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2013年3月

2013/03/29

2013.03映画鑑賞総括

3月の劇場での映画鑑賞は11本。今年の累計31本。今月は、まずまずの本数で推移しました。

0301   ムーンライズ・キングダム
0304   ルビー・スパークス
0306   マリー・アントワネットに別れをつげて
0308   ダイ・ハード/ラスト・デイ
0311   逃走車
0313   王になった男
0317   クラウド アトラス
0318   フライト
0325   プラチナデータ
0328   マリーゴールドホテルで会いましょう
0329   オズ/はじまりの戦い

今月は、SF、アクション、サスペンス、ドラマ、歴史劇とバラエティに富んだ作品がありました。

今月は小品ながら良作が多数ありました。良かったのは、「ムーンライズ・キングダム」。1960年代の生活を、何とも言えない雰囲気で描く人間ドラマ。少年少女の小さな恋が中心になっていきますが、周囲の大人の言動の愚かさと子どもたちの純粋さが対照的となって描かれています。自分も大人になってしまったんだなあと思ってしまいます。

「ルビー・スパークス」も良かったです。小説家が妄想のなかの女性を書く内に、現実となって現れてしまうと言うファンタジックな物語。男性の願望を描いたような内容なのに、ルビー役を演じたゾエ・カザンが脚本も書いたと言うから驚きです。それもそのはず、両親共に脚本家で、祖母はモリー・カザンと言う劇作家。凄い血筋です。

「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」も良かったです。男女7人の老人たちは、それぞれの事情を抱えながら、インドの古いホテルへと赴きます。そこで、繰り広げられる物語がとても良かったです。生命に満ちあふれ、色彩が渦を巻く国を舞台に、人間模様が描かれていきます。いくつになっても、何かを始めることはできるんでしょうね。他にも心に残る良い台詞がいくつもありました。

その他「逃走車」は全編、レンタカーの車中か車から外を見た映像という作品で、実に興味深かったです。久しぶりの新作となったウォシャウスキー姉弟監督の「クラウド アトラス」もこれまた新感覚で楽しめました。少々煩雑になりそうな設定でしたが、見事に構築されていました。「フライト」も面白かった。想像していたのとは違う方向へと物語が展開していきますが、人間ドラマとして良くできていると思いました。

来月4月は、今月公開してまだ見ていない作品を見た後は、「世界に一つのプレイブック」「ジャンゴ」「リンカーン」とアカデミー賞関連作品が続々と公開されます。後半には「アイアンマン3」「ジャッキー・コーガン」「ラストスタンド」とエンターテインメント作品もあります。楽しみは続きます。

2013/03/28

それゆけ!アクアくん Vol.34

2012年2月に納車されたアクアくん。冬場は燃費が悪化しましたが、だんだん春めいてきたので、徐々に燃費は向上しています。

最近の通勤時の燃費の推移を見てみましょう。17kmほどの道のりです。時間にして30分前後です。エンジンスタートしますと、暖機運転がはじまります。冬場は3,4分は自動的にしています。外気温が上昇してくると、徐々に短くなってきますが、まだまだ寒いので、2,3分はしています。

自宅を出て新潟バイパス黒埼ICまでの一般道を走ると、燃費は10km/L台前半です。そこから新潟バイパスを10kmほど走行します。新潟バイパスは法定速度70Km/L。片側三車線の区間で、真ん中車線を70km/h前後で走行します。無理な追い越しはせず、巡航するのが一番良いようです。

バイパスは安定走行に適していて、燃費は向上しますので、海老ヶ瀬ICでバイパスを降りる頃には、20km/L台前半になっています。本日は25Km/Lほどでした。バイパスを降りて、再び一般道を走行しますが、ほとんどEVで走行できますので、会社到着時には25~29km/Lくらいになりますが、本日は27Km/Lでした。

このところ季候が良くなってきて、徐々に暖かくなってきましたので、暖機運転の時間が短くなってきていますし、エアコンもほとんど使わなくなりました。それに伴って、燃費も良くなってきて、日中の走行時、暖機運転が短ければ30km/L超のこともあります。お天気の良い日は、窓を開けてのんびりと一般道を走行するのも燃費には良いです。

ハイブリッド車の運転は、車との対話が必要だと思えます。その車にあった走り方を研究して、いかに実行するか。マイペースを守りつつ、流れに乗って走るのが良いのでしょう。急発進、急加速はせずに、安定走行を心掛け、停止時はエンジンブレーキを利用して、なだらかに停車する。不要な荷物はあまり積まないようにすることも肝要です。

もうすぐ本格的な春が訪れます。燃費も良くなり、ドライブには最適な季節になります。春はもう、すぐそこまで来ています。春を探しにどこまで行こうか。

2013/03/27

今年の桜は

ここ数日、ようやく春めいた天候が続いている新潟県地方。まもなく春が訪れるであろう事を感じさせてくれます。

とはいえ、3月になっても雪がちらつく日もありますし、朝晩はまだまだ寒く、暖房器具を手放せません。全ての暖房器具を片付けるのはゴールデンウィーク前後という感じです。

関東地方では例年より早く桜が開花し、満開の声も聞こえるほどですが、新潟地方は4月の10日前後というのが毎年のことです。先日発表になった日本気象協会の桜の開花予想によると、上越市の高田公園が4月8日、新潟市中央区の鳥屋野潟公園が9日で、平年並みになりそうです。

今年の冬は、寒いは寒かったですが、大雪になることもなく、過ごしやすかったと言えるでしょう。冬の終わりには、最高気温が20度前後まで上がる日もありましたが、その辺りも、昨今の異常気象を物語っているようにも感じました。春先の気候を三寒四温とたとえることがありますが、今年はこれまた異常で、最高気温が1日15度ほどになったかと思えば、翌日は5度、その翌日はまた10何度なんてこともあり、一寒一温てな感じで、もうめちゃめちゃです。気温の変化が激しすぎて、体調がついていかないなんてこともありえます。

開花から1週間ほどで満開になるでしょうから、中旬以降は花見が楽しめることでしょう。しかし、新潟の場合、夜桜見物には少々寒い日が多いので、桜を観ながら宴会となると日中と言うことになるでしょう。

暖かい春の日差しが待ち遠しいですが、まだまだ寒い日は続きます。雪がちらつくことももう無いとは思いますので、今週末にはアクアくんのタイヤ交換を予定しています。本格的な春は、もうすぐそこまで来ています。ドライブにも良い季節の始まりです。

