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2013年10月

2013/10/31

2013.10映画鑑賞総括

10月の劇場での映画鑑賞は13本。今年の累計107本。今月は多めの本数で推移し、年間目標である、劇場100本鑑賞を達成しました。

1004   ベルリンファイル
1005   スマイル、アゲイン
1007   ランナウェイ 逃亡者
1009   ニューヨーク、恋人たちの2日間
1011   最愛の大地
1012   偽りの人生
1014   素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー
1015   トランス
1018   私が愛した大統領
1021   クロニクル
1023   ブロークンシティ
1023   ダイアナ
1028   マリリン・モンロー 瞳の中の秘密

今月は、アクション、サスペンス、ドラマ、SF、ラブストーリー、ドキュメンタリーとバラエティに富んだ作品がありました。

今月、良かったのは「スマイル、アゲイン」。元サッカー選手の父親と離婚後妻に引き取られた息子との交流を中心に、ラブコメディの要素も交えて描いたハートフルストーリー。スポーツがらみでさらに親子モノ。どうにもこういう作品に私は弱いようです。笑って笑って、最後には感動できる本作のような作品に、涙腺も緩みがちでした。

「トランス」も良かったです。記憶を失った主人公が、失った記憶の中にある手がかりを追うサスペンス。伏線も見事に、観る者も主人公と同様に記憶の中を翻弄されながらさまよいます。きっと2度観ると、また違った印象を受けることでしょう。

そうそう、年々、記憶力に自信がなくなってきたので、赤ワインを飲み始めました。記憶力が良くなる効果があるんだとか。以前は、作品タイトル、監督、俳優の名前等、すらすら出てきていたのに、最近では全く思い出せず、「あの作品に出ていた、あの人が・・・」なんて感じです。効果が出ると良いんですけどね。

「ベルリンファイル」はドイツで繰り広げられる南北朝鮮問題。主人公のエージェントを「シュリ」のハン・ソッキュが演じているのが感慨深いです。思えば、現在に至る韓流ブームの先駆け的作品が「シュリ」で、そこでも南北朝鮮問題が扱われていたのですから。

「ランナウェイ」では、年老いたロバート・レッドフォードが良い味を出していましたし、作品としても悲哀があり、深見のある作品に仕上がっていました。「最愛の大地」はアンジェリーナ・ジョリー監督作品で、戦争、紛争の愚かさを描いた作品でした。このような作品がもっと注目されて、2度、愚かな行為が繰り返されないようにするべきなのでしょう。「クロニクル」はモキュメンタリー作品。ホラー以外にもできるんだという可能性を感じさせてくれました。

来月11月は、今月公開してまだ見ていない作品を見た後は、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々2」「キャリー」「悪の法則」「キャプテン・フィリップス」「REDリターンズ」と続きます。年間目標の100本は達成しましたが、まだまだ観たい作品が多いので、楽しみは続きます。

2013/10/30

それゆけ!アクアくん Vol.42

2012年2月に納車されたトヨタの新型ハイブリッド「アクア」。1年8ヶ月が経ちまして総走行距離は27,000kmを越えました。

  日付   給油  距離  実測
  0822  31.40   825  28.1
  0910  30.61   828  28.2
  1001  33.01   837  27.9
  1022  32.30   848  26.7

前回までの燃費の状況は上のようになっています。マイツールで記録していますが、そのままデータを貼り付けました。左から、給油日、給油量、走行距離、燃費となります。燃費はトリップメーターでの記録による燃費の実測値です。

8月、9月の暑い時期は、28Km/L台が出ていましたが、10月になり秋を迎えると、徐々に燃費が悪化してきました。寒くなってくると暖房を入れる機会が増えてきますから、仕方がないのかな?と思ったり、少々我慢が足りず、運転が荒くなってきたのか?とも思っていました。

なので、昨年の同時期と比べて、やや落ちているかと思っていましたが、平均してみると、ほんの少しだけ悪化しているだけで、ほとんど変わりがありませんでした。一安心。秋も本格的に深まってくると、寒い日もありますが、暖房はできるだけ我慢し、厚着をして走行するとします。

11月になると、そろそろ雪対策もしないといけません。毎年、11月の第3日曜日にスタッドレスタイヤへのタイヤ交換をするようにしています。が、今年はどうやら雪が多そうなので、もしかすると早まるかもしれません。

と言うのも、カマキリ予報によると、知人曰く、例年1m位の高さにカマキリの卵をみるが、今年は1.5mくらいにあったと言うことです。カマキリは雪に埋もれない程度の高さに卵を産むと言いますから、今年は大雪になるかもしれません。大雨、ゲリラ豪雨、巨大台風が連続して発生するなど、昨今の異常気象が多発していますが、今冬はどんな雪の量になるのか?分かりませんが、雪道の運転には注意が必要です。

今年も早いモノで、まもなく11月。寒くなる訳です。家では暖房器具も出揃い、冬支度になりつつあります。冬に、燃費優先でアクアくんを走行させていると、身体は寒くなってきますが、厚着にも限界があります。風邪をひいては元も子もありませんから、ほどほどにするとします。

2013/10/29

「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」鑑賞

先日、「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」を観てきました。リズ・ガーバス監督作品。出演:マリリン・モンロー、ユマ・サーマン、グレン・クローズ、マリサ・トメイ、リンジー・ローハン、エイドリアン・ブロディ、エレン・バースティン他。 

1962年に謎の死を遂げた女優マリリン・モンロー。プライベートな面はごく一部の身近な人にしか見せず、セックス・シンボルと謳われた自らのイメージを貫いていたが、没後50年を迎え自筆の文書が初公開された。そこには、ひたむきに生きる一人の女性としての姿があった。生い立ちから突然訪れた最期まで、私的な文書をひも解きながら彼女の実像に迫るドキュメンタリー。

厚い唇に口元のホクロ、腰を動かしながら歩くモンロー・ウォーク。世界を魅了し不動の地位を築いたマリリン・モンローでしたが、プライベートは葛藤の連続で、精神的に追い詰められていく様が痛々しくも感じました。いったい、彼女の生涯は何だったのか?女優として生きるために、何をし、何を求め、何に傷つき、なにを想ったのか・・・。

実際の映像を元に、新撮影のインタビューを交えて構成されるのが過去の出来事を追う、ドキュメンタリーの定番ですが、本作はそこにさらに女優たちが、マリリンに成り代わり、見つかったという自筆の文書を、語ります。朗読劇のように語る様は、新しい感覚です。他にも、関係者の役を、多くの俳優が演じています。

