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2013年6月

2013/06/28

2013.06映画鑑賞総括

6月の劇場での映画鑑賞は13本。今年の累計66本。今月は多めの本数で推移しました。

0603   ハッシュパピー バスタブ島の少女
0605   シュガーマン 奇蹟に愛された男
0607   グランド・マスター
0609   バレット
0610   オブリビオン
0612   エンド・オブ・ホワイトハウス
0613   フェニックス 約束の歌
0617   私は王である!
0620   G.I.ジョー バック2リベンジ
0621   アフター・アース
0624   10人の泥棒たち
0626   ハード・ラッシュ
0626   華麗なるギャツビー

今月は、SF、アクション、サスペンス、ドラマ、ドキュメンタリーとバラエティに富んだ作品がありました。

今月、良かったのは、「ハッシュパピー」。本年度アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞他ノミネート作品。バスタブ島で暮らす少女、ハッシュパピーの数奇な運命を描きます。ファンタジックな面もありますが、それが少女の成長を描くのには重要な要素として描かれています。母親の愛情を知らず、求めていたのは抱きしめられること。生き別れた母親らしき人物にも出会い、一時、安らかな時間を過ごしますが、本当の母親だったのかどうかは明らかにはされません。しかし、それが彼女にとっての生きる勇気になったに違いありません。良い作品でした。

思いがけず良かったのは「フェニックス」。アイドル映画かと思いきや、テーマは重いモノでした。ホスピスで暮らす人びとと、社会奉仕として手伝うアイドル歌手の魂の交流を描いています。終盤は涙、涙で、泣き所満載。残して行かざるを得ない家族への想い。家族の大切さをあらためて感じます。そして、劇中演奏される音楽の使い方が良かった。音楽の素晴らしさを再確認した作品でした。

「オブリビオン」「アフター・アース」と人類が地球を去った未来という設定のSF映画が最近多いように感じます。環境破壊や異星人襲来により地球は壊滅的な打撃を受け、住む人の居ない惑星。現在のまま、環境汚染が続けば、そう遠くない将来、人類は地球に住めなくなってしまうのかもしれません。そのことを暗示させる作品のようにも感じました。

「10人の泥棒たち」は韓国で大ヒットした作品と言うことでした。それでなのか良くわかりませんが、ユナイテッドシネマ新潟では特別興行料金一律1800円でした。割引デーでも、料金は一律で、ポイントによる鑑賞も不可。鳴り物入りで公開するのだから、かなり面白いのだろうと期待してしまいます。確かに豪華メンバーだし、予算はかなり掛かっているだろうとは思いましたし、まずまず面白いとは思いましたが、一律1800円の価値があったか?というと疑問が残ります。

来月7月は、今月公開してまだ見ていない作品を見た後は、「風立ちぬ」「ワイルド・スピード EURO MISSION」「サイレントヒル3D」「アンコール!!」と続きます。夏休み期間に入りますので、若干本数が減るかもしれません。楽しみは続きます。

2013/06/27

「ハード・ラッシュ」鑑賞

先日、「ハード・ラッシュ」を観てきました。バルタザル・コルマキュル監督作品。出演:マーク・ウォールバーグ(「テッド」)、ケイト・ベッキンセール(「アンダーワールド」シリーズ)、ベン・フォスター、ジョヴァンニ・リビシ、ルーカス・ハース、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、J・K・シモンズ他。 

かつて世界一の運び屋として名を馳せたクリス(マーク・ウォールバーグ)は、愛する妻ケイト(ケイト・ベッキンセール)と2人の息子のため裏社会から完全に足を洗い、幸せな日々を送っていた。しかし、秘密裏にコカインの密輸を行っていた義弟アンディ(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)の失敗から、クリスは愛する家族を守るための唯一の方法、“ニセ札密輸計画”の実行を決意する。クリスはパナマへ向かい、彼の目的を阻もうとするマフィアや警察を相手に驚愕の究極トリックを仕掛け、一大ミッションを成功させようとするのだった。

日常から非日常へと向かわざるを得なくなったクリス。愛する妻を家族を守るために、一度は足を洗った運び屋の世界へと、向かいます。貨物船の中には、旧友が大勢居ますが、船長には目を付けられます。かつての仕事の仲間とは、カンタンな打ち合わせで、仕事が進みます。

しかし、船の中や、到着したパナマではトラブルが山積。出たとこ勝負で、なんとか切り抜けていきますが、銃撃戦になったところでは、ぶったまげました。その間にも、家族は窮地に立たされます。脅され、命を狙われます。信頼していた友人・セバスチャン(ベン・フォスター)にも裏切られ、ピンチが続きます。

そして、クライマックス。貨物船に税関の調査が入り、最大のピンチが!家族の運命は?密輸は成功するのか?最後は、大仕掛けのトリックが炸裂し、爽快感を味わうことができます。

“伝説の運び屋”が、家族を守るためにニセ札密輸計画に挑むクライム・アクション。

2013/06/26

「10人の泥棒たち」鑑賞

先日、「10人の泥棒たち」を観てきました。チェ・ドンフン監督作品。出演:キム・ユンソク、キム・ヘス、イ・ジョンジェ、チョン・ジヒョン、サイモン・ヤム、キム・スヒョン、キム・ヘスク他。 

韓国を拠点として美術館を襲撃するポパイ(イ・ジョンジェ)を筆頭に掲げる窃盗団は、ある日、ポパイとかつてパートナー関係にあった伝説の泥棒マカオ・パク(キム・ユンソク)から、幻のダイヤモンド「太陽の涙」の強奪計画を聞かされる。一行は、チェン(サイモン・ヤム)ら中国人窃盗団と落ち合い、計画実行へと踏み切る。しかし並々ならぬ野心を抱く彼らが一筋縄でいくはずもなく、予測のつかない争奪戦が繰り広げられていくのだが・・・。