2013/03/26

「プラチナデータ」鑑賞

先日、「プラチナデータ」を観てきました。大友啓史監督作品。原作:東野圭吾(「探偵ガリレオ」「容疑者Xの献身」「幻夜」)。出演:二宮和也、鈴木保奈美、生瀬勝久、杏、水原希子、遠藤要、和田聰宏、中村育二、萩原聖人 、豊川悦司他。

そう遠くない未来。国全国民のDNAデータ“プラチナデータ”を利用した高度なDNA捜査が導入され、検挙率100%、冤罪率0%の社会が完成していた。天才科学者、神楽龍平(二宮和也)は、警察庁に新設された特殊捜査機関“特殊解析研究所”に所属する犯罪捜査の専門家。ある日、DNA捜査システムを開発した蓼科早樹(水原希子)とその兄・耕作が殺される事件が発生。DNA捜査システムで解析した結果、事件の重要参考人として神楽がリストアップされてしまう。警視庁捜査一課の浅間玲司(豊川悦司)は、神楽を追うのだが・・・。神楽は白か黒か?“真のプラチナデータ”とは?

東野圭吾の原作小説を、大胆にアレンジした作品。原作では浅間と神楽の視点でそれぞれに物語が展開していきますが、本作では浅間の視点から構成された作品になっています。また、本作はキモになる、神楽とリュウという二重人格であるという事実は、後半まで隠されているのも何とも惜しい感じがします。確かに、浅間の視点で捉えていますから、捜査していく上で、その事実に当たるまでは分からないというのは当然ですが。

中盤の、神楽の逃走劇は映画らしく、スリル満点で見られました。バイクでの逃走シーンも臨場感があり、迫力満点。この辺りは映像作品の醍醐味と言えるでしょう。また、劇中に何度も登場するDNA捜査システムをはじめとしたコンピュータの映像が、先進的で良かったです。

しかし、本作では大胆にカットした登場人物が数名おり、そのためテーマの部分が変わってきているようにも思えました。行きすぎた科学の発達への警鐘という点では同じなのでしょうが、リュウが描く、「手の絵」を書く理由がちょっと違うのでは?と思ってしまいました。父との関係が希薄で、回想シーンの台詞でなんとか表現しようとしている感は分かりましたが、説明不足でしょう。なので、原作小説を読んでから観ると、さらに面白いのかもしれません。

また、ラストが全く違うという点も、大胆なアレンジだなあと思いました。本作では、後味の悪い、救いのない結末を迎えていますが、私としては原作小説のラストの方が好きです。進みすぎた文明から遠ざかり、人間としての本質を知ろうと第二の人生を歩む神楽には、希望があったに違いありませんから。とはいえ、これは致し方のないこと。小説と映画は全く別物ですから。

全国民のDNAを元にした犯罪捜査システムが構築された近未来を舞台に、身に覚えのない殺人容疑で追われることとなった天才科学者を主人公にしたミステリー。

2013/03/25

収納はむずかしい?!

いっこうに片付かない家の中。増え続けるCD、DVD、ブルーレイに、コミック、文庫本の書籍類。訳あって、寝室とそのクローゼットを強制的に片付けることになりまして、今回、ようやくですが、収納用のラックを購入しました。

いろいろと検討したのですが、結果、ベルメゾンの「壁面キャビネット」を2セット発注しました。まだ到着していないのですが、到着が待ち遠しいです。幅90cm×奥行き32cm×高さ250cmでつっぱり式になっています。色はホワイト。扉付きなので、日焼けや埃の心配もありません。組み立て式なので、かなり時間は掛かるようですが(大人2人で60分)、こういうのは好きな方なので、楽しみながら組み立てようと思っています。

価格は1セット29,990円。それに大型商品送料が3,200円掛かります。さらに、組立をしてもらうとすると、1000円掛かります。2セット買うと全てが倍付けですから、結構な金額になります。

同商品には、色がナチュラル、ダークブラウンとあり、サイズも幅45cm、60cm、奥行き22cmと様々なタイプがあります。また、扉なしタイプで同様の商品、「壁面ラック(写真右側)」もあります。こちらは扉がない分、1万円ほど安価になりますが、埃や日焼けのことを考えたら、1万円けちるのもどうかと思い、2セットとも扉付きにしました。

これが、組み上がれば、かなりの量のコミック等書籍類が収納できます。何よりいままで、箱詰めのままだった石ノ森章太郎萬画大全集がようやく収納できます。段ボール箱のままでは、あの作品が読みたいなあと思っても、探すのが大変だったのです。他にも、増え続けるコミックはダンボール箱に入ったり、積み上がったりしていましたので、かなり片付くはずです。

CDも段ボール箱に入って、積み上がっていますが、ここ1年ばかり、iPodに録音するために、あっちこっちをひっくり返して、ごちゃごちゃになってしまっていました。とりあえずダンボール箱に押し込んでおいてありますが、それも並べたいとは思っていますが、それにはちょっと、棚板の数が足りなそうです。良く聞くところはiPodに録音したので、とりあえずは優先順位は低いであろうとは思っています。

どうも私は捨てるのが苦手なようで、いつか読むかもしれない、いつか見るかもしれないと思い、とっておいてしまいます。一定の量を越えたら処分するようにすれば良いのでしょうが、それもできません。今回、かなりの整理ができますから、今後は少し考えていないといけないですね。

2013/03/22

Xperia SXでスマホデビュー!その15

2012年8月、NTTドコモのスマートフォン、Xperia SX SO-05Dを購入しました。初めてのスマートフォン。大好きなソニー製品。楽しみながら勉強中です。

無料で通話やチャットができるメッセンジャーツール「LINE」を使っています。

インストールしている友人同士であれば、通話やチャットが無料でできるコミュニケーションアプリ。また、絵文字の様なキャラクターを貼り付ける「スタンプ」機能を使って、ユーモラスにチャットすることもできます。無料のものから、有料のモノまで揃っています。

で、最近、「パソコン版LINE」もあると知ったので、さっそくインストールしてみました。PC版を起動させると、スマホの画面そのままの小さいウィンドウが立ち上がります。吹き出しのようにチャットのテキストが表示されるのも同様です。

PC版LINE同士はもちろん、PCとスマートフォン(iPhone/Android)同士でも通話をすることができます。PCとスマートフォンの両方が手元にある場合に着信があると、両方ともに着信通知が出るのでどちらか好きな方で受けて通話をすることが可能です。