「マリリン 7日間の恋」では、「王子と踊り子」の撮影中に起こった出来事が中心に描かれていましたが、本作は生い立ちから、売り込みハリウッドに進出し、世界を魅了していく過程、2度の結婚、離婚、そして、最期の時までの生涯を追います。

途中、「王子と踊り子」のエピソードも出てきて、ここは分かるぞと思いましたが、それ以外はほとんど知らないことばかり。ケネディ大統領の誕生パーティで歌う有名な映像がありますが、しっかりと映像を見たのは初めてかもしれませんし、あのような事情があったのは知りませんでした。いったい彼女を動かしていたのは、何だったのか?悲しみや虚しさがこみ上げてきます。

36歳の若さでこの世を去った女優マリリン・モンローの私的な文書をもとに、セックス・シンボルと謳われた自らのイメージを貫いた彼女の実像に迫るドキュメンタリー。

2013/10/28

「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」

前回までは「ぼくのなつやすみ」シリーズを、その前までは「ギレンの野望」シリーズをプレイし、これまではシミュレーションゲームをプレイしてきました。次になにをプレイしようかと物色していた時に、見つけたソフトが、ニンテンドー3DS用ソフト「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」でした。

このゲームは、いわゆるロールプレイングゲームで、3Dのダンジョンに潜り、タッチペンで地図を作成し、敵との戦闘などを行います。「世界樹の迷宮」シリーズの1つになります。

ロールプレイングゲーム自体初めてで、名前も聞いたことのないようなソフトだったので、「だいじょうぶかいな」という思いもありました。アクションゲームや格闘ゲームが苦手で、「ロールプレイングゲーム=戦い」のイメージがあったので、今まで敬遠してきました。ですが、説明を読んだり、ネットのレビューを見てみると、それほど、戦闘のウェイトが高くないようなので、まあ、何とかなるだろうと購入を決定しました。

ネットで発注して、到着後さっそく使い始めます。最近のゲームソフトは、取扱説明書はほとんど入っていなくて、基本的な操作の解説書くらいしか入っていません。ネットで様々な情報が収集できると言うことなのでしょうか。また、サントラCDが付属していました。シリーズで音楽も注目されているのでしょうか、良くわかりませんが。まだ聞いていません。

久しぶりの3DS、はじめてのロールプレイングゲーム、楽しみながらはじめることにします。

つづく。

2013/10/25

「ダイアナ」鑑賞

先日、「ダイアナ」を観てきました。オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督作品。出演:ナオミ・ワッツ、ナヴィーン・アンドリュース、ダグラス・ホッジ、ジェラルディン・ジェイムズ、チャールズ・エドワーズ、キャス・アンヴァー、ジュリエット・スティーヴンソン他。 

1995年、英国皇太子妃ダイアナ(ナオミ・ワッツ)は夫と別居して3年、2人の王子とも離れ、寂しい暮らしを送っていた。そんなある日、心臓外科医のハスナット・カーン(ナヴィーン・アンドリュース)と出会う。その後、離婚したダイアナは、地雷廃絶運動などの人道支援活動で世界中を飛び回っていた。一方、ハスナットはゴシップ紙に書きたてられ、彼の一族からも反対されていた。そして、ダイアナは、ドディ・アルファイド(キャス・アンヴァー)との新しい関係に踏み出したかのようにみえたのだが・・・。

なんとなく報道等で知っていたダイアナの短くも情熱的な生涯を、あらためて認識させられた作品でした。前半は別居中のダイアナが、恋に落ちていく様を描きます。会いたくて仕方がない様子は、まさに乙女。ストーカーとも言い換えられそうなくらいの勢いです。

後半は離婚し、新たな人生をスタートし、生きがいを見いだしていきますが、次第に恋愛は暗雲が漂いはじめます。愛さえあれば、人種、宗教等は超越できるかと思えば、立場が立場だけに、そこはむずかしいモノがあったのです。

終盤は新たなる恋愛対象となるドディ氏の登場ですが、そこには知られざる真実があったのでした。写真誌等で見たような風景が連続し、パパラッチの攻勢はさらに強まります。あれだけされたら精神的にもまいってしまいそうです。

ドキュメンタリーを見ているかのように、感情の起伏をあまり感じさせずに、淡々と描いていきます。元皇太子妃も一人の人間なのですから、様々な葛藤があったのでしょうが、その辺りを突っ込んで描いていくと、さらに感情移入できたのかもしれません。

チャールズ皇太子と離婚し、新たな人生の1ページを歩みだしたダイアナがパパラッチの追跡に遭い苦悩しながらも、愛に生きた、知られざる一面に迫る人間ドラマ。

2013/10/24

「ブロークンシティ」鑑賞

先日、「ブロークンシティ」を観てきました。アレン・ヒューズ監督作品。出演:マーク・ウォールバーグ(「ハード・ラッシュ」「テッド」)、ラッセル・クロウ(「マン・オブ・スティール」)、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(「サイド・エフェクト」)、バリー・ペッパー、カイル・チャンドラー他。

7年前に警察官を辞め、私立探偵を開業したビリー・タガート(マーク・ウォルバーグ)は、危険だが金にならない仕事に追われる日々を過ごしていた。ニューヨークが8日後に控えた市長選に沸くなか、現市長のホステラー(ラッセル・クロウ)がビリーを呼び出し、妻(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の浮気調査を依頼してくる。調査を終えた数日後、浮気相手だった、対立候補ヴァリアントの右腕、アンドリュース(カイル・チャンドラー)が射殺される。ホストラーの陰謀に利用されたことに気づいたビリーは、正義を貫くために立ち上がるのだった。

7年前に警察官を辞めたビリー。そこには、ある殺人事件にまつわる秘密があり、ビリーと市長はその秘密を共有していたのでした。まさに運命共同体。気づいた時には時すでに遅し、このまま事件を明るみにするのか、そうすれば、ビリーもただでは済みません。その時、ビリーの取った行動とは・・・。

正義が希薄になってきた昨今。権力を持つモノが、正義の道を踏み外した時、その事実を知ったモノはどうすれば良いのか?何ができるのか?権力が大きければ大きいほど、黙って傍観するしかないのかもしれません。正義を貫き通すには大きな犠牲がつきものなのでしょう。

大物政治家による陰謀に巻き込まれながらも、たったひとりで巨悪に立ち向かう私立探偵の姿を描くクライム・サスペンス。豪華キャストの共演が見物の作品です。

2013/10/23

自転車は素敵

毎年、会社で健康診断を受診しています。結果は「C判定」。ほぼ毎年、このような結果になっています。

引っかかるのは、1ヶ所だけで、HDLコレステロールが低値であること。いわゆる善玉コレステロールが少なすぎるのです。他の血清脂質はすべてA判定なのですが、HDL-Cのみが基準値を下回っています。対処の方法としては、「適度の運動を心掛け、過食に注意」とあります。食べるモノに気を使ってはいますが、それだけでは改善されないと言うことなのです。