過去の因縁、裏切りにつぐ裏切りと物語は二転三転しながら、クライマックスへとひた走ります。それぞれにそれぞれの思惑が有り、そこに感情があり、葛藤が有ります。いったいだれにつけば良いのか?誰が信用できるのか?それとも、自分だけが宝石を手にすれば良いのか?難攻不落のカジノからの強奪計画にチームで挑むはずでしたが、虚しい争いが始まります。

プランとしては、ありきたりな印象を受けましたが、アクションも見応えがありましたし、後半の復讐劇・愛憎劇へと続くどんでん返しは興味深く観ることが出来ました。マンションの外壁上での攻防となる空中戦は面白かったです。物語として、幕引きをもう少し上手にしてもらうと良かったかも。10人の泥棒全員の行く末が知りたかった。

韓国人と中国人からなる10人の泥棒たちが、幻のダイヤモンド「太陽の涙」強奪に挑む姿を描くサスペンス・アクション。

2013/06/25

FIFAコンフェデレーションズカップ2013、グループリーグ終わる

サッカーワールドカップの前哨戦ともいえるFIFAコンフェデレーションズカップ2013ブラジル大会が2013年06月16日(日本時間)から、始まり、グループリーグが終わりました。NHK BS1で全16試合放送中。

各大陸の選手権に優勝した国・地域などが集い、4年に1回、開催されます。8チームが出場し、4チームずつ2グループに分かれた1次リーグ後、各グループの上位2チームが準決勝に進みます。グループAはブラジル、イタリア、メキシコ、日本。グループBは、スペイン、ウルグアイ、タヒチ、ナイジェリア。

グループリーグの以下の試合を観戦しました。

ブラジル 2 - 0 メキシコ
イタリア 4 - 3 日本

スペイン 10 - 0 タヒチ
ナイジェリア 1 - 2 ウルグアイ

イタリア 2 - 4 ブラジル
日本 1 - 2 メキシコ

ナイジェリア 0 - 3 スペイン
ウルグアイ 8 - 0 タヒチ

ブラジルの攻撃力は凄まじいです。個の能力で突破し、組織で守り、攻撃する。メキシコには圧倒し、攻撃させませんでしたし、イタリアとの試合は実に面白かった。バロテッリの押さえ方は徹底的。いらだちも募ります。対するネイマールは絶好調。ネイマールの大会になりつつあります。

スペインの強さは安定感があります。タヒチ戦では、前の試合から10人を入れ替え、もう一つのチームで試合に臨みましたが、10-0で大勝。当然と言えば当然なのでしょうが、控え組でこの強さですから、凄まじいです。ナイジェリア戦は面白かった。序盤は気合いのこもったナイジェリアが押す場面もありましたが、猛攻を防ぎ、終わってみれば3-0でスペインが快勝しました。

日本は、初戦のブラジルに完敗し、決勝トーナメント進出をかけ挑んだイタリア戦でも負け、敗退が決定。残る3戦目で初白星を挙げたいところでしたが、メキシコに完敗。一勝もできずに、大会を終わりました。戦略的にどう考えていたのか?真っ向勝負だけがサッカーではないはず。もっと狡猾になってもいいはず。課題が残る大会でした。

グループリーグが終わって、波乱もなく、まずは順当と言ったところでしょう。決勝トーナメントはすべてが好カードになります。準決勝はブラジルVSウルグアイ(日本時間6/27、4:00)の南米対決、もう一試合は、スペインVSイタリア(6/28、4:00)の欧州対決。続く3位決定戦(7/1、1:00)、決勝戦(7/1、7:00)にしても、どう転んでも見応えのある対戦になることでしょう。さあ、ここからが大会本番です。優勝はどの国に輝くのか?楽しみは続きます。

2013/06/24

「アフター・アース」鑑賞

先日、「アフター・アース」を観てきました。M・ナイト・シャマラン監督作品(「ハプニング」「レディ・イン・ザ・ウォーター」)。出演:ジェイデン・スミス(「ベスト・キッド」「幸せのちから」)、ウィル・スミス(「メン・イン・ブラック」「アイ・アム・レジェンド」)、イザベル・ファーマン、ゾーイ・クラヴィッツ、クリストファー・ヒヴュ、ソフィー・オコネド、リンカーン・ルイス他。

人類が地球を捨て去り、別の惑星に移住してから1000年。兵士サイファ(ウィル・スミス)とその息子キタイ(ジェイデン・スミス)を乗せた宇宙船が、トラブルに巻き込まれてしまい、とある惑星に不時着。生存者はサイファとキタイの二人だけであった。サイファは大怪我を負ったため、自分たちが住む星に帰るにはキタイ一人で緊急シグナル“ビーコン”を探しに行かなければならない。そして、キタイは一人、荒れ果てた土地に足を踏み入れる。だがそんなキタイの前に、人類抹消のために進化した惑星“地球”の予期せぬ危機が次から次へと襲い掛かるのだった。

M・ナイト・シャマラン監督と言えば、 サスペンスという感じですが、最近はどうも方向性を模索しているようで、前作「エアベンダー」ではファンタジックなカンフーモノでしたし、本作では、SFアドベンチャーアクションと毛色の変わった作品となっています。ハードSF的な設定ではありますが、宇宙船の中は実有機的な造りをしています。そこが監督らしさなのかもしれません。

最初と最後には他の出演者もいますが、ほぼ全編2人の芝居になります。その他には、回想シーンでキタイの姉・センシ(ゾーイ・クラヴィッツ)の姿が痛々しく、度々現れる程度です。アクションも見応えがありますが、家族のドラマとしても、興味深いです。

「アーサ」という謎の生物が登場します。人間の恐怖心を探り、惨殺する生物。それが、地球に放たれたのです。他にも生存者が居たようでしたが、すべてアーサに惨殺されていました。その姿を見て恐怖するキタイ。恐怖心に打ち勝つことができない限り未来はないのです。姉との過去に何があったのか?キタイが戦士になりたい理由とは?

