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2013/10/09

「ランナウェイ 逃亡者」鑑賞

先日、「ランナウェイ 逃亡者」を観てきました。ロバート・レッドフォード監督作品(「声をかくす人」)。出演:ロバート・レッドフォード、シャイア・ラブーフ(「トランスフォーマー」「ウォール・ストリート」)、ジュリー・クリスティ、スーザン・サランドン、ニック・ノルティ、クリス・クーパー、テレンス・ハワード他。 

1969年、ベトナム戦争に反対を唱える過激派グループ“ウェザーマン”。元“ウェザーマン”メンバーの一人が逮捕されたことを契機に、再び事件が注目され、新聞記者のベン(シャイア・ラブーフ)は事件を追ううちに、愛娘を男手ひとつで育てている弁護士のジム・グラント(ロバート・レッドフォード)に行きつく。危機を察したジムは逃亡。FBIとベンが彼を追ううちに、事件の真相へと近づいていくのだった。

この情緒もへったくれもない「ランナウェイ 逃亡者」という邦題は失敗だと思います(原題は、「THE COMPANY YOU KEEP」)。確かに、無実の罪を晴らすために逃げる話しではありますが、逃げることが主題ではなく、愛する人を守るために、すべてをなげうって、最後の賭に出る話しですから、もう少し、邦題は考えた方が良かったのではと思いました。

元過激派グループの中心的存在だった主人公が、愛する娘のために、これまでの人生を捨ててでも、無実を証明するべく奔走します。その逃亡術は、実に計画的、用意周到で聡明。FBIは後手に周り、逃げる様は爽快感さえあります。ただし、御年77歳のレッドフォード、走る姿は悲壮感さえありますが。

それに対抗するかのように、頭脳をフル回転させて、挑むのが地方新聞の記者ベン。小さな手がかりを元に、ジム=ニックの行き先を絞っていきます。時代が違えば、明晰な頭脳を別の方向へ向けられていたかもという、想いも抱きつつ、クライマックスへと走り出します。30年間の葛藤、想いというのはどんなモノなのか?後悔、良心の呵責。どれだけのモノがニックとミミ(ジュリー・クリスティ)の間にあったのか?計り知れませんが、愛の一言だけでは片付けられないモノがあったのでしょう。そう言う意味では、

FBIの捜査の手をすり抜け30年近く行方をくらませていた過激派組織メンバーの姿を通し、社会の矛盾を描くサスペンス・スリラー。

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