で、運動をしないといけません。これまで定期的に運動をするようなことは全くと言って良いほどしてこなかったので、なかなか重い腰が上がりません。歩くのも走るのも嫌だし、スポーツジムへ行っても続かないだろうなあと思っていました。そこで、気軽にできる自転車に乗ってみようと思った訳です。

最後に乗ったのは、7年前に、奈良へ「世界遺産の旅」に行った時ですし、常に乗っていたと言えば高校生の時くらいまでです。かれこれ30年前ですからね。随分久しぶりです。一度、知人に古い自転車をもらったことがあったのですが、結局乗らずじまいで、処分してしまいました。

自転車に乗るには、新しく買うことになります。昔から、折りたたみ自転車に憧れていました。車の荷台に折りたたみ自転車を入れて、旅行先で取り出して乗ったりなんて良いなあと思っていました。で、いろいろ調べた時期がありましたが、購入には至らず、数年が過ぎました。

折りたたみ自転車は通常の自転車に比べてやや高価ですから、今回はおいておきまして、普通の自転車にしようと思って探してみます。自宅の近くにあるイオンに、「イオンバイク 」がありましたので、そこで買うのを前提に調べはじめました。種類によって、価格はピンキリです。こだわりたいのは変速です。自宅周辺は坂道が多いので、変速は欠かせません。できれば、5段以上。さっそくネットで探し始めました。

つづく。

2013/10/22

「クロニクル」鑑賞

先日、「クロニクル」を観てきました。ジョシュ・トランク監督作品。出演:デイン・デハーン、アレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダン、マイケル・ケリー、アシュレイ・ヒンショウ他。 

高校生のアンドリュー(デイン・デハーン)は、生活のすべてを、ビデオカメラに語りかけながら記録していく。ある日、同じ高校に通ういとこのマット(アレックス・ラッセル)が、アンドリューをパーティーに誘う。パーティを抜け出し、スティーヴ(マイケル・B・ジョーダン)と共に洞窟探検に向かう。そこで3人は、不思議な物体に触れ、不思議な能力を身につけてしまう。念動力である。そして、3人は力を使い、高校生活を充実させていくかに見えたが・・・。

「パラノーマル・アクティビティ」に始まる、モキュメンタリー作品の系統で、ホラーではなくSFを題材にした作品。ホームビデオや、監視カメラ等、様々なカメラに収められた映像をつなぎ合わせています。

最初は、女の子のスカートをめくったり、駐車してある車を移動させたりと、軽いイタズラでしたが、能力を次第に強めていくアンドリューは、車を横転させたりと他人にケガをさせるほど。このままではいけないと、マットはルールを作りますが、アンドリューは不満でした。

やがて空を飛べるようになった3人は、学校のタレントショーで手品を披露したり、ぎりぎりばれない程度に人前でも能力を使い始めます。アンドリューは人気者の仲間入りを果たし、ようやく学校生活が楽しくなってきましたが、しかし、事件は起こります。スティーヴが死に、責任の一端がアンドリューにあるのではと詰め寄るマット。二人は疎遠になっていきます。

様々な鬱憤が爆発し、アンドリューは暴走してしまいます。クライマックスは、二人の超能力バトル。街を破壊しながら、警察にも追われ、逃げ道は断たれていきます。そして、最期の時。悲しい結末を迎えてしまうのでした。

ビデオカメラで撮影していきますが、最初は些細な事から、だんだんとエスカレートしていく様が、人間の愚かさを描いているようでした。念動力を使って、カメラを浮遊させながら自分たちを撮影したり、カメラを持ったまま空を飛ぶシーンは、面白い映像になっています。

しかしながら、この映像を入手し、作品として公開された経緯等が不明なので、単なるフィクション作品のように思えてしまうのがもったいないです。

特殊な力を身に着けてしまったがために、その力に翻弄されていく3人の高校生の姿を描くSFサスペンス。

2013/10/21

「私が愛した大統領」鑑賞

先日、「私が愛した大統領」を観てきました。 ロジャー・ミッチェル監督作品。出演:ビル・マーレイ(「ブロークン・フラワーズ」「ムーンライズ・キングダム」)、ローラ・リニー、サミュエル・ウェスト、オリビア・コールマン、エリザベス・マーヴェル、オリヴィア・ウィリアムズ他。 

1930年代、アメリカ。第32代大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト(ビル・マーレイ)が忙しい執務の合間に安らぎを覚えるのは、恋人のデイジー(ローラ・リニー)とドライブに出かける時間だけだった。ある日、英国王ジョージ6世(サミュエル・ウェスト)とその妻エリザベス(オリヴィア・コールマン)が、ルーズベルト邸を訪ねてくる。ルーズベルトとジョージ6世は、迫り来るドイツとの開戦危機に備え、大統領の執務室でトップ会談を行うのだった。しかし、その深夜、デイジーは、初めて大統領の秘密を知るのだが・・・。

事実に基づいた物語のようです。ルーズベルト大統領の名前こそ知ってはいますが、人となりは全く知りませんでした。人々から絶大な人気を誇ったのでしょうが、その裏では、一人の人間として苦悩もしたのでしょう。が、女性関係もそれなりに問題を抱えていたようです。

数年ぶりに会った、いとこのデイジーがルーズベルト邸を訪れるところから始まります。忙しく飛び回る大統領ですが、時には気の置けない人間と穏やかな時間を過ごしたくもなるのでしょう。最初は愚痴を言う程度の関係だったかもしれませんが、次第に恋愛へと変わっていくのでした。デートのように、ドライブへと出掛けるふたり。花の咲く丘を走るシーンは、美しく、そしてほほえましくもありました。が、そこから深い関係へとなっていったのですが。

そして、英国王ジョージ6世がアメリカを訪れます。それなりの決意を持って。「英国王のスピーチ」のあの国王です。歴史に疎い私ですが、映画のなかの歴史で、少しずつですが、ピースが埋まっていくように、歴史に触れている感じがしました。この英国王との会談の結果によっては、歴史が大きく変わっていたのでしょうから、凄いことです。

その深夜、会う約束をしていましたが、すっぽかされたカタチになったデイジーは一人車を走らせます。その行った先で、大統領の秘密を知ってしまうのでした。

翌日、さらなるイベントとして、ホットドッグを昼食に出すというモノがありました。英国王にです。しかし、それが、そのあとの英米関係を親密にさせた出来事でもありました。

