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2014/05/13

「ブルージャスミン」鑑賞

先日、「ブルージャスミン」を観てきました。ウディ・アレン監督作品。出演:ケイト・ブランシェット、アレック・ボールドウィン、ルイス C.K.、ボビー・カナヴェイル、アンドリュー・ダイス・クレイ、ジンジャー サリー・ホーキンス、ピーター・サースガード、マイケル・スタールバーグ他。第86回アカデミー賞主演女優賞受賞作品。

ニューヨークのセレブリティ界でもてはやされていたジャスミン(ケイト・ブランシェット)だが、実業家のハル(アレック・ボールドウィン)との結婚生活が破綻し、家庭も資産も失う。サンフランシスコで質素なアパートに住むシングルマザーの妹ジャンジャー(サリー・ホーキンス)のもとに身を寄せることになる。慣れない生活に神経をすり減らすジャスミンは、精神的にバランスを崩していく。そんな中、エリート外交官のドワイト(ピーター・サースガード)と出会い、以前のような生活を夢見はじめるジャスミンだったが、プライドと現実逃避から彼女は嘘を重ねていくのだった。

現在のサンフランシスコでの新生活と、過去のセレブなニューヨークでの生活が交互に描かれて行きます。面白いのは、なぜ家庭も資産も失ったのか?その原因がどこにあったのかが、徐々に解明されていくところ。それが、現在のジャスミンが精神的に壊れていく様とリンクしているようで、悲哀を通り越して、恐怖さえ覚えます。

嘘に嘘を塗り重ね、虚構の中に生きているかのようなジャスミン。そこに真実はなく、その虚構の中では、いつかばれるであろうことも思いもしなかったのかもしれません。そして、そんな自分のままでは、決して幸せは訪れないであろうことも。

病的で鬼気迫る迫真のケイト・ブランシェットの演技は、圧巻で、アカデミー賞主演女優賞も納得です。ラストシーンで見せる、ほぼすっぴんではないかという焦燥しきった顔が印象的でした。何が幸せなのだろうか?人生っていったいなんなのだろうか?何かに依存して生きる事とは?そこに何があるのだろう?様々なせつない感情が巡ります。

サンフランシスコを舞台に転落人生の中でもがき、精神を病んでいく女性の姿を描く人間ドラマ。

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