだけれども、知的で聡明さを醸し出しているジェームズ・マカヴォイも良かったです。他にもケヴィン・クライン、トム・ウィルキンソン、コルム・ミーニー等々、名優たちが火花を散らす演技バトルという感じも良かったです。

リンカーン大統領暗殺の共犯者として、アメリカで初めて死刑になった実在の女性メアリー・サラットの姿を描くヒューマンドラマ。

2012/11/28

Xperia SXでスマホデビュー!その12

2012年8月、NTTドコモのスマートフォン、Xperia SX SO-05Dを購入しました。初めてのスマートフォン。大好きなソニー製品。楽しみながら勉強中です。

今日は、「PlayMemories Online アプリ」についてです。

以前から、自宅でデジタルカメラや携帯電話で撮った写真や動画をカンタンに共有できないかと思っていました。iPodについて調べていたら、「iCloud」と言うモノがあり、それを使えば、写真や動画、音楽やスケジュールまで共有ができるという事でした。ちょっと調べただけでもかなり便利そうでした。

しかし、今やりたいのは、とりあえず写真と動画。で、我が家はほとんどがソニー製品。スマホも当然ですがソニー製Xperiaです。だったら、ソニーのクラウド製品がないものかと思って探してみたら、ありました。「PlayMemories」がそれです。

PlayMemoriesは、撮影した写真や動画を多彩な機器で共有できます。スマートフォン、タブレット、PC、“BRAVIA”、“S-Frame”の画面サイズに応じて、自動的にフォーマットを最適化し再生してくれます。必要なのは、無料でインストールできるアプリケーションとSony Entertainment Network アカウントだけ。無料でアカウントを取れば、5GBまで無料で使うことができます。

スマホで使う場合は、「PlayMemories Onlineモバイルアプリ(Android/iOS対応)」をインストールして、アカウントでサインインし、撮影した写真や動画をアップロードするだけ。これを使うことによって、スマホで撮影した写真を、パソコンで見ることが出来ます。これは便利。

他にも、写真や動画をポストカードにして送ったり、アルバムごとに共有することもできます。プライベートな写真や動画を、家族や友人にだけ限定してシェアすることができますから、これも便利機能でしょう。

次回は、Xperiaでの使用方法の詳細をご紹介します。

つづく

2012/11/27

「ロックアウト」鑑賞

先日、「ロックアウト」を観てきました。ジェームズ・マザー、スティーブン・レジャー監督作品。出演:ガイ・ピアース (「プロメテウス」)、マギー・グレイス (「96時間」)、ヴィンセント・リーガン、ジョセフ・ギルガン他。

2079年。宇宙に浮かぶ究極の監獄MS-1。コールドスリープによる囚人の完全管理により、500人の凶悪犯を実験的に収容した脱獄成功率0%の刑務所。しかし、一人の囚人の行動により、コールドスリープから目覚めた囚人500人は、瞬く間に凶悪犯たちに占拠する。奇しくも人道団体を率いる大統領の娘エミリー(マギー・グレイス)が訪問しており、一行は人質となってしまう。そこで、大統領の娘を救出するべく、同僚殺しの容疑によってMS-1への収監が決まっていたCIAエージェント、スノー(ガイ・ピアース)を潜入させる事になるのだが・・・。

CIAの情報漏洩事件を追うエージェント・スノーが同僚殺しの嫌疑を掛けられたのをきっかけに事件は始まります。尋問を受けても、ピンチを迎えても、誰に対しても軽口を叩くスノーのキャラクターが面白いです。

衛星軌道上に浮かぶ宇宙監獄MS-1。脱獄不能の宇宙のアルカトラズという設定は面白いと思うのですが、一番気になったのが重力の問題。普通に考えれば、無重力地帯だと思うのですが、劇中、地上と同じうように行動しています。MS-1自体が回転していて、重力を作り出しているとか、人工重力発生装置がありますとか、ワンシーンだけでも良いので、さらっと説明をしてくれれば良いのですが、全くないので納得がいきません。

さらに、宇宙服を着たまま大気圏に突入するシーンにはぶったまげました。MS-1が下降していたので、問題なかったと言うことであれば、MS-1が燃え始めている描写があれば良かったのでしょうが、そんなシーンもありませんでした。

他にも突っ込みどころは満載でしたが、切りがないので止めておきますが、SF考証はしっかりして欲しいモノです。

飄々としたキャラクターの主人公スノーは、魅力的でしたから、スノーを主人公にして、様々な危機的状況に飛び込んでいくという続編はありかもしれませんが、宇宙を舞台にするのは止めておきましょう。

リュック・ベッソンが描く、2079年の未来社会。囚人たちの暴動が発生した宇宙刑務所を舞台に、人質となった女性を救い出すミッションに挑むCIAエージェントの活躍を描いたSFアクション。

2012/11/26

今年は良く当たる?2012

まもなく11月も終わろうとしていますが、今年も残り1ヶ月となろうとしています。寒い日が続く新潟県地方。先日はあられが降ったりして、いよいよ冬将軍到来です。

私は新潟県のTV局が募集する映画試写会・チケットプレゼント企画に良く応募していますが、今年はあまり当たっていません。と言うよりほとんど当たっていません。昨日現在で、今年2012年はなんと3作品。試写会が2作品と、チケプレが1作品でした。

ちなみに、2011年は3作品、2010年は6作品、2009年は8作品、2008年は19作品、2007年は20作品、2006年は25作品でしたから、以前と比べると、昨年に引き続き、かなり少なくなっています。

最近の傾向として、試写会よりも鑑賞券プレゼントが増えてきていると言うのがあります。新潟市以外の、長岡市、上越市にシネコンがそれぞれ出来たので、全県的に公平にプレゼントが出来るようにしているのかもしれません。試写会は場所と日時を限定してのプレゼントになりますが、チケプレであれば公開中であれば、いつでも都合の良い日時に行けますから、公平感があるのでしょう。

また、邦画の本数拡大も原因の一つかもしれません。ここ数年、邦画の公開本数が増えたように思います。ほとんど邦画は観に行かないので、当然のごとく試写会やチケプレも応募しませんから。応募本数自体も減っているのかもしれません。

さらに深読みすると、試写会は経費が掛かると言うこともあげられます。会場を貸し切って、人員を配置して、時には資料やサンプル品等を配布したりもします。この不景気の昨今、そういうモノにお金を出す協賛企業が減ってきているのかもしれません。チケプレであれば、80円切手を貼って、前売り券を送るだけですから、それほど経費は掛からないとも言えます。こんなところにも不景気が反映されているとは、何とも悲しいものです。

で、もろもろの事情があるのでしょうが、試写会が減って、チケプレが増えると、応募総数が増えますので、当選確率が下がると言うことになります。それが如実に反映されて来ていると言う結果が出ているように思えます。