政治的な側面ほとんど感じられず、大統領としての苦悩と秘密を描きつつも、デイジーとの知られざる恋が中心といった感じの作品ですので、ラブストーリーとしても楽しめる作品になっています。

ルーズベルト大統領と従妹にあたる女性デイジーとの秘められた愛、そして英国王ジョージ6世との友情を描く人間ドラマ。

2013/10/18

「トランス」鑑賞

先日、「トランス」を観てきました。ダニー・ボイル監督作品(「スラムドッグ$ミリオネア」)。出演:ジェームズ・マカヴォイ(「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「ビトレイヤー」)、ロザリオ・ドーソン(「ファイヤー・ウィズ・ファイヤー」)、ヴァンサン・カッセル(「ブラック・スワン」)、ダニー・スパーニ、マット・クロス他。 

オークション会場が襲撃され、競売人のサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)は、緊急時のマニュアル通り、絵画をバッグに入れて金庫へ向かうが、ギャングのリーダー、フランク(ヴァンサン・カッセル)にゴヤの名画「魔女たちの飛翔」は奪われる。病院で目覚めたサイモンは、殴られた衝撃で記憶の一部が消えてしまい、絵画の隠し場所も思い出せずにいた。そんな中、フランクはサイモンの記憶を取り戻すため、催眠療法士エリザベス(ロザリオ・ドーソン)を雇う。彼女の本格的な催眠療法が始まるが、サイモンの記憶の旅には本人さえ予想もつかない秘密と危険が待ち受けていた。

記憶というのは本当に曖昧なモノで、思い出そうとしても思い出せず、記憶は混濁し、外的な要因で簡単に操作されてしまいます。一見、私生活に何の問題もなさそうな主人公サイモン。オークションの競売人をやっていますが、実はギャンブルで私生活はボロボロ。そんな中、裏で名画強奪に協力しますが、そこには失われた記憶と、愛憎劇が潜んでいたのでした。

二転三転する記憶と、どんでん返し。伏線も見事に、過去が明らかになっていきます。夢か幻か、それとも現実か、分からなくなるシーンが次々と登場します。まさに記憶を辿る旅。これは現実ではないと思っていても、かなりグロテスクなシーンもありますので、鑑賞には注意が必要です。もちろん、サスペンスとしても楽しめますが、ラブストーリーとしての側面も持っていますので、いろいろな楽しみ方ができる作品になっています。

盗み出した絵画に関する記憶を巡り、攻防を繰り広げる人々の姿を描くスタイリッシュサスペンス。

2013/10/17

「素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー」鑑賞

先日、「素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー」を観てきました。ジェイク・シュライアー監督作品。出演:フランク・ランジェラ、スーザン・サランドン、ジェームズ・マースデン、リヴ・タイラー、ジェレミー・シスト、ジェレミー・ストロング、ピーター・サースガード他。 

フランク(フランク・ランジェラ)は70歳。息子ハンター(ジェームズ・マースデン)と娘マディソン(リヴ・タイラー)は、一人暮らしをするフランクのことが気がかりだった。ある日、ハンターがフランクの手助けになるよう、介護用の超高性能人型ロボットを連れてくる。当初毛嫌いしていたフランクも、次第に、単なる機械や道具以上の存在に思えるようになっていく。ロボットのおかげで、すっかり元気に、前向きになるフランクだったが、日々の暮らしに張り合いを持たせるために、かつての職業を活かし、ロボットを相棒に盗みの計画を立て始めるのだった。

設定は近未来SFと言った趣ですが、ヒューマンドラマといった感じです。昔気質なフランクに、ロボットヘルパーをあてがうというのは、確かにむずかしい事でしたが、一人暮らしが長くなると掃除もしないので、家中荒れ放題。何でもこなすロボットは、そつがなく、フランクの生活に豊かさを取りもどしてくれました。

フランクの日課と言えば、図書館へ行って、司書のジェニファー(スーザン・サランドン)と話すこと。しかし、図書館が電子化されることになり淋しい想いも感じていました。そこで、保管されている希少本を盗みだし、ジェニファーにプレゼントしようと盗みの計画を企てます。盗みのテクニックをロボットに仕込む辺りはユーモラスに描かれています。

次の計画も成功したかに見えましたが、フランクとロボットは警察から追われることになってしまいます。証拠は隠滅しましたが、手が付けられなかったのはロボットのメモリー。消去してしまえば、記憶ごとなくなってしまう。それだけは嫌だ。そして、フランクの取った最後の行動とは、いったい・・・。

派手なアクションはありませんし、近未来的な描写はロボットとテレビくらいで、現代と変わらない、ごくごく日常として描かれています。ゆったりと、のんびりと鑑賞することが出来、最後はほんのり暖かくなれる作品です。しかし、あれだけの高性能ロボットが個人で所有できる時代に70歳であれば、若い頃からコンピュータに慣れ親しんでいるのでしょうから、苦手というのは、今の時代から考えたらおかしいような気はしましたが。

介護用ロボットが一般的になった近未来を舞台に、元宝石泥棒の老人が健康を取り戻し、ロボットと大仕事に挑もうとするヒューマン・ドラマ。

2013/10/16

「偽りの人生」鑑賞

先日、「偽りの人生」を観てきました。アナ・ピーターバーグ監督作品。出演:ヴィゴ・モーテンセン(「イースタン・プロミス」「ロード・オブ・ザ・リング」)、ソレダー・ビヤミル、ダニエル・ファネゴ、ハビエル・ゴンディーノ、ソフィア・ガラ・カスティリオーネ他。

妻クラウディア(ソレダ・ビジャミル)と暮らす医師アグスティン(ヴィゴ・モーテンセン)の心には、ぽっかりと穴があいていた。ある日、長らく音信不通だった双子の兄ペドロ(二役)が突然訪れ、末期癌に蝕まれた自分を殺すようアグスティンに懇願する。アグスティンは、自分が死んだことにしてうりふたつの容姿のペドロになりすまし、故郷ティグレに帰り、新たな人生をスタートさせるつもりだった。が、ペドロが闇の犯罪に関わっていたことが判明、アグスティン自身も犯罪へと巻き込まれていくのだった。

世捨て人のような生活を送っていた兄ペドロ。住居の周りには何もなく、森や川があるだけ。そんな環境の中、養蜂で生計を立てているよう。そこで、冒頭、「女王蜂の質」の話しが語られます。ああ、女性を巡って、骨肉の争いが始まるのだなと思って見ていました。確かに、そのような話しには違いないのですが、女性があまり魅力的に描かれていないのです。実にもったいない。