なんと言ってもチャットの場合の、入力のスピードが違います。やはり、スマホでの入力は煩わしいモノ。外出中であれば、スマホでやりますが、自宅にいる時は、大抵パソコンが立ち上がっていますから、そんな時は、PC版でチャカチャカ入力します。あー楽だ。

PC版で通話はしたことがありませんが、ホントにできるのかどうか興味津々です。通話料は発生しませんから、無料でこんな事ができて、運営会社は本当に儲かるのだろうか?と思ってしまうのですが、いろいろと付随のサービスで儲かる仕組みがあるのでしょうね。

2013/03/21

Amazon、DVD・Blu-rayの買い取りサービス開始

Amazonで2013年1月16日からはじまった、DVD・Blu-rayの買い取りサービス。これが、なかなか良さそうなサービスでした。

前々から、増え続けるDVD・Blu-rayをどうしようかと思っていました。以前は、マイツールでちゃんと管理していましたが、ここ数年はデータ入力を怠っていて、何枚あるかは分からない状態になっていました。推定ですが、600枚~700枚ほどはあるのではないかと。

で、最近は自宅でDVD鑑賞する機会も少なくなってきていましたが、新作を見ることが多く、以前に見て何年も見ていないDVDは数多くありました。売却しようにも、ブックオフ等の買い取り額は1枚100円にも満たない場合が多く、そんなんだったら売っても仕方がないと諦めていました。

ところが、何かの拍子で、Amazonで始まった買取サービスの買い取り価格をみたところ、作品によってはそれなりに価格がつくことを知りました。ブルーレイ化されている作品や、何度も再販され廉価版が発売されいているDVDは、1円しかつきませんが、絶版になっていてブルーレイ化されていない作品は、500円~1000円、中には3000円超のモノもありました。

ひょっとして、我が家のDVDラックは宝の山?と思い始めて、いろいろと検索をしてみました。あるはあるは、1000円前後の作品も沢山ありましたし、さらに高価なモノもありました。で、買取サービスの価格はあくまで、Amazonで買って、さらに利益を乗っけて売るための仕入れ価格ですから、そこにいくらか足した金額でオークションで取引されているに違いないと思い、ヤフーオークションで確認してみました。確かに、似たような金額で出品されていたり、取引されているようでした。

Amazonの買い取りサービスでは、掲載されている6万5000以上のタイトルが対象で、ネットで申込をし、買取商品を梱包します。中には、①身分証明書のコピー、②署名済み買取申込書、③買い取り申し込み希望商品を入れます。その際の集荷にかかる配送料は1点からでも無料です。また、査定で買い取り不可と判断された場合も無料で返送されます。商品受領から原則24時間以内に査定が完了し、アカウントにAmazonギフト券が登録されます。

なので、まずは買取サービスで相場の価格を確認。それ以上の価格でオークションに出品、売れればそれで良いですが、売れなかったら、買取サービスで引き取ってもらうと言うことにしました。買い取り価格はあくまで、基準値で、商品の状態によっては減額もありえます。それにしても。無料で集荷・返送ができるのですから、これは便利です。

現在は、二十数点を検索して、いくつかをオークションで出品中で、実際に買取サービスを利用はしていませんが、今後、便利に活用していくことにします。ちなみに、AmazonではDVD・Blu-ray以外にもゲームソフトも買取中です。

2013/03/19

「フライト」鑑賞

先日、「フライト」を観てきました。ロバート・ゼメキス監督作品(「バック・トゥ・ザ・チューチャー」「フォレス・ガンプ/一期一会」)。出演:デンゼル・ワシントン(「デジャヴ」)、ドン・チードル (「ホテル・ルワンダ」)、ケリー・ライリー (「シャーロック・ホームズ」)、ジョン・グッドマン (「アルゴ」)、ブルース・グリーンウッド、メリッサ・レオ、ブライアン・ジェラティ、タマラ・チュニー 、ナディーン・ヴェラスケス、ジェームズ・バッジ・デール、ガルセル・ビュヴァイス他。

フロリダ州オークランド発アトランタ行きの旅客機に乗り込んだウィップ・ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)。一流の操縦テクニックを誇る彼は、この日も激しい乱気流を鮮やかに切り抜け、みごとに機体を安定させる。だが突然、機体は急降下をはじめ制御不能に。あらゆる手段で速度を落とそうとするが、降下は止まらない。なんとかウィトカーは機体を元に戻し、決死の不時着陸に挑むのだった。奇蹟の不時着を成功させたウィトカーを待っていたのは、事故の真相を究明しようとする声だった。

乗客の命を救ったヒーローとしてマスコミの注目を浴びた機長が、一転、犯罪者となっていく過程を描いていきます。その過程で、出会う人びととのドラマがあります。入院中の病院で出会った女性ニコール(ケリー・ライリー)。薬物中毒の彼女は、住む場所もなく途方に暮れていたところを、ウィトカーの隠れ家に身を寄せることになります。そこは祖父の家。小型機のパイロットだった祖父、父との思い出の場所でした。

弁護士として丁々発止の活躍を見せるラング(ドン・チードル)との関係も絶妙です。刑事告訴される恐れがあったウィトカーの窮地を救います。友人でもあるパイロット組合幹事のチャーリー(ブルース・グリーンウッド)は親身になって相談に乗っていきますが、ウィトカーの裏切り行為にキレまくります。そして、悪友のハーリン(ジョン・グッドマン)の存在が大きかったです。土壇場での窮地を救います。

元妻と息子には見放され、愛人は事故で失い、友人たちにも冷たい目で見られていくウィトカー。そして、クライマックスとなる公聴会の日がやって来るのでした。孤独の中から、自分を見いだせるのか?自分が何者であるかを認識しなければ、成長はないのか?

