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2012/11/29

「声をかくす人」鑑賞

先日、「声をかくす人」を観てきました。ロバート・レッドフォード監督作品。出演:ジェームズ・マカヴォイ (「つぐない」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」)、ロビン・ライト(「マネーボール」)、ケヴィン・クライン、トム・ウィルキンソン、エヴァン・レイチェル・ウッド、ダニー・ヒューストン 、アレクシス・ブレーデル、 ジャスティン・ロング他。

1865年、南北戦争の終結直後、リンカーン大統領が南軍の残党に暗殺される。俳優だった主犯のジョン・ウィルクス・ブースは逃亡中に射殺され、8人の共犯者が次々と逮捕される。その中にメアリー・サラット(ロビン・ライト)という女性がいた。彼女の弁護を頼まれたフレデリック・エイキン(ジェームズ・マカヴォイ)は、被告たちは民間人でありながら、陸軍省が仕切る軍法会議にかけられ、国家再建のために、暗殺に関わった全員を容赦なく裁く事を知る。またその強引な手法に憤りを感じ始める。フレデリックはサラットの無実を信じ、できる限りの弁護をするのだが・・・。

リンカーン大統領暗殺の一味としてアメリカで初めて処刑された女性、メアリー・サラットの姿を、担当弁護士との絆を絡めて描く本作。予告編を見ることもなく全く内容も知らず、知識もないまま鑑賞しましたが、「リンカーン秘密の書」のラストで描かれた、観劇に向かうシーンの直後の物語として見ることが出来ました。

南北戦争に勝利したリンカーンでしたが、南軍の残党に暗殺されるところから本作は大きく展開していきます。負け戦と分かっている裁判。全ての人民の平等を説いたリンカーン。その暗殺の一味の裁判が公平に行われないことを知るエイキンは、懸命に弁護しますが、何もかもが思うように行かなくなっていきます。

そして、隠されていた真実、母親としてのメアリー・サラットの想い、気高さを知っていきます。これまで女性は死刑になったことはありませんで。だからといって、この裁判では通らないかもしれない。国民の悲しみを癒すためには誰かが責任を取らなくてはならないのです。

最後の最後まで、エイキンは努力をしますが、それも実ることはなく、虚しく刑は執行されてしまうのでした。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観た時のような重苦しくやるせない感情が駆け巡ります。あまりに無情すぎる。しかし、母親の気持ちとしては、それが望みだったのかもしれません。それで、息子が助かるのであれば。

深く静かに、心に何かを秘めつつ最期まで気高く振る舞うメアリー・サラットを演じるロビン・ライトの演技や、熱血なんだけれども、知的で聡明さを醸し出しているジェームズ・マカヴォイも良かったです。他にもケヴィン・クライン、トム・ウィルキンソン、コルム・ミーニー等々、名優たちが火花を散らす演技バトルという感じも良かったです。

リンカーン大統領暗殺の共犯者として、アメリカで初めて死刑になった実在の女性メアリー・サラットの姿を描くヒューマンドラマ。

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