都会の生活に疲れた医師アグスティン。生まれ変わろうとして、故郷に帰ったモノの、しがらみがどろどろと渦巻き、女性問題も絡みつつ、因縁はさらに、ペドロに成り代わったアグスティンを苦しめていくのでした。

終盤、ついに、因縁は暴発。血を血で洗う結末へとまっしぐら。これが逃げることのできない運命なのか?因果応報、最後に残るのはいったい・・・。鑑賞後、虚しさだけが残ると言う作品でした。

一卵性双生児の兄を殺し、彼になりすまして人生をやり直そうとする男の姿を描くサスペンス・スリラー。

2013/10/15

「最愛の大地」鑑賞

先日、「最愛の大地」を観てきました。アンジェリーナ・ジョリー監督作品。出演:レード・セルベッジア、ザーナ・マリアノヴィッチ、ゴラン・コスティック他。

ボスニア・ヘルツェゴビナ独立の機運が高まる中、これに反対するセルビア人との衝突が勃発。1992年、内戦状態となる。セルビア陣営の兵士に捕まったアイラ(ザーナ・マリアノヴィッチ)は、収容所に連行され、人間としてそして女性としての尊厳を踏みにじられるような日々を過ごす。かつてアイラの恋人だった将校のダニエル(ゴラン・コスティック)は、彼女を助けるために、画家として自分の肖像画を描くよう任じる。ダニエルの肖像画を描くうちに、二人の愛は再燃する。しかしそんな二人をよそに、戦況は一層厳しくなっていくのだった。

同じ言葉を話す、同じ国の人同士で、戦争をすると言う悲劇。内戦というのは実に悲しい現実として描き出されています。本の数日前までは、笑って過ごしていた隣人を、愛した人を、虐げ、時には引き金を引かねばならないのです。そんな狂った世界を、アンジェリーナ・ジョリー監督は女性の視点から描いています。人道的な見地から言えば、監督らしいと言えばらしいところでしょう。

男は意味もなく殺され、女性は人間の扱いをされない。このようなことが、20年ほど前に実際に行われていたことを知りませんでした。遠い異国での話しではありましたが、あまりに自分が知らなすぎることが悲しくもなりました。

映画作品としては、全体的に静かな印象になっていて、戦場のシーンもあるにはありますがあまりなく、戦争物と言うよりは、ヒューマンラブストーリーと言った趣の作品になっています。ドキュメンタリーとしてみせられるよりも、ドラマとしての方が、作品にのめり込めると思いました。

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争により、運命を大きく狂わせていく2人の男女の姿を映し出していくヒューマンドラマ。

2013/10/11

ホンダ「新型フィットハイブリッド」試乗体験記その4

2013年9月6日、ホンダから、「新型フィット」が発売されました。三代目となるので、「フィット3」と称されています。先日、さっそく、試乗へ行ってきました。アクア乗りの私なりの「新型フィットハイブリッド」試乗体験記を書いていきます。

ネットで検索して「フィットハイブリッド」の試乗が出来る店舗を探し予約しました。公道へ出ての試乗がおわりホンダ店へ戻ってきてから、営業担当からいろいろと詳しい説明を受けました。よくよく聞くとカタログ値の36.4Km/Lにはどうやら、からくりがあるようでした。

カタログを見ますと、各グレードの燃費が表示されています。何もパッケージのないハイブリッド車(以下、素体)は36.4Km/Lとあります。で、各パッケージ毎の燃費も表示されています。素体にFパッケージを付加すると、燃費は33.6Km/Lになります。さらにLパッケージを付加してもかわらず、33.6Km/L。Sパッケージになると31.4Km/Lになってしまいます。

オプションの付加の仕方によって燃費が変わってくるのは当たり前。ここには車重が大きく関わってきます。なんじゃかんじゃと付きまして、素体では1080kgですが、F、Lパッケージでは1130kg、Sパッケージは1140kgとなります。50kg違えば、軽く大人1人分の車重が変わってくる訳です。

極めつけは、燃料タンクの容量が違うのです。オプション付き車は40Lですが、素体の燃料タンクは32Lしかありません。ここまでして車重を減らそうという努力は、涙ぐましい限りです。

しかし、単純計算でいけば、オプション付き車は40L×33.6km/L=1344km走行できるのに対して、素体車は32L×36.4km/L=1164.8kmとなり、素体車は燃費が良い割には、総走行距離が短いという残念な結果になってしまうのです。何とも本末転倒という感じではありませんか。

また、アクアとフィット、トヨタとホンダのハイブリッド車の決定的な違いである、電気モーターの位置づけ。トヨタ方式は並列になっていますが、ホンダ方式は相変わらず直列です。直列式は変わりませんが、電気モーターをメインにして、ガソリンエンジンが補助をすると言う仕組みに変えたようですが、その効果が十分に出発揮できているようには思えませんでした。

それに、フィットには付いていませんが、アクアにはあるEVモードスイッチ。手動でEVモードに切り替えることができるものです。十分にバッテリがたまっている場合は、強制的にEVモードに切り替えることができますし、上り坂でも、残量があって、スピードさえ出さなければ、EVで登り切ることができます。このEVスイッチがあることで、さらに、任意でガソリンを節約できる訳です。

なんでも、アコードハイブリッドにはEV切り替えスイッチがあると言うことですが、フィットハイブリッドには適用されませんでした。次回以降のモデルチェンジに期待したいところです。

燃費向上は日進月歩。ガソリン車でも燃費が30Km/Lを越える自動車もでてきました。各社、技術の向上を目指して、しのぎを削っているのでしょうが、実用性がない、現実的でない自動車は、ユーザーにとってメリットが少ないというモノ。実際、カタログ値と同等の数値を出すのは現実的にはむずかしいとは思いますが、環境に優しいハイブリッド車がどんどん増えていけば、生活環境、ひいては、世界的にも環境が良くなっていくであろうことは、喜ばしい限りです。これからも、各自動車メーカーが、よりよい研究開発をして、さらなる飛躍を目指して欲しいモノです。(了)

2013/10/10

「ニューヨーク、恋人たちの2日間」鑑賞

先日、「ニューヨーク恋人たちの2日間」を観てきました。ジュリー・デルピー監督作品。出演:ジュリー・デルピー、クリス・ロック、アルベール・デルピー、アレクシア・ランドー、アレックス・ナオン、ディラン・ベイカー、ケイト・バートン、ダニエル・ブリュール、ヴィンセント・ギャロ他。