前半の航空機墜落に至るまでのシーンは、大迫力で見せてくれますし、後半は人間ドラマとして、じっくりたっぷりと考えさえてくれる内容になっていて見応えのある作品になっています。

奇跡的な緊急着陸を成功させた旅客機機長に浮上した疑惑と、その驚愕の真実を描く人間ドラマ。

2013/03/18

「クラウド アトラス」私的映画考Vol.277

先日、「クラウド アトラス」を観てきました。ラナ・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ、アンディ・ウォシャウスキー監督作品。出演:トム・ハンクス、ジム・ブロードベント、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ、ベン・ウィショー、ジェームズ・ダルシー、ジョウ・シュン、キース・デヴィッド、デヴィッド・グヤシ、スーザン・サランドン、ヒュー・グラント他。

1849年、太平洋諸島。若き弁護士に治療を施すドクター・ヘンリー・グース(トム・ハンクス)だったが、その目は邪悪な光をたたえていた。1973年のサンフランシスコ。原子力発電所の従業員アイザック・スミス(トム・ハンクス)は、取材に来た記者のルイサ(ハル・ベリー)と恋に落ちる。そして、地球崩壊後106度目の冬。ザックリー(トム・ハンクス)の村に進化した人間コミュニティーのメロニム(ハル・ベリー)がやって来る。6つの時代と場所で6つの人生を生きる人びとのの数奇な冒険が始まる。

「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟と、「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァが監督を務めるSF超大作。主要登場人物が、最高6役を演じています。声で分かる人もいますが、えー、ここにもいたのーという感じで、全く分からなかった人もいました。それもそのはず、年齢どころか性別も違ったり、黒人が白人だったり、特殊メイクが凄いのです。

物語は、6つの時代、6つの場所で描かれます。同じ人物が年齢を重ねている場合もありますが、全く違う人物になっている場合もあります。その6つの物語が、それぞれに展開していきますが、全くランダムにつなぎ合わされているのです。最初は、何が何だか分からない感じがしましたが、観ている内に、あの時代だなとすぐに分かるようになり、前後のつながりが分かってきます。また、時代が変わっていても、似たような場面をつなぎ合わせることによって、物語の類似性を感じることもできます。

「マトリックス」の時もそうでしたが、きわめて宗教的というか、神秘的という感じがしました。同じ俳優が別の人物を演じているのもそうですが、輪廻転生のイメージがついて回りますし、劇中の台詞でも「死は新しい生の始まり」のような事を言っていました。仏教の思想に近いイメージです。

また、それぞれの主人公が受ける苦難の中に、「人間は生来、序列が決まっていて、それに逆らおうとするモノは不幸になる」というテーマが見え隠れします。しかし、その困難に打ち勝ち、人生を切り開こうとする意志が大切であることも見えました。「マトリックス」でもおなじみのヒューゴ・ウィービングが良い味を出した悪役としてあちらこちらで登場しますが、これはファンサービス的でもあり、愛嬌もあり、思わず笑ってしまいました。

3時間弱の本編でしたが飽きさせることもなく、次第に引き込まれていき、複雑に絡み合いながら進みながら、最後には楽園へと向かうその物語に、崇高ささえ感じることができました。一度観ただけでは、作品の本質は分からないかもしれませんし、二度観ると、さらに別のモノが見えてくる期待感のある作品でした。観ている最中には気づかなかった配役の妙にも気づけるかもしれませんし。

19世紀から文明崩壊後までの異なる時代に舞台を置いた6つの物語を描くSFドラマ。

2013/03/15

PSP「機動戦士ガンダム 新ギレンの野望」その5

2011年8月。それまでプレイしていたニンテンドー3DSをちょっとお休みして、再びPSPに戻りました。それは、「機動戦士ガンダム 新ギレンの野望」が発売されたからです。

この、「機動戦士ガンダム 新ギレンの野望」は、戦略シミュレーションゲームである「ギレンの野望」シリーズの最新作。PSPでは「ジオンの系譜(移植版)」、「アクシズの脅威」、「アクシズの脅威V」に続いての4作目となります。私もこれまで、「ジオンの系譜」「アクシズの脅威」とプレイしてきて、ハマリにハマッてきましたので、最新作では新しいシステムが導入されたと言うことで、プレイを始めました。

発売からまもなく1年半。飽きっぽい私が未だに継続してプレイ中です。全シナリオの全レベルをクリアし、続いて、ダウンロードコンテンツを試してみることにしました。ガルマ編、キシリア編、ランバ・ラル編、ハサウェイ・ノア編等全8シナリオ。

まずは、ダウンロード。今回はパソコン経由でダウンロードしました。その際に、「Media Go」を利用します。また、PlayStationNetworkアカウントが必要です。Storeから、該当のダウンロードコンテンツを検索します(「追加シナリオコンプリートパック3,000円」)。表示させたらカートに入れて、支払をして、ダウンロード開始。ダウンロードが終わったら、PSPをUSBケーブルで接続してインストールをします。これで完了。

新たに8シナリオが増えました。一年戦争編では、ガルマ・ザビ編、キシリア・ザビ編、ランバ・ラル編、マ・クベ編、ブライト・ノア編、テム・レイ編の6つが、逆襲のシャア編では、ハサウェイ・ノア編とギュネイ・ガス編の2つが登録されています。

まずは、ランバ・ラル編からプレイ開始。知将ランバ・ラルが、ホワイトベースとガンダムを鹵獲したら?一年戦争はどうなったのかと言うシミュレーションができます。戦士としては、優秀でしたが、軍の中の確執によって、ホワイトベース部隊を落としそこない、散っていたと言う史実をどう覆すのか?ランバ・ラルが地球に降下するところからゲームは始まります。

続いて、ブライト・ノア編。ホワイトベースの若きリーダーが歩んだ一年戦争を指揮官シナリオで追います。序盤はアムロ編とどこが違うのか?と言うほど似ています。

てな感じで、連邦、ジオンと交互にプレイを続けます。で、ぶったまげたのがテム・レイ編。唯一の技術士官シナリオです。

アムロの父にして、ガンダムの開発者であるテム・レイ氏。あまり良い印象のない人物でもあります。そんな彼を主人公にするのだから、普通の訳がありません。な、なんと、序盤は部隊の操作が一切できません。できるのは、研究と開発のみ。新兵器を研究し、開発し、実戦へ投入することによって、連邦軍を勝利に導くという、脅威(?)のシナリオです!まあ、途中から、本人も前線へ出て、部隊も操作できるようにはなるんですけどね。

ギュネイ・ガス編とハサウェイ・ノア編はいらないかもしれません。ミッションが各一つしかなく、あっという間に終わってしまいます。各200円ですから、コンプリートパックのお得分400円がチャラになってしまうので、どちらでも良いのですが。

