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2013/04/25

「リンカーン」鑑賞

先日、「リンカーン」を観てきました。スティーヴン・スピルバーグ監督作品。出演:ダニエル・デイ=ルイス 、サリー・フィールド、デヴィッド・ストラザーン、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ジェームズ・スペイダー、ハル・ホルブルック、トミー・リー・ジョーンズ他。第85回アカデミー賞主演男優賞受賞作品。

1865年、エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)が、大統領に再選された。アメリカを内戦状態に追い込んだ南北戦争は4年目に突入したが、彼は奴隷制度を永遠に葬り去る合衆国憲法修正第13条を下院議会で批准させるまでは戦いを終わらせないという強い決意があった。そのためにも、国務長官ウィリアム・スワード(デヴィッド・ストラザーン)らと共に憲法修正に必要な票を獲得するための議会工作に乗り出す。そんな中、学生だった長男ロバート(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が北軍へと入隊するのだった。

冒頭、凄惨な南北戦争の戦場の場面から始まります。人間同士が戦う、リアルな戦場が、そこにはありました。そして、白人も黒人も。何が人間をそこまでさせるのか?戦争というのは、本当に狂気です。確かにその時代には、その時代なりの理由があるのでしょうが、現代から見れば、およそ信じられない世界です。

政治ドラマでもある本作は、議会での場面が多いです。そこで行われる議論もまた、人を人と思わぬような会話がされています。黒人は所有物となっていますから、当然なのかもしれませんが、それにしても酷いです。

大きな盛り上がりはしませんし、長尺ではありましたが、ドラマは飽きさせずに展開していきます。ドラマを盛り上げるのに一役買っているのが、ジョン・ウイリアムズの美しい音楽でしょう。時に優しく、時に悲しく、時に勇壮に。派手さこそありませんが、良い音楽でした。

そしてなにより、本作の見所は、リンカーンを演じたダニエル・デイ=ルイスの熱演でしょう。自身3度目のオスカー獲得という偉業を成し遂げた演技は、圧巻です。見た目もリンカーンに似ていますが、その人となりを表現し、情熱を以て挑んだ修正第13条への取り組む様子は、凄まじささえ感じました。一つ一つの台詞が心に響くような気がしました。

19世紀のアメリカで奴隷解放に尽力した、第16代大統領、エイブラハム・リンカーンの知られざる苦悩に迫るヒューマン・ドラマ。

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