シングルマザーのフランス人、マリオン(ジュリー・デルピー)は、同じく子持ちのアフリカ系アメリカ人、ミングス(クリス・ロック)と居心地のいいニューヨークのアパートで同棲中。ある日、マリオンの父ジャノ(アルベール・デルピー)と妹ローズ(アレクシア・ランドー)、そしてなぜか妹と交際中のマリオンの元恋人が、フランスから遊びに来る。陽気でマイペースな父、オープンすぎる性格の妹、妹の恋人として平然と家族旅行に参加する元恋人。個性的過ぎる家族たちの理解不能な会話や行動に、マリオンもミングスも限界に達してしまう。

ジュリー・デルピーが監督・脚本・主演を務めた「パリ、恋人たちの2日間」の続編となるラブ・コメディ。前作ではパリが舞台でしたが、本作はニューヨークが舞台。出産後にジャックと別れ、同じく子持ちのミングスと同棲を始めたマリオン。幸せに暮らしていましたが、ある日、フランスから父親と妹が遊びにきました。

自由奔放な父親とオープンすぎる妹、おまけに妹の恋人でマリオンの元恋人マヌーまで登場し、狭いアパートメントは大騒ぎ。そうでなくても住人ともめがちなのに、妹とマヌーは最悪。思わず、大病を患っているると嘘をついてしまうマリオン。英語フランス語が飛び交い、ドタバタの大騒ぎです。

そして、写真家であるマリオンは個展の準備に追われ、ついに初日を迎えます。それがまた事件の元。売れなければおしまい。とはいえ、売りたくない写真もあり、一悶着。

いろいろあって、マリオンとミングスは不仲になってしまいます。家族のせいで別れてしまうのか?この幸せな生活を失ってしまうのか?生活に追われ、いったい何が大切なのかを見失ってしまいがちな日々でしたが、きっとそこには確かな幸せがあったに違いありません。何気ない日常こそが、大切だったのでしょう。

前作のパリからニューヨークへと舞台を移し、フランス人写真家のヒロインが再びトラブルに巻き込まれる姿がつづられるロマンティック・コメディ。

2013/10/09

「ランナウェイ 逃亡者」鑑賞

先日、「ランナウェイ 逃亡者」を観てきました。ロバート・レッドフォード監督作品(「声をかくす人」)。出演:ロバート・レッドフォード、シャイア・ラブーフ(「トランスフォーマー」「ウォール・ストリート」)、ジュリー・クリスティ、スーザン・サランドン、ニック・ノルティ、クリス・クーパー、テレンス・ハワード他。 

1969年、ベトナム戦争に反対を唱える過激派グループ“ウェザーマン”。元“ウェザーマン”メンバーの一人が逮捕されたことを契機に、再び事件が注目され、新聞記者のベン(シャイア・ラブーフ)は事件を追ううちに、愛娘を男手ひとつで育てている弁護士のジム・グラント(ロバート・レッドフォード)に行きつく。危機を察したジムは逃亡。FBIとベンが彼を追ううちに、事件の真相へと近づいていくのだった。

この情緒もへったくれもない「ランナウェイ 逃亡者」という邦題は失敗だと思います(原題は、「THE COMPANY YOU KEEP」)。確かに、無実の罪を晴らすために逃げる話しではありますが、逃げることが主題ではなく、愛する人を守るために、すべてをなげうって、最後の賭に出る話しですから、もう少し、邦題は考えた方が良かったのではと思いました。

元過激派グループの中心的存在だった主人公が、愛する娘のために、これまでの人生を捨ててでも、無実を証明するべく奔走します。その逃亡術は、実に計画的、用意周到で聡明。FBIは後手に周り、逃げる様は爽快感さえあります。ただし、御年77歳のレッドフォード、走る姿は悲壮感さえありますが。

それに対抗するかのように、頭脳をフル回転させて、挑むのが地方新聞の記者ベン。小さな手がかりを元に、ジム=ニックの行き先を絞っていきます。時代が違えば、明晰な頭脳を別の方向へ向けられていたかもという、想いも抱きつつ、クライマックスへと走り出します。30年間の葛藤、想いというのはどんなモノなのか?後悔、良心の呵責。どれだけのモノがニックとミミ(ジュリー・クリスティ)の間にあったのか?計り知れませんが、愛の一言だけでは片付けられないモノがあったのでしょう。そう言う意味では、

FBIの捜査の手をすり抜け30年近く行方をくらませていた過激派組織メンバーの姿を通し、社会の矛盾を描くサスペンス・スリラー。

2013/10/08

「スマイル、アゲイン」鑑賞

先日、「スマイル、アゲイン」を観てきました。ガブリエレ・ムッチーノ監督作品。出演:ジェラルド・バトラー(「エンド・オブ・ホワイトハウス」「マシンガン・プリーチャー」)、ジェシカ・ビール、ユマ・サーマン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、デニス・クエイド、ジュディー・グリア、ジェームズ・タッパー、エイダン・ポッター、ノア・ロマックス。

元サッカー選手のジョージ(ジェラルド・バトラー)は、元妻ステイシー(ジェシカ・ビール)と9歳の一人息子ルイス(ノア・ロマックス)が住む、バージニア州北部の街に越してくる。ジョージはルイスの所属するサッカーチームのコーチを引き受けることになり、彼の指導でボールを蹴る喜びを得ていく。しかし、チームスポンサーでもある実業家カール(デニス・クエイド)とその妻パティ(ユマ・サーマン)、元地方テレビ局勤務の主婦デニス(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)、バツイチのバーブ(ジュディ・グリア)ら保護者たちが、ルイスと歩み寄りたいジョージにとってちょっとした障害となっていくのだった。

ジョージが家族をないがしろにしたのが離婚の原因でしたが、いまさらながら、妻子とよりを戻したいと思っていたモノの、成長した息子とどう向き合えばよいか戸惑うばかりなうえ、ルイスからステイシーが近々再婚すると聞き、動揺していきます。

ジョージは、仕事も金もなく、酷い生活を送っていましたが、ひょんな事から、ルイスのサッカーチームのコーチをすることになります。そして、生活は一変。スポンサーからはちやほやされ、ママたちからも言い寄られる始末。

順調に勝利を重ねていくサッカーチームでしたが、元地方テレビ局勤務の主婦デニスの協力の下、スポーツキャスターの道が開けてきたのでした。しかし、それには、息子と離れ、引っ越さなければいけません。このまま、家族は離ればなれになってしまうのか?それとも・・・。

ラブコメディ的に、ユーモラスに描く前半に対して、終盤は、ジョージが知ったルイスの希望と仕事と狭間で揺れ動き、良き父親、良き大人として生きるべきと成長していく過程が描かれます。そして、別れの時。ようやく父子として絆を深めあうことができたのに、その手を離さなければいけない。涙、涙です。