結局、かなりのポイントが貯まっていますから、歴史介入システムでは、強力なモビルスーツ等が選び放題なわけです。最近では、ZガンダムとZZガンダムの2トップを軸に、+αしていますが、かなり強力なので、大変重宝しています。なんせ一年戦争編では、オーバーテクノロジーですからほぼ無敵です。また、大気圏内でも単体で飛行が可能なので、とにかく足が速い。今後は、逆に、オーバーテクノロジーの兵器を封印してみると面白いのかもしれません。

と言うことで、現在は追加シナリオ8勢力をノーマルモードで全てクリアし、引き続きHARDでプレイ中です。もうしばらくは楽しめそうです。

2013/03/14

「王になった男」鑑賞

先日、「王になった男」を観てきました。チュ・チャンミン監督作品。出演:イ・ビョンホン (「悪魔を見た」「G.I.ジョー」)、リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ (「ただ君だけ」)、キム・イングォン、シム・ウンギョン、チャン・グァン(「トガニ」)他。

1616年、李氏朝鮮第15代王・光海君(イ・ビョンホン)は暴君として恐れられていた。が、権力争いにより暗殺されるかもしれないと怯えてもいた。ある日、道化師のハソン(イ・ビョンホン/二役)が連れてこられ、光海君と瓜二つである彼を王の影武者として仕立て上げた。偽者ではないかと疑う家臣たち、急に人が変わったような王に戸惑う王妃。様々な思惑が潜む宮中で、ハソンは次第に自らの意志を持ち民について考える真の王として変わっていくのだが・・・。

朝鮮王朝時代を舞台にした時代劇と言うことは、知っていましたが、どんな話しかは分かりませんでした。ふたを開けてみると、どうにも厳つい暴君が、圧政を振るっていて、こりゃ、重たい話しだぞーと思っていると、道化師のハソンが登場。お話しは一気にゆるーくなりました。

主人公の光海君とハソンをイ・ビョンホンが二役を演じている訳ですが、どっちがどっちなのか一目で分かるというのが凄かった。性格は違うのは当たり前ですが、表情も明らかに違います。そして、なにより空気感が違って感じられるのが良かったです。

宮廷エンタテインメントとしても面白くみられましたし、人間ドラマとしても楽しめました。影武者の存在を知っているわずかな人間と、知らないけれども、前の王とは何かが違う事を知りつつも、心をふれあわせていく宮廷の人びととの関係も良かった。特に毒味役のサウォルとの関係や、トスンジとの関係は良かった。奇妙な友情さえも感じられるラストでした。

李氏朝鮮時代に実在した王をモチーフに、歴史に葬られた15日間を追う歴史大作。

2013/03/13

決定!2012年私的映画大賞

悩みに悩んだ末、2012年私的映画大賞は以下の3作品に決定しました。例年1,2月頃には決定していたのですが、今年は遅くなってしまいました。

この空の花 ~長岡花火物語
ただ君だけ
最強のふたり

「この空の花~長岡花火物語」は、新潟県長岡市を舞台に新聞記者が巡るファンタジックな物語。東日本大震災から丸2年が過ぎましたが、その傷は未だ癒えず、復旧もままならず、復興にはほど遠いと感じられる今日この頃です。

本作の舞台となる長岡市も中越地震に見舞われ、復旧・復興を果たしました。その関係性も、加味しつつ、長岡空襲の慰霊の花火である長岡花火を巡る物語を、心に響く演出で描いています。そして、観る者によっては、重く、苦しく感じられることもあるでしょう。知らなかったことに気づかされることもあるでしょう。だからこそ、いま、見るべき作品と言えます。

長岡市街のロケ地巡りは少しだけしましたが、周辺部にはまだ行けていません。暖かくなったら、再度出掛けてこようかとは思っています。

「ただ君だけ」は、暗い過去を持ち、心を閉ざしたボクサー崩れの男と、視力を失いつつも明るく生きようとする女性が出会い、愛を育んでゆく姿を描くラブストーリー。偶然が偶然を呼び、真実を知る度に、その運命を呪いたくなるような出会いではありましたが、そこには泥臭さはなく、優しさと愛に満ちあふれていました。そして、その運命さえも乗り越えた二人。

自分がどんなことになっても、愛する人が幸せになってくれれば良い。それだけが望み。そのためには、自分は身を引こう、このまま消えてしまおう。そんな、優しさがあるんですね。実に感動的な作品でした。

「最強のふたり」は、首から下が麻痺した大富豪と、彼を介護するスラムの黒人青年。ふたりの友情を描く実話に基づいたヒューマンドラマ。実話を基にした作品というのは、何とも言えないパワーを持っています。それをまざまざと実感させられた作品でした。

全く立場の違う二人が、厚い友情で結ばれ、強い信頼関係を築いていきます。互いに尊敬し合い、尊重し合う。それが必要なのでしょう。だからこそ、別れるべきだという、そのシーンに感涙してしまいます。

コメディタッチで描いた本作は、笑って笑って最後に感動して、で、後味はさわやかな作品になっています。こういう作品って素敵ですよね。全編に流れる音楽も良かったです、クラシックとアース・ウィンド&ファイヤー、これが二人の対比にもなっているのでしょう。サウンドトラックのピアノ曲も良かったです。

順番は付けていませんので、すべてが大賞と言うことになります。あくまで私的な感想、私的な選考、私的な決定です。映画は人それぞれの見方があって良いと思います。当然、その人の今までの経験や人生、趣味嗜好が、映画鑑賞に対して色濃く反映されるモノであると思っています。

なので、こういう映画が好き、こういう作品に感動した等々、様々な意見があって良い訳ですし、感情移入しやすい作品、しにくい作品もあります(もちろん、映画としての最低レベルの技術的な問題もありますが)。

何はともあれ、映画は良いモノです。自分では考えつかないこと、経験できないようなことを、劇場にいながら、家にいながらにして、疑似体験できる。そして感動できる。今年もたくさんの映画を観て、何度も観たくなるような素敵な作品に出会える事を期待しています。

2013/03/12

「逃走車」鑑賞

先日、「逃走車」を観てきました。ムクンダ・デュウィル監督作品。出演:ポール・ウォーカー (「ワイルド・スピード」シリーズ「テイカーズ」) 、ナイマ・マクリーン、ツシェポ・マセコ、ジス・デ・ヴィリアーズ他。