これまでと変わらずに、試写会・チケプレ以外にも、気になったプレゼント・懸賞には応募はしているつもりなのですが、なかなか当たらないようです。

懸賞は応募しなければ当たりません。当たるはずないと思っていては当たらないのですが。最近では、インターネットで応募できるようになりましたから、手書きをすることなく、切手代が掛かるわけでもなくカンタンに出来るようになりました。その分、当たる確率は減ってきているかもしれませんが、どんなモノでも当たったら嬉しいモノなんですけどね。

2012/11/22

それゆけ!アクアくん Vol.24

全く進展しない、トヨタ純正スマートナビ「NSZT-W61G」+「iPod対応USB/VTRアダプター」の不具合問題。iPodで音楽再生中に、フリーズするという現象が頻発していました。

いつまでも待っていられませんので、トヨタ自動車のホームページから、問い合わせ画面を使って問い合わせを開始しました。メーカーを巻き込んで、ようやく販売店は本腰を上げたという感じになりました。

販売店の営業担当者から「無償でナビ本体を2012年モデルに交換するか、iPodを交換するか」と言うことになり、最終的にエクセレントナビ「NHZD-W62G」に交換してもらうことにしました。

当初、台車を出すので、アクアくんを1泊預からせてくれと言われました。そんなに時間が掛かるはずはありません。そりゃあ、新の状態で作業をすれば半日やそこらは掛かるでしょう。が、配線はすでに終わっていて、アンテナ等だってそのまま使えるモノはあるはずです。

後日電話が掛かってきて、1時間ほどで終わりますと言うことになりました。全くいい加減な話しです。で、作業当日。結局1時間20分ほどで作業は終了しました。

ピカピカのNewモデルのナビに変わりました。操作系はほとんど一緒ですので、困りはしません。とりあえず初期設定は後回しにして、「iPod classic」を接続。再生してみましたが、問題なくスピーカから音楽が流れます。

さて、問題のジャケット表示。ほとんどのアルバムはジャケット写真を削除してありますので、残り少ないジャケット有りのアルバムを選択して、再生してみます。楽曲画面は今までと少しレイアウトが違いますが、似たようなモノです。

ジャケット表示の仕方が、今までと少し違います。「NSZT-W61G」の時は、曲が変わると、すぐに表示されていましたが、「NHZD-W62G」は、一呼吸おいて、枠の中に矢印が円を描くような更新マークが現れ、その後ジャケット表示されます。時間にして6,7秒という感じ。表示のされ方が違うので、もしかして大丈夫なのか?と言う期待が掛かります。

「W61G」では、「ピッピッピッ」と10曲も、曲飛ばしをすれば、「はい、フリーズ」という感じでしたので、「W62G」でもやってみました。しかし、ジャケット表示のタイムラグがありますから、「ピッピッピッ」とやっても、すぐには表示されないので、フリーズはしません。これではすぐに実証ができません。仕方がないので、ジャケット表示有りのアルバムを普通に再生を続けることにしました。

そして、運命の時。10曲目辺りでしょうか、やはりフリーズしました。音楽が急に止み、静寂が訪れます。「あー、やっぱりかー」。当然のごとくフリーズです。2012年モデルになっても特に改善はされていなかったようです。

さっそく復旧です。以前は、iPodからUSBケーブルを外しリセットを掛け、アクアくんのエンジンスイッチを切ります。リセットの終わったiPodを再接続し、エンジンスタート。これで復旧されていました。

果たしてNEWモデルではどうなのか?とりあえずiPodを外しリセット。アクアくんのエンジンを切らずに、リセットの終わったiPodを再接続してみました。な、な、なんと、ナビはそのままiPodを認識しました。若干ではありますが進歩しています。

結局、「NHZD-W62G」でも、iPod classicのジャケット表示には対応していませんでした。救いと言えば、iPodのリセットのみで復旧できることと、ジャケット表示をオフにする設定があると言うことでしょう。iPod本体にジャケット写真が入っていても、ナビ側で表示オフにしておけば、フリーズすることなく使用することはできました。

販売店の営業担当者曰く、メーカーとしては、ナビソフトのバージョンアップ等で対応する気は、さらさらないようですし、未だに、対応表ではiPod classicは使用できるとなっています。このままでは、私と同様の被害者が後を絶たないと思われます。

これから、トヨタ純正カーナビと「iPod対応USBアダプター」を使ってiPod classicを接続しようとしている皆様。どうかお気を付け下さい。ジャケット写真表示をするとiPodはフリーズします。この状況をメーカーであるトヨタ自動車は認識しているにもかかわらず、全く対処しようとしません。フリーズしたとしても、それはナビやUSBケーブルが悪いのではなく、iPodが悪いのだと言われるだけです。

ハードでもソフトでも対応するつもりがないのであれば、一日も早く、対応表から、classicを外すか、ナビカタログに「classicでは、ジャケット表示をするとiPodがフリーズします」という文章を入れる等の注意書きを入れていただくか、「iPodケーブル」販売時に「iPodの種類は何を?」と確認して欲しいモノです。メーカーであるトヨタ自動車様の対応次第です。どうぞ、よろしくお願いします。

2012/11/21

「5デイズ」鑑賞

先日、「5デイズ」を観ました。レニー・ハーリン監督作品(「ダイ・ハード2」「ザ・クリーナー」)。出演:ルパート・フレンド、エマニュエル・シューキー、リチャード・コイル、ヘザー・グラハム、ジョナサン・シェック、ラデ・シェルベッジア、ケネス・クラナム、アンチュ・トラウェ、ディーン・ケイン、アンディ・ガルシア 、ヴァル・キルマー他。

2008年、アメリカ人ジャーナリストのトマス・アンダース(ルパート・フレンド)は、グルジア共和国の首都トビリシにいた。グルジアでは、南オセチア独立問題に端を発したロシアとの対立が激化しており、アンダースは、カメラマンで相棒のセバスチャン(リチャード・コイル)らと共に一触即発の紛争地帯に向かう。2008年8月8日未明、グルジア側のオセチア攻撃を理由に、ロシアは軍事介入を開始。アンダースらは空爆から助けたタティア(エマニュエル・シュリーキー)というグルジア人女性と共に、非武装地帯への空爆を告発しようとするのだが、メディアは開幕したばかりの北京オリンピックに集中し、この事態を伝えようとするネットワークアは一局もなかった。

2008年8月、世界が北京オリンピックの開幕に沸く中、民族紛争に揺れるグルジアにロシアが軍事介入し、幕を開けた5日間戦争(別名「8月戦争」)で起きた事実に基づき描かれた本作。私自身も、北京オリンピックに熱中していたわけではありませんでしたが、実際にあったこの出来事を知りませんでした。テレビ・新聞の報道にしても枠は小さかったのでしょう。