スター選手として活躍するも、ケガで引退を余儀なくされた男が、音信不通だった妻子の元に戻り、良き父になろうと奮闘する姿を描くハートフル・ムービー。

2013/10/07

「ベルリンファイル」鑑賞

先日、「ベルリンファイル」を観てきました。リュ・スンワン監督作品。出演:ハ・ジョンウ(「チェイサー」「国家代表!?」) 、ハン・ソッキュ(「スカーレット・レター」「シュリ」)、リュ・スンボム、チョン・ジヒョン(「10人の泥棒たち」)他。 

ドイツの首都ベルリン。韓国情報院のエージェント、チョン・ジンス(ハン・ソッキュ)は、監視中、北朝鮮の秘密工作員、ピョ・ジョンソン(ハ・ジョンウ)に目をとめる。CIAやMI6のリストにも記録がない“ゴースト”と呼ぶべき謎の人物だった。在ベルリン北朝鮮大使館のリ・ハクス大使(イ・ギョンヨン)は、保安観察員トン・ミョンス(リュ・スンボム)から、通訳官でジョンソンの妻リョン・ジョンヒ(チョン・ジヒョン)が二重スパイだという情報を入手する。上司であるハクスから妻の調査を命じられたジョンソンは、ショックを受けながらも彼女への監視と尾行を開始。そして、自分たち夫婦が恐るべき陰謀に巻き込まれ、裏切り者に仕立てられたことを確信するのだった。

ドイツ・ベルリンを舞台にした、韓国と北朝鮮のスパイ同士の戦いを描きます。凄腕の北朝鮮工作員・ジョンソンとその妻ジョンヒの夫婦が大きな陰謀に巻き込まれ、裏切り者へと仕立て上げられ、仲間から追われます。それを助けるのが、かつての宿敵でもあった韓国のエージェント、ジンス。敵の敵は味方とばかり、連れ去られたジョンヒを助け出すために、ふたりは一時的に手を組み、アジトへと挑みますが・・・。

未だ戦争を継続しているという南北朝鮮。その争いは遠く離れた異国でも行われていたのでした。いったいこの争いはいつになったら終わりを告げるのか?いつか、この火種が火薬へと引火しないかと不安になってくる作品です。戦争は、すぐそこにあるという感じ。

アクションは、銃撃戦中心で、かなりの大迫力です。クライマックスのアジトでの戦いも、少ない戦力でいかに戦うのかというお手本のような感じでした。

そして、もう一つの物語の中心となるのは、ジョンソンとジョンヒの夫婦の愛。最初は諜報活動のために夫婦になっているのかのような、冷え切った関係に見えましたが、実はそうではなく、元から夫婦で、悲しい過去を抱えながら、それから逃れるべくドイツに来ているかのように悲しみに満ちていました。しかし、そこでもまた地獄の日々を送っていたふたり。輝ける未来はあるのか?

ベルリンを舞台に、北朝鮮と韓国のスパイによる壮絶な戦いが繰り広げられるサスペンス・アクション。

2013/10/04

NEW VAIO Proシリーズ来る!その10



先日、ソニーストアで、2013年夏モデルのNew VAIO Pro13 SVP1321A1Jを購入しました。

自宅と会社で違う設定で使っていましたので、以前使っていたパソコンでは、「VAIO Smart Network」を使用していましたが、本機には、この「VAIO Smart Network」がプリインストールされいませんでした。

フリーソフトで同様の機能のソフトがないか探してみましたが、どうもしっくりくるモノがありませんでした。諦めかけていた時、「VAIO Smart Network」に似たような画面をパソコン上で見つけたのです。

Net

[VAIOの設定]のなかの、[ネットワーク]-[ネットワークのプロファイル]を開きます。すると、見慣れた画面が表示されます。使用するネットワーク環境ごとに設定を保存します。

私の場合、会社ではIPアドレスを設定していますから、各数字を入力して保存します。自宅では、自動でIPアドレスを取得する設定にします。それぞれ名前を、「会社無線LAN」「自宅無線LAN」としました。

下部にある「プロファイルを自動で切り替える」にチェックが入っていることを確認して、設定は終了です。

あとは、無線LANの範囲に入れば、自動的に設定を切り替えてくれるという訳です。これで、面倒な設定の切り替えが自動でできるようになりました。あー良かった。

つづく。

ソニーストア

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2013/10/03

PSP「ぼくのなつやすみポータブル」その4

2011年8月から2年に渡ってプレイしてきた、「機動戦士ガンダム 新ギレンの野望」。ダウンロードシナリオを含めて全シナリオを、全レベルでクリアしたので、とりあえず終了としました。で、次に何をしようかと探したゲーム、PSP「ぼくのなつやすみポータブル ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!!」をはじめました。

3回目のなつやすみのプレイを開始しました。これまでの反省を活かし、取りこぼしがないように努めます。うっかり忘れてしまっていた、花火鑑賞や、内緒のホタル見物、アニキ君のお願い等も、もれなく消化していきます。凧揚げも、これまで2種類しか上げられませんでしたが、3回目にして、3種類目の凧も上げられました。

クリアをすると、これまでプレイで捕まえた昆虫をお気に入りに保存し、次回のプレイで使うことができるようになります。それも3匹。経験上、カブトムシ>クワガタムシという構図は覆せないという印象がありますから、カブトムシ、それも負けの少ない歴戦の勇士を選択し、3回目のなつやすみで使います。

こうすれば、早い内に虫相撲で好成績を収められますから、早めにてっぺん山に登るためのルートを教えてもらうことができます。

早めにてっぺん山へのルートを確保できましたので、そこにしかいないレア昆虫も採集することができました。昆虫は120種類ほどいるようですが、これまでは、かなり漏れがありましたが、3回目はかなり採集できました。のこり16種類と言うところまで来ましたが、コンプリートはできませんでした。心残りと言えばこの点だけでした。

様々なイベントを経験し、様々な遊びを体験し、夏休みは8月31日で終了してしまいます。当然ですが、またまた8月31日がやってきます。この感動的な別れのシーンは、何度見てもうるうるきてしまいます。心残りはあるものの、満足のいく夏休みを送ることができましたので、とりあえず、このゲームはここで終了ということにしようと思います。

昔からこのゲームの存在自体は知っていましたが、なかなか手が出ませんでした。しかし、やってみると、年代的にも私と同世代で、とにかく懐かしさがこみ上げて来ましたし、ワクワクドキドキを感じることができました。今日はこんな事をした、明日は何があるんだろう、どんな出来事が待っているんだろう。少年時代にはそんなときめきがあったに違いありません。そうした忘れてしまった想いを、追体験するには良いゲームでした。