南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ。空港に降り立ったマイケル(ポール・ウォーカー)。手配されたレンタカーは手違いからさえないミニバン。地図を片手に先を急ぐマイケルは、その車内で携帯電話と拳銃を発見。不審に思った矢先、その携帯に刑事を名乗る男から電話がかかってくる。捜査中の手違いで車を間違えたので、すぐに交換してほしいという。戸惑いながらも指定された場所に向かうマイケル。その途中、車が泥道にはまった振動で後部座席から縛られた女が転がり出る。そして、彼女は、自分がある重大事件の証人だと話すのだった。事件に巻き込まれ、警察に追われながら見知らぬ土地を逃げ回るマイケルは次第に追い詰められていくのだが・・・。

全編、車の中、車から見た景色のみで描かれた新感覚の映像サスペンス。仮釈放中の見ながら、妻に会うために南アフリカにやってきた主人公・マイケル。しかし、物事はうまくいかず、次々にトラブルが発生。右ハンドル左側通行に戸惑い、盗難に遭い、道に迷い、たずねようにも言葉が通じない。車内には、謎の携帯電話、拳銃、縛られた女性。否が応でも頭を抱えたくなる状況。そして、妻からは催促の電話。愛する妻に会うために法を犯してまでやってきたというのに、この状況ですから、焦燥感は募るばかりです。

そして、明かされる真実。巻き込まれるのはまっぴらごめんではありましたが、正義に目覚めるマイケル。これまでやってきた事への償いを、今ここでするべきたと思い始めます。追い詰められたマイケルが最後に取った行動とは?真実を明かし、えん罪を晴らすことができるのか?

ミニバンに乗った主人公が警察に追われながら暴走するというカーチェイスを、「ワイルド・スピード」シリーズのポール・ウォーカーが演じているというのが、一興で何とも良い味をだしています。そして何より興味深いのが、カメラが一切、車外に出ないこと。顔のアップや、主人公なめで、車窓から見える景色で説明したりという車内での映像もありますが、フロントから見る運転手見た目の映像もあり、何とも臨場感があります。実に面白い映像になっています。ちなみに、ラストカットで初めて車外にカメラが出ます。なので、ファーストカットも車外でも良かったように思いますが。

ヨハネスブルグを舞台に、警察ぐるみの犯罪に巻き込まれた男の逃走を描く、全編“車載カメラ”の視点で構成されたカーアクション。

2013/03/11

「ダイ・ハード/ラスト・デイ」鑑賞

先日、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」を観てきました。ジョン・ムーア監督作品。出演:ブルース・ウィリス (「エクスペンダブルズ2」「シャドー・チェイサー」)、ジェイ・コートニー、コール・ハウザー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ユーリヤ・スニギーリ、ゼバスチャン・コッホ他。

ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、疎遠になっていた息子ジャック(ジェイ・コートニー)が、モスクワで収監され裁判になると知り、旅立った。身柄を引き取りに現地を訪れた彼だったが、そこでテロ事件に巻き込まれてしまう。相変わらずの運の悪さを呪いながらも、混乱状態に陥った状況下でジャックと再会するマクレーン。しかし、なぜか親子共々、次期ロシア大統領候補の大物政治家、大富豪、軍人らが複雑に絡む陰謀の渦中へと引きずり込まれていく。

あいかわらずの運の悪さは健在で、着いたその日にテロに遭遇。あれよあれよと事件に巻き込まれていきます。その遺伝子は、息子へと遺伝したのか?という感じで、息子のジャックもテロに巻き込まれているのか?と思いきや、実は彼はCIAでした。ミッション実行中に父親に邪魔された感じで、作戦は失敗。目的の人物を救い、逃走しますが、さらに襲撃。

この冒頭の一連のアクションは、凄まじいです。爆破、銃撃、カーチェイスと怒濤の展開で大迫力で、無茶苦茶するなあと言ういつもの感想は、ついて回ります。

さらに物語は、チェルノブイリへ。救出したと思っていた人物の正体は、実は裏が有り、と言う展開もあり、クライマックスへ。最後は、生身の人対ヘリコプターという凄まじい戦いですが、絶対に死なない不死身のマクレーンの伝説は健在なのか?さらなるテロを未然に防ぐことができるのか?手に汗握る、大迫力のアクションは、是非とも劇場の大スクリーンで堪能して欲しい作品です。

また、本作ではマクレーン親子の微妙な関係と、ロシアの科学者とその娘との関係という対照的な二組の親子が描かれています。疎遠になっていて、なかばけんか腰のマクレーン親子でしたが、心の底では固い絆、信頼関係で結ばれていると言うその関係性が良かったです。もしかして、この親子を使って、さらに続編があるの?

ニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事の超人的な活躍を描くシリーズ第5作。今回はモスクワを舞台に、マクレーンとその息子が巨大な陰謀に立ち向かう姿を描くアクション巨編。

2013/03/08

それゆけ!アクアくん Vol.33

「トヨタアクア」の新車販売台数が好調です。2013年2月も1位になり、これで5ヶ月連続のトップとなりました。

エコカー補助金終了後、落ち込む一方の新車販売台数ですが、「アクア」は約2万4500台で1位、2位には同じくトヨタのハイブリッド車「プリウス」でした。それでも、プリウスは前年より3割以上販売台数を減らしているのですから、かなりの落ち込み方です。

また、2012年の国内乗用車販売ランキングも、「プリウス」が31万7675台で4年連続1位、2位は「アクア」(26万6567台)でした。トヨタはHVでワンツーフィニッシュを決めました。現在の販売台数のまま推移すると、2013年は1位2位が入れ替わっての、ワンツーフィニッシュになるやもしれません。

エコカー減税は2015年春まで続きますが、2014年春には消費税率アップが予定されていますから、新車販売台数は駆け込みで一時的に増えることは予想されますが、その後の落ち込みは必至です。

エコカー補助金の終了後も、燃費が良く環境に優しい車に人気が集まっている傾向はつづいています。そんな中、ハイブリッド車ではありませんが、注目の1台があります。「スズキ アルトエコ」です。この度、マイナーチェンジして発売されたアルトエコですが、燃費が33.0km/L(JC08モード)だと言うのですから驚きです。

この33.0km/Lは、ガソリンエンジン車ではNo.1です。数値上でいえば、「アクア(35.4km/L)」「プリウス(30.4km/L)」の間に入る数字ですから、ハイブリッド車と比べても遜色のないレベルです。

電気モーターを搭載していませんから、ハイブリッド車ではありません。しかしながら、リチウムイオンバッテリーを搭載し減速時に充電したり、アイドリングストップシステムを搭載していたり、車体の軽量化をしたりして、この燃費を実現しているのです。

