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2013/06/14

「フェニックス 約束の歌」私的映画考Vol.281

先日、「フェニックス 約束の歌」を観てきました。ナム・テクス監督作品。出演:イ・ホンギ、マ・ドンソク、イム・ウォニ、ペク・ジニ、チョン・ミンソ他。 

人気アイドルのチュンイ(イ・ホンギ)は、つまらないことで暴力事件を引き起こし、ホスピスで社会奉仕活動をするハメになる。監視役としてつきまとうアンナ(ペク・ジニ)、施設を抜け出してまで酒場に行くボンシク(イム・ウォニ)、何かと腕の入れ墨を見せつける元ヤクザのムソン(マ・ドンソク)など、クセのある患者たちに振り回されるチュンイ。彼らが結成しているバンドのサポートをすれば、奉仕期間の短縮ができると手伝いはじめますが・・・。

あいかわらず、全く内容を知らずに見に行っていますが、冒頭から続くアイドルっぽい映像に、よくある韓流アイドル映画なのかと思っていました。アイドルがユーモアたっぷりに笑いを重ねていくだけの作品のように見えました。

しかし、本作は違います。最初は普通の病院での奉仕活動かと思っていましたが、実はそこはホスピスだったのです。余命幾ばくもない人びとを、安らかに送ろうという施設です。その真実を知ったチュンイは愕然とします。

一度は逃げだそうとしますが、とどまり、そして自分にしかできないことをはじめます。患者たちが結成するアマチュアバンド「フェニックス」をコンテストに出場させる手伝いをはじめます。最初は打算だったかもしれない。しかし、彼はいつしか本気になっていきます。バンドのメンバーたちを、音楽を通して心を通わせられる“仲間”だと思い始めていました。

しかし、ホスピスですから、いつ、だれかが、突然、倒れることは日常茶飯事です。そして、コンテスト本番当日、元ヤクザのムソンが演奏中に倒れます。夢は叶わないのか?そして、チュンイはこのまま仲間たちを見捨てるのか?

終盤は泣き所が続きます。ホスピスで「フェニックス」のライブを敢行。ステージが始まる前に、患者たちのインタビュー映像が大映しされます。家族や友人、病院スタッフへのメッセージ、涙なしでは観られません。そして、演奏が始まります。この演奏も実に感動的でした。あらためて音楽は良いなあと思える作品でした。そして、何より夢を諦めてはいけないのだと、強く思いました。夢を見続けることの大切さを。

ホスピスで社会奉仕活動をすることになったアイドルが、そこで出会った人々や出来事を通して人生を見つめ直す姿を描く人間ドラマ。

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