人類が放棄し、動物たちが支配するかつての地球に不時着した親子が過酷なサバイバルを強いられる姿を描くSFアドベンチャー。

2013/06/21

「G.I.ジョー バック2リベンジ」鑑賞

先日、「G.I.ジョー バック2リベンジ(3D字幕版)」を観てきました。ジョン・M・チュウ監督作品。出演:チャニング・テイタム(「君への誓い」)、ブルース・ウィリス(「ダイ・ハード」)、ドウェイン・ジョンソン(「ウィッチマウンテン」)、イ・ビョンホン(「王になった男」)、エイドリアンヌ・パリッキ、レイ・パーク、ジョナサン・プライス、レイ・スティーヴンソン、エロディ・ユング、D・J・コトローナ、アーノルド・ヴォスルー他。 

アメリカ大統領(ジョナサン・プライス)は、国を裏切った機密部隊G.I.ジョーの処刑命令を発令、パキスタンで極秘任務中のG.I.ジョーは大統領の陰謀にはめられ、突如襲撃を受ける。司令官のデューク(チャニング・テイタム)は戦死し、生き残ったメンバーは、ロードブロック(ドウェイン・ジョンソン)とレディ・ジェイ(エイドリアンヌ・パリッキ)、フリント(D・J・コトローナ)のみ。G.I.ジョーは解体となってしまう。最強の暗殺者ストームシャドー(イ・ビョンホン)が復活し、テロ組織“コブラ”が再び勢力を広めていく。そんな中、G.I.ジョーのメンバーは、初代司令官のジョー・コルトン(ブルース・ウィリス)に救助を要請。新たな仲間を迎えた新生“G.I.ジョー”が世界の危機に立ち向かっていく。

国際機密部隊“G.I.ジョー”と悪の組織“コブラ”との戦いを描く、アクション大作の第2弾。前作よりスケールアップし、物語は怒濤の展開を見せます。しかし、前作との繋がりが多く、復習してから見た方がより楽しめるのでは?と思いました。

とにかくアクションシーンは大迫力。ムシ型爆弾や高速戦車等々、様々な新兵器が登場し、見応えがあります。冒頭のG.I.ジョーが全滅するシーンも凄まじいですが、クライマックスの対決も迫力があります。イ・ビョンホン演じるストームシャドーがらみの剣術シーンも、スピード感たっぷりですし、6パックに割れた腹筋も拝めます。

核の脅威が世界を席巻し、悪の組織“コブラ”にひれ伏すこととなってしまうのか?G.I.ジョーの運命は?今、反撃ののろしが上がる。

今回は、時間の関係で3D字幕版を鑑賞しました。久しぶりに観たので、目が疲れた感じがします。アクションシーンは3Dになったおかげで、さらに迫力が増している感じがします。特に、ヒマラヤの断崖での戦いは高所と言うこともあり、臨場感たっぷりです。

悪の組織“コブラ”の攻撃によってピンチに陥った“G.I.ジョー”のメンバーが強力な助っ人を味方に反撃に転じる人気アクションシリーズ第2弾。続編もありそうな終わり方に、期待が掛かります。次回作ではもう少し、ブルース・ウィリスが活躍するのかな?

2013/06/20

そうだ、ピアノを弾こう!Vol.5

2013年4月、念願のピアノを購入しました。電子ピアノではありますが、楽しく弾いています。

ピアノを買おうと決め、2012年末頃から、電子ピアノの物色を始めました。省スペースで、音量調節ができる電子ピアノであれば、近所迷惑も少なかろうと思ったわけです。いろいろと検討した結果、ヤマハの「CLP-440PE」に決定、購入し、ついに納品されました。

さっそく弾いてみましたが、良い響きの音が鳴りました。設定は各種あるようなので、操作してみます。取扱説明書もありますが、特に読まなくても、使えるだろうと言うことで、触ってみました。

まず目に入るのが、各スイッチの英語表記。そういえば、お店で説明してもらっている時に、ヤマハは英語表記で、カワイは日本語表記だと言ってたっけ。英語表記でも、何となく意味がわかりますから、まあ支障はありません。

まずは楽器音の種類。「CLP-440PE」には14種類の楽器音があります。グランドピアノ1~4、エレクトリックピアノ1,2、その他ハープシコード、パイプオルガン、ジャズオルガン、ストリングス、ウッドベースといった感じで、エレクトーンのように変えることができます。遊びでやってみましたが、まあ面白いう感じでしょう。

ペダルはアコースティックピアノのように3本あります。記憶にあるペダルの踏み心地と、そう変わらないような気はしますが、良くわかりません。

その他、電子ピアノらしい様々な機能がついています。メトロノームが内蔵されているのは便利ですし、USBメモリを使って録音・再生ができるのも面白いです。音声デモが入っていて、鍵盤が演奏に合わせて引っ込むことはありませんが、スピーカから演奏された音楽が流れます。これが実にいい音です。楽譜も付属品としてついてきていますので、聴きながら譜面を追うこともできます。私の好きなピアノ曲であるショパンの「別れの曲」や「幻想即興曲」もありました。楽譜を見たことがありませんでしたが、凄いんですね。これはとても弾けない。と愕然としました。音符だらけで、真っ黒です。当たり前なんでしょうが。

あとは、ヘッドホンも付属しています。本体のスピーカもボリュームで大きさをコントロールできますが、夜、弾くとなると近所迷惑が気になります。なので、夜、弾く場合はヘッドホンを使っています。これがまたいい音です。実際の音と変わりのない音が聞こえてきます。コードがあるので少々煩わしいですが。

