« 「エリジウム」鑑賞 | トップページ | ホンダ「新型フィットハイブリッド」試乗体験記その3 »

2013/09/25

「ウォーム・ボディーズ」鑑賞

先日、「ウォーム・ボディーズ」を観てきました。ジョナサン・レヴィン監督作品。出演:ニコラス・ホルト(「ジャックと天空の巨人」)、テリーサ・パーマー、ジョン・マルコヴィッチ、ロブ・コードリー、デイヴ・フランコ、アナリー・ティプトン他。

ゾンビのR(ニコラス・ホルト)が仲間たちといつものように人間を食べに出かけたところ、食べ物であるはずの人間の女の子・ジュリー(テリーサ・パーマー)に恋をしてしまう。Rはジュリーを守りながらも自分の居住区へ連れて行く。そして、ジュリーと交流するうちに、生ける屍である自分の中であたたかな気持ちが広がっていくのを感じていくのでした。しかし二人の恋はゾンビと人間の関係を覆すものであり、ふたりは、最終型ゾンビの“ガイコツ集団”に追われることになるのだった。

一風変わったゾンビモノで、ゾンビ映画のパロディ的な要素もありながら、ラブストーリーを中心に据えるという作品です。と言うことで、ゾンビ・ミーツ・ガールで物語ははじまります。

近未来、ゾンビが大勢を占める世界。人類は細々と暮らしていました。そんなある日、ゾンビのRと少女ジュリーは出会います。意識や記憶がなくなっていくゾンビの割りには、Rは良く考えて、独り言のように説明してくれます。もともと、ちょっと変わっていたのでしょう。一目惚れしたRは、ジュリーを匿います。

最初はおびえていたジュリーでしたが、Rが不器用ながらも好意を見せたり、彼の純粋さに触れていくうちに、次第に警戒心を解き心を開いていくのでした。レコードを聴いたり、つたないけれども会話をしたり、デートでドライブに行くシーンがありますが、青春映画の1シーンを観るようでした。

しかし、そんな日は長くは続きません。仲間の元に帰ろうとするジュリー。ゾンビに囲まれますが、助けてくれたのはRでした。手を繋ぐふたり。それを見て戸惑うゾンビたち。いわゆるカルチャーショックを受けていき、そして、R以外のゾンビたちにも変化が観られるようになっていくのでした。そう、心臓の鼓動が戻っていき、体温が戻りはじめていくのでした。Rは顔色も良くなっていきます。

一人、仲間の元に戻ったジュリーを追いかけ、Rは自宅のバルコニーの下までいきます。まるで、「ロミオとジュリエット」。切々と愛を語ることはできませんが、想いは伝わっていたことでしょう。しかし、その街のリーダーでもあるジュリーの父親(ジョン・マルコヴィッチ)にとっては到底許せないもの。ガイコツゾンビに追われ、そして人類軍にも追われるふたり。逃げ延びることはできるのか、そして、ゾンビたちに現れた変化とはいったい?

劇中に流れる音楽は、それぞれの想いを伝える手段であったり、感情の表現だったりと、なかなか素敵な印象を受ける作品になっています。ゾンビ映画ですから、残酷なシーンもあるにはありますが、かなりソフトな感じ描かれていますので、ホラーが苦手という方にも安心して、ご覧いただけます。最後には、さわやかな感動も味わうことができます。

ゾンビと人間が対立する近未来の世界を舞台に、食べる者と食べられる者という、ゾンビと人間の立場を超えた究極の愛を描く、異色ラブコメディ。

« 「エリジウム」鑑賞 | トップページ | ホンダ「新型フィットハイブリッド」試乗体験記その3 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102027/58261917

この記事へのトラックバック一覧です: 「ウォーム・ボディーズ」鑑賞:

« 「エリジウム」鑑賞 | トップページ | ホンダ「新型フィットハイブリッド」試乗体験記その3 »

2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