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2014/05/19

「それでも夜は明ける」鑑賞

先日、「それでも夜は明ける」を観てきました。スティーブ・マックイーン監督作品(「SHAME シェイム」)。出演:キウェテル・イジョフォー(「ソルト」「2012」)、マイケル・ファスベンダー(「悪の法則」)、ベネディクト・カンバーバッチ(「スター・トレック」)、ポール・ダノ、ポール・ジアマッティ、ルピタ・ニョンゴ、サラ・ポールソン、ブラッド・ピット、アルフレ・ウッダード他。第86回アカデミー賞、作品賞、助演女優賞(ルピタ・ニョンゴ)、脚色賞受賞作品。

1841年、アメリカ。ニューヨークで家族とともに暮らす自由黒人で音楽家のソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、突如誘拐され、奴隷としてアメリカ南部のニューオーリンズへ売り飛ばされてしまう。農園での労働を強いられ、狂信的な選民主義者エップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちからはむごい差別と虐待を受けながらも、ソロモンは決して人としての尊厳を失うまいと心に決める。いつかまた家族と再会できる日が来ることを信じ耐え忍ぶソロモン。そして12年もの歳月が流れたある日、奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バス(ブラッド・ピット)と出会い、これを機に彼の運命は大きく変わっていくのだった。

これが、実話に基づいた物語だというのだから驚くばかりです。これまでも、黒人奴隷の物語を見てきましたが、自由国人の身分から、一転、一歩南部へ足を踏み入れてしまうと、名前も変えられ、身分もなくなり、奴隷としての人生を歩むしか無くなると言うものでした。

そんな中でも生き残るために、どんな仕打ちをされても、どんな理不尽な扱いを受けても、利口に立ち回ることを選ぶ主人公。良き理解者となる白人もいましたが、誰もが保身のためであれば、彼を売ることもいとわない。信頼できると思いきや、裏切られ、それでもいつかこの境遇から脱出することを願うばかりです。こうなれば神も何もないのでしょうが、教育を施そうとする人もいるのです。

全体的には、たんたんとエピソードを積み重ねていきます。解釈に苦しむシーンもいくつかありますが、苦境であることには違いないと理解することにしました。そして、月日はあっと言う間に過ぎて行きます。そして12年。ついに、本当に信頼できる人物とめぐり逢います。わずかな希望をたぐり寄せ、運命は良い方向へと転がるように思えるのですが・・・。ソロモンの運命はいかに?

むち打たれるシーン等、虐待される奴隷の姿は悲惨きわまりないです。残酷とも言える扱いが多いので、鑑賞には注意が必要です。

奴隷制度廃止前の19世紀半ばのアメリカ南部を舞台に、すべてを失った黒人音楽家が、再び妻子と会うために希望を捨てずに生きた壮絶な12年の月日を描くヒューマンドラマ。

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