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2013/05/14

「フッテージ」鑑賞

先日、「フッテージ」を観てきました。スコット・デリクソン監督作品(「エミリー・ローズ」)。出演:イーサン・ホーク(「クロッシング」「デイブレイカー」)、ジュリエット・ライナンス、フレッド・ダルトン・トンプソン、ジェームズ・ランソン、クレア・フォーリー、マイケル・ホール・ダダリオ他。 

犯罪ノンフィクション作家のエリソン(イーサン・ホーク)は、妻と子どもの一家4人で郊外の家に転居してくる。そこは一家が首をつるという残酷な事件の現場となった家で、エリソンは事件に関する新作を書くために越してきたのだった。その夜、エリソンは屋根裏部屋で映写機と8ミリフィルムを見つける。フィルムには楽しそうな家族が映っていたが、一転して首をつられていく様子が記録されていた。フィルムを次々に観ていくエリソン。連続一家惨殺事件の関連を追ううち、事件の謎に憑りつかれていくエリソンに、呪いが忍び寄っていた。

いやー、実に怖かったです。ゾクッとして、鳥肌が立つこと数回。フィルムは隠し撮りされていると思われる家族団らんの様子から、一転、一家惨殺の映像に変わります。撮影者不明のその映像には、謎の仮面の人影や、紋章のような模様等が映っており、全く得体が知れません。年数をおいて、場所も、家族構成もバラバラの家族でしたが、共通なのは、子どもが一人行方不明になっていること。

それから、エリソンは奇怪な現象に遭遇します。無人の書斎で勝手に再生されるフィルム、屋根裏にいる蛇、サソリ、夜ごと聞こえる子どもの足音等々。効果音とも音楽ともつかない音の波がドドーっと押し寄せてくるかのようで、さらに恐怖感を煽ります。

オカルト犯罪の権威であるジョナス教授(ヴィンセント・ドノフリオ)の話しを聞く内に、どうやら宗教的儀式のようだと言うことが分かっていきます。いったい何があるのか?儀式の意味とは?家族の運命は?

伏線が至る所に張り巡らされていて、徐々にその線が一本へと集束されていく過程が実に良くできています。恐怖感を煽る演出は天下一品で、本当に恐ろしくなってきますが、どんでん返しとも言えるラストの謎解きは素晴らしいと思えました。ホラー作品は怖いだけではなく、なぜそうなってしまったのか?が描かれていて、興味深いです。本作では主人公である作家のエリソンが、野心のために、家族が事件に巻き込まれていく過程がドラマとして描かれています。

一家惨殺事件の現場となった家で見つけた謎めいた8mmフィルムを見てしまったことで、恐ろしい出来事に見舞われるノンフィクション作家とその家族の姿を描くサスペンス・ホラー。

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