オリンピック開幕に湧く世界。それとは対照的に、開戦され、非武装地帯への空爆は凄惨で、容赦がありません。また、ロシア軍の傭兵部隊は残忍で、目的のためには誰であろうが抹殺する。民間人を惨殺するシーンもありこのシーンは凄まじいです。

空爆のシーンはどうやって撮影したのかと言うほどの大迫力です。実際にオープンセットを作って、街並みを本当に空爆して破壊したのかと思ってしまいます。空撮も見事です。ロケのスケールも大きく、難民たちの大移動や、荒廃した街並みは凄い。緊張感のある市街戦等も多々あり、この辺の見せ方が実に上手い。

しかし、戦争とは名ばかりで、一方的な進軍に為す術もなく後退するグルジア軍。その一部隊と同行するアンダースたち。野営中にアヴァリアニ大尉が言う台詞が印象的でした。「我々が直面する困難は、全て目的に導いてくれるものだ」と。家族を失ったタティアは、少なからず希望を持てたのでしょう。そして、タティアとアンダースは惹かれあっていきますが、その2人を中心にクライマックスは劇的な展開が待っています。この辺はフィクションでしょうけど。

国を守る者、その惨状を必死に世界に訴えかけようとする者、家族を友人を失った者。それぞれのドラマを追いかけながらも、この過去にあった出来事を知らしめるべく描かれた本作。今だからこそ、見るべき作品だと思えます。2008年8月、グルジアにロシアが軍事介入した5日間の事実に基づき、戦火の中繰り広げられた“もう一つの戦争”の真実を描く戦争アクションドラマ。

2012/11/20

Xperia SXでスマホデビュー!その11

2012年8月、NTTドコモのスマートフォン、Xperia SX SO-05Dを購入しました。初めてのスマートフォン。大好きなソニー製品。楽しみながら勉強中です。

今日は、電子書籍アプリ「Reader」の詳細についてです。

Xperia SXにプリインストールされている電子書籍アプリ「Reader」。2012年8月上旬に購入してすぐに、実行してみました。が、これが不具合と思われる症状で使用することができませんでした。その時点では、勉強を始めたばかりと言うこともあり、分からないことだらけだったので、ちょっと後回しにしていました。

しかし、Reader Storeでは、2012年8月31日締切で、「電子書籍アプリ“Reader”をダウンロードするとソニーポイント300円分をプレゼント」というキャンペーンをやっていたのです。これはせっかくなのでいただかなくてはいけないと思い、本格的に始めることにしました。

アプリのアイコンをタップすれば起動するはずなのですが、何度やっても起動しません。これは何かおかしいんだなと思い。考えた末に、アンインストールすることにしました。プリインストールされているアプリを削除するのは、なんか嫌だなあとは思っていたのですが、このままでは埒があきませんから、思い切ってアンインストールを実行。

その後、「Google Play」から検索・ダウンロードし、インストールし直しました。そしたら、ようやく起動できました。良かった良かった。さっそく初期手続きを実行します。

Readerアプリを使用するには、My Sony Clubに入会する必要があります。わたしは入会済みでしたので、ログイン画面では、登録済みのIDとパスワードを入力します。これで、電子書籍Readerと共通のデータを使用することができるようになりました。

起動画面には、[本棚][お気に入り][Reader Store]が表示されています。[本棚]には購入済みの書籍の一覧が表示されています。本棚にある本を読む場合は、Xperia SX本体にダウンロードする必要があります。一度ダウンロードすれば、いつでも読むことができます。当然ですが、電子書籍Readerと共通の本棚になります。

本棚の書籍をタップして、画面を開いてみると、非常に見やすい画面です。文字の大きさは変えることができます。私は1画面に8行、19文字のサイズで読んでいます。ページめくりは左から右にフリックするだけ。左手で本体を持って、左手の親指でサッとフリックしてページをめくることができます。画面の輝度も変更できます。ハイライトを付けたり、ブックマークを付けたりもできますし、検索もできます。普通の電子書籍Readerと同じ使い方ができます。

これなら、十分使えます。電子書籍Readerでも十分小さいですが、それ以上に小さいサイズで手軽に本が読めるというのは、外出の際、ちょっとした時間をつぶすにはもってこいのアプリでしょう。

Reader Storeから直接、購入することもできます。が、読んでいない本が沢山あるので、まだやったことはありません。

なんと言っても、電子書籍アプリ「Reader」をスマホで使う時の利点はバックライトがあることです。前回、書きましたが、アクアくんでの帰宅時、周囲が暗くても問題なく読むことができます。

最近では、Reader Styoreの書籍データの数も増えてきて、7万冊を突破したようです。最新の書籍はまだまだ少ないですし、著者によってはまったく無い場合もあります。しかし、電子書籍自体がどんどん普及していけば、その点も徐々にクリアされていくようになるのかもしれません。

そして、対応端末が増えていけばますます、普及していくことにもなります。現在では、「電子書籍リーダー “Reader”」「Androidスマートフォン」「Androidタブレット」「PlayStation®Vita」で利用することができます。中でもスマホでの利用は、今後の展開を楽しみにしてくれている要因の一つです。

あ、キャンペーンのポイントはしっかりいただきましたよ。ソニーポイントが貯まると本が購入できるのです。便利だなあ。

2012/11/19

リーガエスパニョーラ12-13シーズン第9節

2012年8月19日(日本時間20日)、スペインサッカーリーガ・エスパニョーラ12-13シーズンが開幕しました。今年もWOWOWで絶賛放送中。

昨シーズンはバルセロナとレアル・マドリードが熾烈な優勝争いをし、バルセロナの4連覇を阻止したレアル・マドリードが4年ぶりの栄冠を手に入れ、幕を閉じました。今季は、モウリーニョ率いるレアル・マドリードの連覇を、王座奪回に向けて新監督ティト・ビラノバ体制で挑むバルセロナが阻むのか?今シーズンも目が離せません。

今シーズンもWOWOWで、生中継を中心に毎節5試合を放送予定。第9節は以下の2試合を鑑賞。

マジョルカ ‐ R・マドリード
ラージョ ‐ バルセロナ

バルセロナは、アウェイでラージョ・バジェカーノ戦。序盤からバルセロナペースで進みます。前半19分、セスクからのスルーパスにビジャがダイレクトで合わせ、先制ゴール!後半にはいって面白いようにパスを回すバルセロナ。後半3分、モントーヤのエンドライン際からのマイナスのクロスへメッシが走り込み、ワントラップして落ち着いて2点目を決めた。実に華麗な得点でした。後半34分にシャビが、その1分後にはセスクが決め、0-4とします。終了間際にはメッシがダメ押しの追加点を決め、0‐5で大勝しました。