と言うことで電子ピアノは、アコースティックピアノとは違って、様々な機能がついています。そうすることによって、弾く機会が増えるのであれば、それはそれで良いことのように思いました。それが、アコースティックピアノに比べて安価なのですからなお良い訳です。

つづく。

2013/06/19

FIFAコンフェデレーションズカップ2013、始まる

サッカーワールドカップの前哨戦ともいえるFIFAコンフェデレーションズカップ2013ブラジル大会が2013年06月16日(日本時間)から、始まりました。NHK BS1で全16試合放送予定。

各大陸の選手権に優勝した国・地域などが集い、4年に1回、開催されます。8チームが出場し、4チームずつ2グループに分かれた1次リーグ後、各グループの上位2チームが準決勝に進みます。グループAはブラジル、イタリア、メキシコ、日本。グループBは、スペイン、ウルグアイ、タヒチ、ナイジェリア。

まずは初戦の3試合を観戦しました。

ブラジル 3 - 0 日本 ナシオナル(ブラジリア)
メキシコ 1 - 2 イタリア マラカナン(リオ・デ・ジャネイロ)
スペイン 2 - 1 ウルグアイ アレナ・ペルナブコ(レシフェ)

開幕戦。世界王者ブラジルに挑んだ日本でしたが、完敗でした。点の取られ方が悪かった。開始早々にネイマールに1発、そして試合終了間際にも得点を許すという悪いパターンです。1点でも返せれば、次につなげられたのでしょうが、世界の壁の高さを痛感した一戦でした。

メキシコVSイタリア戦は良い試合でした。イタリアもここ最近は、守備よりも攻撃重視という形にはなっていますが、やはり堅守は健在。メキシコの猛攻を防ぎつつ、効率よく得点を重ねました。

スペインVSウルグアイも好カード。ストライカー不在と言われて久しいスペインですが、いつもの華麗なパス回しで、ボール支配率を高め、ウルグアイに攻撃させず、危なげなく快勝しました。しかし、このサッカーがブラジルに通用するのか?興味深いところです。

次は2戦目、日本はイタリアと、ブラジルはメキシコ、スペインはタヒチ、ウルグアイはナイジェリアとそれぞれ対戦します。日本は、次の一戦の結果で決勝トーナメントへ上がれるかどうかの重要の試合となります。総当たりのグループリーグでは負けないことが肝要なのですが、そう言うサッカーができないのが日本なんですね。真っ向勝負が良いことばかりとは思えません。ブラジルVSメキシコも好カード。

決勝戦はブラジルVSスペインの対戦と期待していますが、どうなりますか?決勝戦は、日本時間で7月1日。FIFAワールドカッップ2014へと続くコンフェデレーションズカップ2013。グループリーグ、決勝トーナメントと内容の濃い、レベルの高い試合に期待します。

2013/06/18

「私は王である!」鑑賞

先日、「私は王である!」を観てきました。チャン・ギュソン監督作品。出演:チュ・ジフン、イ・ハニ、イム・ウォンヒ、キム・スロ、キム・ソヒョン他。

1418年、李氏朝鮮。国王の長男・譲寧が問題児だったため、国王の太宗が王位継承者に任命したのは三男の忠寧(チュ・ジフン)だった。読書ばかりして、何をするにも他者の協力を必要とする頼りない王子の忠寧は、国王になりたくないと反発し、宮殿から逃げ出してしまう。偶然出会った忠寧そっくりの男ドクチル(チュ・ジフン)と服を取り替え、街の中へ。一方、ドクチルは宮殿に連れていかれ、身代わりとなり世継ぎとして即位式の日を迎えることになるのだが・・・。

どこかで聞いたことのある話しだなあと思ってみていると、イ・ビョンホン主演の「王になった男」と設定が似ている作品でした。「王になった男」では、暗殺されかけた王の身代わりを探しだして、入れ替えましたが、本作では、王子が逃げ出し、偶然そこにいたソックリの青年を身代わりにする話し。

「王になった男」でも王族の陳腐な生活は描かれていましたが、本作では詳細はあまり描かれていません。どちらかと言えば、本作の方がユーモラスさが全面に押し出されていますが、世継ぎの王子が、世間を見渡して、精神的に成長していく過程が中心に描かれていますので、ドラマとしては好感が持てます。クライマックスとなる即位式では、とてもいい顔になっています。

しかし、だれも彼もがドロップキックをお見舞いするのは、どうなんでしょう。

韓国史上最も優れた国王と言われる世宗大王の即位秘話を児童文学「王子と乞食」をモチーフにユーモアたっぷりに描いた歴史ドラマ。

2013/06/17

それゆけ!アクアくん Vol.40

2012年2月に納車されたトヨタの新型ハイブリッド「アクア」。1年4ヶ月が経ちまして総走行距離は21,000kmを越えました。

  日付 給油 距離 実測
0415 30.3  751 25.6
0430 29.0  694 26.1
0507 29.8  668 22.9
0523 28.2  753 28.0
0612 29.0  770 28.2

前回までの燃費の状況は上のようになっています。マイツールで記録していますが、そのままデータを貼り付けました。左から、給油日、給油量、走行距離、燃費となります。燃費はトリップメーターでの記録による燃費の実測値です。

暖かい季節になってきましたので、燃費も向上しています。5月に22.9km/Lという数字が出たのは、連休中に高速道路を利用して遠出したことが原因で、悪化しましたが、それ以外は、順調に良い数値になっています。

今年の春は、寒暖の差が激しく、朝晩は寒いなあと思っていると、日中は30度近くまで気温があがる日があったりと、なんだか変な気候でした。最近では、かなり暖かくなり、朝晩の冷え込みはなくなったかと思うと、連日、真夏日になったりとおかしな気候は続いています。

