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2014/04/15

「セッションズ」鑑賞

先日、「セッションズ」を観てきました。ベン・リューイン監督作品。出演:ジョン・ホークス、 ヘレン・ハント、ウィリアム・H・メイシー、ムーン・ブラッドグッド、アニカ・マークス他。

幼少時に発症したポリオが原因となって、30年以上も首から下が動かない状態にあるマーク(ジョン・ホークス)。思うように体を動かせないだけでなく、重度の呼吸障害も抱える彼は、“鉄の肺”と呼ぶ巨大な呼吸器の中で、一日のほとんどを暮らしている。美しいヘルパーのアマンダ(アニカ・マークス)に恋をして心身共に愛する女性と一つになりたいという思いを抱くようになる。ブレンダン神父(ウィリアム・H・メイシー)にも背中を押され、彼はセックスセラピストのシェリル(ヘレン・ハント)のもとを訪ねる。

実話を基にし、障害者の性を題材にしたヒューマンドラマ。首から下がまひして動けないマークは、ジャーナリストとして障害者の性について取材をはじめるのですが、その様子をおもしろおかしくユーモラスに描いています。いつもジョークを飛ばすマークもあって、そこには悲壮感はありません。

セラピーを進めていきますが、その逐一を神父のブレンダンに告解というよりは報告します。最初は戒律に反しているのではという想いもありましたが、人間として、男として、一個人として、マークを応援したくなっていくのでした。そこには何事にも前向きなマークの人となりもあるのでしょう。ウィリアム・H・メイシー演じるブレンダン神父が実に良い味を出していて、ふたりが友情を深めていく感じも良かったです。

セラピーの回数が進む内に、性への興味を超えて、シェリルに愛を感じていくマーク。そこには純粋は愛情があったに違いありません。分かれるシーンには、悲哀も込められていて、荘厳ささえ感じてしまいます。シェリルに対して崇高な想いさえあったのでしょう。

重度の障害を患った主人公が38歳で一大決心を下し、童貞喪失に挑む姿をユーモアを交えて描く人間ドラマ。

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