R・マドリードはアウェイでマジョルカ戦。前半7分、ディ・マリアからのスルーパスをマジョルカのコンセイソンが処理を誤り、イグアインが見逃さず先制ゴールを上げます。続く前半21分にはマジョルカのパスミスをカットし、クリスティアーノ・ロナウドがしっかりと決め0-2として、前半折り返します。後半もゴールラッシュは続きます。後半24分にはイグアインが、3分後にはクリスティアーノ・ロナウドが決め勝負あり。終了間際にカジェホンがダメ押しでゴールを上げ、0‐5と快勝しました。

両チームとも5-0の大勝と言う結果になりました。マジョルカは序盤こそ良い試合をしていましたが、自滅にも近いミスが続き、あとは防戦一方。ボールを取っても、精度の低い攻撃に為す術もなく、大敗しました。マジョルカはこれで4連敗。

バルセロナは連携も見事に、盤石の体制で攻撃を繰り出しますが、どうしても守備陣にけが人が多く不安要素があります。また、これから、国王杯やチャンピオンズリーグと試合も多くなっていきますので、より不安が募ります。

首位バルセロナと4位レアル・マドリードの勝ち点差は6。勝ち続ける両チームでは、この差はなかなか縮まりません。どこでこの差は詰まるのか?開くのか?今後の展開が楽しみです。

2012/11/16

それゆけ!アクアくん Vol.23

全く進展しない、トヨタ純正スマートナビ「NSZT-W61G」+「iPod対応USB/VTRアダプター」の不具合問題。iPodで音楽再生中に、フリーズするという現象が頻発していました。

カーナビ本体、iPodアダプター、配線をそっくり交換してもらいましたが、現象は改善されませんでした。納得がいきませんので、トヨタ店の担当者には、メーカーと交渉してもらうことになっていました。それが2012年5月のことでした。その後、進展はありませんでした。

いつまでも待っていられませんので、トヨタ自動車のホームページから、問い合わせ画面を使って問い合わせを開始しました。メーカーを巻き込んで、ようやく販売店は本腰を上げたという感じになりました。

結論から言うと、販売店の営業担当が言うには、「費用は全て販売店持ちで、ナビ本体を2012年モデルに交換するか、iPodを交換するか」と言うことになりました。

2012年モデルの機種は、現在のモデルと同様のスマートナビ「NSZT-W62G」か、HDDタイプのエクセレントナビ「NHZD-W62G」のどちらかになります。iPodは、何でも良いとのこと。

ここが悩みどころ。バージョンアップ版のナビ本体を交換したとしても、それほどシステムは改善されていないでしょうから、このまま「iPod classic」を使い続けるのであれば、同様にフリーズする可能性が高いです。

iPodを別の機種に変えれば、おそらく、フリーズする現象はなくなるでしょう。現在、わたしが使っているiPodは約45GB、6000曲あまりが収録されています。この容量をそのまま別のiPodに移行するには、少なくとも64GBクラスの容量が必要です。調べてみますと、2012年10月に発売された「iPod touch(第5世代)」は64GBがありました。

しかし、最新モデルは、当然のごとく、動作確認が取れていませんから、ちゃんと動くかどうかさえも保証がないわけです。この辺りは、トヨタのサイトで確認ができるのですが、対応は遅いですから、最新モデルに関しては、2012年10月時点では表示されていませんでした(「接続可能なiPod/iPhoneについて(2012年1月現在)」)。

結局、エクセレントナビ「NHZD-W62G」に交換してもらうことにしました。価格にして19万円ほど。おそらく、「iPod classic」のままではジャケット表示をすれば、フリーズして使えないでしょうが、HDD内蔵ですから、使えないとしてもCDを録音して使えます。

というのは建前で、対応の悪い販売店に対するダメージが一番大きいのは、もっとも高価なナビ本体を交換することになるからと言うのが本音です。ちなみに、スマートナビ「NSZT-W62G」は16万円ほど、「iPod touch(第5世代)」64GBモデルは、33,800円。経費の流れがメーカーとあるのかもしれませんから、本当のところ販売店へのダメージはないのかもしれませんが、お得度という点からも、こちらが最良かと判断しました。

と言うことで、後日ナビ本体を交換する段取りを付けました。

つづく。

2012/11/15

「009 RE:CYBORG」私的映画考Vol.271

先日、「009 RE:CYBORG」を観てきました。神山健治監督作品。声の出演:宮野真守、玉川砂記子、小野大輔、斎藤千和、大川透、丹沢晃之、増岡太郎、吉野裕行、杉山紀彰他。

2013年。世界中の大都市にある超高層ビルが次々と崩壊するという、同時多発爆破事件が発生。いつ、誰の意志で計画されたかもわからない無差別テロは、世界を不安とパニックへと陥れていた。島村ジョーは、過去の記憶を消し、東京でひとり高校生として暮らしていた。ジョーの記憶が呼び覚まされた時、ゼロゼロナンバーサイボーグの新たな戦いが始まる。

言わずと知れた日本SFマンガの金字塔であり、石ノ森章太郎の代表作の一つ「サイボーグ009」。設定を活かしながら、2013年を舞台に「彼の声」に指示を受け、世界を終わらせようとする何者かに立ち向かうサイボーグ戦士たちを描きます。

ベースになったのは未完の「神々の闘い編」。サイボーグ009の完結編となるべく同じく未完となった「天使編」を構想も新たに描きはじめた作品でしたが、結果、未完のままとなった作品です。敵が神々ですから、そりゃあもうスケールはでかい話しなのでしょうが、連載時点では収拾がつかなくなってしまったんでしょう。晩年、構想をまとめ続けていたようで、今年、その構想を息子である小野寺丈が小説にした「2012 009 conclusion GOD'S WAR」がこのほど完結。角川文庫で発売中です。

本編に話しを戻しますが、本作は完結編をベースにはしていますが、全くのオリジナルと言って良い作品でしょう。設定も踏まえてはいますが、様々な部分が変わっています。一番気になったのは「加速装置」のくだり。

009=島村ジョーの唯一無二の武器でもある加速装置。常人の動きを遙かに超えるスピードで動ける装置のことです。マンガ版では加速装置を発動させると、空気との摩擦により、衣服が燃え上がるとなっています。人工皮膚のサイボーグだからこそ、本体には影響はありませんが、衣服は燃え上がり、その下にまとったあの赤い特殊な防護スーツがむき出しになるのです。が、この設定は一切無視されています。