とはいえ、朝の気温が高くなりましたから、当然、暖機運転の時間が短くなってきていますし、日中は暑いくらいの日が続いていますが、エアコンは使いませんから、燃費は向上しています。

新潟県を含む北陸地方は例年6月10日前後に梅雨入りするのですが、今年はまだのようです。雨がほとんど降らないので、走行中、窓を開けて走れますから、今のところ、暑いのはさほど苦になりません。

そろそろ入梅だとは思いますが、雨の日が続くと窓を開けて走行ができなくなり、エアコンのお世話になるかもしれませんので、燃費は若干悪化することでしょう。

最近の暑さから想像すると、今年の夏は猛暑のような気がしてなりません。燃費優先での運転を心掛けてはいますが、熱中症で運ばれては元も子もありませんから、ほどほどにするとします。

2013/06/14

「フェニックス 約束の歌」私的映画考Vol.281

先日、「フェニックス 約束の歌」を観てきました。ナム・テクス監督作品。出演:イ・ホンギ、マ・ドンソク、イム・ウォニ、ペク・ジニ、チョン・ミンソ他。 

人気アイドルのチュンイ(イ・ホンギ)は、つまらないことで暴力事件を引き起こし、ホスピスで社会奉仕活動をするハメになる。監視役としてつきまとうアンナ(ペク・ジニ)、施設を抜け出してまで酒場に行くボンシク(イム・ウォニ)、何かと腕の入れ墨を見せつける元ヤクザのムソン(マ・ドンソク)など、クセのある患者たちに振り回されるチュンイ。彼らが結成しているバンドのサポートをすれば、奉仕期間の短縮ができると手伝いはじめますが・・・。

あいかわらず、全く内容を知らずに見に行っていますが、冒頭から続くアイドルっぽい映像に、よくある韓流アイドル映画なのかと思っていました。アイドルがユーモアたっぷりに笑いを重ねていくだけの作品のように見えました。

しかし、本作は違います。最初は普通の病院での奉仕活動かと思っていましたが、実はそこはホスピスだったのです。余命幾ばくもない人びとを、安らかに送ろうという施設です。その真実を知ったチュンイは愕然とします。

一度は逃げだそうとしますが、とどまり、そして自分にしかできないことをはじめます。患者たちが結成するアマチュアバンド「フェニックス」をコンテストに出場させる手伝いをはじめます。最初は打算だったかもしれない。しかし、彼はいつしか本気になっていきます。バンドのメンバーたちを、音楽を通して心を通わせられる“仲間”だと思い始めていました。

しかし、ホスピスですから、いつ、だれかが、突然、倒れることは日常茶飯事です。そして、コンテスト本番当日、元ヤクザのムソンが演奏中に倒れます。夢は叶わないのか?そして、チュンイはこのまま仲間たちを見捨てるのか?

終盤は泣き所が続きます。ホスピスで「フェニックス」のライブを敢行。ステージが始まる前に、患者たちのインタビュー映像が大映しされます。家族や友人、病院スタッフへのメッセージ、涙なしでは観られません。そして、演奏が始まります。この演奏も実に感動的でした。あらためて音楽は良いなあと思える作品でした。そして、何より夢を諦めてはいけないのだと、強く思いました。夢を見続けることの大切さを。

ホスピスで社会奉仕活動をすることになったアイドルが、そこで出会った人々や出来事を通して人生を見つめ直す姿を描く人間ドラマ。

2013/06/13

「エンド・オブ・ホワイトハウス」鑑賞

先日、「エンド・オブ・ホワイトハウス」を観てきました。アントワン・フークア監督作品(「クロッシング」)。出演:ジェラルド・バトラー(「英雄の証明」「マシンガン・プリーチャー」)、モーガン・フリーマン(「オブリビオン」)、ラダ・ミッチェル、アーロン・エッカート、アシュレイ・ジャッド 、アンジェラ・バセット、メリッサ・レオ、リック・ユーン他。 

ホワイトハウスの堅固なセキュリティが突破され、アッシャー大統領(アーロン・エッカート)らを人質にアジア人テロリストが占拠するという事件が起こった。テロリストたちは、米国第七艦隊と朝鮮半島軍事境界線周辺からの米軍の撤収を要求。ホワイトハウスは特殊部隊の救出作戦をもはねつける難攻不落の要塞と化した。最悪の状況の中、大統領専任のシークレット・サービスだったマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)が潜入に成功。マイクにこの未曽有の事態の解決への希望が託されたが、彼はまだテロリストたちの真の目的に気付いていなかった。

テロリストがホワイトハウスを占拠する手際の良さは圧巻です。輸送機で上空から接近し無差別殺戮、観光客に紛れて爆破、そして重火器で侵攻。大統領らが緊急時に避難する地下のシェルターでさえも、内部からではひとたまりもありません。

次第に明らかになっていくテロリストの要求は、3人の閣僚がもつ核兵器のコードでした。テロリストのリーダー・カン(リック・ユーン)は、目的の達成のためには手段を選ばず、暴力的な尋問の末、コードは暴かれていきます。

潜入した元SSのマイク。ホワイトハウス内部を知り尽くしている彼は、機転を利かした行動で、ひとり、深く、進入していくのでした。この辺りは伏線が効いていて小気味良いです。まずは大統領の息子の救出。そして、大統領の救出ですが、多勢に無勢。それでも、一人ずつ仕留めていきます。少々残酷なシーンもありますので、鑑賞には注意が必要です。

最新兵器も登場し、攻防戦はなかなか見応えがあります。序盤の過去の出来事以降、ほとんどがホワイトハウス内での攻防戦となります。ラストは、マイクとカンの一騎打ち。勝負の行方は?そして、核ミサイルの脅威は?

