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2014/02/03

「ある愛へと続く旅」鑑賞

先日、「ある愛へと続く旅」を観てきました。セルジオ・カステリット監督作品。出演:ペネロペ・クルス(「悪の法則」「パイレーツ・オブ・カリビアン」)、エミール・ハーシュ(「スピード・レーサー」「イントゥ・ザ・ワイルド」)、アドナン・ハスコヴィッチ、サーデット・アクソイ、ジェーン・バーキン、ピエトロ・カステリット他。

ローマで暮らすジェンマ(ペネロペ・クルス)は、サラエボ時代の友人に誘われて息子ピエトロと共にボスニアへ向かう。街の風景を眺めながら、ピエトロの父である今は亡きディエゴ(エミール・ハーシュ)との深い愛を思い出していた。16年前、サラエボで出会い、夫婦となったジェンマとディエゴだが、切望する子どもが望めなかった彼らは代理母候補を探し、息子を授かるが、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争が勃発する。息子を連れて難を逃れたジェンマだが、ディエゴだけが街に残ってしまうのだった。

ローマで夫と息子と共に暮らすジェンマ。サラエボ時代の友人ゴイコ(アドナン・ハスコヴィッチ)から思わぬ電話をもらい、サラエボへ向かいます。そこで開催される写真展を訪れるために。思い返すのは、息子ピエトロの実の父であるディエゴとの日々。若かりし頃の恋の想い出。それは甘い日々でもありましたが、辛い想い出の方が多かったのでした。そして、明らかになっていく、ピエトロの出生の秘密。そこには、ディエゴの大いなる愛があったのでした。

それにしても、戦争(紛争)というのは、人を狂気に誘い、人とは思えない行動に走らせるモノなのでしょうか。ピエトロは生物学上の実の母と対面はするモノの、真実は明かされません。それでも、ピエトロには分かっていたのかもしれません。すべてを明るみにすることがしあわせなことではないでしょうし、それこそが、亡き父ディエゴの想いだったに違いありません。

20代から中年期までを演じ分けるペネロペ・クルスは見ものでした。愛らしい少女のような表情から、生活に疲れた主婦まで。メイクもあるのでしょうが、歩き方といい、立ち居振る舞いから、何とも言えない中年の悲哀さえ感じられました。

かつて青春時代を過ごしたサラエボを訪れたヒロインが亡き夫の愛を再確認する姿を描くラブストーリー。

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