また、抵抗のある地面で加速した場合、効果がありますが、空中のように抵抗が無い場合、加速はできません。本編中に、ビルから加速しながら落下し、003=フランソワーズを助けるシーンがありますが、あれも間違い。落下を速めるのであれば、002=ジェットのように空中での推進力が必須です。

他にも、気になる設定はいくつかありましたが、切りがないのでおいておきます。

印象からするとサイボーグの国際スパイモノという感じです。各国に散らばったサイボーグ戦士たちは情報機関に所属している者も多いです。そこでは、サイボーグ同士過去の遺恨があったり、国同士の腹の探り合いがあったりして、これまでの、チームワークは見られません。そもそも9人のサイボーグ戦士が勢揃いするシーンは1回もないのです。一人一人の能力は小さくても、9人のチームワークで巨悪に挑むと言うのが「サイボーグ009」のテーマの一つだとは思うのですが、何とももったいない。リアルに徹した設定の変更、演出は面白いとは思いますが、原作の本質を損なうというのはいかがなモノか。

今回は3D版を鑑賞しましたが、描き込まれた背景や、人物等の立体感はさすがでした。スカイウォーカーサウンドの効果音も素晴らしいですし、川井憲次のスケールの大きい音楽もさすがでした。本作はフルCGと言うことで、人物もCGで描かれています。多少ぎこちない動きはありますし、表情が不気味に見えることもありますが、様々な工夫により、以前の3Dアニメ作品とは違って、あまり違和感を感じませんでした。

少々難解なストーリーではありますが、これまでの神山健治監督作品である「攻殻機動隊 S.A.C.」「東のエデン」等のファンの方には、お楽しみいただける作品となっています。が、昔からの石ノ森ファンの方には、オススメできない内容と思われます。「サイボーグ009」ではなく、全くの別物として受け止められるのであれば良いですが。

かつて世界が危機に陥るたびに人々を救った9人のサイボーグ戦士たちが再び集結、新たな戦いに臨む姿を描くアニメ大作。全世界同時多発爆破事件の犯人とは?ヒーロー不在の時代、彼らは、誰がために戦うのか?彼らが立ち向かう、新たな時代の「正義」とは?

2012/11/14

「ゲットバック」鑑賞

先日、「ゲットバック」を観てきました。サイモン・ウェスト監督作品(「エクスペンダブルズ2」)。出演:ニコラス・ケイジ (「キック・アス」「ゴーストライダー」) 、ジョシュ・ルーカス、マリン・アッカーマン (「ロック・オブ・エイジズ」)、サミ・ゲイル、ダニー・ヒューストン 、エム・シー・ゲイニー、 マーク・ヴァレイ 他。

全米屈指の銀行強盗ウィル・モンゴメリー(ニコラス・ケイジ)は、長年チームを組む信頼のおける仲間たち、ヴィンセント(ジョシュ・ルーカス)、ライリー(マリン・アッカーマン)、ホイト(M.C.ゲイニー)らとともに夜の銀行に侵入、鮮やかな手口で金庫を破り、1000万ドルの強奪に成功するが、逃走中に仲間割れが起き、ウィルは1000万ドルととも取り残されてしまう。逃走中に1000万ドルは焼却したが、逮捕されてしまう。8年後。出所したウィルはその足で娘アリソン(サミ・ゲイル)のもとへ向かうが、アリソンはつれない。そして、ヴィンセントはアリソンを誘拐し、12時間以内に1000万ドルを引き渡すことを要求するのだが・・・。

冒頭の銀行強盗のシーンは鮮やかな手口の段取りを見せてくれて、緊張感たっぷり。ジンクスが仇と成り、結果逮捕されてしまいますが、仲間の名前は吐かなかった。が、8年後、出所してみれば、ヴィンセントは死に、他の仲間は足を洗い、地道に働く生活を送っていました。

しかし、ヴィンセントは生きていました。逃走時に足を撃たれ、分け前ももらえず、人生を狂わせられたと逆恨みのヴィンセントは精神的にも異常を来し、暴走。ウィルの娘アリソンを人質にし、分け前を要求。ウィルはFBIに泣きつきますが、無視され、自力でアリソン救出に挑みますが、ヴィンセントは一枚上手でした。仕方なく、再度銀行強盗をし、身代金を用意しようとします。アリソンを無事救出することはできるのか?

物語は二転三転し、ハラハラドキドキの展開を見せます。手がかりを追っては、逃げられ、捕まっては逃げ出す。FBIの追跡、誘拐犯との息詰まる心理戦となかなか見応えのある物語になっています。いくつもの罪を犯しながらも、娘のために奔走するウィル。最後の最後には、落ちがついて、その後の生活も裕福になったことでしょう。それにしても金塊は他の金属と比べて融点が低いので、溶けやすいとは言いますが、あんなにも簡単にどろどろになるモノなのですかねえ。

出所した銀行強盗犯が、かつての仲間に誘拐された娘を救出する争奪劇を描くサスペンス・アクション。

2012/11/13

「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」鑑賞

先日、「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」を観てきました。マドンナ監督作品。出演:アビー・コーニッシュ(「リミットレス」)、アンドレア・ライズブロー(「わたしを離さないで」)、ジェームズ・ダーシー、オスカー・アイザック他。

1998年のマンハッタン。富も名声もある精神分析医の夫と暮らしているウォーリー(アビー・コーニッシュ)には悩みがあった。不妊、そして毎夜仕事を理由に家を空ける夫。満たされない日々を送るウォーリーだが、ある日、エドワード8世(ジェームズ・ダーシー)とその妻ウォリス(アンドレア・ライズブロー)の遺品がオークションにかけられることを知り、日参し、ウォリスのロマンスに思いを馳せてゆく。1930年代、人妻だったウォリスだが、皇太子エドワードと知り合い、やがて深く愛し合っていく。しかし、それは“世紀の恋”と呼ばれるほどのスキャンダルとなり、やがて、イギリス国王となったエドワードは大きな選択を迫られることになるのだが・・・。

1998年のアメリカと1930年代の英国が交互に描かれていきます。主人公であるウォーリーは、幼い頃からウォリスに憧れていました。結婚した今は、仕事を辞め家庭に入りましたが、夫は夜ごと家を空け、そして、子どもの欲しい彼女でしたが、不妊に悩んでいました。オークションの内覧会に日参するウォーリーは、展示された数々の品を観ながら、その時ウォリスがなにを想っていたのか、思いを馳せるのでした。

現代の女性と、過去の女性が、同じように悩み苦しみ、そして禁断の恋に落ちていきます。その様子が美しい英国や南仏の自然と共に描かれていきます。ただの伝記物語ではなく、現代の女性の悩みも重ねていくことによって、物語に深みを与えています。時代は変わっても女性の悩みは変わらないモノなのですね。

しかし、一般女性と国王の愛人とでは、大きく違うのは、その世間体でしょう。いわゆる不倫状態で、愛を深めていくウォリス。それは王室を、世界を揺るがす大スキャンダルなのですから。そして、国王となったエドワードは大きな決断をするのですが、それは、真実の愛なのか否か。そして、そこには幸せがあるのか?