で、この「ぼくのなつやすみ」にはシリーズがあります。PSPで言えば、「ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!」、「ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団ボクと秘密の地図」がありますしPS3のソフトで「ぼくのなつやすみ3 北国篇 小さなボクの大草原」等があります。シリーズ化されると言うことは、それなりに出来が良いと言うことでしょうから、いつか、他のシリーズもやってみようかと思っています。

さて次はどんなゲームをしようか。(了)

2013/10/02

「そして父になる」私的映画考Vol.286

先日、「そして父になる」を観てきました。是枝裕和監督作品。出演:福山雅治(「真夏の方程式」)、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、二宮慶多、ファン ショウゲン、大河内浩、風吹ジュン、國村隼、樹木希林、夏八木勲他。第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作品。

学歴、仕事、家庭といった自分の望むものを自分の手で掴み取ってきたエリート会社員・良多(福山雅治)のもとに、病院から連絡が入る。それは、良多とみどり(尾野真千子)との間の子が取り違えられていたというものだった。6年間愛情を注いできた息子が他人の子だったと知り、愕然とする良多とみどり。その後、取り違えられた先の雄大(リリー・フランキー)とゆかり(真木よう子)ら一家と会うようになり、血のつながりなのか、愛情をかけ一緒に過ごしてきた時間なのか。良多らの心は揺らぐのだった。

もし、こんな事が現実にあったらと考えると、とても辛く、身につまされる内容の物語です。我が子だと当たり前のように思っている子どもが、実は他人の子どもだった。実際、過去には、そのような事実はいくつもあったのでしょうが、昨今では、取り違えないように病院も、注意し、システム化しているのでしょうが、本作のように悪意のある第三者が、意図的に行えば、いくらでもこのような事件は起こるかもしれません。

ちょっと不思議に思ったのは、6歳の子どもに対して、本当のことをちゃんと説明しないという点。2,3歳の子どもであればいざ知らず、6,7歳であれば、ちゃんと説明知れば必ず理解してくれると思いますが、なぜしないのか?できないのか?する必要がないと思ったのか?

当然のごとく、派手な盛り上がりはありません。静かに淡々と描く中に、主人公たちの葛藤、それぞれの想いがにじみ出てくるという感じの作品になっています。ときおり、良い場面、良い台詞があり、ジーンと心に響きます。

中でも「血を大切に思うのは、親子の絆が希薄だから」という台詞は衝撃的でもありました。仕事の忙しさにかまけ、家庭を顧みず、母親に子育てを任せてきた良多。父子関係はうまくいっているとは思いつつも、どこかがおかしいと思っていた節のある良多。今ひとつ父親になりきれていないことに戸惑いながら、生物学的にも父親でなかったことを知らされた良多は、深く傷つき、さらなる葛藤へと繋がっていくのでした。

子どもの交換の段になり、実の息子との生活が始まりますが、あることをきっかけに、これまで育ててきた息子の想いに気づき、考えをあらため、行動に出るのでした。父親というのは、いつから父になるのか?子どもが生まれた瞬間?母親と違って、実感がないのは本音でしょう。だからこそ、重ねてきた年月、愛情、絆が大切なのでしょう。そして、いつしか本当の父になるのでしょう。

ラストシーンの後、二組の親子はどうなったのか?はっきりとは描かれてはいませんが、余韻のある良いシーンになっています。観る者に結末は託されているのでしょうが、どんなカタチが良いのか、模索は続くことでしょう。いずれにしても、きっと幸せに暮らしていくのでしょう。そう願いたい、そう思いたい。

自分だったら、どうするのだろうか?絆をとるのか?血をとるのか?何が大切なのか?何を尊重すべきなのか?様々な想いを抱きつつ、いろんな事を考えながら鑑賞することが出来ました。泣き所は幾度となく訪れ、観る人の立場、環境によって、違うことでしょう。子どもを持つ親も、これから親になろうとする方も、ぜひご覧いただきたい作品です。

6年間愛情を注ぎ、育ててきたわが子が、もし他人の子だったら? 突然、過酷な現実にさらされた2組の夫婦の姿を映し出すヒューマンドラマ。

2013/10/01

「31年目の夫婦げんか」鑑賞

先日、「31年目の夫婦げんか」を観てきました。デイヴィッド・フランケル監督作品。出演: メリル・ストリープ(「マーガレット・サッチャー」「ジュリー&ジュリア」)、トミー・リー・ジョーンズ(「リンカーン」「メン・イン・ブラック3」)、スティーヴ・カレル(「リトル・ミス・サンシャイン」)他。 

アーノルド(トミー・リー・ジョーンズ)とケイ(メリル・ストリープ)は結婚31年目の夫婦。いつのまにか寝室は別、趣味は違うし、毎日の日課や夫婦の会話も365日ほぼ同じ。そんな夫婦関係を見直したいと思い立ったケイは結婚生活のカウンセリング本を購入、著者のバーナード・フェルド医師(スティーヴ・カレル)のホームページにアクセスし、カウンセリングを予約。カウンセリングを重ねる内に、次第に夫婦の仲も良くなっていくのだが、いつしか、逆の方向へと向かってしまうのだった。

日本人とは夫婦関係の定義が少し違うとは感じていましたが、ここまで違うとは思いませんでした。確かに、子どもが独立したあとの夫婦というのは、退屈な様な気はしますが、そこはそれ、気持ちの持ち方で、いろいろと工夫はできるのかもしれません。その辺りの悩みや迷いをおもしろおかしく綴っていきます。

妻の身体に触ろうともしない夫。会話もほぼなく、日課と言えば、ゴルフ番組を観るばかり。新婚の頃のようなときめきや、新鮮な感動を再び取りもどしたい、夫婦の絆をさらに深めたいと願う妻。カウンセリングが始まると、様々な事実が露呈。その溝は深く、どこまでも平行線を辿るばかりでした。いったい、どうやって修復していくのか?

カウンセラー役のスティーヴ・カレルが良い味を出しています。ふたりの名優を相手に、あの手この手で、翻弄していきます。ちょっとにやけている顔が、まじめなのか、ふざけているのか分からない位に、何とも言えないおかしさを醸し出しています。

感動的だったのは、ラストの結婚式の模様。素敵なエンディングでした。マンネリ化した夫婦関係を見直すためには良い作品かもしれません。

結婚31年目を迎えた夫婦が直面する悩みや迷いといったリアルな問題を鮮やかに描いたハートフルムービー。

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