軽自動車は安全面で普通車と比べると劣るように思っていましたので、購入して、乗る機会はないだろうと思ってはいましたが、街乗りくらいであれば、これは十分いけるのではないかと。価格も普通車に比べてかなり安価ですから、費用対効果を考えれば、「アクア」「プリウス」は目じゃありません。

と言うことで、今後もハイブリッド車を中心に、低燃費、環境に優しいエコカーが自動車業界を牽引していくことでしょう。街にエコカーがあふれる日も近い!かもしれません。

2013/03/07

「マリー・アントワネットに別れをつげて」鑑賞

先日、「マリー・アントワネットに別れをつげて」を観てきました。ブノワ・ジャコ監督作品。出演:レア・セドゥー (「ミッドナイト・イン・パリ」「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」)、ダイアン・クルーガー (「イングロリアス・バスターズ」)、ヴィルジニー・ルドワイヤン 、グザビエ・ヴォーヴォワ、ノエミ・ルボフスキー他。

1789年7月、ヴェルサイユ。王妃マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)は、早朝からお気に入りの朗読係、シドニー・ラボルド(レア・セドゥ)を呼び出す。自分に心酔するシドニーと話すうちに落ち着きを取り戻す王妃。バスティーユ陥落の報と286人の処刑リストが出回り、騒然となるヴェルサイユ。筆頭は王妃、3番目は王妃に最も愛され、有り余る富と特権を享受しているポリニャック夫人(ヴィルジニー・ルドワイヤン)だった。王妃からは、召使いに変装してスイスに逃げるポリニャックの身代わりとして彼女に同行するよう言い渡される。シドニーに待ち受ける運命はいかに。

憧れの人アントワネット王妃の側に少しでもいたい、役に立ちたい、というまっすぐな想いの主人公シドニー。王宮で暮らすシドニーには、時代が動いていることがはっきりとは分かりませんでしたが、不穏な空気は感じられていました。アントワネットの動揺が見えましたから。しかし、アントワネットの想いは、ポリニャック夫人にありました。それでも健気に誠心誠意使えるシドニーでしたが、王妃の残酷な命令と冷たい視線に、ココロは引き裂かれていきます。そして、死の恐怖が忍び寄ります。

王宮の中を、たくましく生きるシドニーに強さを感じはするモノの、理不尽な命令がまかりとおるこの時代の雰囲気には恐怖を感じます。それも、王妃は最期の時が迫っている時ですから。絢爛豪華な王宮の様子と、そのバックヤードとも言える使用人たちの生活だけでもかなり違うのに、市民の生活はさらに逼迫したモノだったのでしょう。カメラは、ほとんどが王宮の中のみをとらえているだけなのですが、噂話だけで聞こえる市民との関係がさらに緊迫した事態であることを伝えてくれます。興味深い演出だとも言えます。

王妃マリー・アントワネットの朗読係の視点から、フランス革命勃発後の3日間を描く歴史愛憎劇。

2013/03/06

「ルビー・スパークス」鑑賞

先日、「ルビー・スパークス」を観てきました。ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス監督作品。出演:ポール・ダノ (「リトル・ミス・サンシャイン」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)、ゾエ・カザン、アントニオ・バンデラス、アネット・ベニング、スティーヴ・クーガン、エリオット・グールド、クリス・メッシーナ、アリア・ショウカット、アシフ・マンドゥヴィ、トニ・トラックス 、デボラ・アン・ウォール他。

カルヴィン(ポール・ダノ)は、19歳で天才作家として華々しくデビューしながら、その後10 年間、ベストセラーを出せずに自信を失っていた。ある朝、彼が目を覚ますと、キッチンにルビー(ゾーイ・カザン)が立っていた。それは、カルヴィンが夢に見た素敵な女の子を主人公に小説を書き始めた、その彼女だったのだ。しかし、それが夢や幻ではないことを知ったカルヴィンは大喜び。ルビーと過ごす楽しい日々の始まりだったのだが・・・。

カルヴィンは周囲に心を閉ざしていました。親しく話をするのは、兄のハリー(クリス・メッシーナ)とセラピストのローゼンタール博士(エリオット・グールド)と犬のスコッティだけ。セラピーの一環で書き始めた小説は、夢で見た素敵な女の子との日々を綴ったモノ。女の子の名前はルビー・スパークス。まるで彼女に恋したかのように小説を書き進めるカルヴィンでした。その彼女が、現実に彼の目の前に現れたのですから大慌て。彼女は彼にぞっこんで、小説の通りでした。

“フランス語が堪能”と彼が書けばフランス語を流暢に喋りはしますが、彼女が想像の産物であることは間違いのないところ。なぜかは分かりませんが?兄のハリーだけは、そのことを知っていましたが、そのことを隠しつつ、両親に会いにいったりもします。ここら辺りまでは、ハッピーで、ユーモラスで、幸せな気分になりますが、ここから徐々にダークな展開になっていきます。干渉、嫉妬、猜疑心・・・、あー、嫌になっていく。なんと愚かなことか。

距離を取り始めた二人。再び、内にこもっていくカルヴィン。そして、やってはならないこと、言ってはならないことを、口走ってしまいます。そして、二人は・・・。恋というのは甘く、そしてせつない。でも、素敵なモノなのです。そして、そのことによって、ココロが自由になれたら、どんなに素晴らしいことか。思い通りに行かないから、人生は楽しいのですし。

スランプに陥った作家が、目の前に現れた小説の主人公の女性と恋に落ちるファンタジックなラブストーリー。

2013/03/05

「ムーンライズ・キングダム」鑑賞

先日、「ムーンライズ・キングダム」を観てきました。ウェス・アンダーソン監督作品。出演:ブルース・ウィリス(「ダイ・ハード」シリーズ、「ルーパー」)、エドワード・ノートン(「ボーン・レガシー」)、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、ジェイソン・シュワルツマン、ジャレッド・ギルマン、カーラ・ヘイワード他。

1965年、ニューイングランド島。自分が養子だということを寂しいと感じながらボーイスカウト活動をしていたサム(ジャレッド・ギルマン)は、常に本を読んでいる少女スージー(カラ・ヘイワード)に恋をする。キャンプでの生活になじめない二人は文通を始め、キャンプから勝手に抜け出し、島の中の忘れられた道を通り、2人だけの入り江へ向かう。一方、村ではシャープ警部(ブルース・ウィリス)やウォード隊長(エドワード・ノートン)、スージーの両親(ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド)らが、二人を捜していた。