今ひとつ感情移入できないのはなぜなのか?わたしが男性だからと言うことばかりではないでしょう。何かこう虚しさが漂う物語に、どうも納得がいかないと言う事なのかもしれません。

結婚生活に悩む現代女性と、かつて英国王に王位を捨てさせた悪女として非難を浴びた女性の姿を通して愛の本質を浮き彫りにする壮大なラブロマンス。

2012/11/12

祝!30万アクセス達成

2012年11月10日、めでたく(?)30万アクセスを達成しました。おめでとうございます。ありがとうございます。

2005年4月に始めたこのブログ「夢のつづき」。3年11ヶ月の2009年3月で10万アクセスを達成し、それから2年4ヶ月(通算6年3ヶ月)の2011年7月で20万アクセス、そこから1年4ヶ月(通算7年7ヶ月)の2012年11月で30万アクセス達成となりました。ありがとうございました。アクセス数はあくまで、どれくらいの方が見てくれているかという目安ですから、それほど重要なことではありません。が、延べにしても30万アクセスですから祝わずにはいられません。

とはいえ、自己満足に近いブログの世界。とにもかくにも、楽しく書いていくことが一番の目標です。最近では、少々書くペースを落とし気味で、土日祝祭日はお休みをいただいておりますが、決して書くことがなくなった訳ではありません。

これからも映画を中心に、オーディオのこと、旅行のこと、パソコンのこと、アクアくんのこと、ゲームのこと等々、様々な記事を書いていこうと思っています。

20万から30万アクセスまでの期間がこれまでよりも短かったのは、2011年11月頃から書き始めたアクアくん関連の記事へのアクセスが多かったことが原因の一つでしょう。ブログに表示されている、週間人気記事ランキングでも、常にベスト5に「それゆけ!アクアくん」の記事がランクインされています。

また、最近では、2012年8月に購入したXperia SX SO-05D関連の記事「Xperia SXでスマホデビュー」もご好評をいただいているようです。ありがとうございます。

映画の中心となるのが「私的映画考」。日々、観ている映画の中から、お気に入りの映画やオススメ作品を厳選してカテゴリ「私的映画考」として書いています。2007年秋にはココログ出版を利用して私的映画考だけを集めた本を作りました。以前から2冊目をと考えてはいたのですが、校正なんかをはじめてしまったのが運の尽き、なかなかはかどらない作業に飽きてしまい、現在は中断中です。その間、私的映画考もVol.270まできていますから、300作品までもう少しとなってしまいました。

そのまま載せれば良いのでしょうが、後から読み返すと誤字脱字はあるは、表現の曖昧な文章が目立つんですね。なんとか直してから、本にするのも記念碑的で良いかなあとは思うんですが、なかなか作業が再開できません。

また、この夏、久しぶりに出掛けていった「世界遺産への旅」シリーズの「白川郷・五箇山の合掌造り集落」への旅についてもまだ書いていません。書こうとは思っているんですが、なかなか時間がなくて取りかかれないでいます。

とにもかくにも、30万アクセス達成できたのは、いつも当ブログをご覧いただいている皆様、たまたまご覧いただいた皆様のおかげです。今後も楽しく記事を書いていきますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。

2012/11/09

Xperia SXでスマホデビュー!その10

2012年8月、NTTドコモのスマートフォン、Xperia SX SO-05Dを購入しました。初めてのスマートフォン。大好きなソニー製品。楽しみながら勉強中です。

今日は、「電子書籍Reader」アプリについてです。

アクアくんでの帰宅時、渋滞することがよくありますので、車中で文庫本を読んでいます。夏場は夕方でも明るいので文庫本でも読めますが、冬場になると真っ暗になっていて本を読むことができません。

元々、ソニーの電子書籍Readerを使っていましたが、こちらはバックライト機能がありませんから、暗いところでは読むことができません。プリウスくんの時は、AC電源がありましたので、小さなライトを使って、暗がりでも文庫本を読むことができました。

が、アクアくんにはAC電源がありませんし、シガーソケットから電源を取るにも、コンバーターが必要です。

そこで、最近は、SO-05Dの「電子書籍Reader」アプリを使って、本を読むようにしています。これであれば、バックライトがつきますので、周囲が暗くても問題なく読むことができます。

これもわずかながらパケット料金が発生しているようには見えますし、バックライトがついていると言うことは当然バッテリを使っていると言うことにも繋がりますから、電気は使っていますから、この時間が長いとバッテリの消耗に繋がるかもしれませんが、今のところ、それほど長時間読んでいるわけではないので、充電間隔の2日間には影響はありません。

次回は、「電子書籍Reader」アプリの詳細についてです。

2012/11/08

それゆけ!アクアくん Vol.22

2012年10月の販売台数で、トヨタ「アクア」が初のトップになりました。

日本自動車販売協会連合会(自販連)が集計している新車販売台数ランキング。先日発表となった2012年10月分で、トヨタ自動車の小型ハイブリッド車「アクア」が2万4192台となり、ついに首位を獲得。これまで、16ヶ月間連続でトップだった「プリウス」を抜いて初の首位となりました。

アクアは、2011年12月に発売後、2012年1月は4位、2月3月は3位、4月以降は2位をキープし続け、10月にとうとう1位2位が入れ替わり、首位となりました。おめでとうございます。ありがとうございます。

エコカー補助金が9月初旬には終了した影響でプリウスの販売台数が落ちたというのもあるのかもしれませんが、アクアだって同じ状況なのですから、純粋に売れたという事なのでしょう。アクアの2万4千台は、8月9月のプリウスの販売台数を超えていますから、堂々の首位と言って良いでしょう。

最近、街を走っていても、アクアを見ない日がないくらいになってきましたし、多い日には1日に5台以上見ることもあります。本当に増えたなあと思います。

まだまだ抱えている受注台数は多いのでしょう。トヨタのホームページの納車目処では、まだまだ3ヶ月を超える日数が掛かるようです。それでも売れているのですから、今後も首位をキープできるようであれば、街中、アクアくんであふれる日もそう遠くないかもしれません。