大統領を人質に、ホワイトハウスを占拠したテロリストにたったひとりで立ち向かう元SSの姿を描くサスペンス・アクション。

2013/06/12

「オブリビオン」鑑賞

先日、「オブリビオン」を観てきました。ジョセフ・コシンスキー監督作品(「トロン:レガシー」)。出演:トム・クルーズ(「アウトロー」「ミッション・イン・ポッシブル」)、オルガ・キュリレンコ(「007 慰めの報酬」)、モーガン・フリーマン(「ダークナイト」)、メリッサ・レオ、アンドレア・ライズブロー、ニコライ・コスター・ワルドー、ゾーイ・ベル他。 

2077年、エイリアンの攻撃を受けて地球は壊滅し、人類は他の惑星へ移住するが、ジャック(トム・クルーズ)は地球を監視するため、ヴィクトリア(アンドレア・ライズブロー)と共に、地球に残っていた。ある日ジャックは、墜落した宇宙船で夢で見た女性・ジュリア(オルガ・キュリレンコ)が眠っているのを見つける。彼女は目を覚ますと、会ったこともないジャックの名前を口にする。敵の異星人しかいないはずの地球で、謎の男ビーチ(モーガン・フリーマン)によって拘束されるジャックとジュリア。ビーチの目的とは?真実の地球の姿とはいったい・・・。

壮大なスケールで描くSFアクション大作。半分くらいはグリーンバックを背景にして演技したのではないかと思えるほど、CG合成が多用されています。未来的な住居、衣服、パトロール機、無人偵察機ドローン等々が登場します。地球は壊滅状態で、砂漠化しており、核兵器による放射能汚染で、危険地帯も多くあります。

破壊されたスタジアムで思いにふけるジャック。ここで最後のワールドシリーズが行われたと。良いシーンでしたが、その影には、敵の視線がありました。パートナーのヴィクトリアにも秘密していたジャックの隠れ家。そこは他の地域とは違って、緑が自然があふれていました。パトロール途中に拾った過去の遺産を隠し持ってもいました。その中の一つがアナログレコードでした。音楽をかけながらくつろぐひととき。ここも良いシーンです。しかし、そこにも敵の影が。スカヴと呼ばれる敵の正体はいったい何なのか?

そして、謎の飛行物体が落下。生命反応があり、駆けつけたジャックは夢の中で観た女性の姿を見るのでした。謎の女性の正体は?

次第に明らかになっていく真実に、半信半疑ながらも、自分の使命を思い知るジャック。人類の命運をかけた最後の選択。人間の生命はいつかは尽きる。だから、どう生きるかではなく、どう死ぬか?が問題だと悟っていくジャックでした。

エイリアンの襲撃で人類が他の惑星に移住した近未来の地球に残った主人公が謎の女性と遭遇し、人類の存亡をかけた戦いに巻き込まれていくSFアクション。

2013/06/11

「バレット」鑑賞

先日、「バレット」を観てきました。ウォルター・ヒル監督作品。出演:シルヴェスター・スタローン(「エクスペンダブルズ」)、サン・カン(「ワイルド・スピード」)、サラ・シャヒ、アドウェール・アキノエ=アグバエ、クリスチャン・スレイター、ジェイソン・モモア、ジョン・セダ、ホルト・マッカラニー、ブライアン・ヴァン・ホルト他。

殺し屋を生業としてきたジミー・ボノモ(シルヴェスター・スタローン)は、逮捕されること26回、有罪となること2回。相棒の復讐をするために、まだ若く頑なに己の正義を貫く刑事のテイラー(サン・カン)と不本意ながらタッグを組むことになる。事件を追ううちに警察やマフィアといった街のありとあらゆる組織が浮上。さらにヒットマン・キーガン(ジェイソン・モモア)が立ちはだかった。

相棒を殺された事で信念を捨て、若き刑事とコンビを組む事になった殺し屋ジミー。テイラーは、携帯電話を駆使し、情報を仕入れ、警察とは離れ独自に事件を追います。その情報を頼りに、実行するのは奇しくも相棒となった殺し屋のジミー。この一見、かみ合わない二人が、絶妙のコンビとなり真相に迫っていきます。

アクションはバイオレンスと言った趣で迫力のあるシーンが連続します。銃撃戦が多めですが、肉体を活かしたどつきあいも壮絶です。クライマックスとなるキーガンとの対決は重量級同士の激突となり凄まじいの一言です。やはり若さにはかなわないのか?という感じは否めません。

物語としては、殺し屋と刑事のコンビは面白いと思いました。情報社会を生きる若い刑事と頭は切れるが経験と勘でしか動けない殺し屋という組み合わせは今の時代を感じさせます。が、警察ぐるみの犯罪という点では真新しさを感じられませんでした。

相棒の復讐に燃える殺しのプロフェッショナルが、若き刑事と共に壮絶な戦いを繰り広げていくクライム・アクション。

2013/06/10

「グランド・マスター」鑑賞

先日、「グランド・マスター」を観てきました。 ウォン・カーウァイ監督作品(「マイ・ブルーベリー・ナイツ」)。出演:トニー・レオン(「レッドクリフ」)、チャン・ツィイー(「SAYURI」)、チャン・チェン、マックス・チャン、ソン・ヘギョ他。 

1936年、中国。北の八掛拳の宗師《グランド・マスター》ゴン・パオセンは、流派統一を任せられる継承者として、弟子のマーサンと南の詠春拳の宗師・イップマン(トニー・レオン)のどちらから選ぼうとする。六十四手の達人にしてのゴン・パオセンの娘でもあるルオメイ(チャン・ツィイー)も候補者として手を挙げる中、マーサンがパオセンの命を奪うという謀反を企てる。それを機に、パオセンの敵を討つ復讐と後継者の座を奪い合うすさまじい戦いの火ぶたが切って落とされる。

