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2014/01/27

「バイロケーション 表」鑑賞

先日、「バイロケーション 表」を観てきました。安里麻里監督作品。原作:法条遙。出演:水川あさみ、千賀健永、高田翔、滝藤賢一、浅利陽介、酒井若菜、豊原功補他。 

桐村忍(水川あさみ)は、スーパーでニセ札の使用容疑をかけられてしまう。刑事の加納(滝藤賢一)に対して、ニセ札を使ったのは自分ではないと主張する忍だったが、そのままレストランへ連れて行かれる。そこでは、ある集まりが開かれていた。メンバーは、会を主催するのは飯塚(豊原功補)、大学生の御手洗巧(千賀健永)、主婦の門倉真由美(酒井若菜)、謎の少年・加賀美榮(高田翔)、そして加納。忍は彼らから、思いもよらない話を聞かされる。それは、自分と同じ容姿を持ちながら、全く別の人格を持つもう1人の自分、“バイロケーション”が存在するという事実だった。

「同時両所存在=バイロケーション」。超常現象の一つで、同一人物が、同時に複数の場所で存在が確認される現象のこと。世界中で実在報告されています。ドッペルゲンガーと似てはいますが、意志を持たないのに対して、バイロケーションは意志を持ち、普通に行動することが違っています。

で、そのバイロケーションに命をねらわれるというのが本作。オリジナルよりも凶暴な性格を持っているため、危険な存在という。しかし、その存在を目の当たりにした主人公・忍。煙のように消えてしまうバイロケーション。恐怖におののきます。

バイロケーションは一定時間が過ぎると、霧の様に消えてしまいます。出現する時が怖い。突然、現れたかと思うと眼球が左右逆方向にぐるりと回転します。実に不気味。その後は、普通に振る舞いますから、周囲の人は何事もなかったかのように接します。

メンバーたちは、それぞれにバイロケーションによる被害を受けており、なんとかしなければとは思いつつも、どうにもできないでいました。しかし、このままでは埒があかない。捕獲し殺害しようと試みます。そして悲劇が・・・。

主人公の忍は結婚している画家の卵。コンクールに出品するため、夫との生活とは別にアトリエとして真上の部屋を借りています。ここが本作のポイントでもあります。最後とのチャンスだと意気込む忍。しかし、そこには哀しい現実が潜んでいるのでした。

ド派手なアクションはありませんが、じわじわと忍び寄る感じの恐怖が次々と訪れます。実際にその場面に遭遇したらかなり怖いと想像しながら鑑賞しました。悲劇の連続で、ラストにも救いがなく、虚しさが残ります。

自分と全く同じ姿形の存在と遭遇するという、怪奇現象“バイロケーション”。もしその存在が自分の命を狙ってきたら?という恐怖を描くサスペンス・ホラー。引き続き、「バイロケーション 裏」も公開予定。こちらは、原作とは異なるエンディングが追加されているようです。どんな終わり方をするのか、こちらも楽しみです。

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