がんばれ!アクアくん。

2012/11/07

「リンカーン/秘密の書」鑑賞

先日、「リンカーン/秘密の書」を観てきました。ティムール・ベクマンベトフ監督作品(「WANTED ウォンテッド」)。出演:ベンジャミン・ウォーカー (「父親たちの星条旗」)、ドミニク・クーパー (「キャプテン・アメリカ」)、アンソニー・マッキー (「崖っぷちの男」)、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(「遊星からの物体X」)、ルーファス・シーウェル (「ツーリスト」)、マートン・ソーカス、ジミ・シンプソン、ジョゼフ・マウル、ロビン・マクリーヴィー 、 エリン・ワッツ他。

エイブラハム・リンカーン(ベンジャミン・ウォーカー)は、最愛の母を死にいたらしめた謎の男、ジャック・バーツ(マートン・ソーカス)を憎んでいた。酒場で出会ったヘンリー・スタージス(ドミニク・クーパー)から、バーツが強大な権力を持つヴァンパイアであることを教えられ、リンカーンは驚愕する。そして、リンカーンは、ヴァンパイア・ハンターになる決意をするのだった。1837年、リンカーンは、イリノイ州スプリングフィールドに移住し、昼間はジョシュア・スピード(ジミ・シンプソン)の雑貨店に勤めながら、夜ごと“狩り”をする生活を始めるのだが・・・。

奴隷解放と国家統一を成し遂げたアメリカ第16代大統領でありエイブラハム・リンカーンは、若かりし頃、ヴァンパイア・ハンターだったと言う物語。幼い頃、最愛の母をヴァンパイアに殺され、復讐を誓っていました。数年後、ヘンリーと出会い、ヴァンパイアの存在を知り、ハンターとなったリンカーンは夜ごと狩りをはじめます。

銀でコーティングされた斧で、バッサバッサと切りまくる様は、見応えのあるアクションになっています。今回は2D字幕版を鑑賞しましたが、3D版も公開中で、3Dを意識したアングルが多く、飛び出してくる感覚が想像できます。

馬上での対決や、クライマックスとなる南北戦争から、機関車上での対決と、スケールの大きな戦いが楽しめます。首が飛んだり、血しぶきが飛んだりはしますが、それほど残酷さは感じませんでした。昼間も動けるヴァンパイアなので、日中のアクションシーンも多いです。日焼け止めクリームを塗っていたようでしたが、もう少し納得の行く説明があっても良かったのではと思いました。

「万人が自由でなければ、皆が自由ではない」という言葉が印象的で、奴隷解放運動と、ヴァンパイア化された人間がヴァンパイアの祖に支配され逆らえずにいることと重なって行きます。自由を奪われた人間は精神的に解放されず、何もできない。それを止めることができない人もまた自由ではないのだと。

19世紀のアメリカは、闇が多く、そこに蠢くヴァンパイアたちが不気味に映ります。開拓時代の情景もCGで描かれていますが、実に美しいです。ホワイトハウスの情景、ミシシッピー川を行き交う蒸気船と面白い映像が続きます。

最後はヴァンパイアを殲滅し、「人民の人民による人民のための政治」の有名な演説があり、演劇へ夫婦で馬車へ向かうシーンで終わります。この後、リンカーンは劇場で暗殺されるのですが・・・。

第16代合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが、ヴァンパイア・ハンターだったという設定のもと、闇と戦い続けた男の素顔を描くアクション大作。

2012/11/06

「シャドー・チェイサー」鑑賞

先日、「シャドー・チェイサー」を観てきました。マブルク・エル・メクリ監督作品。出演:ヘンリー・カヴィル (「インモータルズ─神々の戦い─」l) 、ブルース・ウィリス (「RED」)、 シガニー・ウィーヴァー (「ミッシングID」)、ベロニカ・エチェーギ、ロシュディ・ゼム、オスカル・ハエナダ、ジョゼフ・マウル、キャロライン・グッドオール、ラフィ・ガヴロン、エマ・ハミルトン他。

休暇を過ごす家族に会うためにスペインの空港に降り立ったアメリカ人青年ウィル・ショー(ヘンリー・カヴィル)。大使館関係の仕事をしている厳格な父マーティン(ブルース・ウィリス)とは長年うまく行っていなかった。母ローリー(キャロライン・グッドオール)、弟ジョシュ(ラフィ・ガヴロン)、その恋人ダラ(エマ・ハミルトン)らとディナーを楽しんだ翌日、外出したウィルが戻ると、家族のクルーザーは何者かによって荒らされ、全員が失踪していたのだった。家族を救出するべく、謎を追うウィルは、父親が絡む陰謀の影を掴んでいくのだが・・・。

ブルース・ウィリスが主役なのかと思いきや、そうではなく、息子が主役の物語でした。大使館職員だと思っていた父親マーティンの正体に驚きつつも、いったい何が起こっているのか分からないウィル。マーティンは実はスパイで母親もその事実は知っていると言う。拉致された家族を探す内に、浮上したブリーフケース。それを巡って、モサドが動いているらしい。そのブリーフケースと家族を交換だと言われても何のことか分からないウィル。言葉は通じない、誰も信じられない状態で、命を狙われ、逃亡を続けるウィルは家族を救い出すことはできるのか?

アクションはなかなか見応えがあり、クライマックスのカーチェイスは大迫力。しかし、一般人のウィルがどうしてあそこまでできるのか、説明がないのは、ちょっと説得力に欠けるように思いました。まあ、遺伝子がどうとか、子どもの頃からしごかれていたとか言うと、似たような話しがあるような気がしますから、それはそれで問題なのかもしれません。また、シガニー・ウィーヴァーの悪やくっぷりもどこかで観たような気がしますが、気のせいかしら。

旅行先のスペインで何者かによって家族を拉致され、陰謀に巻き込まれた青年の逃避行を描くサスペンス・アクション。

2012/11/05

「トガニ 幼き瞳の告発」私的映画考Vol.270

先日、「トガニ 幼き瞳の告発」を観てきました。ファン・ドンヒョク監督作品。出演:コン・ユ (「あなたの初恋探します」) 、チョン・ユミ (「きみはペット」)、キム・ヒョンス、チョン・インソ 、ペク・スンファン他。

恩師からの紹介で、霧の街として有名な郊外の街ムジンにある聴覚障害者学校・慈愛学園で、美術教師の職を得たカン・イノ(コン・ユ)。ある日、イノは職員室で同僚のパク教師が男子生徒・ミンス(ペク・スンファン)を袋叩きにしている現場に出くわす。つづき、女寮長のユン・ジャエが、女生徒・ヨンドゥ(キム・ヒョンス)を、回る洗濯槽の水の中に顔ごと押し込んでいたのを目撃する。複数の生徒が、校長をはじめとする数人の教師たちから日常的に性的虐待を受けていると言う事実を知ったカンは、人権センターの幹事、ソ・ユジン(チョン・ユミ)の協力の下、告発することにするのだが・・・。