序盤は、イップマンを中心に、様々な使い手との指南に始まり、グランドマスター・パオセンとの戦いを描きます。この辺りは面白い展開をしていくのですが、次第に大河ドラマの様相を呈していき、時代がトントンと進みます。戦争の波に飲み込まれる中国は激動の時代を迎えます。パオセンの敵を討つために、女を捨てたルオメイの復讐劇と、イップマンとルオメイのラブストーリーを絡めつつ展開していきます。

カンフーアクション自体は、スローモーションを多用した映像が、実に格好良いです。見せ方も上手く、緩急が見事に描かれています。ドラマとしては心理描写が今ひとつな感じで、感情移入できずに、終盤への盛り上がり方も少な目で、終わってしまったという印象でした。

中国武術の神髄を受け継ぐべく壮絶な戦いを繰り広げる人々の姿を描くカンフーアクション。

2013/06/07

それゆけ!アクアくん Vol.39

毎年、5月末にある自動車税の納付。アクアくんは1500ccなので、34,500円。昨年は新規登録だったので、エコカーは半額で17,500円でしたが、今年は満額です。

例年、5月末には収めずに、7月に督促状が来てから納入していました。すぐに自動車が差し押さえられる訳ではないので、ぎりぎりの7月中旬ということにしていました。これはプリウスくんよりもさらにずっと以前の車の時からでしたが、今年は5月末に納入しました。

と言うのも、2ヶ月半位は支払が遅れるわけですから、その分、預金利息が付くのだから、すぐに払うのはもったいない、と言うのが理由でした。ところが、現在は低金利時代。3万円くらいを数ヶ月では利息は全くと言って良いほどつきません。楽天銀行の普通預金金利は0.02%、1ヶ月定期預金でも0.03%です。ネット銀行でこんなですから、地方銀行に至ってはさらに低くなります。

それでは意味がありません。そこで、ここ数年、新潟県で始まっていたインターネットを利用してクレジットカードでの自動車税納付をやってみました。クレジットカードで支払えば、少なからずポイントがつきますから、その方がましと考えたわけです。

やり方はカンタン。「Yahoo!公金支払い」のサイトを開き、自動車税で新潟県のページを探します。画面上の注意事項を確認の上、納税通知書に記載されている「年度」、「課税番号」、「確認番号」とクレジットカードの番号を入力し、画面の指示に従います。これでおしまい。私の場合、Yahoo!IDもありますし、Yahoo!ウォレットにも登録してありましたから、クレジットカード番号等の情報も入力済みでしたから、さらにカンタンでした。

ただし、平成25年度自動車税については、平成25年5月31日まで(現在は終了)しか利用できなかったり、手数料が1件毎に315円掛かったり、車検用の納税証明書の発行は、カード利用日から15日~31日後になったりします。

私の場合、手持ちのクレジットカードの中でも、ポイント還元率の良いカードで決済しましたので、手数料315円を若干上回るポイントが付く予定です。それでも、預金利息が付かないよりは良いかなあという感じです。また、車検が5月頃の場合、納税証明書が間に合わなかったりしますので、注意が必要です。

国税庁ではe-taxを利用して、電子申告、電子納税を推し進めているようですが、今後、地方自治体でもインターネットを利用して、クレジットカードで納付できる税金や公共料金等が増えていくことでしょう。納税は国民の義務とは言え、収める方にも何らかのメリットがあれば、それなりに広まっていくのかもしれません。便利な世の中になったモノです。

2013/06/06

「シュガーマン 奇跡に愛された男」鑑賞

先日、「シュガーマン 奇跡に愛された男」を観てきました。マリク・ベンジェルール監督作品。出演:ロドリゲス他。第85回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作品。

1968年、デトロイトの場末のバーで歌を披露しているところを著名な音楽プロデューサーに見いだされたロドリゲスは、1970年代にデビューアルバムを発表するも商業的には失敗し、音楽シーンから姿を消す。しかし彼の楽曲は海を越え、南アフリカへ渡り、反アパルトヘイト運動を続けていた若者たちの絶大な支持を得て革命のシンボルとなっていた。

洋楽に詳しくない私としては、当然のごとく初めて聴いた名前でしたし、曲でした。アメリカでは全くの無名でしたが、南アフリカでは、20年に渡って幅広い世代に支持され続け、ローリング・ストーンズやボブ・ディランより有名になっていたロドリゲス。しかし、その後どうなったのかを、誰も知りませんでした。失意のうちにステージで自殺したという都市伝説だけが一人歩きしている始末。

予告編を見た時も、ステージ上で火を放って、拳銃で自殺したとかしないとか、そんな暗い内容ようなのかと思いきや、実際、当人も登場しますし、暗さなど全くなく、南アフリカでの熱狂的なライブの映像は感動的でもありました。

そして、ロドリゲスの人となりが見えてくると、さらに感動は増していきます。南アフリカでの印税はどこへ行ってしまったのか?そんなことは関係なく、音楽が出来、喜んで自分を向かい入れてくれる人びとが地球の裏側にいるのだという実感だけが、彼の人生にとって必要なことだったのでしょう。

南アフリカのある時代に、その音楽から醸し出される反骨精神が、彼らの運動とマッチしたのでしょう。きっと世界のどこかで、今日もあの音楽は流れていることでしょう。それは奇蹟の出会いだったのかもしれません。

1970年代にアメリカでデビューした後、アパルトヘイト下の南アフリカで支持された伝説的ミュージシャン、ロドリゲスの数奇な運命を追ったドキュメンタリー。

2013/06/05

「ハッシュパピー バスタブ島の少女」私的映画考Vol.280

先日、「ハッシュパピー バスタブ島の少女」を観てきました。ベン・ザイトリン監督作品。出演:クヮヴェンジャネ・ウォレス、ドワイト・ヘンリー他。第85回アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞、脚色賞ノミネート作品。

