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2013/03/07

「マリー・アントワネットに別れをつげて」鑑賞

先日、「マリー・アントワネットに別れをつげて」を観てきました。ブノワ・ジャコ監督作品。出演:レア・セドゥー (「ミッドナイト・イン・パリ」「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」)、ダイアン・クルーガー (「イングロリアス・バスターズ」)、ヴィルジニー・ルドワイヤン 、グザビエ・ヴォーヴォワ、ノエミ・ルボフスキー他。

1789年7月、ヴェルサイユ。王妃マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)は、早朝からお気に入りの朗読係、シドニー・ラボルド(レア・セドゥ)を呼び出す。自分に心酔するシドニーと話すうちに落ち着きを取り戻す王妃。バスティーユ陥落の報と286人の処刑リストが出回り、騒然となるヴェルサイユ。筆頭は王妃、3番目は王妃に最も愛され、有り余る富と特権を享受しているポリニャック夫人(ヴィルジニー・ルドワイヤン)だった。王妃からは、召使いに変装してスイスに逃げるポリニャックの身代わりとして彼女に同行するよう言い渡される。シドニーに待ち受ける運命はいかに。

憧れの人アントワネット王妃の側に少しでもいたい、役に立ちたい、というまっすぐな想いの主人公シドニー。王宮で暮らすシドニーには、時代が動いていることがはっきりとは分かりませんでしたが、不穏な空気は感じられていました。アントワネットの動揺が見えましたから。しかし、アントワネットの想いは、ポリニャック夫人にありました。それでも健気に誠心誠意使えるシドニーでしたが、王妃の残酷な命令と冷たい視線に、ココロは引き裂かれていきます。そして、死の恐怖が忍び寄ります。

王宮の中を、たくましく生きるシドニーに強さを感じはするモノの、理不尽な命令がまかりとおるこの時代の雰囲気には恐怖を感じます。それも、王妃は最期の時が迫っている時ですから。絢爛豪華な王宮の様子と、そのバックヤードとも言える使用人たちの生活だけでもかなり違うのに、市民の生活はさらに逼迫したモノだったのでしょう。カメラは、ほとんどが王宮の中のみをとらえているだけなのですが、噂話だけで聞こえる市民との関係がさらに緊迫した事態であることを伝えてくれます。興味深い演出だとも言えます。

王妃マリー・アントワネットの朗読係の視点から、フランス革命勃発後の3日間を描く歴史愛憎劇。

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