何とも言えない雰囲気のある作品でした。おかしみの中にも、寂しさというか、悲しさというかが漂い、あまりのノスタルジックさにせつなくなっていきます。また、人物を画面の中心に据えるショットが多く、さらにルーズショットのため、孤独感がこみ上げてきます。

登場人物は、ちょっと変わった人ばかり。スージーの両親も変わっていますが、3人の息子たちもどこか変。シャープ警部も変わり者だし、ボーイスカウトのウォード隊長もおかしい。また、後半に登場する福祉局さん(ティルダ・スウィントン)も仕事一辺倒で、融通が利かなすぎる。で、これがブルース・ウィリスをはじめとした豪華キャストだというのも凄い。

クライマックスはハリケーンが近づく島での大騒動。漫画チックな展開を見せますが、感動のラストが待っています。おとぎ話のように優しく、まっすぐで純朴な12歳の少年少女と、それを取り巻く善良だけれど愚かな大人たちが織りなす人間模様のバランスが良いです。

60年代を舞台に、ある小島で起きた少年少女の逃避行と彼らを追う大人たちの騒動を描くコメディ作品。

2013/03/04

「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」鑑賞

先日、「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」を観てきました。フィリップ・カデルバッハ監督作品。出演:マクシミリアン・ジモニシック 、ローレン・リー・スミス、グレタ・スカッキ、ステイシー・キーチ他。   

1937年、ドイツのフランクフルト。ツェッペリン飛行船会社の設計技師マーテン・クルーガー(マクシミリアン・ジモニシェック)は、操縦していたグライダーが湖に墜落、偶然居合わせた女性ジェニファー(ローレン・リー・スミス)に救助される。父エドワードが倒れたとの報せが届き、ジェニファーは母とヒンデンブルグ号で帰国することとなる。秘密を抱えてドイツから離れようとするケルナー一家、ヴァンザント母娘のお目付役のツェッペリン社社長レーマン、そしてマーテンとフリッツのやりとりの一部始終を見ていた芸人ブローカ・・・。様々な乗客を乗せ飛び立つヒンデンブルグ号。マーテンは、離陸寸前のヒンデンブルグ号に飛び乗り、身を隠しながらかくされた爆弾を探す。そして、陰謀の渦中に巻き込まれていくのだった。

冒頭、爆発・炎上・落下のシーンで始まります。大惨事です。物語は4日前に遡り、事の発端から丹念に描いていきます。歴史の知識のない私は、これが事実だったのかどうかさえ分からず、戸惑います。不慮の事故なのか、陰謀なのか、大惨事として歴史に残る巨大飛行船ヒンデンブルグ号の爆発事故の真相に迫ります。

人間関係はやや複雑な印象を受けますが、さらに第二次世界大戦前夜の国際情勢も分からない私は、戸惑いはしましたが、勉強になりました。しかし、劇中の言動がナチスの諸君には、面白くないことも多いようで、緊張状態は続きます。

巨大飛行船ヒンデンブルグ号の内部構造がイマイチ分からないので、主人公をはじめとした登場人物がいったいどこにいるのか、把握できるとさらにおもしろみが増したのかもしれません。CGで描かれてはいますが、その巨大さは圧巻。それが内部に入ると、どうなっているのか全くもって皆目見当がつきません。予習が必要な点なのかもしれませんが。また、クライマックスとなる落下シーンでも、見せ方が今ひとつで、臨場感が出ません。どこにいるのか、迫り来る炎を待つのか、それとも飛び降りるのか?その辺がもう少しスリリングだと良かったのですが。

1937年に起きたドイツ飛行船ヒンデンブルグ号爆発炎上事故をモチーフに、爆弾が仕掛けられたとされる飛行船に乗り込んだ人々の運命と、事故の裏に潜む政治的陰謀を描く、歴史ミステリー。

2013/03/01

「ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い」鑑賞

先日、「ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い」を観てきました。デイヴィッド・バレット監督作品。出演:ジョシュ・デュアメル (「トランスフォーマー」シリーズ)、ロザリオ・ドーソン (「アンストッパブル」)、ブルース・ウィリス (「ルーパー」)、ジュリアン・マクマホン、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、カーティス“50セント”ジャクソン、リチャード・シフ、ヴィニー・ジョーンズ 、ヴィンセント・ドノフリオ他。

カリフォルニア州ロングビーチ。勤務を終えた消防士のジェレミー・コールマン(ジョシュ・デュアメル)がコンビニで店主と談笑していると、不審な3人組が現れ、店の土地を狙うヘイガン(ヴィンセント・ドノフリオ)は、立ち退きを拒否されると、店主と息子を射殺。ジェレミーは隙を突いて逃走する。ヘイガンに相棒を殺された過去を持つマイク・セラ警部補(ブルース・ウィリス)は、彼を刑務所に送るためには、裁判でジェレミーの証言が不可欠と考え、“証人保護プログラム”の適用を持ちかける。8か月後。行動を共にしていた女性保安官タリア(ロザリオ・ドーソン)と愛し合うようになっていた彼を狙って、ヘイガンの差し向けた殺し屋が迫る。果たして、ジェレミーは愛する者と自らの平穏な人生を取り戻し、未来を切り開くことができるのか?

あいかわらず前情報を入れずに観に行くので、消防士モノなんだと思って見ていると、突然、コンビニ強盗が現れ、あれよあれよという間に、裁判モノの様相を呈してきました。しかし、裁判はまもなく始まりそうでしたが、新興ギャングのヘイガンはそうはさせません。当人ではなく、周囲の人びとを苦しめるのでした。担当刑事のセラは同じように相棒を殺されていますから、ただ事ではありません。愛する人を守るため、ジェレミーは警察にも頼らず、裁判を待たずに、ヘイガンを殺すべく故郷に舞い戻るのでした。

クライマックスとなる廃屋での組織との対決シーンで、消防士の設定が活きてきます。たた拳銃に関しては素人のジェレミーですが、事前に保安官であるタリアに、拳銃の指導を受けていたり、火事場でエピソードを語ったりと、伏線をちりばめていきます。大炎上する廃屋、無事、脱出することはできるのか?そして、平穏な人生を取り戻すことができるのか?

殺人事件の重要証人が、“証人保護プログラム”適用中に犯人のギャングから命を狙われた事をきっかけに、逆襲に出る姿を描いたサスペンス・アクション。

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