2000年から6年にも渡り、校長や教員が複数の生徒に性的虐待をしていたという、韓国で実際に起きた事件を題材にした作品。これが本当にあったことなのですから、こんなに悲しい事はありません。地元の名士でありながら、保護すべき障害者たちを自分の言いなりにし、反抗すれば暴力を振るう。金に任せて、警察までも買収し、事実を隠蔽し続けていました。

衝撃的な冒頭の列車事故に始まり、カン先生が赴任するところから始まります。そこに人権センターの幹事であるユジンとの出会いも描きます。で、学校へ行くと、そこは何か得体の知れない異常さのある雰囲気があり、戸惑いはしますが、やっと得た職でしたから、仕事とに励むつもりでした。が、そこには、目を背けるわけには行かない事実があったのでした。幼い娘と離ればなれで暮らすカン。ここで、生徒たちを見放せば、父親として、娘と接することはできないと、戦うことを決意します。

虐待のシーンは、実にリアルで、本当に暴行を加えているかのよう(実際に当たっていると思われます)。幼い少女たちへの暴行も日常茶飯事で、それはもう悪魔のような所業です。その中心となる校長とその弟であり行政室長のふたりは、瓜二つの双子。これが異常にむかつきます。

市役所も教育庁も管轄が違うとたらい回しにされ、警察では門前払い。メディアを利用し、ついに事実を暴露し、校長らは逮捕されます。そして、裁判が始まりますが、ここも歯がゆい。聴覚障害者たちが怒るのも無理はありません。そして、被害者である生徒たちは、思い出したくもない過去をさらにえぐられることでもあり、切なさは募ります。

そして、長い裁判が終わり、判決が言い渡されますが、執行猶予付きの禁固刑数ヶ月だけでした。被害者の一人ミンスは、法の裁きも無かったため、自らが復讐しようと飛び出していくのでした。そして・・・。

最後は最悪の事態を迎え、切なさも最大限に至ります。その後も戦いは続いたと言うことで、本作は幕を閉じますが、こんな事が実際に行われているかと思うと、やりきれない想いです。

韓国のある聴覚障害者学校で隠蔽され続けてきた、生徒たちへの暴行や性的虐待の実態を告発する美術教師の姿を描く人間ドラマ。

2012/11/02

「パラノーマル・アクティビティ4」鑑賞

先日、「パラノーマル・アクティビティ4」を観てきました。ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン監督作品。出演:ケイティー・フェザーストン、キャスリン・ニュートン、ブレイディ・アレン他。

2011年、ネバダ州。女子高生のアレックスは両親と弟のワイエットと4人暮らし。アレックスはある夜、ボーイフレンドのベンと庭で、隣家に引っ越してきた少年ベンと出会う。数日後、ベンの母親が入院することになったため、ベンを預かることになる。その日から、アレックス一家を不思議な現象が襲う。原因を突き止めようと、家中のパソコンを使って、撮影を開始。そこには驚愕の映像が映されていた。

低予算ながら、あまりに怖すぎるという口コミで、世界中に“現象”を巻き起こした「パラノーマル・アクティビティ」シリーズ、第4弾。

1作目から徐々に時間軸が遡っていき、元凶らしきモノを描いたのが第3作でした。そして、4作目である本作では、ついにというか、ようやくというか、ケイティはなぜ消えたのか、その後の真実のベールが解き放たれていきます。

怖さはあいかわらずですが、本当に寒気がしてゾッとするシーンはやや少な目でした。それに、作為的にびっくりさせてやろうという映像が目立ち、少々興ざめでした。 あの「ゴゴゴゴゴゴーーーーー」と言う効果音とも、音楽とも取れないあの音がわき上がってくると、そろそろ来るぞーと身構えてしまっているんでしょうねえ。

さらに言うと、もはや、いつ、どこそこからビデオテープが発見されたとか、なんだかという設定さえも皆無でリアル感も無くなってきました。エンドロールも普通にありますから、ただの映画となってしまった感が有り、少々残念です。しかし、エンドロール後のあの映像はいったい何だったのか?さらなる続編はあるのか?ここまで来ると本当の最後まで観たいという気持ちもあります。

行方不明のケイティがなぜ消えたのか、驚愕の真実が明かされる。低予算ながら、全米で大ヒットを記録したホラーシリーズ第4作。

2012/11/01

「ローマ法王の休日」鑑賞

先日、「ローマ法王の休日」を観てきました。ナンニ・モレッティ監督作品。出演:ミシェル・ピッコリ、イェジー・スツール、レナート・スカルパ、ナンニ・モレッティ他。

現ローマ法王の訃報に接し、新しい法王を選出するために各国からヴァチカンへ枢機卿たちが招集される。枢機卿たちは心の内では重責を担う法王に選ばれたくないと一様に思っていた。投票の結果、メルヴィル(ミシェル・ピッコリ)が選出される。すでに聖ペドロ広場には新しい法王の就任を祝いにきた人々で溢れかえっていた。就任の演説が控えていたが、メルヴィルは重圧から逃げ出してしまうのだが・・・。

「ローマの休日」ならぬ「ローマ法王の休日」と言う邦題が面白いですが、内容は新たに方法に選ばれた枢機卿が、逃げだし、人々と触れ合ううちに、人生における大切なものや信仰心、なぜ法王が必要なのかなどを見つめ直していくという感じ。「ローマの休日」的な内容ではありますが、衝撃的だったのはそのラストです。

ハッピーエンドというか、とにかく法王になって、丸く収まるのであろうと思ってみていると、 そこがハリウッド映画とは違うところなのでしょう。衝撃的なエンディングを迎えます。前回、中断したスピーチを再度することになったメルヴィル。とうとうと語りはじめます。広場に集まった聴衆のテンションが徐々に落ちていきます。そして、・・・。

エンドロールが始まった時、えーーーー!って思いました。これで終わり?そもそも、法王選挙(コンクラーヴェ)に集まった枢機卿というのは、法王になりたい人なのでは?という認識でしたが、そうではないのでしょうか?フィクションではあるのでしょうが、こんな感じで決められているというのは、不信感を煽るようなモノなのではないでしょうか?私は信仰心というモノを持ち合わせていませんから、本作はコメディにしか見えませんが、それなりの人物を神が選ぶというスタイルなのですから、ここまでやって良いのでしょうか。疑問です。

いずれにしても、主演のミシェル・ピッコリが、哀愁を漂わせつつもチャーミングに、気弱な新法王という役柄を好演しているのは、興味深いです。そして、ヨーロッパ映画特有の余韻のありすぎるエンディングにも注目です。

選出されたくないという願いもむなしく選ばれてしまった新しいローマ法王が、大観衆へ向けた就任演説直前にローマの街に逃げ出すハートウォーミングコメディ。

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