世界のはずれにあるかのようなバスタブ島。6歳の少女ハッシュパピー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)は、父親のウィンク(ドワイト・ヘンリー)と暮らしている。閉鎖的な場所ではあったが穏やかな日々を送っていた。ある晩、嵐が全てを奪い去る。バスタブ島は水没し、大好きな場所や仲間を失ったハッシュパピー。途方に暮れる状況の中、ウィンクが重病であることを彼女は察知し、勇気を奮い立たせるのだが・・・。

6歳の少女の目を通して語られるファンタジックな物語。ときおり登場するモンスター。これが、ハッシュパピーの成長と共に印象的に描かれています。最初は何もできない、いたいけな少女だったのに、父親の病状を慮ったり、母親の面影を追いながらも、父の元に戻るる時もモンスターは登場します。ただの妄想ではなく、強さの象徴という感じ。強くたくましく自らの力で生きろと、教え続けて来た父親の影響もあるのでしょうが、6歳とは思えない、力強さを感じます。

地球温暖化による海面上昇、地盤沈下の影響を受ける土地があり、そこに住む人びとは格差による貧困の問題などを抱えながらも生きています。これが現実なのかもしれませんが、少女の視点からすると、そんなことは関係なく、ただ日々を懸命に生きる事が大切なのでしょう。そして、そんな生活の中には、死や喪失が必ず訪れます。それを受け入れ、自然とともに生きることが、本来の人間には必要な事であるのでしょう。

世間から隔てられた場所で暮らす6歳の少女の目を通して、現実の厳しさと再生への道のりを躍動感あふれる映像で映し出す人間ドラマ。こんな時代だからこそ、観るべき作品だと思えます。

2013/06/04

「アンナ・カレーニナ」鑑賞

先日、「アンナ・カレーニナ」を観てきました。ジョー・ライト監督作品(「ハンナ」「つぐない」)。原作:トルストイ。出演:キーラ・ナイトレイ(「わたしを離さないで」「ロンドン・ブルバード」)、ジュード・ロウ(「シャーロック・ホームズ」)、アーロン・テイラー=ジョンソン、ケリー・マクドナルド、マシュー・マクファディン、ドーナル・グリーソン、ルース・ウィルソン、アリシア・ヴィキャンデル、オリヴィア・ウィリアムズ、エミリー・ワトソン他。 

19世紀末、帝政末期のロシア。サンクト・ペテルブルクで社交界の華と謳われる美貌の持ち主アンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)は、政府高官を務める夫カレーニン(ジュード・ロウ)に愛情を持てずにいた。モスクワへ向かう中、騎兵将校のヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と出会ったアンナ。二人は一目見たときから恋に落ちてしまう。自制心を働かせようとするも、舞踏会で再会したときには燃えさかる情熱を止めることができなくなっていた。アンナは社交界も夫も捨てヴロンスキーとの愛に身を投じるが、それは同時に破滅へと向かうことになっていく。

場面転換が、演劇の舞台装置のように移動しながら変わっていく様子は、とても興味深い作品でした。これは舞台演劇なのか映画なのか、BGMなのか劇中の音楽なのか、屋内なのか屋外なのか、列車は模型なのか、本物なのか・・・。様々な錯覚に翻弄されていきます。

その時代の、文化が良くわからないので、不倫の果ての離婚、それもその立場で、社交界に居続けることが、どれほどのことなのか想像もつきませんでした。次第に、精神を苛まれていくアンナは、落ちていきます。序盤に出てきた列車事故は、悲しい結末への暗示だったのかもしれません。

19世紀末のロシアを舞台に、愛のない結婚をしたヒロインが運命の男性と出会い、真実の愛に目覚める姿を描き出すラブストーリー。

2013/06/03

「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」鑑賞

先日、「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」を観てきました。デレク・シアンフランス監督作品(「ブルーバレンタイン」)。出演:ライアン・ゴズリング(「L.A.ギャングストーリー」「ドライヴ」)、ブラッドリー・クーパー(「世界に一つのプレイブック」「リミットレス」)、エヴァ・メンデス、レイ・リオッタ、ローズ・バーン、マハーシャラ・アリ、ブルース・グリーンウッド、ハリス・ユーリン、ベン・メンデルソン他。

ルーク(ライアン・ゴズリング)は移動遊園地でバイクショーを行う日々を送っていた。ある日、元恋人ロミーナ(エヴァ・メンデス)と再会し、彼女がルークとの子どもを内緒で産んでいたことを知ると、二人の生活のためにバイクショーの仕事を辞め、その街に残ることにした。しかし、居着いた整備工場の主人に、バイクテクニックを生かした銀行強盗を薦められ、渋々はじめることになる。そして、一人で銀行を襲撃したルークは逃走する際、昇進を目指す野心的な新米警官エイヴリー(ブラッドリー・クーパー)に追い込まれるが・・・。

物語は、3部構成になっていて、主人公が入れ替わっていくという面白い構造になっています。ルークを主人公にした第1部、第2部は野心的な新米警官エイヴリー、第3部はその二人の子どもたちジェイソン(デイン・デハーン)とAJ(エモリー・コーエン)となっています。

因果がめぐり巡って、人生に翻弄されていく人びとを描いていきます。移動遊園地のスターだったルークの、人生の顛末。そのルークを撃った警察官エイヴリーの野心。その二人の子どもたちの奇妙な関係。狭い街では秘密は守りきることはできず、故意ではないとは言え、因果応報、悔やんでも悔やみきれない、悲しみの連鎖は続くのでした。

しかし、ラストシーンはさわやかな感動と共に、ささやかですけれども救いがあるようになっています。まあ、DNAでバイクが運転できたら、世話はないのですが。

妻子を養うため犯罪に手を染めるバイクレーサーと彼を追う野心的な警官をめぐる因果が、15年後の彼らの息子たちへと世代を超えて引き継がれていくさまが描かれる人間ドラマ。

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